ノート:毒
テドロトキシンって、テトロドトキシンのTypo?
typoの意味はわからないが、テトロドトキシンのことだとおもう。ちなみにテトロドトキシンはフグの属名テトロドンからとってるので。愚愚ったけどわずか3件。調べけどそんなのでてこない。ゆえに間違い。来 国俊 04:04 2004年1月7日 (UTC)
>人類の歴史上、最も多くの人命を奪ったものは、刃物・火薬・核などではなく、毒物であると言われている。
これの根拠がよく分からないのですが、原典はなんでしょうか? もしこの通りなのだとしたら、なんという毒物が原因なのかも気になります。あと、自然毒も含めての話なのかも分かりません。惑星 2006年5月20日 (土) 23:53 (UTC)
- 多分それ、漫画のセリフの引用…うろ覚えで済まんが、『ARMS』って漫画の「猛毒~ヴェノム~」にて敵役がそんなセリフ言ってたと思う。一回通し読んだだけだから、単行本もってる人は確認してほしかったり(Amazonによれば同話掲載は7巻らしいです)。そんな訳で出典不明というか、情報価値がないと予測される記述として、削った方がいいと思います。--夜飛(話/歴) 2007年4月6日 (金) 17:58 (UTC)
ボツリヌストキシンについて
[編集]>LD50が最も小さいとされるものはボツリヌス菌の産生するボツリヌストキシンであり、そのLD50は0.0005mg/kgである。例えば人間では0.1gで20人の大人を死に至らしめうる毒性を持つ。
ボツリヌスの毒性は青酸カリの100万倍といわれますが、上記の記述とどうも符合しません。ミリとマイクロの間違え、キロ当たりと一人当たりの間違えなど、どこかでミスしてるのではないでしょうか?--惑星 2007年6月18日 (月) 19:12 (UTC)
- Wikipedia上の他のページの記述内容に合わせて書き直してみました。つくね 2007年6月22日 (金) 20:35 (UTC)
- 50kgの人なら致死量は50μgとなります。であれば1グラムは2万人の致死量となります。青酸カリは1グラムで4人分の致死量ですから、これから算出するとボツリヌストキシンは1グラムが400万人の致死量になります。情報源によって異なるデータが載っているようですね。でも数桁違うのは要調査です。--惑星 2007年6月22日 (金) 21:53 (UTC)
- 1μg=0.000000001g=1/1,000,000,000(10億分の1)gでいいんですよね?だとすると1g辺り2万人と言うのは少ない気がするのですが(10億kg/1g=2000万人/1g@人間一人を50kgと見積もった場合)なお、概算に用いた単位である「大人1kgあたり1μg」にはWikipediaのボツリヌストキシンの項目での説明を参照しました。何分専門家ではない為、検証や断言は出来ないのですが、現在探せるソースの中では(論文まで示している事も含め)最も信頼性が高いのではないかと判断しています。その上で、50kgを平均と見積もった場合、前述のとおり2000万人/gとなりますが、LD50値(半数致死量)である事、必ずしも専門家向けのページではない事などを踏まえ「1000万人以上」と言う表現が妥当ではないかと思った次第です。ただ、こちらの計算、あるいは単位の扱い、あるいはもっと根本的な部分(笑)が間違っている可能性もあるので、詳しい方にご確認頂ければ幸いに思います。つくね 2007年6月23日 (土) 00:04 (UTC)
- マイクロは100万分の1です。ミリが1000分の1で、その1000分の1ですから。『中毒百科』(内藤裕史)の解説によれば、ヒトの致死量(明記はないが別な箇所の誤投与例の文と比べると一人当たりと思われる)は0.5~5μgとされています。「ボツリヌストキシン」の説明は、もしかすると一人当たりのデータを1kgあたりのデータと誤記してしまったのではないでしょうか。今の記述が正しいとすれば、マウスの致死量とあまりにも差がありすぎますので。ただ、A型毒素とそれ以外で毒性が違うという可能性はありますが。テトロドトキシンも精製技術が上がるにつれ致死量も少ない数値が計測されるようになってきたそうなので、もしかするとこれも同じようなことがあったのではないかと思います。上記文献の最小値0.5μg(一人)をとれば、青酸カリの0.25グラム(一人)の50万分の1となり、数値はほぼ符合します。なお、前述の「100万倍」の根拠も上記書籍によるものです。--惑星 2007年6月23日 (土) 06:12 (UTC)
- なるほどー。どうやら自分はマイクロとナノを間違えると言う根本的なミスをやらかしてたみたいですね。お騒がせ致しました。ご指摘に従うと、やはり2万人前後と言う事になるでしょうか。いずれにせよボツリヌストキシンの項に記載されている値が正確であると言う前提での概算でしたので、それが間違っているかもしれないと言う話になると私の方では判断がつけられません。個人的には、指針としての「1g辺りn人」と言う数字は専門的な知識が無くとも毒性の強さをイメージしやすいのではないかと思いますのでそういった記述がある方が良い記事になるかと思っています。ですが、それによって読者に誤解を与えかねないと判断された場合は適宜編集・削除等して頂ければと思います。とりあえず、明らかな誤りである1000万人の表記は1万人に修正しておきますね。つくね 2007年6月23日 (土) 12:22 (UTC)
- どうやらその記事の参考論文がネットにあるようです。内容がよくわかりませんが、専門の方が見れば判明するかと思います。--惑星 2007年6月24日 (日) 02:23 (UTC)
- 関連でテタノスパスミンの記事を見ると、ここでも致死量の数値におかしなところが… ノートでは出典は外部リンクからとのことですが、そこと1桁違う上、ナノグラムと換算すると合わないという問題があります。毒性を一箇所直すと、他の記事との整合性をちゃんとしないといけませんし、その前に信頼できる出典を探す必要がありますね…--惑星 2007年6月23日 (土) 06:26 (UTC)
- こういった毒性の情報に関しては、RTECSというデータベースがありまして、致死毒性だけでなく皮膚刺激性などの情報が網羅的にまとめられてます。残念ながら有料ですし、私も手近に参照できるところの心当たりがないんで留保しているんですけど、日本でも大学の薬学部の図書館や、製薬系の企業などには、参照できるところがあると思います。ボツリヌス毒素やテタノスパスミンなどの細菌毒素についても、どなたかこれらの情報源を調査してくれればなあ、と思ってます。RTECS自体は有料ですけど、基本的には公開された情報を元にデータベースとしてまとめた、信頼できる情報源(二次資料)に該当するものですし、元になった論文等を調査する上でも有用だったと思いますので。--Y tambe 2007年6月24日 (日) 05:57 (UTC)
- ボツリヌス毒素の致死量を論じる上で、A型とB型、E型で異なる点、また経口・注射・腹腔内注入・気道からの吸入等、経路によって異なる点、さらに種差により作用発現が異なる為、動物実験の数値が単純にヒトに当てはめられないということに留意しなければいけません。人体を使って致死量を調べるわけにいきませんから、ボツリヌス毒素のヒトに対する致死量については、現時点で推定値以外ありません。ボツリヌス毒素の致死量に関して記述する際は、最低限、毒素産生菌の型と投与経路について触れるべきなのですが、国内の多くの一般向け出版物はその点が明記されておらず、著者によっては明らかに間違った記述も見られます。--M-lab 2007年6月24日 (日) 07:43 (UTC)
- こういった毒性の情報に関しては、RTECSというデータベースがありまして、致死毒性だけでなく皮膚刺激性などの情報が網羅的にまとめられてます。残念ながら有料ですし、私も手近に参照できるところの心当たりがないんで留保しているんですけど、日本でも大学の薬学部の図書館や、製薬系の企業などには、参照できるところがあると思います。ボツリヌス毒素やテタノスパスミンなどの細菌毒素についても、どなたかこれらの情報源を調査してくれればなあ、と思ってます。RTECS自体は有料ですけど、基本的には公開された情報を元にデータベースとしてまとめた、信頼できる情報源(二次資料)に該当するものですし、元になった論文等を調査する上でも有用だったと思いますので。--Y tambe 2007年6月24日 (日) 05:57 (UTC)
- テタノスパスミンで転記ミスをやらかしていました。すみません。あの項目に限らず、しかるべきデータベース上の値がとれるようでしたらばっさり上書きしていただければ助かります。よろしくお願いします。--スのG 2007年6月24日 (日) 13:28 (UTC)
上記の参照論文中に、以下のような文がありました。
A single gram of crystalline toxin, evenly dispersed and inhaled, would kill more than 1 million people, although technical factors would make such dissemination difficult.
英語はよくわからないので自信はないのですが、1グラムで100万人の致死量だと書いてあるように思えます。とすれば、現在の版の「1kg当たりの致死量1μg」は、「一人当たりの…」の間違いだと考えてよさそうですね。もちろん、テタノスパスミンの外部リンクのページでわかるように、型によって5倍くらいの差もあるようですし、摂取経路とかも考えると、ただ致死量とだけ書くのは問題がありそうです。専門的になってくると情報の判断が難しいです。
どこか一箇所に物質の致死量などのデータをまとめておく、というのが利便性が高そうです(毒性の一覧など)。あと毒関係の記事は類似した内容のが乱立している印象があるので(毒、中毒、毒性学、致死量など)、階層化するなどして整理するとすっきりすると思います。--惑星 2007年6月25日 (月) 03:04 (UTC)
- この文献、PATHOGENESIS AND CLINICAL MANIFESTATIONS の手前に
- The lethal dose of botulinum toxin for humans is not known but can be estimated from primate studies. By extrapolation, the lethal amounts of crystalline type A toxin for a 70-kg human would be approximately 0.09-0.15 µg intravenously or intramuscularly, 0.70-0.90 µg inhalationally, and 70 µg orally.
- という具体的な記述があります。現在の版の記述と矛盾はないようですが。--M-lab 2007年6月25日 (月) 14:47 (UTC)
- 経口かどうかで100倍も違うようですね。食物経由、注射双方で摂取の可能性がありますから、どちらかのみ、というわけには行かないですね・・・--惑星 2007年6月29日 (金) 10:20 (UTC)