ノート:正義の味方
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内容に関する疑問点
[編集]現時点での最新版に書かれている「この言葉は川内康範が月光仮面の主題歌で最初に使用した」という説明(版番20725795で追加され、版番46246659で出典が提示された記述)なのですが、どうも疑わしいです。◆NDLサーチで「正義の味方」というキーワードで検索してみたところ、この言葉を目次にを含み、かつ川内康範の『月光仮面』(1958年発表)よりも出版年が古い書籍が複数見つかりました。具体的には書籍1, 2, 3, 4, 5, 6です。それぞれリンク先の国会図書館デジタルコレクションのページで、ページ左端の「目次・巻号」タブをクリックして目次の中身をご確認ください。◆用例といってよいかどうかを判断するためには目次だけでなく書籍の中身を確認する必要があります。これらのデジタルコレクションは書籍1以外はいずれも国会図書館の館内限定公開ですが、国会図書館(東京本館)は新型コロナウイルス感染症対策として休館中であり、現在私にはこれらの書籍を閲覧することができません。◆後日となりますが書籍の中身を確認し、必要ならば記事本文の記述を修正するつもりです。--侵入者ウィリアム(会話) 2020年4月5日 (日) 22:44 (UTC)
- 情報 追加です。Google Booksで期間を指定して検索してみたところ、『月光仮面』以前の用例がさらに見つかりました。検索結果を元にいくつかピックアップします。
- 菱沼東洲(菱沼平治)「寄稿 正義と愛」、『女学雑誌』318号、1892年、20ページ(プレビュー、Google Books):「エマルソンの詩に曰く、/何人が戰ひ、何人が倒るゝとも、正義は
違 えに勝ちて、變ることなし。正義の味方に戰ふ者は、假令 十度び、百度び、屠らるゝとも、……」、エマルソンはラルフ・ワルド・エマーソンのことか?- 情報 この「エマルソンの詩」らしきものを見つけました。ラルフ・ワルド・エマーソンが1863年10月のアトランティック誌で発表した"Voluntaries"という詩(アトランティック誌のサイトで全文閲覧可能)の第4連後半の"Whoever fights, whoever falls, ..."以下の部分のようです。ただしかなり意訳されているようで、「正義は違えに勝ちて、変ることなし」に対応する英語原文は"Justice conquers evermore"、「正義の味方に戦う者は」に対応する原文は"he who battles on her side"といった具合でした。--侵入者ウィリアム(会話) 2020年6月28日 (日) 09:35 (UTC)
- 内村鑑三『後世への最大遺物』、1894年(オンライン版、青空文庫):「……今日われわれが正義の味方に立つときに……」
- 内村鑑三『宗教と現世』、1914年(オンライン版、国立国会図書館デジタルアーカイブ):8ページ「……正義が我等の天然性となりますまでは、我等は安全なる正義の味方と称する事は出来ません。……」
- 芥川龍之介『侏儒の言葉』、1927年(オンライン版、青空文庫):「武器」と題した節に「……日本は二千年来、常に『正義の味方』である。……」
- 菱沼東洲(菱沼平治)「寄稿 正義と愛」、『女学雑誌』318号、1892年、20ページ(プレビュー、Google Books):「エマルソンの詩に曰く、/何人が戰ひ、何人が倒るゝとも、正義は
- 取り急ぎご報告まで。--侵入者ウィリアム(会話) 2020年4月6日 (月) 23:17 (UTC)
- そもそもここは記事でなく曖昧さ回避なので、初出が何であるかという情報を書く場所ですらないのではないでしょうか。 --2001:240:2406:8209:1144:FE43:F61F:42F8 2020年4月7日 (火) 01:13 (UTC)
- 報告 曖昧さ回避ページで初出についてあまり長々と書くべきではないとのご指摘はわかります。しかし、初出に関する明らかに正しくない説だけが記述されている状態はもっと不適切です。「月光仮面が初出だと語られることがあるが、それ以前の用例が複数存在する」という形で、あまり長くならないように出典をつけて修正しました(差分)。--侵入者ウィリアム(会話) 2020年5月8日 (金) 10:41 (UTC)
- そもそもここは記事でなく曖昧さ回避なので、初出が何であるかという情報を書く場所ですらないのではないでしょうか。 --2001:240:2406:8209:1144:FE43:F61F:42F8 2020年4月7日 (火) 01:13 (UTC)