ノート:大転換の予兆
『5.その書籍の著者が歴史的に重要な人物であるため、その人物の著作であればいずれも特筆性を持つと考えられる場合』とありますが、受勲者であれば歴史に残るでしょう。だから、受勲のソース貼ればいいですね?--扇子す込むニス(会話) 2012年9月14日 (金) 08:45 (UTC)
受勲者であってかつ歴史上重要な人物でない、というのは不自然でしょう?念のため。--扇子す込むニス(会話) 2012年9月14日 (金) 08:49 (UTC)
- その文につけられた注釈「例えば、その人物の生涯なり、作品なりが、公的な教育機関において学習の対象となっているような場合です」も読んでください。また、英語版のガイドラインen:Wikipedia:Notability (books)#Criteriaで対応する場所を見ると、「This does not simply mean that the book's author is him/herself notable by Wikipedia's standards; rather, the book's author is of exceptional significance and the author's life and body of written work would be a common subject of academic study.」(これは、単に著者自身がウィキペディアの特筆性基準を満たすということではありません。著者が並はずれた重要性を持ち、その人生や著作が学術研究の一般的な対象となっているような場合を指します。)という記述があります。将来的な評価はもちろんわかりませんが、現時点でこの書籍の著者がこれらの条件を満たすとは思われません。
- 実際のところ、もしそれほどに重要なのであれば、個々の著作に対する第三者による書評・分析・研究も当然発表されているはずです。それらを出典として利用し、単なる内容の要約・紹介に留まらない記事に成長させるのが、もっともよい方策です。百科事典記事としても望ましく、特筆性を疑う議論の余地もなくなります。--Trca(会話) 2012年9月14日 (金) 09:04 (UTC)
加筆しました。小浜氏からの反響の件によって、「その書籍とは無関係の情報源で、瑣末でなく話題にされている」という条件を、多少は満たせたと思います。これは「複数の(情報源)」ということなので、今回は小浜逸郎の著作一つだけですので、全面的には満たしてないですが。もう一つの加筆事項、(栗本氏と師弟関係を結んだわけでもない)佐々木敦や仲正昌樹の(ブームから20年を経た)ニューアカ追想本に栗本氏の名前が欠かされずに挙げられていることから、1980年代ニューアカブームと言ったら、栗本氏は必要不可欠で代表的な存在ということになるでしょう。「公的教育機関において学習の対象になっている」というのは、あくまでも「例えば」の話ですよね。「日本思想史」というような物を編むとするなら、当然この時期のニューアカ&ポストモダン・ブームというのは避けて通れないわけで、ブームから20年後に代表的存在として回顧されたのなら、歴史的に重要な人物と言えるでしょう。ですから、①小浜氏が1990年代前半ごろの重要な思想家として栗本氏を選び、かつこの書籍を論評したこと、②佐々木氏や仲正氏がニューアカ回顧本で栗本氏を取り上げたこと、以上の二つの合わせ技で、特筆条件を満たせたと思いますが、いかがでしょうか?念のため、仲正氏や佐々木氏の著作で栗本氏が扱われたことを示すソースを(私的なブログなどからですが)、貼っておきます。
仲正氏(http://d.hatena.ne.jp/LondonBridge/20070421/1177139476 こちら⇒は気鋭の社会学者・立岩真也のサイト http://www.arsvi.com/b2000/0611nm.htm )、 佐々木氏(http://d.hatena.ne.jp/ymsk2002/20090808/1219215594) --扇子す込むニス(会話) 2012年9月15日 (土) 08:45 (UTC)
- 小浜氏による書評が加筆されたのは素晴らしいです。それほど特筆すべき重要人物の重要な著作ならば、この著作を対象とした書評・評論がこれだけということはないでしょうから、ぜひともこの調子で加筆を続けていただきたいと思います。そうすれば、特筆性タグを除去できるだけでなく、記事を単なる内容紹介に留まらない、百科事典にふさわしいものへと成長されることになります。--Trca(会話) 2012年9月15日 (土) 09:01 (UTC)
で、テンプレの削除は駄目ですか?合わせ技は効かない?--扇子す込むニス(会話) 2012年9月15日 (土) 09:12 (UTC)
- 回顧本では著者が取り上げられただけで本書が取り上げられたのでないなら、特筆性の基準には含められません。20年後に代表的存在とみなされるなどという予想は何の意味もありません。それはともかく、厳密には「複数」の要件は満たしませんが、外すことに拘りたければ外してもよいのではないでしょうか。現時点で、私は貼り直しはしません(他の方がどう判断されるかはわかりませんが)。それから小浜氏の著書ですが、Wikipedia:出典を明記するに従って、書誌情報・ページ数等も明記するようにしてください。--Trca(会話) 2012年9月15日 (土) 10:02 (UTC)
いや、予想ではなく、既成事実ですよ。1980年代にブームの渦中にあった人が2000年代に出た回顧本で代表的存在として取り上げられたので、「20年前の活動が、最近になって無関係な人たちから回顧されたのなら、その人物は歴史的存在と言えるのではないか」ということなのです、十年一昔と言いますからね。書誌情報の件は了解しました--扇子す込むニス(会話) 2012年9月15日 (土) 10:19 (UTC)