ノート:内田正練

名前の呼び方について

この方の名前正練ですがまさよしと呼ぶのが本当に正しいのでしょうか？英語表記がMasaren Uchidaになってるので質問しました。--Rain night 2019年8月6日 (火) 01:49 (UTC)[返信]

本項の出典として多用されている北海道大学の資料では「まさよし」になっています^[1]。いくつか調べたものの中で読みが示されていたものは以下の通りです。（ルビがない本が多かったです。）
- 「まさよし」表記
  - 国立国会図書館典拠データ^[2]、北海道大学資料^[1]、杢代『評伝田畑政治』2018年^[3]、読売新聞（2018年）^[4]、近藤『オリンピックを呼んだ男田畑政治』2019年^[5]
- 「せいれん」表記
  - 読売新聞（戦前）^[6]^[7]、東京朝日新聞（戦前）^[8]^[9]
- 「まされん」表記
  - 見つからず
人名を音読みする慣習が戦前にあったこと^[10]を考慮すれば、「まさよし」が正しいと言えるのではないかと思います。（練を「よし」と読むのは珍しく思えますが、人名訓として「よし」と読むことがあるそうです^[11]。）いずれの資料もルビが振ってあるだけで「『まさよし』が正しい」とは書かれていません。
“Masaren Uchida”はアントワープオリンピック出場時の選手登録上の表記だったようで、記録集にはこの表記で掲載されています^[12]。
なお、理由は不明ですが、内田正練とともにアントワープオリンピックに出場した選手には、名前の読みと英字表記が一致しない方が少なくありません。例えば、内田と同じ競泳の齋藤兼吉（かねきち）の“Kenkichi Saito”、陸上の野口源三郎（げんざぶろう）の“Gensabulo Noguchi”、テニスの熊谷一弥（くまがいいちや）の“Ichiya Kumagae”などが挙げられます。--Miyuki Meinaka（会話） 2019年8月16日 (金) 12:36 (UTC)[返信]
- 調査ありがとうございました。感謝します。--Rain night 2019年8月25日 (日) 06:29 (UTC)[返信]

出典

^ ^a ^b “内田正練とその時代―日本にクロールがもたらされた頃―”. 北海道大学総合博物館. p. 3 (2005年4月). 2019年8月16日閲覧。
^ “内田, 正練, 1898-1945”. Web NDL Authorities. 国立国会図書館. 2019年8月16日閲覧。
^ 杢代哲雄『評伝田畑政治オリンピックに生涯をささげた男』国書刊行会〈新装版〉、2018年6月25日、107頁。ISBN 978-4-336-06267-3。
^ 「五輪招致の男大河に浜松出身来年、主人公の1人 64年大会に尽力田畑政治」読売新聞2018年3月6日付朝刊、静岡版31ページ
^ 近藤隆夫『オリンピックを呼んだ男田畑政治』汐文社、2019年2月、18頁。ISBN 978-4-8113-2550-7。
^ 「春水未だ冷なるに勇ましき水泳豫選」読売新聞1920年4月23日付朝刊、5ページ
^ 「日本人は夏だけ泳ぐ夫が負けた原因―國際水泳選手内田正練氏談野口金栗兩氏も交々語る」読売新聞1920年11月7日付朝刊、5ページ
^ 「●水上大會 ▽意外にも鵜飼▽選手が敗れた」東京朝日新聞1916年9月9日付朝刊、5ページ
^ 杉浦和介「水泳敎授法」東京朝日新聞1927年8月21日付朝刊、3ページ
^ 三浦直人 (2016年). “伊藤博文をハクブンと呼ぶは「有職読み」にあらず―人名史研究における術語の吟味―”. 日本漢字能力検定協会. p. 22. 2019年8月16日閲覧。
^ “赤ちゃん命名ガイド/練”. 2019年8月16日閲覧。
^ Mallon, Bill; Bijkerk, Anthony Th. (2015-07-11). The 1920 Olympic Games: Results for All Competitors in All Events, with Commentary. Jefferson, North Carolina, USA: McFarland. p. 559. ISBN 978-0-7864-4070-2

外部リンク修正

編集者の皆さんこんにちは、

「内田正練」上の1個の外部リンクを修正しました。今回の編集の確認にご協力お願いします。もし何か疑問点がある場合、もしくはリンクや記事をボットの処理対象から外す必要がある場合は、こちらのFAQをご覧ください。以下の通り編集しました。

https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0333336/index.html にアーカイブ（ https://web.archive.org/web/20190710002701/https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0333336/index.html ）を追加

編集の確認が終わりましたら、下記のテンプレートの指示にしたがってURLの問題を修正してください。

ありがとうございました。—InternetArchiveBot (バグを報告する) 2020年5月29日 (金) 01:24 (UTC)[返信]

[a-1] “内田正練とその時代―日本にクロールがもたらされた頃―”. 北海道大学総合博物館. p. 3 (2005年4月). 2019年8月16日閲覧。

[2] “内田, 正練, 1898-1945”. Web NDL Authorities. 国立国会図書館. 2019年8月16日閲覧。

[3] 杢代哲雄『評伝田畑政治オリンピックに生涯をささげた男』国書刊行会〈新装版〉、2018年6月25日、107頁。ISBN 978-4-336-06267-3。

[4] 「五輪招致の男大河に浜松出身来年、主人公の1人 64年大会に尽力田畑政治」読売新聞2018年3月6日付朝刊、静岡版31ページ

[5] 近藤隆夫『オリンピックを呼んだ男田畑政治』汐文社、2019年2月、18頁。ISBN 978-4-8113-2550-7。

[6] 「春水未だ冷なるに勇ましき水泳豫選」読売新聞1920年4月23日付朝刊、5ページ

[7] 「日本人は夏だけ泳ぐ夫が負けた原因―國際水泳選手内田正練氏談野口金栗兩氏も交々語る」読売新聞1920年11月7日付朝刊、5ページ

[8] 「●水上大會 ▽意外にも鵜飼▽選手が敗れた」東京朝日新聞1916年9月9日付朝刊、5ページ

[9] 杉浦和介「水泳敎授法」東京朝日新聞1927年8月21日付朝刊、3ページ

[10] 三浦直人 (2016年). “伊藤博文をハクブンと呼ぶは「有職読み」にあらず―人名史研究における術語の吟味―”. 日本漢字能力検定協会. p. 22. 2019年8月16日閲覧。

[11] “赤ちゃん命名ガイド/練”. 2019年8月16日閲覧。

[12] Mallon, Bill; Bijkerk, Anthony Th. (2015-07-11). The 1920 Olympic Games: Results for All Competitors in All Events, with Commentary. Jefferson, North Carolina, USA: McFarland. p. 559. ISBN 978-0-7864-4070-2

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