ノート:八木秀次 (法学者)
この項目では存命人物を扱っているため、公式方針である存命人物の伝記を厳守する必要があります。訴訟になりそうな記述については、出典が明記されていなかったり、信頼性に乏しい情報源を出典としている場合、直ちに除去しなければなりません。{{要出典}}や{{要検証}}などのタグを貼るなどして記述の出典を求める行為は、このケースにおいては間違った対応です。そのような記述を残したままにしないでください。名誉毀損のおそれのある記述については特にこれが強く当てはまります。 |
批判的記述の削除や別人の記述があることについて
[編集]保護されている現在の記事ですけど、
- 遺伝への誤解に基づく主張を展開したり、ジェンダーフリーなど批判する対象をすべてマルクス主義にこじつけたり、それらに対する批判が存在するにも関わらず批判的な記述を削除している。
- 小林昭三や古賀勝次郎など、本来別項目を立てて記述すべき記述内容が掲載されている
といった問題があります。保護直前にもノートへの議論を喚起させるよう促したのですが、何回もリバートが繰り返された挙句保護される事態に陥ってしまいました。 この点に就いての議論を改めてここで始めてみませんか?--杉山真大 2005年12月18日 (日) 11:23 (UTC)(投稿時間付記)--経済準学士 2006年4月8日 (土) 10:27 (UTC)
- 遺伝への誤解、マルクス主義還元論についてあなたが思うのは勝手たが、それは思い込みの領域でしかない。学的論争をする場ではないので、そのような記述は控えた方がよい。さらに、そのような批判の存在があると言っているが、たとえあったとしても、かような批判に対して八木助教授が応答している事実がないので、そのような批判記述は載せるべきではない。さらに言えば、そうした批判は単なる批判にとどまっており、生産的でないものである可能性が高く、むしろ八木氏の立場そのものに対するイデオロギー批判を展開したいがために、行なわれていると考えられる。事典記述上、小林昭三名誉教授は八木氏の指導教授であり、中曽根康弘氏との三者関連は遍く知られていることであるし(政治学を知らないものはわからぬが)、古賀教授は「つくる会」の執筆者であるためレレバントである。関連記述として載せても一向に問題はない。以上で主張を終わりとする。今後議論には参加しないが、中傷的記述は、本人からの訴えなどを十分に考慮した上で控えるべきである。個人批判は特に注意されることを肝に銘じるべきである。--ぴぴろ2005年12月19日 (月) 14:45(UTC)(投稿時間付記)--経済準学士 2006年4月8日 (土) 10:27 (UTC)
- 例えば副島隆彦の記述では副島氏に就いての批判も記述されています。当の八木氏が応答されていないとしても彼に対しそのような見方が存在する事実は存在するし、それによって彼の立場を理解するための基本的な情報である訳ですから中傷的記述とは明らかに違います。小林昭三については指導教授としての記述は差し支えないとしても、兄弟弟子のことまで書くのは小林氏の項目を立てて記述した方が適切です。そうでなければ共著者・兄弟弟子・指導教授・弟子と本来の項目とは直接関係無い記述が増えてしまい、切りがありません。――で、「今後議論には参加しない」訳ですか?と言うことは合意に至る一切の努力を行わず、今後もリバートを繰り返すつもりなんですね?--杉山真大 2005年12月20日 (火) 12:07 (UTC)
- 何かと言うと「マルクス主義」のレッテル貼りで相手を攻撃しているのは事実なんですが。それにも目を瞑られます?--211.13.148.207 2006年1月13日 (金) 09:06 (UTC)
八木氏について。 >若手の政治学・法学徒には八木を支持するものが多い 百科事典にふさわしくない、曖昧な表現です。「若手」とは?また、「多い」とは? 左右の思想の問題以前に、こういう表現をすることがウィキペディアと相容れませんよ。
>憲法学の狭い分野にとらわれず、西洋の政治・法思想についての深い造詣と歴史観に裏打ちされた哲学的論考は、学界においても注目の的となっている。
こういう決まり文句でお茶を濁すのはいかがなものか。
>なお、八木が師事した小林昭三・早稲田大学政経学部名誉教授の門下生には、早稲田大学副総長の渡辺重範、早稲田大学教授の石田光義、駒澤大学教授の西修、駒澤大学教授の竹花光範などがいる
これも不正確。渡辺重範は、清水望(しみず・のぞむ)の弟子です。清水氏は、無教会キリスト教徒で、どちらかといえば、護憲派に近い。だいたい、学者の価値を副総長だのどこそこ大学教授だので図ろうとするのはこっけいです。 どうしても、周辺に言及したければ、“第一次憲法調査会委員を務めた大西邦敏の師系に属し、新田均は兄弟子に当たる。”とでも書いておけば十分です。MF2 2006年1月19日 (木) 12:25 (UTC)(投稿時間付記)--経済準学士 2006年4月8日 (土) 10:27 (UTC)
遺伝学への言及について
[編集]- 本文中の以下の既述について
>皇位継承問題に際しては遺伝学に言及して、万世一系の皇室に男系による継承が重要なのは神武天皇のY染色体を継承するからだと主張し、遺伝学に暗いことを自ら露呈した(Y染色体は男女の性別を決定するだけで、遺伝の継承には意味を持たない。また女系ではミトコンドリアDNAが継承されるが、男系継承ではあまり重要ではない)。
- 222.8.52.43氏によって後半が一部削られ、リバートされていますが、この既述は私の個人的意見ではありません。複数の生物学者に確認しましたが、Y染色体はあくまで男女の性別を決定するためにあるのであって遺伝的形質を継承するものではないようです。ヒト個人の遺伝的祖先をさかのぼれるのも女系を通してミトコンドリアDNAが継承されるからであって、男系はあまり影響しないようです。ゐ 2005年12月11日 (日) 16:52 (UTC)
- 八木氏の主張は決して間違いではないと思いますよ。確かにY染色体に乗っている遺伝子の数は推定78個と極端に少ないですが、Y染色体は(末端のごく一部分を除いて)、X染色体などの他の染色体のように「交叉」で遺伝子を交換することが無いため、Y染色体上の遺伝子は世代を経てもほとんど変化しないのです(それが遺伝的形質を受け継ぐことになるかどうかは別として)。母系からしか遺伝しないミトコンドリアDNAも同様のようですが、Y染色体のほうが塩基の置換速度が遅く、数倍変化しにくいとのことです。ミトコンドリアDNAのほうが解読されるのが早かったですし、DNAの量が多く、大量に収集しやすいので、女系の遺伝的祖先を遡るのによく使われていますが、Y染色体を使った遺伝鑑定もこのように行われています→[1]。また世界で少なくとも1600万人の男性がジンギスカンのY染色体を受け継いでいるとの研究→タイムズの記事(英語)や、Y染色体の分析によってユダヤ人とアラブ人が確かに同一の父祖から出ていると推察されるとの研究→[2]もあります。雑誌Newtonの2006年2月号でも、徳島大医学部の中堀豊教授が「何世代、何万年たとうとも、男系の家系がつづくかぎり、突然変異をのぞけば基本的にY染色体の塩基配列は変化しません。こうしたY染色体の特徴は、親子鑑定や、人類の足どりをたどる研究などに利用されています」とコメントされています。 もともと皇位が女系継承で来たのならば、代々ミトコンドリアDNAが受け継がれているのですから、それはそれで良いと思いますが、ここまで男系でY染色体を受け継いできたものが、女系に変わることでそれが途切れるのは事実です。(立花隆氏などはコラムでこの辺を誤解した意見を述べられていました) 皇室に代々受け継がれてきた身体の刻印ともいえるものがなくなるのは私は個人的に辛く感じますね。最後に、皇位継承問題について直接述べているわけではありませんが、Y染色体のDNAとミトコンドリアDNAについて中立的観点からよく分かるページをlinkしておきます→移住と風習とYとmt。 --くしなだ 2006年1月3日 (火) 15:37 (UTC)
- 222.8.52.43氏によって後半が一部削られ、リバートされていますが、この既述は私の個人的意見ではありません。複数の生物学者に確認しましたが、Y染色体はあくまで男女の性別を決定するためにあるのであって遺伝的形質を継承するものではないようです。ヒト個人の遺伝的祖先をさかのぼれるのも女系を通してミトコンドリアDNAが継承されるからであって、男系はあまり影響しないようです。ゐ 2005年12月11日 (日) 16:52 (UTC)
中立云々以前に、そういうある種トンデモな発言をしている事まで“好意的に”判断されるんですか?--211.13.148.207 2006年1月13日 (金) 09:08 (UTC)
- 八木氏の主張は決してトンデモとは言えないということを上で説明したつもりなのですが、同意していただけないということでしょうか。では、あなたは八木氏の、男系継承の正当性にY染色体を絡めた主張のどこがどのように「ある種トンデモ」であるとお考えなのでしょうか?その点から考えが違っていると思いますので、まずそこを具体的に示して欲しいのですが。 --くしなだ 2006年1月13日 (金) 12:14 (UTC)
ここで議論しているのは、Y染色体が皇位継承に及ぼす意義の是非です。幾人かの生物学者に確認したところ、染色体は男女の性別を決定するのであって、遺伝的形質の継承にはほとんど寄与しないだろうとされているということです。(神武など初期のオオキミが架空の存在であるとする説が有力であることや古代王朝交代説は別としても)古代のオオキミ・天皇の遺伝的形質は、男系子孫である現在の天皇・皇族には継承されていないということです。したがって、八木氏がY染色体説によって男系継承を擁護しようとしていることには、なんら遺伝学的根拠はないということです。ゐ 2006年1月13日 (金) 15:57 (UTC)(投稿時間付記)--経済準学士 2006年4月8日 (土) 10:27 (UTC)
八木秀次のシンパが彼を擁護したがる気持ちは痛いほどわかるのですが、残念ながら彼のY染色体継承説は完全に破綻しています。なぜなら、Y染色体は特殊な性質を持っていて、染色体における回文配列になっている部分が、染色体内で高い頻度で互いに組換えを行っていることが研究で明らかになっているからです。これは一世代で600塩基という大きな数で、要するに今上天皇と徳仁皇太子のY染色体がすでに違うんですよ! これが旧皇族と現皇族の間ならその差はとつてもなく大きく、ましてや神武天皇が実在したとしても、今上天皇のY染色体とまったく一致しないことが明かなのです。 それから、八木秀次を支持する法学者なんてほとんどいませんよ。いるとしたら名前を出してください。日本の憲法観を形成した芦部の憲法論と真逆な立場の八木秀次は、日本会議のような右翼団体を除けば、法学会では完全に無視されているのが現状です。--61.23.86.19 2006年1月21日 (土) 10:54(UTC)(署名付記)--経済準学士 2006年4月8日 (土) 10:27 (UTC)
↑
ここまで61.23.86.19氏のコメント。(次回以降、できれば署名をお願いします)
これより、くしなだのコメント。
↓
お二方とも誤解しておられるようですが、八木氏は何もY染色体によって古代の天皇の遺伝的形質が受け継がれているとは主張していないのではないですか?探してみましたが、そのように彼が主張しているのを見つけることができませんでした。彼の主張の要点は「実際に古代からあまり変化せずに身体的に受け継がれているものがある」ということです。 また、Y染色体の左右対称の鏡像配列の部分で互いに遺伝子交換が起こっていることは事実のようですが、X染色体の「交叉が起これば染色体の何割もが母親由来のものに置き換わる性質」と比べれば、変化の度合いは比較にならないほど小さいものです。600塩基対という数字が大きいとおっしゃられますが、約5100万塩基対中の600ですから大きくは無いでしょう。X染色体は交叉が起これば約1億6千万塩基対中の何千万塩基対が母親由来のものに置き換わるのですよ。また、鏡像の相手側と遺伝子を交換する仕組みは、基本的には突然変異が起こったときにY染色体を修復するための仕組みですから、むしろ染色体の安定化に寄与している面が大きいのです。交換の際にエラーが起こらなければ、基本的に鏡像なので交換しても配列は同じです。つまり、今上天皇と皇太子殿下のY染色体は違うといってもごくわずかですし、古代の天皇との違いも大きくはなく、Y染色体は徐々に徐々に変化しながら連綿と受け継がれてきたことになります。それを価値あるものだとする考え方は個人的にうなずけます。 最後に同志社大ITEC(技術・企業・国際競争力研究センター)の進化生物学の蔵琢也研究員のコメントを外部linkしておきます。ソースが産経ですからそういう思想の人を選んでいるのかもしれませんが、少なくとも理系の研究者として科学的事実に反することは言えないはずです。 --くしなだ 2006年1月25日 (水) 18:34 (UTC)
- >つまり、今上天皇と皇太子殿下のY染色体は違うといってもごくわずか←八木氏は、そのような最新の生物学的成果が論文で発表された後も、それを取り入れず(あるいは意識的に無視しているのか)、あたかも神武天皇のY染色体と今上天皇のY染色体が完璧に一致するかのごとき説を繰り返し主張してきました。その結果、天皇家のY染色体は古代から損なわれることなく完全に一致したまま引き継がれ来たのだ、と信じ込んでいる保守的な人々が大量に発生することになりました。そのような誤った認識を世間に広めてしまった責任はあまりに大きいでしょう。
しかも、しょせんY染色体継承説は仮説にすぎません。本当に科学的だと主張するなら、仮説を検証しなくてはなりませんが、古墳を掘り返して古代の天皇の遺伝子を採取する気がないどころか、旧皇族の方の遺伝子と今上天皇の遺伝子を比較するために遺伝子調査を要求することすらしていない。(そんな覚悟はもともとないでしょうが) 科学史上、仮説がそのまま正しいと認められることは極めてまれで、検証してみればまったく逆の結果がでることもよくあるのです。例えば、古代天皇の遺伝子を調査したら全然別系統だということが判明してしまうかもしれません。それが怖いからしないのか、それとも最初っから科学風の言説を政治利用することだけが念頭にあって、仮説を定説のごとく吹聴する気だったのか、わかりませんが、このように検証する意志もない仮説を「科学的に正しい」だとかあなたのように「科学的事実に反することは言えない」などと言うこと自体が、「擬似科学」そのものなのです。
それから蔵琢也という方のページを読みましたが、露骨に保守派寄りの方なので参考にはならないでしょう。元来、科学風の言説を政治利用しようと考える科学者は沢山おりました。戦前のナチスの優性思想を生み出した生物学者はまさにその典型でしょう。今回の八木氏の主張も、まるで科学的方法論を経ていない主張を、あたかも科学的に正しいかのごとく政治利用していることが問題の一つと言えるでしょう。
総じて、八木氏の説が科学的に検証されていないこと、最新の生物学の成果ともずれていることは、このウィキペディアにおいて明記する必要があると考えます。--61.23.86.19 2006年1月27日 (金) 12:50 (UTC)
- お返事が遅くなって申し訳ありません。以下にお返事を書かせていただきます。
- >あたかも神武天皇のY染色体と今上天皇のY染色体が完璧に一致するかのごとき説を繰り返し主張してきました。
- 男系継承がきちんと行われてきた場合でも、神武天皇というか古代の天皇のY染色体と今上天皇のY染色体は完全には一致しませんが、他の染色体とは比較にならないほど原型が保たれていることは事実ですよね。「わずかには違う」ということをはっきり言っていないからといって、間違いといえるでしょうか。突然変異や塩基交換時のエラーを除いてはそのまま受け継がれるわけですから、「(男系継承が続いている限り)古代の天皇のY染色体を受け継いでいる」と言ってもよいと思いますよ。それとも、八木氏が「完全に一致する」と言いきったことがあるのでしょうか。
- >古墳を掘り返して古代の天皇の遺伝子を採取する気がないどころか、旧皇族の方の遺伝子と今上天皇の遺伝子を比較するために遺伝子調査を要求することすらしていない。
- >古代天皇の遺伝子を調査したら全然別系統だということが判明してしまうかもしれません。
- これはまた論点が違いますね。男系継承をちゃんと行えばY染色体がほぼそのまま受け継がれていくということは、古代の天皇の遺伝子を調べるまでもなく、既に他の家系の調査などで実証されていることです。あなたの言っていることは、実際に建前どおり男系継承が続いているかどうかの検証の話であって、男系継承という継承方法に意味があるかどうかの話ではありません。八木氏や私の言っていることは、意味のある男系継承という方法をなぜここに来て止めてしまおうとするのかということです。もちろん、実際に男系継承が長きに亘って続いている場合と、実はどこかで途切れている場合とでは大きな違いがありますが、大事なのは男系継承というしきたりが長い間延々と続いてきたということであり、表立ってそれを覆すことは日本の歴史上無かったことなのだということです。前に別の記事のノートでも書きましたが、長い年月に渡って受け継がれてきたことはそれ自体で価値を持つと考えるのが保守派です。伝統にとらわれないリベラル主義の方々には理解しにくいことかもしれませんが、何百年も続いている祭りや伝統行事は、今年始まったばかりのお祭りよりも価値があると言えば少しはお分かりいただけるでしょうか。また、あなたの論点から言っても、少なくとも継体天皇以降で皇族男子の血を男系で受け継がない者に皇位を継がせた例はありませんから、あとは母親が浮気をして天皇以外の種の子に皇位を継がせたことがあるかどうかだけでしょう。あったとすれば、意味のある男系継承がある段階で汚されたということになりますが、それでも他国の王朝に比べればずっと長い期間に亘って男系継承が現在に至るまで実際に続いていることは確かでしょうし、男系継承というルールを守っていくことには意味があると考えます。男系と女系の入り混じった継承は、遺伝学的には最も意味を持たない継承方法ということになります。男系か女系かのどちらかに定めて、それをきちんと守っていく努力をすることが重要だと私は考えます。
- そろそろ大元の話題についても話していきたいのですが、ゐさんがお書きになったそもそもの記述はやはり改めるべきではないでしょうか。「遺伝学に暗いことを自ら露呈した」←この部分は明らかに言いすぎですし、「染色体は男女の性別を決定するだけで、遺伝の継承には意味を持たない。」←八木氏はY染色体によって遺伝的形質が受け継がれるとは言っていません。「また女系ではミトコンドリアDNAが継承されるが、男系継承ではあまり重要ではない」←この部分でゐさんが何をおっしゃりたかったのか必ずしも明確ではありませんが、誤解に基づく記述かと思われます。
- それで、例えば次のような記述ではいかがでしょうか。「皇位継承問題に際しては遺伝学に言及して、万世一系の皇室において男系による継承が重要なのは神武天皇のY染色体を継承するからだと主張している。Y染色体が世代を経てもあまり変化しないことは事実であるが、一方で遺伝的形質の継承にはほとんど寄与しないと考えられているため、Y染色体の継承を重視することに対して疑問や批判もある。」 --くしなだ 2006年2月4日 (土) 18:08 (UTC) (その後日本時間の2月9日0:00前後に修正を入れました)
- 大筋はくしなださんの修正案でよいと思いますが、少しく加筆して以下のようにしては如何でしょうか(下線部以外にも推敲した箇所あり)。
- 「皇位継承問題については遺伝学を援用し、日本の皇統において男系による継承が重要なのは神武天皇のY染色体を継承するからだと主張している。確かにY染色体が男系男子のみに遺伝し、世代を経てもあまり変化しないことは事実である。しかし一方で、Y染色体は遺伝形質の継承にはほとんど寄与しないと考えられており、そもそも過去8人10代の女性天皇は男系女子でありY染色体そのものを継承していないため、これによって男系継承の意義を説明しようとすることに対して疑問や批判もある。」
- ただし記事をどう修正するかと別に、これを本項で記述すべきかどうかには疑問もあります。この「Y染色体説」は、すでに八木1人だけでなく男系論者を中心に支持を広げつつありますが、同時に一部の男系論者からは迷惑がられています。また、引用する論者によってその言わんとする所は若干異なるようにも見られます。従ってこれを別項「皇位継承問題」あたりへ転記し、本文では
- 「皇位継承問題についても、日本の皇統において男系継承が重要なのは神武天皇のY染色体を継承するためだという、いわゆる「Y染色体説」などを早くから提唱し、現在では男系継承維持論を代表する理論家の1人となっている。」
- くらいにして、「保守主義の立場から…」の段落とくっつける(ただし「発言の趣旨、その根拠の信憑性については定評がある。」は削る)べきかと思います。実は、私が別項「皇位継承問題」にこのような記事を投稿しようと思い、こちらへはその下見様子見に来た次第なのです。いきなり現れてこんな提案をするのは心苦しいのですが、どうかご検討くださいませ。--井上経介 2006年2月12日 (日) 11:00 (UTC)
- 大筋はくしなださんの修正案でよいと思いますが、少しく加筆して以下のようにしては如何でしょうか(下線部以外にも推敲した箇所あり)。
くしなだ氏に返答。 >あなたの言っていることは、実際に建前どおり男系継承が続いているかどうかの検証の話であって、男系継承という継承方法に意味があるかどうかの話ではありません。八木氏や私の言っていることは、意味のある男系継承という方法をなぜここに来て止めてしまおうとするのかということです。
無茶苦茶な論理のスリカエのなさる御仁ですね。そもそも、八木氏は「Y染色体を継承している」から男系継承に「意味がある」と言えるのだ、と主張しているのですよ? ところが、「男系継承の有意味性の根拠の一つ」として「Y染色体継承」を科学的装いの元に主張したものの、その実態はまったく科学的検証を経ていない空論なわけです。科学的検証を無視した偽りの「科学的正しさ」を吹聴しておいて、それを批判されると、今度は「実際に科学的検証をしなくてもY染色体が継承されているに決まっている」と開き直るのはどうかと思いますよ。少なくとも継体天皇以前の皇族の遺伝子が入手できれば継体天皇で皇統が断絶したのかどうかが「科学的」に実証されますし、伏見宮系と現皇室が同じ男系なのかどうかも遺伝子検査で容易に「科学的」に判明します。この程度の検証も経ていない仮説が主張されているというのが問題の一つなのです。 それに、八木氏やあなたを含め保守派の方は「意味のある男系継承という方法をなぜここに来て止めてしまおうとするのか」と問い「長い年月に渡って受け継がれてきたことはそれ自体で価値を持つと考えるのが保守派です。」と言っており保守派にとっては「男系継承に意味があることは言わずもがなの自明の前提」なのですが、そもそも、そのような保守側の「自明」の前提が、男系維持の根拠として一般人にとっては「自明でもなんでもない」ために国民に受け入れられなさそうだから、「わざわざ」Y染色体継承説などという擬似科学的な主張をしなければならないハメになったのですよ?「何百年も続いている祭りや伝統行事は、今年始まったばかりのお祭りよりも価値がある」という伝統主義の論理だけで十分な説得力があれば、伝統主義とは相容れない生物学を持ち込む必要はなかったでしょう。 もう一点、もしかしたら保守派の方は科学というものをよくご存じないのかも知れませんが、科学史上、仮説がそのまま実証されることは希で、検証した結果仮説とはまったく逆の事実が判明することもあるのです。Y染色体継承説は、実際に遺伝子調査をしてしまったら逆の事実、つまり皇統が過去に断絶していた事実が明るみにされてしまうかもしれない「リスク」があるのです。(もちろん神話上の男系継承が科学的に実証される可能性も高いですがね) 万世一系という概念は神話を根拠にした思想なのですから、素直に歴史論や文化論で男系継承を主張すればよかった、しかしそれでは一般の支持を集められないから科学風の言説を持ち込むというトリックを使わざるを得なかった、しかししかし、その仮説は本当に科学的な検証をしてしまえば万世一系を根本から否定する事実をもたらしかねない諸刃の剣とも言えるリスクを持つ仮説であった。だから絶対に検証されることのない擬似科学にとどまりつづける……これがY染色体継承説の実態です。これは神武天皇が神話上の存在で実在さえさだかでないのに、「神武天皇のY染色体を今上天皇が継承している」などと八木氏が主張していることからも明かです。このような主張を「古代の天皇の遺伝子を調べるまでもなく、既に他の家系の調査などで実証されていることです。」として擁護するくしなだ氏は、科学というものをよくおわかりでないのではないかと思います。 もちろん、ウィキペディアは中立な記事が求められますから、八木氏が主張していることを記載するのは問題はありませんが、その説が科学的言説なのか、それとも擬似科学なのかは客観的に判断することが可能です。少なくとも、この仮説に対する科学的検証は行われていない程度の添え書きは必要でしょう。 それから、 >若手の政治学・法学徒には八木を支持するものが多い。憲法学の狭い分野にとらわれず、西洋の政治・法思想についての深い造詣と歴史観に裏打ちされた哲学的論考は、学界においても注目の的となっている。 この記事に関しては、誰が八木氏を支持しているのか、学会において注目の的となっているとは本当なのか、という点において明らかに根拠が不明なので削除した方がいいでしょう。--61.23.86.19 2006年2月15日 (水) 08:36 (UTC)(一部改訂後再掲載)
- 実名を出してくれないと、だれが八木氏支持しているのかわかりません。歴史修正主義者の中だけの、井の中の蛙では?--太宰由紀夫 2006年2月20日 (月) 18:26(UTC)(署名付記)--経済準学士 2006年4月8日 (土) 10:27 (UTC)
- 生物学や遺伝学には全く無知なもので、1つ教えてください。仮に「継体天皇以前の皇族」の陵墓を暴いたとしても、そこから染色体や遺伝子を抽出して比較分析することは可能なのでしょうか。--井上経介 2006年2月23日 (木) 13:48 (UTC)
- 死体の保存状況によるとしか言いようがないかと思われます。--以上の署名のないコメントは、220.51.175.80(会話/Whois)さんが 2006年8月31日 (木) 19:39 (UTC) に投稿したものです。
八木氏がY染色体に明確に言及していた事を示す文献を見つけましたので、どなたかこれを挿入の上「要出典」タグの解除をお願いします。「女性天皇容認論を排す 男系継承を守るため旧宮家から養子を迎えればよい:遺伝学の見地から考える」(日本財団図書館)--122.249.100.179 2008年10月14日 (火) 04:47 (UTC)
- ご提示いただいた文献を出典として記載しました。--Luna plena 2008年10月16日 (木) 12:46 (UTC)
Y染色体がどうのこうのという部分をコメントアウトしました。
>初代の男性のY染色体(Y1)は、どんなに直系から血が遠くなっても男系の男子には必ず継承されている。
例えば該当記事内に上のような記述がありますが、こんなわけの分からない珍説をのたまう生物系の学会はないでしょ。 疑似科学ですので、載せるのならそれを明示しないと、この記事を見て該当部分の内容を信じてしまう人がいるかもしれません。 --Kulole 2009年9月15日 (火) 12:25 (UTC)
これはギャグで言っているのか…?
[編集]- 保護されているので修正のしようがありませんけど、本文から引用。
- >若手の政治学・法学徒には八木を支持するものが多い。憲法学の狭い分野にとらわれず、西洋の政治・法思想についての深い造詣と歴史観に裏打ちされた哲学的論考は、学界においても注目の的となっている。
すみません、八木氏を支持してる若手の政治学者、法学者って具体的に誰?(笑)--218.227.169.49 2005年12月23日 (金) 08:24(UTC)--経済準学士 2006年4月8日 (土) 10:27 (UTC)
若手で支持するものが多いとあるが、聞いたことがない。国立国会図書館の雑誌検索リストでみると、憲法系雑誌での掲載論文もない。そもそも彼は憲法関係の学会に属しているのだろうか?もし支持されるといいたいならば、一体彼のどのような理論が支持されているのかを書くべきだろう。個人的な体験からいうと、憲法学者に八木氏が憲法学者だと言うと、「知らなかった」と驚き、嘆くか、嗤うかのどちらかである。--かがりひらく 2006年2月27日 (月) 17:35 (UTC)
あまりに媚びているのは、百科事典として、適さない。
[編集]- 支持しているものが、多いとは?深い造詣と歴史観に裏打ちされた哲学的論考とは、何だ?彼の書いた物は、どちらかと言うと、批判に晒されるべきものだと思います。ジェンダーフリー批判は、彼が主唱していることであり、掲載するべき!利用者:220.148.51.186 2006年2月23日 (木) 03:58(UTC)(署名付記)--経済準学士 2006年4月8日 (土) 10:27 (UTC)
『新しい歴史教科書をつくる会』について
[編集]2006年2月28日会長職を解任された後,3月地方組織の尽力で副会長に就任しました。また産経新聞によると,この夏にも,会長職に返り咲くそうです--従軍看護婦2006年4月2日(日) 05:53(UTC)(投稿時間付記)--経済準学士 2006年4月8日 (土) 10:27 (UTC)
つくる会の種子島会長、八木副会長は4月30日の理事会で 会長・副会長のみならず理事も辞任し、会そのものから離れると発表しました。
八木氏はFAXの無断通信で責任を取らされた模様。新しい歴史教科書をつくる会のホームページより。--ass2006年5月2日(火) 1:01 (utc)
その他
[編集][怪文書][ガセネタ]の記述、なぜ削除するのか。出典はあげてある。請う、理由。 削除した管理人(?)は、中傷と判断したのかもしれないが、中傷と取られかねないような事を八木がしているのだから仕方ない。人は、特に公人はその行動に責任を持たねばならない。私が書いた内容は嘘ではなく真実、だから中傷ではない。---総持庄一(会話) 2015年5月31日 (日) 02:34 (UTC)
返信 除去した者です。理由は要約欄に書きましたが、「文章が取り留めなくてよくわからないのと、『噂や執筆者の憶測』的な記述」であるからです。記述の出だしが「西尾宅にファクスで送られた~」といきなり西尾宅と書かれていても通常誰のことか何のことかわかりません。『噂や執筆者の憶測』については、出典が西尾幹二氏の著書でありますが、否定的な記述や中傷となりうる記述に一次資料のみでは出典として使用することはできません。八木氏が何をしたかや真実であるかどうかは現段階では判断する基準にはなりません。
--Whitesell(会話) 2015年5月31日 (日) 03:46 (UTC)
以下
- 「出だしが西尾宅」は了解。怪文書を送った本人が誰かも、怪文書の意図も、送った本人にしか分からない。それを分かりにくいと言われても。怪文書は、私信、フジテレビの日枝による八木への支持、風刺漫画などだったとされている。書いたほうが良いなら、書かないことはない。要は、私信が本人の了解を得ずに怪文書に使われ、それに八木が深く関わっていること、W記者も加わった謀略だったことは十分伝わるはず。
- 「噂や執筆者の憶測的な記述」とはどの部分か?万一「離党平成13年というガセネタ」の部分なら、西尾氏は著書で、藤岡氏の証言を引いて証明している。なんなら、その部分も記述する。問題は、保守言論人が公安の情報などという、誰が聞いても「公安がそんなもの出すのか」というものを「公安調査庁に知人がいて確証を得たとして」反対派の藤岡氏の信用失墜を図った事だ。それが伝われば、十分と思う。請う、意味のある返事。---総持庄一(会話) 2015年6月1日 (月) 06:45 (UTC)
返信 「噂や執筆者の憶測的な記述」とはどの部分か?→全てです。最大の問題は出典の信頼性であり、二次資料及び三次資料が必要です。西尾氏の著書に信憑性があったとしても西尾氏のレポートしか用意できない場合は載せてはいけない、これがウィキペディアのルールです。総持庄一さんが加筆した部分を報じた別のメディアはないでしょうか?産経や朝日等の新聞で報じられている場合は記載を検討できると考えても良いかもしれません。
--Whitesell(会話) 2015年6月1日 (月) 12:05 (UTC)
以下
- 西尾幹二氏は第三者ではないが、S事務局長は第三者と認定してよいだろう。その証言によって理事諸氏は事実関係を納得し、一方の八木は「つくる会」から、言い訳もできずに去らねばならなかった。このS事務局長の証言を、西尾著作に書かれたものだから”公正ではない”などとするなら、言論そのものが成り立たない。私はその部分(S証言)を中心に引用した。
- 「ガセネタ」の方は、”公正”以前の問題で、公安情報と証するものをメディアまで使って拡散した事実だけを言っている。それは『諸君!』や『SAPIO』にまで書いた事実で証明されている。「ガセネタ」を「真偽不明の情報」とし、《八木氏は藤岡氏の日共離党平成13年という真偽不明のメールを公安調査庁に知人がいて確証を得たとして、あちこち持ち歩き、(つくる会)理事会の反藤岡工作に利用した。『諸君!』や『SAPIO』にまで書いた》とするなら、管理人も承知するのか?---総持庄一(会話) 2015年6月3日 (水) 05:14 (UTC)
返信 いや、公正かどうかや事実かどうかや経緯がどうかではなく、出典が不十分な点が問題なのです。S事務局長が第三者だから三次資料ということにはなりません。結論的に言えば、当事者と関わりのない新聞や雑誌などによって報じられている出典が別途必要です。Wikipedia:独自研究は載せない#資料を参照していただければと思います。--Whitesell(会話) 2015年6月3日 (水) 07:06 (UTC)
話が逆だ。公正を担保する為、二次三次資料を示すのが望ましいということ。西尾氏が公正を担保する為、第三者のS氏の証言を引いている。それで完結している。新たに公正さを要求する二次三次資料など、この場合必要ない。「新聞や雑誌などによって報じられている出典が別途必要です」とするなら、世の中、新聞雑誌の報じない事は、無かった事になる。そんなバカな。---総持庄一(会話) 2015年6月3日 (水) 10:18 (UTC)
返信 総持庄一さん、これはウィキペディアの基本的な方針なのであって、私個人の意見ではないのです。ちなみに、「新聞や雑誌などによって報じられている出典が別途必要です」というのは、存命人物の伝記における否定的な記述や中傷となりうる記述においては特に強く順守しなければならないということです。Wikipedia:存命人物の伝記#信頼できる情報源から引用しますと、「自主公表された本や新聞、ウェブサイトやブログによる情報は、伝記本人のものでない限り、決して使うべきではありません」とあります。この方針に不服がある場合はWikipedia‐ノート:存命人物の伝記にて問題提起してみてください。--Whitesell(会話) 2015年6月3日 (水) 17:17 (UTC)
「自主公表された本」を「使うべきではありません」とは何のこと?『国家と謝罪』は、自費出版などではなく、徳間書店から正式に出ている。---総持庄一(会話) 2015年6月4日 (木) 07:53 (UTC)
返信 自主公表は自費出版という意味ではなく、今回で言えば西尾氏の自主的な著書という意味になるのではないのでしょうか。この点は私も定かではないです。いずれにせよ論点は他の資料があるかないかだと思います。--Whitesell(会話) 2015年6月4日 (木) 19:13 (UTC)