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ノート:ラブレー (競走馬)

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体高に関して。

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「体高は約15.2ハンド(約154センチメートル)」という記述に{{要出典範囲}}を付けました。ハンド (単位) に説明がありますけれど、元の表記が“15.2 hands”であれば15ハンド2インチ=62インチ(≒157センチメートル)の意味で、60.8インチ(≒154センチメートル)ではありません。

サラブレッドヘリテイジだろうかと思いRabelaisの項を確認したのですが、そもそもここには体高に関する記述がないようです。--霧木諒二会話2023年10月28日 (土) 03:39 (UTC)[返信]

情報
  • 『サラブレッドの世界』(サー・チャールズ・レスター、佐藤正人訳、1971)- p.30に、「小さい馬は、大きい馬に比べて不利だ」という話があり、そこに次のような記述があります。
 このような馬にはハイペリオン(1930)、チョーサー(1900)、ハンプトン(1872)、ラブレー(1900)、コロラドー(1923)などがある。これらはすべて約15.2あるいはそれ以下であった。(訳注 15.2というのは、勿論15.2ハンドのことで、1ハンドは4インチ。メートルにすると、15.2ハンドは約154センチになる)
サー・チャールズ・レスター著、佐藤正人訳、『サラブレッドの世界』、サラブレッド血統センター、1971。p.30
なんか「15.2ハンド=154センチ」は、ここが出どころの感じがします。ラブレーもいますし。訳注なので、これを言っているのはレスターではなくあくまで訳者の佐藤正人。
毎度になりますが、この「15.xハンド」表記の「.x」部の解釈ですよねえ。もしも仮に佐藤が正しいのだとすると、いままでの「15.2ハンド」は「15ハンド2インチ」のことだって話がまたひっくり返ってしまいます・・・うーん・・・1971だし、佐藤が間違ったのではないかなあと思いますが、自信をもって断言とかはできないです・・・
いずれにしても「ラブレーの体高は15.2ハンドです」と言っているわけではないので、そこもどうなんだという感じ。
  • 『世界の名馬』(原田1970) - ラブレーの項はなし。セントサイモン(父)、リボー(ラブレーの直系子孫)の項を確認しましたが記述なし。リボーのサイズの言及はありましたが、引退時の「体高162.6」との表記で、ハンド表記はなし。(リボーは「イルピッコロ(ちびっこ)」の渾名をもつ「小柄な馬」というエピソードがあり、そのつながりでラブレーの馬格に言及する情報源はどこかにあるのかも。)
  • 『新・世界の名馬』(原田1993) - 記述なし。索引でラブレーを探すと1箇所だけ、シーバードの項で血統に「ラブレーのインブリードがある」というだけ。リボー系のアレッジドの項にもまったく出てこない。原田先生うたがってごめんなさい。
  • 山野『伝説の名馬』シリーズ。ラブレー回は無い。Ⅰにリボー回があるもののラブレーの言及なし。セントサイモン系のラフレシ回では、ラフレシについて「15.3ハンド」(の「少々貧弱に見える」云々)の言及があるものの、cm換算値は書かれていない。同系のセプター回も記述なし。Ⅱにサンシモン(セントサイモン)回があり、サンシモンを「16ハンド」としている。ラブレーの言及はなし。同巻アレッジド回にも言及なし。
  • 『世界百名馬』(JRAPRC1978) - ラブレー回なし。セントサイモン回に言及なし。同系のラフレッシュ、パーシモン、セプター、チョーサー、リボーにも記述なし。
  • 『名馬の血統』(山野1977)・『最新名馬の血統』(山野1982)- ラブレー系の解説、ラブレー自身の戦績の記述はあるが、馬格に関する記載なし。
  • 『競馬の世界史』(原田訳1676) - ラブレーの言及は2箇所あるが馬格の話はなし。
  • 『Biographical Encyclopedia of British Flat Racing』(Mortimerほか1978) - ラブレーが単独項目で記載。「Rabelais was a rather small bay colt by St.Simon」(ラブレーはセントサイモン産駒で小柄な鹿毛の牡馬)という記述があるが、具体的な数値はなし。
  • 『世界の競馬と生産』(ブルーソン1976)-p.79にラブレーの名があるが、馬格の話はなし。
「馬格が小さい」話といえば、リボー、ハイペリオン、ノーザンダンサーあたりが定番。もしかするとハイペリオンやノーザンダンサーの解説のなかで言及がある?
血統的には、トウルビヨンの母父ダーバーがラブレー産駒なので、トウルビヨンの話の中に出てくるか?
「ハンド」だけ書いておいて、cm換算値は載せない(逃げる)というのも選択肢かと思いますが、そもそも「15.2」の出どころもまだ不明。--柒月例祭会話2023年10月28日 (土) 11:13 (UTC)[返信]
情報 調査ありがとうございます。pedigreequery.comにも記載ないし、American Classic Pedigreesにはそもそも記事がないのですね。
もしかして、と思って画像を引っ張ってきた Le Sport universel illustré 1908年12月13日号を見たら、以下の記述がありました。
De taille à peine moyenne, bien que son garrot élevé lui fasse attribuer 1. m 62,(後略) — J. R.、Le Sport universel illustré No. 644 (13 décembre 1908)
これを機械翻訳にかけると「ギリギリ平均程度の馬格だが、体高は鬐甲が高いので1.62メートルある」と書いてあるようです。フランスなんでメートル法ですが、これは『サラブレッドの世界』の記述とも異なりますね…。引退後に成長したとかなければ、逆にそんなに小柄な馬とはいえなさそうな。--霧木諒二会話2023年10月28日 (土) 12:15 (UTC)[返信]
報告 Names in Pedigrees (1939) にラブレー回がありましたが、馬格についての記載はないようです。暫定的な対処として体高についての記述をコメントアウトしました。--霧木諒二会話2023年11月11日 (土) 10:20 (UTC)[返信]