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ノート:ラブリー (犬種)

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内容の信頼性について

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簡単な調査を行った限り、本記事で解説されている犬種の実在を確認することができません。ラブリ(Labrit)の用例は多少確認できますが、ピレニアン・シープドッグの別名として扱われています。

まず『デズモンド・モリスの犬種事典』では、ラブリまたはそれに類する見出しはなく、ピレニアン・シープドッグの項(p.349)に、別名の一つとして「ラブリ(Labrit、Labri)」が掲載されています。念のために、本記事で祖先とされているブリアールとラブラドール・リトリーバーも見ましたが、該当する記載はありません。日本語で検索すると、個人サイトが見つかりますが、「血統的にはピレニアン・シープドッグが関係あるのか、名前が出てきます」とある以外に詳細な情報はありません。英語では、[1] (PDF, アメリカの動物病院のウェブサイトに掲載されている発表資料) およびあるウェブサイトで、やはりPyrenean Sheep DogまたはPyrenean Shepherdの別名として扱われてます。

『デズモンド・モリスの犬種事典』によれば、ピレニアン・シープドッグは、ブリアールを祖先とするという説があったものの最近では否定的で、古い原産種であるという説が有力のようです。1926年には犬種として承認されたという記述があります。これは、20世紀後半にブリアールとラブラドール・レトリーバーを掛け合わせて作出されたという本記事の内容とは明確に矛盾します。その他の記述も、『デズモンド・モリスの犬種事典』と本記事の間では、フランス産の牧羊犬であるということ以外に一致する内容は見当たりません。したがって、本記事がピレニアン・シープドッグを解説していて、ただ記事名には別名を使っている、と考えることもできません。

そもそも、20世紀後半という比較的新しい時期にフランスで作出され(その経緯も詳細にわかっていて)、批判の対象になり(すなわち一定の注目を浴び)、アメリカに輸出もされたような犬種がもし実在しているとすれば、これほどまでに情報が得られず、網羅的な犬種の掲載を目指した『デズモンド・モリスの犬種事典』で一言の言及もないというのは信じがたいことです。追加の情報源が得られない限り、本記事の内容の信頼性には深刻な疑問があると言わざるを得ません。--Trca会話2015年7月3日 (金) 14:10 (UTC)[返信]

とりあえずオンラインの情報しか見ていませんが、フランス語の文献をみるとLabritは地名のようです。fr:Berger des Pyrénéesとかwikt:fr:labritにもそう書かれてます。ピレニアン・シープドッグより大きめとはいろいろなところに書いてありますが、それ以外の内容は独自研究のようですね。--Aotake会話2015年8月29日 (土) 00:38 (UTC)[返信]