ノート:ミサイル防衛
「実力行使としては、(その実用性が疑わしい)ミサイル防衛以外の手段は、考えにくいことになる。」ですが。以前はともかく、MDの精度は実験を重ねるうちに最近はどんどん上がってきているとされていますが(追加の実験自体はマイナーチェンジした型を試すためで精度不足が原因ではありません)。予算自体はもう出てますし、技術的にも「実用性が疑わしい」は、不適切な表記だと思うのですが。124.98.46.107 2007年3月29日 (木) 09:18 (UTC)
確かに銃弾より速い物体を銃弾より速い物体で打ち落とすことは今日的には普通のことですね。それとは別件ですが、湾岸戦争での戦訓から弾道ミサイル移動式発射機への航空攻撃は成功例が意外に少なく「コストパフォーマンスのみを追求すれば先制攻撃(予防攻撃)がもっとも効果的」の部分は弾道ミサイルへの対策を考える上でちょっと事実に即していないように思えるのですが、異論のある方は居られますでしょうか。利用者:YAPON 2007年3月11日 23:02
- ずいぶん間があいてしまいましたが、上記の点でとくにご異論も無いようですので、関係箇所を編集しました(スカッド移動発射機に対する攻撃では、出撃回数1561回に対して戦果は数両の破壊のみ。 参考:「軍事研究」1998年11月号 143-145頁)。--YAPON 2009年4月27日 (月) 13:38 (UTC)
批判と反論の「銃弾を銃弾で撃ち落とそうとするようなもので」の部分はの議論はMDとはあまり関係無い話になるのでカットした方が言いと思うのですが。具体的に言うと自動射撃統制装置付きの火器(CIWSとか)ならそこまで難しい事は無いって話になるのであんまりMDとは関係無いと判断しました。124.98.46.107 2007年2月17日 (土) 11:47 (UTC)
コウタさんへ。そういうのはこっちでやりましょう。
基本的にソースはこれです。
http://www.mda.mil/mdalink/pdf/05news0010.pdf
>現在配備されはじめたブロックIのSM-3はノドンのような中距離弾頭分離型弾道ミサイルの迎撃実験はやっていませんよね?
includes the Standard Missile-3 (SM-3) BlockI missile.(中略)a medium-range separating target was launchedとあります。
>しかも2005年11月17日の迎撃実験は高度160kmでした。
最頂点に達してから落下に入った段階で迎撃したようです。最頂点で迎撃しなければいけないという理由があるんでしょうか?
PAC-3は中距離弾道ミサイルに対する迎撃実験はやっていないようです。
ロフテッド軌道については存じませんでした。--トーン 2006年5月28日 (日) 05:30 (UTC)
トーンさん、こんにちは!
ここで議論を始めること、了解しました。
最初に謝罪をします。
書き込む場所が不適切であったこと、失礼しました。
それと高度160kmのSM-3の迎撃実験(2005年11月17日)が現在開発中のブロックIIであると発言したこと、すみませんでした。
オレの思い込みでした。(以後、気をつけます!)
さて、2005年11月17日の迎撃実験ですが、標的中距離弾道ミサイルはカウアイ島のミサイル発射基地から発射されてから10分後、カウアイ島の北西600km、高度約160kmの上空でSM-3(ブロックI、2004年式)に迎撃されました。
残念ながらノドンをこれから配備されるSM-3(ブロックI、2004年式)で本当に迎撃できるか、この迎撃実験では証明できていません。 ノドンは約10分で1300km(最高到達高度300~400km)飛ぶと言われています。 2005年11月17日の迎撃実験で使用された標的中距離弾道ミサイルは、ノドンの半分程度の速度であったと考えられますので、この迎撃実験が成功したからといって、ノドンもSM-3(ブロックI、2004年式)で迎撃できるとは言い切れません。
あと最高到達高度付近で標的の弾頭の速度は最も遅くなるので、SM-3のキネティック弾頭はこの時に待ち伏せするような形で標的の弾頭を破壊するらしいですよ。 (キネティック弾頭はそんなに速く動けない弱点があります。) 仮にですね、2005年11月17日の迎撃実験に使用した標的中距離弾道ミサイルが既に大気圏に突入するミッドコースの最終段階であったのならば、その飛距離は短距離弾道ミサイルのレベルということで、やはりノドンを迎撃できる能力が証明されたとは言い切れません。
オレはミサイル防衛で現在、何ができて、何ができないか、そして何を開発中なのか、という事実をウィキペディアの『ミサイル防衛』の記事に明記することは、読者の皆さんに貴重な情報を提供できると考えます。 ということで、記事本文をまた少し編集し直したり、トーンさんや他の皆さんと議論をするつもりですが、諸般の事情により6月下旬くらいまでウィキペディアでの活動はできないと思います。 それでは、しばらくオレからの返信はできませんが、お元気で! --コウタ 2006年6月2日 (金) 01:51 (UTC)
分割の提案
[編集]大幅に加筆修正しました。しかし、かなり記述量が多いので、分割を提案します。具体的には、まず本項目で概要について述べ(現在の「歴史」のセクション)、そのほかに、ミサイル防衛 (アメリカ)とミサイル防衛 (日本)に分割してはいかがでしょうか。ロシアやイスラエルのミサイル防衛についての記述が増える可能性を考えますと、現在の編成では限界があると思います。--Panda 51 2009年1月5日 (月) 07:04 (UTC)
- 「ミサイル防衛」という言葉の意味が日本とアメリカで違うわけではないので、曖昧さ回避には馴染まなず、「~ (国名)」よりは「国名の~」のほうがいいと思います。また、アメリカについてですが、SDIから始まるアメリカのミサイル防衛について通史的に述べる予定でしょうか。それとも、現在「アメリカのBMD構想」節で述べられている特定の構想に限定する予定でしょうか。後者なら、単なる「アメリカのミサイル防衛」よりも限定した記事名がいいと思います。戦略防衛構想のような固有の名称はないでしょうか。--Dise 2009年1月10日 (土) 21:00 (UTC)
- アメリカが現在推進している弾道ミサイルの迎撃計画は、単に「BMD」(Ballistic Missile Defense)と呼称されているようです。また、アメリカのミサイル防衛について述べる際には、歴史としてSDIなどにも触れることになるのではないでしょうか。あと、「~ (国名)」というのは、C4Iシステムでこの種の分け方が採用されていたので提案したまでであり、より適した手法があるのでしたら、もちろんそちらに従うべきと思います。--Panda 51 2009年1月23日 (金) 15:57 (UTC)
ミサイル防衛に関する近年の動き・最新装備射撃実験以後の節を追加することを提案
[編集]します。 Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか#ウィキペディアは単なる知識ベースではありません FAQ のリストではありません。百科事典に相応しく文章として執筆してください。 又予測の不確実性について主観的な主張を行う場ではありません。の観点から一度見直します
ミサイル防衛の是非についての部分で表記も冗長であり、また独自研究の枠に入るものでもあります
捕らえられ方の提示であるため再現性に欠ける意見の列記となってしまい、wikipediaの本旨と相反するため意見を集約しまとめて以下の部分を削除してみました。
主にパワーバランスを重視する立場から
ミサイル防衛は相互確証破壊(MAD)による安定を崩壊させる。先制核攻撃を容易にし、核戦争の危機と軍拡を引き起こしかねない計画は進めるべきではない。相手もまた同様の装備の導入を計画していると考えるべきだ。
特に日本における反戦・反米の立場から
弾道弾が米国その他日本以外の国を狙ったものであってもこれを迎撃するのであれば、集団的自衛権の行使になりかねず、日本国憲法第9条に違反する。また「日米一体化」に拍車を掛ける。
コストパフォーマンスを重視する立場から
ミサイル防衛計画は、その推進にも維持にも莫大な費用が必要であり、アメリカですら予算削減を検討せざるを得ない現状である。しかし、それに見合った迎撃効果はこれまで一度足りとも得られておらず、ミサイル防衛における最大の問題でもある100%の撃墜率の達成は不可能と判断せざるを得ない。 反面、ミサイル防衛をすり抜けるような核ミサイルを開発することは容易である(単に飽和攻撃を行えばよい)。そして核ミサイルは、たった1発が防御をすり抜けただけで、マジノ線を突破されたフランスのように甚大な損害をもたらす。これは、攻撃側に先制攻撃の誘惑を断ち切らせることは出来ず、同時に防御側も、システムに対する信頼性の不安感から、相手国への先制攻撃の誘惑を断ち切ることが出来ない。つまり、軍事の本質である抑止力の点で効果が薄い。従って、このような計画への予算で正面戦力を削減することは、コストパフォーマンスや抑止力に見合わず、他の防衛手段を模索するべきである。 現実問題として、ロシアが、冷戦時代に建設したABM基地の1つをかろうじて維持していることを除けば、核保有国ですら本土防衛用として、ミサイル防衛システムを運用していないのが現実であり、一発でも迎撃できた方が良い程度のシステムの為に他の防衛予算を削るのは抑止力として無為にすぎない。
実用の面から
防衛省は“実験は成功”と主張するが、予め着弾点が分かっているものを撃墜するのは容易。“いつ”“どこに”落ちるか想定出来ない(或いは数分以内に算出しなければならない)ミサイルを撃墜するのはほぼ不可能。
上記のような批判に対して、特に日本において以下のような反論がある。
主にパワーバランスを重視する立場に対して
中国は実際に軍拡を続けており、将来的にも継続されると推測され、このままでは日本との勢力均衡が維持できないので、ミサイル防衛は是非とも必要である。一般論としては相互確証破壊の安定とは、全面核戦争の危険を伴う「恐怖の平和」であり、「核に核で対抗する」という悪循環から脱却する代替の手段としてもミサイル防衛は有用である。相手も同様の装備を保有する可能性があるとの示唆は、そもそも日本が核武装していないので相手国がMDを保有する事は日本にとっては影響が無いと考えられる、日本側からすれば、むしろ相手にとってはMDを配備する事が経済的な負担を掛けるだけである(これにより相手側の核戦力の配備を抑える効果も期待出来る)。そして、MDは防衛兵器であり「防衛兵器で相手の攻撃を防止すれば、攻撃が行い易くなり、攻撃を補助する事になり、MADを崩壊させる」というのなら、本質的にはありとあらゆる防衛兵器にも当てはまる事であり、ミサイル防衛に(だけ)適用しても無意味な論であると考えられる。
特に日本における反戦・反米の立場に対して
集団的自衛権について、安倍晋三総理大臣(当時)は、「米国を狙った弾道ミサイルを迎撃することが法的に可能であっても技術的に不可能」との主旨を発言している。米国を狙った弾道ミサイルの迎撃能力がないなら、集団的自衛権が法的に行使可能だとしても、実際に実行するのは不可能なので、(ミサイル防衛について)集団的自衛権の議論を持ち出すには及ばない[14]。
コストパフォーマンスを重視する立場に対して
コストパフォーマンスの面でも最適解となるのはミサイル防衛であると考えられる。先制攻撃(予防攻撃)あるいは報復核戦力の保持は、現状の日本の法体制下で、実現する可能性が極めて低い(参照:専守防衛)だけでなくその有効性にも疑問が持たれる。先制攻撃については、実戦で開けた場所にある固定の発射台で弾道ミサイルが運用されるとは考えにくく、巧妙に擬装された発射台(地下ミサイルサイロ、起倒式移動発射機)から発射される可能性が高いため、弾道ミサイル発射準備を事前に発見できず先制攻撃自体が困難であり、却って発射台を攻撃する前に弾道ミサイルが発射されるおそれもあるとされる。 具体的な先例として、湾岸戦争時に多国籍軍はイラクのスカッドミサイル発射機への攻撃に大きな航空戦力を割いたが、移動式ランチャーはわずかしか破壊出来ず、スカッドの発射は終戦間際まで続いた。また、イスラエルの保有する報復核戦力はイラクの弾道ミサイル攻撃を抑止する事ができなかった。これに対して現状で100%の迎撃が不可能だとしても、ミサイル防衛は度重なる実験によって迎撃率と信頼性の改善が続いており、これに反比例して攻撃側にとって攻撃失敗のリスクは増加していくため有効な抑止力となると考えられる。 また、全ての核兵器を迎撃出来なくても核兵器一発でも国民の生命と財産に甚大な被害を与えるため一発でも迎撃できた方が良いと考えるべきである。そもそも、核兵器を含み、あらゆる兵器やシステムで100%有効な手段というものは元々存在しない、よって100%有効な手段という議論自体が無意味である。弾道ミサイルは長距離砲弾のようなものでリアルタイムで目標を切り替える様な能力は無く、マジノ線のような陸戦部隊と比較するのはそもそもお門違いである。飽和攻撃については、迎撃する側も防衛機材を多く揃えればよい、その事により核兵器保有側も厳重な防衛を突破するために大量に攻撃用の機材を揃えなくてはならず、それにより攻撃側(そして防衛側も)の経済的な負担も増し、後は防衛側、攻撃側のリソースの限界の話となる。
軍産複合体を肥やすだけという立場に対して
他に有力なミサイル防衛の代行手段が考えにくい以上は、ミサイル防衛に関する機材を米国から購入する以外の選択肢は考えにくく、日本独自にミサイル防衛技術を一から構築する事は、コスト的にも技術的にも難しいとされる。またそもそも現在の軍事的・経済的状況において、軍産複合体そのものが現在存在せず、存在する余地がなく、空論であるとされる(各国の軍事予算はGDPの数パーセントに過ぎない)。
発射時刻と場所を予告しない迎撃実験について
[編集]http://web.archive.org/web/20090408000950/http://www.cdi.org/news/missile-defense/aegis.pdf Feb. 24, 2005の項を読んでください。 最近の例では http://www.lockheedmartin.com/us/news/press-releases/2011/october/100511THAADWeaponSystemAc.html でも兵士たちが実験の行われる日時を知らされていなかったことが書かれていますね。 あと 大東亜人さんはすぐ上に書いてある、「是非に関する議論」がなぜああいう簡略化した記述になったのかを読んでください。その上で該当部分を方針転換して改稿したいというなら、まずノート上で提案して合意を得てからにしてください。--トーン(会話) 2013年6月26日 (水) 12:58 (UTC)
- トーンさんの上記書込みのリンク先は、米国のミサイル防衛についてですよね?日本の自衛隊のミサイル防衛についてではありませんよね。--大東亜人(会話) 2013年6月27日 (木) 12:14 (UTC)
- 読んでの通りです。日本の自衛隊のミサイル防衛設備はアメリカから導入するものですから。--トーン(会話) 2013年6月27日 (木) 12:28 (UTC)
- アメリカが使用しているのと同等の性能が、日本の自衛隊のミサイル防衛で使用されているという根拠はありますか?ちなみにイージス艦ですが、日本は当初米国よりもレベルの低いシステムを使っていました。最新兵器は輸出される場合、性能がある程度落とされることが多いので。--大東亜人(会話) 2013年6月27日 (木) 14:14 (UTC)
- まずですね、wikipediaは項目の内容について議論する場所ではありません。編集の内容について議論する場所です。もう貴方の発言、元々編集しようとしていた内容からどんどん離れていっています。「実験が成功していないから実戦で撃墜不可能、だから日本に導入すべきでない」という話だったのが、「日本はアメリカからフルバージョンの装備を提供してもらえるのか」という話に変わっていますね? 一度基本に立ち返りましょう。基本というのはつまり現在の「いくつもの課題が複雑に絡み合うため議論するのは難しい」とまとめたシンプルな記述を敢えて変える必要はあるのか、ということです。この項の改変、特に記述を増やす方向の改変は大変なんです。大東亜人さんは反対派の記述のみを追加しようとしましたが、wikipediaの編集方針である「中立的な観点」から考えれば推進派反対派双方の主張をかなりの分量追加することになり(現に昔はそうなってました)おまけに今もミサイル防衛の研究開発実験は継続中で頻繁に内容を書き換えなければいけなくなることが予想されます。そのような懸念を解決して、より充実した記事にする編集案があるというなら、それを提示してください、ということなのです。あと、よく調べたら日本のイージス艦、きりしまが発射時刻の事前通告無しで迎撃実験して成功してました↓。
http://www.mda.mil/global/documents/pdf/Aegis_JFTM-4_Fact_Sheet.pdf --トーン(会話) 2013年6月27日 (木) 22:07 (UTC)
外部リンク修正
[編集]編集者の皆さんこんにちは、
「ミサイル防衛」上の1個の外部リンクを修正しました。今回の編集の確認にご協力お願いします。もし何か疑問点がある場合、もしくはリンクや記事をボットの処理対象から外す必要がある場合は、こちらのFAQをご覧ください。以下の通り編集しました。
編集の確認が終わりましたら、下記のテンプレートの指示にしたがってURLの問題を修正してください。
ありがとうございました。—InternetArchiveBot (バグを報告する) 2017年9月19日 (火) 23:29 (UTC)