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ノート:マルシュロレーヌ

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BCディスタフでのオッズと人気

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日本での馬券発売のあったレースについては、日本のオッズと人気でよいと思いますが、ディスタフは日本では馬券が売られませんでした。そのため、出典をつけてオッズについて列記しています。

正直私も今年のデルマーの馬券がどう売られていたかは正確には知りません(ブックメーカーと、場内販売と両方あって、場内はパリミチュエル方式だっただろうと思う)。パリミチュエル方式でないなら、倍率と売上(人気)とはイコールではないです。ブックメーカーが1.0倍のオッズをつければ誰も買わないから倍率は低いが売上は最低、ということになりますし、10000倍にすればみんな買います。(まあ、倍率の低い方から「人気順」ということなんでしょうけど。)

馬券販売業者のサイトをみると、[1][2][3]では30対1(31倍)をつけていたところもあります(3頭が同倍率で殿人気)。海外での報道を見る限り、事前の倍率は45-1(46.0倍)だったようです(業者による違いがあったかも)。ブラッドホースの速報、TDNがこれを報じ、日刊スポーツもこれを採用しています。レーシングポストは50-1(51.0倍)で、ブラッドホースは「nearly」として50-1。サンスポやnetkeibaはこれに近い「50.9倍」です。

[4]では、マルシュロレーヌの単勝の払い戻しが$101.80となっており、たぶんこれが場内での払い戻しだろうと思います。これを2で割った50.9が、ブラッドホースのいう「nearly 50-1」であり、サンスポやnetkeibaの値だろうと思います。--柒月例祭会話2021年11月9日 (火) 01:50 (UTC)[返信]

サウジカップについて。

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いくつか疑問があります。

  • 馬場状態「稍重」と記載されていますが、これの出典は何でしょうか。JBISとnetkeiba.comでは「良」、レーシングポストでは“Fast”です。
  • 距離1800mってちょうど1800メートルで良いのでしょうか。レーシングポストでは1マイル1ハロンになってます。
  • 斤量55.3kgはnetkeiba.comの数値ですが、JBISでは55.0kgです(JRAも55kg表記)。レーシングポストでは8ストーン10ポンドになっています。
  • 着差2.23の出典は何でしょうか。JRAやレーシングポストでは6馬身半差とありますが、これを秒に換算?

主催者の公式結果のページに行ければいいのですが、出典として付されたサカブジョッキークラブのアドレスがトップページへのリンクになっているので、直リンクが欲しいところです。--霧木諒二会話2022年8月7日 (日) 16:49 (UTC)[返信]

コメント 正直にいうと、サウジカップは「本来の公式」が何語なのかというのが私にもよくわかりません。英語っぽいんですが、それともサウジ語(アラビア語)?そしてメートル法準拠なのかヤード・ポンド法なのか。
(出典は後日見つける必要があるとして。)馬場に関しては「Fast」が公式発表で、和訳するなら「速」もしくは「良」でしょうねえ。JRAも「良」です。当時の競馬ブックも「fast(良)」でした。
距離は1800m。
斤量は、ちょっとナゾ。本来の所定の斤量は55kgでして、JRAや競馬ブックなどもこれを採用しています。ところがレーシングポストRacing Postでは、「8-10 Over-Weights 1」と書いてあります。もしかすると、所定の斤量は55kg(国際的な換算値は8ストーン9ポンド)だったのに、うっかり0.5kg(≒1ポンド)重い斤量で乗った(外国では所定の斤量より重い分には自由。0.5kg重くても腕のいい騎手を乗せたいとか)のかも?55.5kgとする情報源[5]もあり、よくわかりません。
着差はすぐにはわかりませんでした。レーシングポストでは「12馬身3/4」とあり、これが1着馬からの着差だと思います。「6 1/2馬身」は、5着馬からの着差です。「2.23」は12 3/4を秒換算した値ぽいですが・・・?
着差についてはプロジェクト‐ノート:競馬/過去ログ9#着差(タイム差?馬身差?)の表記についてという合意があり、基本的には「出典に従う」ことになっています。日本の競馬報道では、着差は「前の馬との差」を表記するのが一般的であり、たとえば2着馬が「1/2」、3着馬が「1/2」の場合、3着馬は1着馬から1/2+1/2=1馬身遅れた、ということになります。「1:52.75」というのは、勝ち馬が「1:50.52」なので、たしかに「2.23秒」差なんですけど。全馬の走破タイムを記した情報源がイージーには見つからないので、本馬の「1:52.75」の情報源が見つからない。(公式サイトはアラビア語[6]でわけがわからない)
一般に、海外競馬はいろいろややこしい事情があります。(1)メートル法を採用している国とヤード・ポンド法の国がある。情報源もまた然り。(2)海外競馬でJRAが馬券を売る場合には距離等をJRA独自の表示をするのだけどそれが「正確」ではないJRA独自値になる。(3)国際的な換算表があるが、「わかりやすさ」重視のため数学的には不正確。
大雑把に言うと、英国や米国はヤード・ポンド法です。距離はマイル・ヤード・フィートやハロンで表記します。重量はストーンとポンドです。しかしメートル法の国の人にとっては直感的でないので、しばしばメートル法での換算値で表記するメディアがあります。其の逆もまた然りで、メートル法で施行される競走をアメリカで報じるときにはヤードポンド法の換算値で報じられたりシます。レーシングポストは英国のメディアなので、メートル法で実施されたレース結果をヤード・ポンド法に換算して報じたりします。
ただし、そのときに、数学的に正確な換算値ではなく、概算値だったり、あるいは競馬の国際機関が定めた換算値を使うことがあります。たとえば日本ダービーはメートル法で正確に2400メートルです(実際には助走距離があって違うんですが、今はそれは無視)。これを英国では「12ハロン」とか「1マイル半」と表記することが多々あります。英国の1ハロンは約201.168メートルなので、「12ハロン」は2414.016メートルになるので、「2400メートル」とは約14メートルの誤差が生じます。ただしJRAは「1ハロン」=「200メートル」と独自換算している(日本でしか通用しない)ので、話がややこしいです。
サウジカップはメートル法の1800メートルで行うため、正確にヤード・ポンド法に換算すると「約1マイル0.9478ハロン」になりますが、これをレーシングポストは「1マイル1ハロン」と概算表記しています。
なので、そのレースが実際にどういう単位で施行されているかを把握することが必要です。
JRAは時々海外のレースの馬券を発売するので、日本メディアによる報道も増えます。ヤード・ポンド法のレースをJRAが取り扱う場合は、(詳細はナゾですが)誤差が大きいです。たとえば2019年にキングジョージ6世&クイーンエリザベスSをJRAが馬券販売したときは、JRAは「2390メートル」と表記しました。実際には、このレースは「1マイル3ハロン211ヤード[7]」(2405.78メートル)で行われました。国際的にはIFHAがこれを「11.96ハロン[8]」と換算表記しています。
  • 1マイル3ハロン211ヤード≒2405.7824メートル
  • 11.96ハロン≒2405.9692メートル
このように、正しく1ハロン=201.168メートルで換算すれば上記の通り誤差は「0.1868メートル(約18センチ6ミリ)」ほどです。ところがJRAは独自に1ハロン=200メートルと定義しちゃっているので、11.96×200=2392メートルとなり、さらにこれを丸めて「2390メートル」と表記しているわけです。結局、本来の「2405.78」とは15メートルほど誤差があります。(7-8馬身)
このため、JRAに準拠した日本メディアと、そうでない日本メディアのあいだでは表記される距離が違うという現象が起きます。JRAの表記は「不正確」なのですが、良くも悪くもそれで発表して馬券発売しちゃってるので、そっちが独り歩きしたりします。
実際にはこれに加えてJRAには独自の「助走距離」があったり、英国では距離のこまけーことは気にしない伝統があったりして、さらにややこしくなります。英国はそもそも自然の野原で競馬をやる伝統があり、コース形態が競馬場ごとにバラバラです。ときには高低差が30メートル(10F建てのビルに相当)あったりもしますので、競馬場Aの12ハロンと競馬場Bの12ハロンを比較してもほとんど意味がない。だから「12ハロン」のようなキリのよさにこだわる意味がない。おまけに、英国は(競馬に関しては日本以上に)伝統を重んじるので、17世紀に決めたスタート地点とゴール地点を今でも守っていて、17世紀にはその走路を「12ハロン」(=1マイル半)としていたのに、後の時代に正確に計測しなおしてみたら「11ハロン210ヤード」しかなく10ヤード足りなかったみたいな場合、スタート位置を10ヤード延長して「12ハロン」にするのではなく、伝統的なスタート位置にこだわりレースの距離を「11ハロン210ヤード」と表記を変えるという方法を取ります。それでいて、レース当日にスタート位置が雨でどろんこだったらスタート位置を20ヤード変えるみたいなことを平気でするので、「予定は11ハロン210ヤードだったけど最終的には11ハロン230ヤードで施行」みたいなことになります。しばしば海外メディアもこれを「12ハロン」とか「1マイル半」のような概算値で報じます。
重量についてはプロジェクト:競馬/執筆者向ヒント集/さまざまなノウハウ/重量表記
斤量も同様で、数学的には1ポンド=453.592グラムです。ところがIFHAが決めた国際換算表([9]の13ページ)があり、これは基本的に0.5kg刻みで換算されます。大雑把には1ポンドは0.5kgと換算されるのですが、そうすると1ポンドにつき46.4グラムほどの誤差が生じ、およそ10ポンドごとに0.5kgの誤差が出ます。そのため、ときどき換算値がとびます。(換算表の47kgから50.5kgまでは1ポンド刻みなのに、50.5kgから51kgになるときと51.5kgから52kgになるときに、1.5ポンド増えている)
IFHAでは、単位の異なる国で行うレースに参加する馬を世界に向けて募集する時に、お互いに直感的にわかりやすいように換算値を用いることを認めていて、その際にこの換算表に従うことになっています。これはあくまでも「広告の際にはこの換算値を使ってね」という表であって、数学的には不正確なわけです。
馬場状態については馬場状態あたりに解説があります。これがダートなのがまたややこしい。まず日本語の「稍重」であるわけがありません。現地は日本ではないのですから日本語は使っていません。英語では「Fast」発表です。JRAは「良」と翻訳していますね。これはこの部分を加筆した人がなぜ「稍重」としたのかはちょっとわからないです。
海外では国ごとに馬場状態の区分が違っていて、日本よりも細分化している国も少なくありません。たとえば「Fast」は「走破時計が速くなる馬場状態」という意味なので、これを「速」と和訳する日本メディアも多くあります。しかしJRAは「良・稍重・重・不良」の4区分しか持っていないので、アメリカでは「Slow」と「Muddy」で区別されているのをどちらも「重」と訳してしまいます。JRA以外の日本メディアは「Slow」と「Muddy」を区別して和訳するところもあります。おまけに、芝は水分量が多くなれば足元が悪くなってふつう走破時計が遅くなりますが、ダートでは国によって違います。日本の「ダート」は実際には砂が多いので、水分量が多くなると足抜きが良くなり走破時計が早くなる傾向があり、逆に良馬場だと時計がかかります。ところがアメリカの「ダート」は「土」に近いので、水分量が多くなると田んぼのようになり走破時計が遅くなります。アメリカの「ダート」は水分が少なければ走破時計が早くなって「Fast」(速)となります。アメリカのダートは水が多くなると「Slow」と言いますが、JRAのダートは水が多いと時計が早くなるわけですから、FastやSlowを「速」「遅」と和訳するとJRA的には混乱するので、「良」「重」としちゃっています。
今回はあまり問題になりませんが、レーシングポストは英国メディアなので、賞金が英国ポンド換算になっちゃっています。マルシュロレーヌの6着賞金は「444,444.44ポンド」。一般的な報道では米ドル建てのはずです。--柒月例祭会話2022年8月7日 (日) 19:53 (UTC)[返信]
  • 報告 走破タイムについて情報源が見つかりました。
  • (1)公式サイト(英語版)から、「RACES」→「Race Results」を選択
  • (2)「Season」を「1442」、「Date」で「Feburary 2022」の「26日」を選択し、「Search」
  • (3)サウジカップ当日の結果が出てくるので「8」を選択すると、サウジカップの結果
  • これで6着マルシュロレーヌの走破タイムが「1:52.75」であり、エンブレムロードからの着差が2.23秒だと計算できます。
  • URLはhttps://www.frusiya.com/pages/race_results.phpなので直リンできません
  • 着差は計算をして出てくるので、直接「2.23」と書いているわけではないです。このサイトがいつまでデータを保持しているのかわからないし、URL直リンできないことも踏まえると、議論の余地はあるとは思います。--柒月例祭会話2022年8月8日 (月) 02:03 (UTC)[返信]
    コメント まさに同じとこ見ていて競合しました(笑)。印刷モードにするとpdfが生成されるので行けるかと思いましたが、これはタイムが削られていますね…。
    キャロットクラブの公式サイトに「タイム1:52.75/着差2.23」の記載があります。こちらを使うのってまずいでしょうか。--霧木諒二会話2022年8月8日 (月) 02:24 (UTC)[返信]
    返信 キャロットクラブ公式サイトは「ダメ」ではないと思います。ただキャロットの馬しか使えないので汎用性はないですね・・・あと、一走前のアメリカのBCディスタフがメートル表記になっていたり(アメリカはヤード・ポンド法)、馬場状態が「良」表記ですね。「現地での公式情報はFast[1]、これをJRAでは「良[2]」と訳し、競馬ブックでは「速[3]」と訳している」的な感じで、何かしらの注釈つきで書くのがよいのではないでしょうか。
    • キャロットHPでは問題ないですが、枠番・馬番の仕組みが日本と海外は違うとか、「人気」は日本では馬券売上=人気だけど海外はそもそも馬券販売会社が複数あって会社ごとに倍率がちがうし、「1番倍率が低い=1番売れている」というわけではない、という違いがあって、とにかく海外と日本の競馬を同一フォーマットで書くのは難しいですね。--柒月例祭会話2022年8月8日 (月) 03:44 (UTC)[返信]
    サカブジョッキークラブのサイトにある「ダート1800メートル (Fast)、走破タイム1分52秒75、負担重量55.3キログラム」が公式発表で、それに沿う出典を探すという方向でいこうと思っています(馬場状態はレーシングポスト、距離とタイム・着差はキャロットクラブ。合成っぽいですが…)。ところがそれとは別にサウジカップの公式とおぼしきサイトを見つけまして、(これも直リンクできないのですが)The Saudi Cup 2022 - 26th February 2022 の8ページ目に「ダート1800メートル (Fast)、走破タイム1分52秒75、負担重量55キログラム」と書いてあります。この300グラムは謎ですね。--霧木諒二会話2022年8月22日 (月) 12:58 (UTC)[返信]
    返信 「0.3kg」はナゾですね。ありそうなのはメートル法とポンドを換算したときの端数とかですけど、普通にkg法で競馬をやると0.5kg刻みになり、「0.3」という数値が出てこない。当てずっぽうだと「0.25kg」を四捨五入して「0.3」になってるとか。ポンド法とkg法を換算するときには例外的に「4分の1ポンド」みたいなのが登場するので、そこらへんで「4分の1kg=0.25kg」を四捨五入して0.3kgとか。あるいは、定款上は55kgだったのに騎手が重くて0.3kgオーバーしちゃったとかね。わかりません。規定上の負担すべき重量は55kgだけど、実際の体重は55.3kgあった的な。日本だと罰金ものですが、欧米だと重い分には自分が不利になるだけなので馬主側がいいんなら規定以上の重量で乗ってもいいぜ、的な感じなので。--柒月例祭会話2022年8月22日 (月) 15:52 (UTC)[返信]
    報告 以下のように変更しました。ありがとうございました。
    • サウジカップの馬場状態をレーシングポストを出典にFastに変更
    • サウジカップの着差の出典としてキャロットクラブを追加
    • BCディスタフとサウジカップの馬場状態についてJRAの表記を注に追加
    • BCディスタフの着差がNoseとなっていたのでハナ差へ変更
    サカブジョッキークラブのサイトの見方も追加しましたが、蛇足だったかなあ。--霧木諒二会話2022年8月27日 (土) 09:47 (UTC)[返信]
    あらためて重量について。
    所定の重量は、メートル法で55.0kg。(公式
    これをポンドに換算する場合、競馬の国際ルール(IFHAのp13)に基づき近似値表記をする場合、55.0kgは「8ストーン9ポンド」。(ガチ換算だと「8ストーン9ポンド4オンス」(0.00196kgほど誤差が出る)。)
    ところがなにかの事情で、スミヨン騎手は実際には55.0kgより少し重かった。メートル法で何グラム超過したかは不明。(ただし[10]の「O/W」欄には何も書かれていない)
    仮に300グラム超過だったとすると、55.3kg
    これをポンドにガチ換算すると8ストーン9ポンド15オンス(55.30989kg)
    国際ルールの近似値表記だと「8ストーン10ポンド」表記になる。
    レーシングポスト(ポンド法)によると、8ストーン10ポンド(55.338kg)。ow 1h(1ホニャララ超過(over weight))。この「h」が何を表すのか、凡例が見当たらないのでこれも推測になっちゃいますが、「half」(半ポンド)と解釈するなら約0.2268kg。
    この8-10を、国際ルールに基づく換算でkgに逆換算すると55.5kg表記。
    というわけで、「55.0kg」「55.3kg」「8-10ow1h」「55.5kg」の表記が並立している・・・とかかなあ?
    ディスタフの着差は、公式でもnose、JRA発表でもハナですね。--柒月例祭会話2022年8月28日 (日) 00:27 (UTC)[返信]