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ノート:マッキントッシュ (リンゴ)

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初版投稿者のメモ

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各種疫病の日本語表記の準拠

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「栽培」節にある多数の病名について、その日本語表記の準拠とした資料をリストにしておきます。翻訳元英語版の該当部分は以下の通り。

If unsprayed, the McIntosh succumbs easily to apple scab, which may lead to entire crops being unmarketable.  It has generally low susceptibility to fire blight, powdery mildew, cedar-apple rust, quince rust, and hawthorn rust.  It is susceptible to fungal diseases such as Nectria canker, brown rot, black rot, race 1 of apple rust (but resists race 2).  It is moderately resistant to Pezicula bark rot and Alternaria leaf blotch, and resists brown leaf spot well.  
和名の準拠
英語名称 病原菌 日本語名または表記 日本語表記の出典
Apple scab Venturia inaequalis 黒星病 (植物病名目録 (2021-09), p. 1256), (防除ハンドブック), (消安第5305号 別表)
リンゴ黒星病 (病害虫情報 (119))
Fire blight Erwinia amylovora 火傷病 (植物病名目録 (2021-09), p. 1263)
Powdery mildew Podosphaera leucotricha うどんこ病 (植物病名目録 (2021-09), p. 1254)
cedar-apple rust , apple rust Gymnosporangium juniperi-virginianae cedar-apple rust (病害虫情報 (71))
さび病菌の一種 (病害虫情報 (100))
quince rust Gymnosporangium clavipes quince rust (病害虫情報 (71)), (病害虫情報 (49))
hawthorn rust Gymnosporangium globosum hawthorn rust (病害虫情報 (71))
Nectria canker Neonectria galligena 癌腫病 (植物病名目録 (2021-09), p. 1255), (ジーンバンク 5625)
brown rot 褐色腐朽菌 褐色腐朽
black rot Botryosphaeria obtusa, Physalospora cydoniae 黒腐病 (植物病名目録 (2021-09), p. 1256), (消安第5305号 別表)
Pezicula bark rot Neofabraea malicorticis Neofabraea 属の一種による病害 (消安第5305号 別表)
Alternaria leaf blotch Alternaria mali 斑点落葉病 (植物病名目録 (2021-09), p. 1259), (消安第5305号 別表)
brown leaf spot Phyllosticta solitaria リンゴ褐紋病 (植物病害大事典, p. 830)
褐紋病 (ジーンバンク 5639), (消安第5305号 別表)
coprinus rot Coprinopsis psychromorbida コプリノプシス・サイクロモルビダによる腐れ (JP patent 6243347, p. 21)

植物の病気は(ヒトの病気でも同じですが)原因や感染する植物種がまったく異なっていても、似たような病変を呈するものは同じ名前で呼ばれることも多いので、区別のため宿主の名前を冠した「リンゴ○○病」のような呼び方の方が好ましいと思います。従って「○○病」「リンゴ○○病」の両方の表記が見つかったものは、「リンゴ○○病」の方を採用しています。--Loasa会話2021年12月25日 (土) 15:26 (UTC)[返信]

スペースシャトルのリンゴ

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宇宙飛行士の毛利衛氏が、1992年のスペースシャトルでのミッションで行った宇宙授業の中で使ったリンゴが本種(旭)である、という情報を見付けました。しかし、このサイトは余市町の青果店であり、まったく信頼性なしとは言えないものの、もう少し確実に裏付けが取れる情報源が欲しいところです。 (毛利衛 『宇宙からの贈りもの』岩波新書、新赤版739、2001)を見たところ、少なくともそのリンゴは余市町で採れたものを持ち込んだものであることは確認できましたが、肝心の品種は不明のままです。日本ではすでにほぼ廃れた品種である本種をわざわざ使ったのは、リンゴの町であり毛利氏の出身地でもある余市町との関連があるのかもしれません。少なくとも、適当に選ばれたリンゴではなく「旭」であることに意味がある話題と考えられるため、本種の逸話として記載するだけの特筆性はある話題だと思います。『余市町史 第6巻 昭和2・平成(年表)』(2016年3月刊行)や『余市農業発達史』といった資料もあるようで、これらの資料に当れば出典となりえる記述が見付かるかもしれませんが、残念ながら県内の図書館にはないようです。当面国会図書館にも行けないので、どなたか裏付けになるしっかりした資料を見付けたら加筆お願いします。--Loasa会話2022年1月11日 (火) 16:35 (UTC)[返信]