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ノート:キング・コング (1933年の映画)

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改名提案

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2020-04-03に当記事は「キングコング (1933年の映画)」⇒「キング・コング (1933年の映画)」へ改名移動されました(特別:差分/76897504)。--Yumoriy会話

キング・コング (1933年の映画)に改名提案致します。1933年版と2005年版は、・(中黒)付きの表記が一般的のようです。1週間反対意見がなければ、変更致します。 --Omisat会話2020年3月26日 (木) 05:16 (UTC)[返信]

本作と『原子怪獣現わる』と『ゴジラ』と大映(ガメラ)の関係性について

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以下のガメラ関連の書籍に、大映によるRKOの『キングコング』と『原子怪獣現わる』の国内配給が、1954年の東宝による『ゴジラ』の制作に影響を与えただろうこと、『大怪獣ガメラ』も『キングコング』と『原子怪獣現わる』に影響を受けている(類似性がある)ことが書かれています。

ただし、私が以前にこれらの情報に関する記述を「キングコング」「原子怪獣現わる」「ガメラ」の記事に記載した際には他のユーザー様からの御意見をいただき、「配給会社の功績」という概念が一般的であるか、また、実際に記事に記載するべきか否かについてノートにて議論するべきという決断に至りました。御意見をいただければ幸いです。

なお、以下の文章は当該資料からの抜粋ですが、実際の当該部分の写真を閲覧可能な資料として提示するべきであれば、何らかの写真を共有するためのウェブサービス(例:Imgur)を通じて写真をアップロードしたいと思います。必要性がある場合には仰ってください。

(大映は)特に52年にはアメリカの「キング・コング」(33年・RKO)をリバイバル公開し、これが戦後日本初のモンスター映画公開となる。次いで54年には「原子怪獣現わる」(53年・ワーナー)を配給し、東宝の「ゴジラ」(54年)に多大な影響を与えることになる。[1]

また、戦後における怪獣映画の公開も、大映から始まったのである。昭和27年(1952年)、『キング・コング』を配給(リバイバル公開)。そして『原子怪獣現わる』の配給。東宝のゴジラが出現するのはこれらの大映配給「怪獣映画」の後である。[2]

また、以下の二つの書籍には『大怪獣ガメラ』が『キングコング』『原子怪獣現わる』から受けただろう影響(類似性)が言及されています。

①怪獣と主要登場人物とペットの登場とシチュエーション(キングコングとアン・ダロウと猿のイグナチオ)(ガメラと俊夫と亀のチビ)[3]

②『原子怪獣現わる』と『大怪獣ガメラ』におけるシチュエーションの類似性[4] (北極圏において飛行機に起因する核爆発によって怪獣が目覚め、後に灯台を襲う) --2400:4051:E900:5B00:9C7E:C66C:D99:3290 2024年8月21日 (水) 00:20 (UTC)[返信]

コメント ご提起いただきありがとうございます。
まずはじめに、強制的なものではありませんが継続的な議論を望まれるのであればアカウントを作成いただけますとこちらとしても同一性の確認が容易であるほか、返信の通知など議論の進行を補助する機能などもありますので、ご一考いただけると幸いです(H:LOGIN)。
本題にうつらせていただきますが、第一にウィキペディアにおける出典の明記とは基本的に書誌情報の掲載によって行われるものであり、出典そのものの画像等を掲載することは不要です(WP:CITE)。先だってのやり取りにおいては多少の齟齬はあったやもしれませんが、本件においては出典内容を正確にご提示いただいているものと信頼させていただきます。
そのうえで、ウィキペディアにおいて出典によって提示されている「事実」とは当該出典に該当する記述が存在するということです。よって、本件についても各出典において当該内容が記述されているということそのものについては加筆が否定されるべきものではないものと考えますが、ウィキペディアの基本方針である中立的な観点を鑑みるに、当方会話ページで挙げたような点が疑問点としてあり、以前のご編集のようなこれらの記述が厳然たる事実であるかのような記述とされることは望ましくないものと考えます。
まず、『ゴジラ』が『キング・コング』および『原子怪獣現わる』から影響を受けて制作されたことそのものはゴジラ (1954年の映画)#企画の発端に提示している各出典にも記述されているように明白な事実とされますが、円谷英二が『キング・コング』を鑑賞したのは1933年の初演時でその後個人的にフィルムを取り寄せ研究していたとのことであり(円谷英二#映画界へ提示の出典参照)、少なくとも円谷やその他のスタッフがリバイバルを観たという明確な出典はこちらでは確認できません。『原子怪獣現わる』についても製作の田中友幸が鑑賞したのはアメリカでの公開時とされ、『別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年8月24日、23頁。ISBN 978-4-8003-0452-0 の年表にも記載されていますが同作品の日本公開時にはすでに『ゴジラ』はクランクアップしており、いずれも各作品そのものが影響を与えたことは明白なものの、これを大映配給による影響であるというのは事実誤認ないし論理の飛躍であるとの印象は否めません。
可能性の問題だけで言えば『キング・コング』のリバイバルが影響を与えたとする証言が出てくる可能性は0とはいい切れませんが、その場合であっても初演時の影響が否定されるものではなく、その場合において大映配給の功績が評されるのであれば初演時の配給会社の功績というのも評価されて然るべきものでしょう。その点を持っても中立性に問題があると言わざるを得ませんが、それを置いてもやはり作品が与えた影響を「配給会社の功績」とすることには違和感しかありません。『2001年宇宙の旅』『猿の惑星』『スター・ウォーズ』『エイリアン』『ブレードランナー』『ジュラシック・パーク』『マトリックス』など日本の作品に影響を与えた洋画SFは数多くありますが、それらについて日本配給会社の功績と称えている論評があったでしょうか。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が日本歴代興行収入第1位を記録し、その後少年漫画原作アニメ映画での興収100億超えが続いていることは同作品の影響と言って過言ではないでしょうが、それをもって配給会社のみを評価する声が一般的といえるでしょうか。ご提示頂いた内容を見ても、資料そのものがゴジラ(東宝)よりもガメラ(大映)の優位性をやや強引な論調で示そうとしている偏った視点に基づいているものであるとの認識は改めようがありません。
先述の通り、当該記述が存在することそのものは加筆を否定すべきではないかもしれませんが、記述するならばあくまで解釈の1つとして言及するに留めるべきものと考えます。--タケナカ会話2024年8月21日 (水) 12:01 (UTC)[返信]
お忙しい中での詳細なご返答を本当にありがとうございます。「資料そのものがゴジラ(東宝)よりもガメラ(大映)の優位性を示そうとしている」というのは、ガメラ関連の書籍なために納得できますが、宇井(1994年)の論調によれば「『キングコング』と『原子怪獣現わる』の日本での「配給」が『ゴジラ』の制作に影響を与えた」つまり「大映によるこれらの作品の配給が、1954年の『ゴジラ』の制作の「仮にルーツになったわけではない」としても「刺激などの何らかの影響を与えた」と私個人は捉えており、確かに1952年の大映による『キングコング』のリバイバル上映と1954年の『原子怪獣現わる』の国内配給が『ゴジラ』の製作面に何らかの影響(刺激など)を与えていてもタイミング的にも決して荒唐無稽ではないと感じております。
一方で、本件が若干とはいえセンシティブな話題であることは把握しておりますので、可能な限り当たり障りのないようにしたいと思っております。『ゴジラ』との関連性の前に、先んじて「ガメラ」『キングコング』『原子怪獣現わる』の各記事に、「国内の怪獣映画の歴史の流れ」の一環としてこの2作を大映が配給したということと『大怪獣ガメラ』がこの2作に影響を受けているだろうことを追加したいのですがよろしいでしょうか? 当然ながらこの段階では『ゴジラ』への影響云々に関しては保留とします。「『ゴジラ』への影響」に関しては賛否両論があるとしても、「この2作を大映が国内配給を行い、『大怪獣ガメラ』がこの両作から影響を受けているだろうこと」は紛れもない事実であると私は認識しています。--2400:4051:E900:5B00:CCFE:6591:C42D:952B 2024年8月23日 (金) 22:28 (UTC)[返信]
コメント ご検討いただきありがとうございます。
昭和ガメラシリーズ・大映特撮については、平成ガメラ・東宝・東映・円谷などに比べると資料そのものが少ない感は否めず、より慎重な検証が必要であると考えます。当方で確認できるところでは、『大映特撮映画DVDコレクション』 No.1《大怪獣ガメラ》、デアゴスティーニ・ジャパン、2014年9月30日。 にて大映特撮の流れとして大映が『キング・コング』『原子怪獣現わる』を配給したことについては記述がありましたが(p5)、『大怪獣ガメラ』の制作そのものに関わる記述ではなく、むしろ『ガメラ』の前身企画である『大海魔ダゴラ』が大映の配給した『海底二万哩』から影響を受けたものであることが言及されています(p7)。『ガメラ画報』竹書房、1996年7月19日、51頁。ISBN 4-8124-0166-6 でも、『大怪獣ガメラ』が『キング・コング』と『遊星よりの物体X』の影響を受けたものと推測する記述はありますが、そのことと前者が大映配給であったことの因果関係は触れていません。
先に上げていただいた類似性についても、「(オマージュにせよパロディにせよパクリにせよ)制作側が意図的に類似させたもの」「(故意、偶然に関わらず)権利者側が類似性を主張しているもの」「(制作側の意図に関わらず)第三者が類似性を指摘しているもの」とでは意味合いが異なってきます。
よってガメラについても、影響や類似性の記述そのものは否定しないものの、類似性は制作側が明言しているものではないことに留意し、影響を受けたこととそれらが大映配給であったことの因果関係があるかのような記述は避けるべきものと考えます。--タケナカ会話2024年8月23日 (金) 23:56 (UTC)[返信]
早速のご返信ありがとうございます。では、『キングコング』の記事に大映が配給したという記載と、『原子怪獣現わる』の記事に大映が配給し、『大怪獣ガメラ』との類似性が見られるという記載の追加については如何でしょうか? この2点については、因果性云々関係なく記事に掲載する妥当性があると思いますが。2400:4051:E900:5B00:AC36:810D:D7A9:57EA 2024年8月24日 (土) 00:18 (UTC)[返信]
返信 配給については客観的事実のみであれば特に問題はなく、類似性についても一見解であることが明確であれば問題ないものと思われます。--タケナカ会話2024年8月24日 (土) 00:26 (UTC)[返信]
ご同意をいただき、また、詳細な返信をいただきありがとうございます。--2400:4051:E900:5B00:AC36:810D:D7A9:57EA 2024年8月24日 (土) 00:29 (UTC)[返信]

脚注

  1. ^ 宇井寿之、1994年1月1日、『ガメラから大魔神まで - 大映特撮映画のすべて』、63頁、近代映画社
  2. ^ 野間 典和、2001年1月25日, 『ガメラ完全化読本』、145頁、パラダイム
  3. ^ OMEGA遊撃隊, 徳間康快(発行者), 湯浅憲明・高橋二三・八木正夫(協力), 1995年, 強いぞ!ガメラ, 170-171頁, 徳間書店
  4. ^ 岩波書店, 1990年, 文学, 第8巻, 第4~6号, 151頁