ノート:キエフ級航空母艦
改名提案
[編集]「キエフ級重航空巡洋艦」への改名を提案します。
- 「重航空巡洋艦」は「航空巡洋艦」の一種であるので「キエフ級航空巡洋艦」でも間違いではないが、ソ連海軍での正式な分類は「航空巡洋艦」ではなく「重航空巡洋艦」であり、ページ名が「航空巡洋艦」だと不必要に紛らわしい。
- 仮に日本で「航空巡洋艦」だと思われていたとしても、「重」を付けたからと言って実用上大きな混乱が生じるほどの差異ではない。
以上の理由から、改名は問題ないものと考えます。なお、現在はページ名にも拘らず本文内では「重」付きになっていますので、改名しない場合にはこの辺の調整も考慮しなければなりません。--PRUSAKiN 2011年5月18日 (水) 08:18 (UTC)
- Wikipedia:記事名の付け方#記事名を付けるにはにおける「認知度が高い」「見つけやすい」(「記事名を選ぶにあたっては、編集者の関心よりも読者の関心を、専門家よりも一般的な利用者の関心を重視してください」)やWikipedia:記事名の付け方#一般的な指針における「訳語やある事象に関する記事など、正式な名称がない場合は日本語での適切な名称を採用します」に照らして、「重航空巡洋艦」という類別は日本においては一般的とは言えない。また本文中で「正式な類別は重航空巡洋艦である」旨の補足説明も存在する。
- 本例のように各国における正式な類別を記事名とした場合、非常に混乱を招く事例が他に発生する可能性が高い(例えばフランスのダンケルク級戦艦の正式な類別は戦列艦ですから、一見では帆船時代の戦列艦と誤解しかねません。他にドイツの大巡洋艦(一般的な類別では巡洋戦艦と装甲巡洋艦の両方を含んでしまう)等もあります)。
- 他言語版でも「重航空巡洋艦」での記事名は存在しない(英語版では「aircraft carrier」、ロシア語版でさえ「Тяжёлые」は付けていない)。
- PRUSAKiNさんの主旨を徹底した場合、影響を受ける記事はおそらく相当広範になるでしょう。プロジェクト‐ノート:船/記事名等において議論を熟成した後に進めるべき案件と判断致します。
- なお、リダイレクトとしての「重航空巡洋艦」の作成には積極的に賛同します。--U8WC078ef5ch 2011年5月19日 (木) 10:40 (UTC)
- 私もプルサーキンさんの今回の改名提案には反対します。確かに記事名は記事を作った時に用いた資料の言語に基づいた名前にするのが適切であると私は思います。ですが、我々が記事を書く時に用いる一次・二次資料に書かれる”元の名前”は、大多数の利用者が手に入れられる”一般に出回っている内容のあまり詳しくない資料”に出ている名前から変わり過ぎているのが多いです。このため、キーロフ級巡洋艦の記事を書くときに基本の資料では”26号巡洋艦”とありましたが、本邦で手に入る資料で多く呼称されている”キーロフ級”の物が多く、敢えて”キーロフ級重巡洋艦”で記事名を最初に作りました。例え、後者の資料の信憑性が低くとも、このウィキペディアの記事を利用者が見つけて、現実に近い事実を利用者に知ってもらうために記事名は一般に広く知られている名前で作る方を私は選びます。--K-SYAN 2011年5月20日 (金) 13:43 (UTC)
コメント せっかく詳細なコメントをいただいたのに申し訳ないのですが、すみません、全体的に何を言われているのかよく理解できませんでした。話によってはこちらから改名提案を取り下げる可能性もありますから、いくつか質問させて下さい。
- U8WC078ef5ch さん。 PRUSAKiNさんの主旨を徹底した場合 との想定をなさっていますが、プロジェクト‐ノート:船/記事名#記事名のつけ方(艦種類別について)でわざわざ太字を使って書いてくれた一連の文章を見る限り、私の 趣旨を徹底 的に曲解なさったようですね。あなたが「問題を起こすために考えた問題」は私の提案の中には存在しませんので、どうぞ安心なさって下さい。そのような問題がこのページが原因で発生することはありませんので、(別の理由ならばともかく)あなたの仰る理由で改名を回避する必要はありません。どうもお疲れ様でした。
せっかくなので、お疲れついでに Category:ドイツの巡洋艦を一度ご覧になった方がよいと思います。いろいろご存じないようなので。
- さて、私がいくつかお尋ねしたいのはK-SYANさんの方です。せっかくコメントいただいたのに十分に理解できず、このままでは同意も反論もできないので、いくつかの点で質問と確認をさせて下さい。
まず、私がまったく視野に入れていなかったキーロフ級について詳細に説明して下さいましたが、二点ほど、残念な点があります。
- キエフ級の話をしているので、残念ながらキーロフ級の話はあまり関係がありません。
- 「キーロフ級重巡洋艦」というページ名の正当性を力説なさっていますが、残念ながら現在のページ名は「キーロフ級巡洋艦」になってしまっています。
一点目については、要は仰る論理ではキエフ級の改名回避にどう話が繋がるのかが理解できませんでした。
重要なのは二点目で、もし仰るような絶対性が「キーロフ級重巡洋艦」にあるのでしたら現状の「キーロフ級巡洋艦」ではまずいわけで、「キーロフ級重巡洋艦」への改名提案を行わなければ理屈に合わないのではありませんか?それほど力説するのになぜかページ名が実際にはそうなっていないという、「理想と現実の乖離」が生じているのをノータッチで見過ごされているのは、コメントを拝読して私が違和感を覚えた、理解できなかった点の一つです。
さて、私の考えは逆でして、「キーロフ級重巡洋艦」でも「キーロフ級巡洋艦」でも大きな混乱が生じることはないだろう、という解釈を行っております。仮に「キーロフ級巡洋艦」を「キーロフ級重巡洋艦」にしたり、「キーロフ級重巡洋艦」を「キーロフ級巡洋艦」にしたりすると閲覧者の大多数にとって理解不能なほどの混乱が生じるというのであれば、私も改名には慎重になるでしょう。もしそうであれば仰って下さい。前回のコメントからはむしろ私同様「どちらでもよい」的なスタンスが感じられ、ならばどうして反対になるのか理解ができませんでしたので。
前回書いたように(その部分を都合よく無視している人がいますが)、私は「重」があるかないかぐらいでそんな混乱が生じるとは思わなかったからこそ、「キエフ級航空巡洋艦」から「キエフ級重航空巡洋艦」への改名提案を行いました。そりゃ「戦艦」のあいだに「列」を突っ込んだら、日本語的に全然別の意味の単語に成ってしまうから混乱がありますよ(苦笑)。私がそんな提案をしたでしょうか?
ですから、もし、「キエフ級航空巡洋艦」を「キエフ級重航空巡洋艦」にすると「ダンケルク級戦艦」を「ダンケルク級戦列艦」にするのと同等の混乱が生じるということが明らかになれば、不用意に改名するのは躊躇します。この二点をわざとごっちゃにしている人がいますが、私はこの二点をそれぞれ「許容範囲」という枠で区切って考えているという点をご理解下さい(皆さんその区切りを行っているでしょう?その区切りがアウトだとすると今後「重巡洋艦」を「巡洋艦」と書いたりすることができなくなりますから、非現実的です)。
(K-SYANさん。ついでなので書きますが、「26号巡洋艦」という名称よりは「キーロフ級重巡洋艦」という名称の方が翻訳の点からいってはるかに正確だと思います。前者はなぜそういう訳になるのかまったく説明がつきませんが、後者は何らの誤訳も含まみません。元記述が Тяжелые крейсера типа «Киров» であれば、私も迷わず「キーロフ級重巡洋艦」と翻訳します。英語でも同様でしょう。少なくとも翻訳の観点から見た場合、K-SYANさんの翻訳は全く間違っていません。どうか謙遜なさらないで下さい。)
もう一点、確認があるのですが、「航空巡洋艦」という名称がWP:NCの想定する「大多数の日本語話者」(注意: 『大多数の日本人のマニア』ではない)にとって一般的な名称である、ということは何から判定できますか?現在、本文にもノートにも何も出典が示されておらず、客観的判断ができません。
記憶があやふやですが、「対潜巡洋艦」という書かれ方を見たことがあります(これが誤った分類だと主張する人もいるようですが、誤りではありません。元々「対潜巡洋艦」として設計されましたしそう分類されていましたから。これも一応「正確な」ページ名候補にはなると思います)。また、少なくとも、キエフ級の準同型艦「ヴァリャーグ」については今日大手新聞等では専ら「航空母艦」と書かれており、「重航空巡洋艦」と書かれていないのと同じくらい「航空巡洋艦」という書かれ方もされていません。本当に「航空巡洋艦」はWP:NCの想定するページ名に最も相応しい名称なのでしょうか?
ネットは信頼性のある情報源とは必ずしもいえませんが、試しに「キエフ級」で検索してみますと、たくさんヒットしたので最初の3ページまでしか見ませんでしたが、それなりに説明のある目ぼしいページでは、キエフ級 軽空母/航空巡洋艦、キエフ級航空重巡洋艦、キエフ級VTOL空母(航空重巡洋艦)、キエフ級重航空巡洋艦という具合で、「航空巡洋艦」以外の呼ばれ方がかなりの割合を占めるように見受けました(出てませんが、「航空母艦/空母」という呼び方もあると思います)。少なくとも、ネット上では「キエフ級航空巡洋艦」という名称は「出典示さなくてもそれにしてよいくらい常識的で絶対的な名称」ではありません。
従って、これが一番重要なお願いですが、まずは「キエフ級航空巡洋艦」という日本語名が何に基づく呼び方なのか、信頼性のある出典を明示していただけますか?現在、本文に記載されている情報源のいずれにもこの名称は使われておりませんので、このままですと、仮に改名を行わなかった場合、ページ名に{{要出典}}を付けなければならなくなります。「キーロフ級重巡洋艦」が「キーロフ級巡洋艦」になっているくらいですからこちらも改名しなくてもよいかもしれませんが、その場合こそ、「キエフ級航空巡洋艦」という名称の正当性をきちんと客観的に明らかにしなければなりません。反対された皆さんは、ぜひご自身の推奨する「キエフ級航空巡洋艦」というページ名の妥当性を証明して下さい。
最終的に改名するかはともかく、まずこの点へのご協力をお願い致します。今回、私は上記のようにそれほど厳格な主張を以って改名提案を行ったわけではありませんし、提案の扱いについては柔軟に対応しますので、どうか気持ちよく建設的な議論ができるよう、皆々様方にもご協力お願い致します。--PRUSAKiN 2011年5月22日 (日) 05:32 (UTC)
- (お返事)今回「重」をつけることに反対したからといって「航空巡洋艦」を維持することを支持しているわけでもありません。本邦の文献においては「(V/STOL)空母」としての記載が主流ですから(海人社「世界の艦船」やN.ポルマー著「ソ連海軍辞典」(町屋俊夫訳)、読売新聞社「兵器最先端」等)、改名するなら「航空母艦」への改名を指向します。
- 以前ロシア・ソ連関係の艦艇を一斉改名した際、クリヴァク3型について「国境警備艦」とすべきではという議論が少し発生しました。その際は「いずれにせよ番号名での記事名は改名する必要がある」とし、また情報ソース上「フリゲート」での記載が確認できていることから一旦その改名を行った上で「国境警備艦」については次の段階の議論ということで収拾をつけました。今回も同じように考えています。別の議論ということでそこまで言及しなかったまでです。
- 貴方に厳密さを極限まで追求するまでの意図はないというご主張は了解してます。ですが上述の懸念は派生的・付随的に発生するものです。貴方の提案された内容が前例となることにより、貴方の意図と必ずしも関係なく生起するものとお考えください。プロジェクト‐ノート:船/過去ログ1等ご覧いただいても、厳密さや正確さを妙に解釈して問題とするような事例はないではないんです。
- なお、いまやネット上ではwikipediaやその亜流たるサイトのヒット率が高く、特に比較的マイナーかつ新規項目についての検索結果はwikipediaの記載方法や読み方が(正誤関係なく)主流になりがちなのが現状と判断しています。ネットの検索結果は「こういう読み方や表現もある」という単発の事物を発掘する分には(つまり全ての検索結果を対等に考えるなら)今でも役立つと思ってますが、「どういう読み方や表現が主流か」を判じる重みづけの手助けにはならないと思います。--U8WC078ef5ch 2011年5月22日 (日) 07:08 (UTC)
残念ながら、ある改名案に反対し同時に対案を出さないということは、現状のページ名を明白に追認しているという態度表明にほかなりません。ていうか、結果的にほかのページ名に改名しなければ、現状のページ名がそのまま残りますんで。
貴方の意図と必ずしも関係なく生起するものとお考えください。 勿論、毎度のように誰かが私の名前を勝手に利用し、コメントを都合よく改竄して無理矢理何かを始めれば、まあ何でも起こり得るでしょう。そこまで気にしていたらどうしようもないというか、まだ誰もそういう行動を起こしていない段階で、ことさらに私の名前を利用して「問題を起こすための問題提起」を起こされると迷惑なんですが、というだけのことです。あなたの書きようでは、まるで私が張本人のようではないですか(笑)。
クリヴァクについては関知致しません。(どちらかといえば、「クリヴァク」なら「フリゲート」を推しますが。)何度も言うように、今回の改名提案が OK だろうと推測したのは、「重」を付けるくらいの変更で大きな混乱が生じることはない、という点に依拠しています。「フリゲート」を「国境警備艦」に変えるとかの話とは趣旨が全然違いますので、また改めてそういう例を引き合いとして出されましても、困るんですけど。
ネットの例はたんに、「航空巡洋艦」は別に定着していないのでは?という例示をするために出しました。それ以上の意義はありません。「航空巡洋艦」が出典を記載しなくてもいいくらいに常識的に定着している、んじゃないということが理解いただければ十分です。
いずれにせよ、現状のページ名は最も不適切なもののひとつになっているのではないかと思うのですが、さて、それでは U8WC078ef5ch さんは「キエフ級航空母艦」への改名をなさるのでしょうか?では、ついでにひゅうが型護衛艦も世界の基準に合わせて「ひゅうが型軽空母」か何かに改名しましょうwww
今回の私の改名提案の意義はほとんどひとつしかないのですが、ページ名が「キエフ級航空巡洋艦」になっていて定義文が「キエフ級重航空巡洋艦」になっており、正式分類は「重航空巡洋艦」だと書かれているちぐはぐな状況の解消にあります。--PRUSAKiN 2011年5月24日 (火) 11:03 (UTC)
- (お返事)構いませんよ。「キエフ級航空母艦」への改名を提案しましょうか。私は「重」をつけるくらいなら現状の方がまだ幾ばくかマシと思うまでで、「航空母艦」の方がそれよりさらにずっと現状に即している、というか邦文献における検証可能性の点でも明らかに優越しますね。同一記事に対して複数の提案を提出しては混乱しますから、一旦貴方の改名提案を取り下げてください。しかる後に改めて提案しましょう(勿論貴方の側で提案し直しても問題ありません)。--U8WC078ef5ch 2011年5月25日 (水) 16:25 (UTC)
「構いませんよ」というのは「別に自発的に提案するんじゃないけど、プルサーキンがやれと言ったから仕方なく提案してやるのだ」という責任転嫁でしょうか、それとも、「やれってならやりますよ」という挑発でしょうか。私は改名提案したければ自分の責任の負える範囲内でご自由にどうぞと言っただけで、別にそれに賛成とか私が提案したいとか言った覚えはないんですが(苦笑)。
私は「重」をつけるくらいなら現状の方がまだ幾ばくかマシと思うまでで の意味がわからないのですが、「個人的感覚」以外のどのような理由で 現状の方がまだ幾ばくかマシと思う のか、事情が客観的に理解できるよう、きちんとご説明願えますか。万が一、私もあなたの個人的感覚に「共感」できるかもしれませんしねww--PRUSAKiN 2011年5月27日 (金) 10:59 (UTC)
- コメントコメント宜しいですか?いきなり記事の部分/全削除や特定の立場から侮蔑するような記述を本文に加えられたのならともかく、議論の経緯にそこまで固執する必要性も無い様に思われます。ロシア艦船に詳しく無いと断った上でそれでも一般論として指摘できる点について述べれば、「邦文献における検証可能性」でしょう。有名な艦ですし、見つけること自体はそれほど困難ではない。出典探しとして変な手法かもしれないが、昭和時代の防衛白書や国会会議録にもあるかも知れないですね。「航空母艦」については既にそれが提示されているようですので、PRUSAKiN氏には「重」が付いている邦文献は何かあるのかをお尋ねします。提示されたサイトの一つは著書を出版されている方ですが、旧日本海軍や自衛隊以外にも何か書かれているのでしょうかね。岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM 2011年5月28日 (土) 13:47 (UTC)
- 防衛省情報検索サービスなるものがありましたのでそれで「キエフ級」で検索してみました。防衛白書からは1989年の例では「キエフ級空母」と「トビリシ級新型空母」と同じ括りです。余談ですが、このように簡単に探せるなら、日本語については日本政府系文書での使用例を根拠に使うのも、悪くは無いかなと感じます。提案処理等についてはご随意にされるが宜しいかと。岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM 2011年5月28日 (土) 13:57 (UTC)
コメントありがとうございます。まず、現状の確認ですが、現時点での最大の問題点は、「現行ページ名に関する出典が一切示されていない」、という点にあります。従って、改名反対者の人で何か対案を出すのでなければ、現行ページ名が妥当だとわかる出典を示してほしい、という文脈になります。「重航空巡洋艦」は分類名に対する辞書どおりの翻訳なので、特に出典が必要なものとは思えません(ウィキペディアでは通常、辞書どおりの翻訳に出典を要求されることはありません。稀にありますが)。そういう意味では、「対潜巡洋艦」でも構いません(途中で分類が変更されている)。
さて、岩見浩造さんご指摘の問題はこの場合は日本語文献での用例ではなく、ウィキペディアのガイドラインにあります。この船は(私の偏見によれば)実質的に「空母」ですし、ウィキペディアが必ずしも正式名称の使用を指定していない以上、ページ名は「キエフ級航空母艦」でよいように思われます。しかし、ウィキペディアには最も重要なルール「ウィキペディアの記事における方針の三つのうちのひとつ」である Wikipedia:中立的な観点という規則があり、これに配慮した場合、「航空母艦」という分類を使用することはできなくなります(その意味で、「ひゅうが」型の名を出しました)。つまり、今回は単純に「何と呼ばれているか」の問題だけでなく、POVの問題が絡んでいる、ということです。
政治的・歴史的事情をご存じないと「なんで防衛庁のいう『空母』じゃいけないの?」という疑問をお持ちになるのは当然ですが、その点を考慮すると、この船は海上自衛隊の護衛艦を「空母」と呼ぶのがまずいのと同じくらい「空母」と呼ぶとまずいわけです(空母であると主張すれば、ソ連がトルコの海峡通行規制の国際法を侵犯したという政治問題を提唱することになります。日本政府は西側なので当然、どちらかといえば批判的立場にあるわけですが)。
ただ、論理的に Wikipedia:中立的な観点をクリアできる方法があれば検討すべきでしょう。よろしくお願い致します。--PRUSAKiN 2011年5月30日 (月) 05:09 (UTC)
コメント PRUSAKiNさんにもU8WC078ef5chさんにもご迷惑おかけしたことがありますので、非常に肩身が狭いですが、コメントさせていただきたく存じます。
今回の問題には、「方針」であるWikipedia:中立的な観点と、「ガイドライン」である(=「方針」より強制力が弱い)Wikipedia:記事名の付け方が関係してくることは、お二方が既に指摘されたとおりです。このことを踏まえ、目下議論されている2つの記事名候補、「キエフ級重航空巡洋艦」と「キエフ級航空母艦」についてそれぞれ検討し、私の意見を述べさせていただきます。
まず「中立的な観点」という側面に関しては、両者ともに同等であると考えます。両者ともに正当な権威者による裏付けがある(前者は運用当事者であったソ連海軍による呼称の逐語訳、後者は日本の官公庁および『世界の艦船』誌による翻訳)と同時に、両者ともに中立性に懸念がある(前者はロシアPOV、後者は日本POVの懸念がある)ためです。
次に「記事名の付け方」を考慮しなければいけませんが、ここで、同ガイドラインで
> 記事名を選ぶにあたっては、編集者の関心よりも読者の関心を、専門家よりも一般的な利用者の関心を重視してください
と明記されていることが重要かと考えます。と申しますのも、PRUSAKiNさんご自身も
> (私の偏見によれば)実質的に「空母」です
と仰っているとおり、日本語表記においては、本級は「空母」ないし「軽空母」として扱われることが一般的であり、「重航空巡洋艦」というソ連海軍の制式種別の逐語訳は、一般的でないとは申しません(トリビアとしては非常に知られています)が、その知名度は一段劣ったものであると考えます。
上記の根拠より、私としては後者、つまり「キエフ級航空母艦」を支持し、「重航空巡洋艦」というソ連海軍の制式種別の逐語訳については冒頭文にて記述することを提案したいと思います。--Panda 51 2011年5月30日 (月) 13:33 (UTC)
- POVはWikipedia:中立的な観点#中立的な観点とは何か? 「偏りのない」「中立的な」というのはここでどのような意味で使われているのか?の「重要な制限事項がひとつあります。複数の観点を比較する記事では、少数派の意見について、より広く普及している観点と同じだけの詳細な説明を加える必要はありません。論争を説明する際には、少数の人々が支持する観点が、あたかも非常に広く受け入れられている観点と同じだけ注目に値するかのような書き方をするべきではありません」からクリアされるでしょう。POVは「異論・少数意見を排除しない一方で対等には扱わない」もので、そこには重みづけが存在します。キエフ級の正式な分類が重航空巡洋艦(正確にはその元となるロシア語)であることは事実でありますが、一方で本邦においては「キエフ級は航空母艦への分類で表記される」ことは各種文献から確認できます。少なくとも「重航空巡洋艦」を項目として挙げている文献はおそらく存在しません。これは検証可能性の上から「航空母艦」の優位を示し、またそうであっても「少数派」を無視するものではありません。正式な分類については本文中で補完することにより、少数派の観点を補うことができます。中立的な観点と検証可能性は相互に補完し合うものである以上、検証可能性を満たした上で、かつより広く普及している観点を優先するのは当然と考えます(そうでない観点-空母への分類を避けたことやその理由として大なる部分を占めるボスポラス海峡の問題等-についての補足説明は大前提です)。なお「ひゅうが型」についてはWikipedia:記事名の付け方の「日本語での正式名称を使用します」に加えて「信頼できる情報源(例えば防衛白書等)において最も一般的に使われて」いることから「護衛艦」で問題ありません。ただし諸外国ではヘリ空母に分類するような例(ジェーン年鑑等)が存在することは記事本文中で補足しておいた方が望ましいでしょう。
- 話を戻します。当方が「重」をつけることに反対したのはこの記事単体としてより、その前例がもたらす他記事への影響の深刻さからです。貴方の意図は別にして、改名の結果が当該国の分類を厳密に表記する方向を指向するのは客観的な事実であり、その前例は前述の通りダンケルク級「戦列艦」等への適用を可能とします。故にまず「重」をつける改名への動きを止めに入りました。一方で「航空母艦」を当初より提案しなかったのは議論を分けるべき、と考えたからですが、これは貴方の誤解を招いたようで、誤った態度であったとお詫び申し上げます。
- さて現在「重航空巡洋艦」への改名の流れは醸成されていないと見受けますが如何ですか?--U8WC078ef5ch 2011年5月30日 (月) 13:49 (UTC)
コメント項目名から読む人がどういう印象をうけるかという話になっているので、まず私個人の印象を述べます。
私個人の中ではキエフ級は「実質的にヘリ空母(軽空母)だけど、事情があるのでそうは名乗っていない」というヘリ空母のサブカテゴリに放りこまれていました。このカテゴリには日本のひゅうが級以降のヘリコプター搭載型巡洋艦も放りこまれています。一方で、「航空巡洋艦」というと、「水上機とかヘリを多めに積んでる巡洋艦」というイメージですね。だからロシア海軍が、実質ヘリ空母のキエフ級を従来の航空巡洋艦より一段上の重航空巡洋艦と呼んで区別しようとする気持ちもわかります。軍事通でない普通の人からすると、航空巡洋艦という名前からどんな艦か想像するのは難しいかもしれません。少なくとも聞きなれない言葉でしょうね
以上を踏まえて、項目名は実質をとって「キエフ級(ヘリ空母)」とするか、正式名称をから「キエフ級重航空巡洋艦」とすべしという論点は理解できます。(日本のDDHは原語が日本語なので、正式名称そのままでいいでしょうけど)。
現段階での私の意見としては名称について、記事上で解説するぐらいの特筆性が認められるという事ぐらいです。項目名にしてはもともと正確性より利便性が求められる所があるので、分かりやすければこだわりはありません。--Littlefox 2011年6月9日 (木) 17:31 (UTC)
- 報告キエフ級航空母艦への改名提案を行いました。PRUSAKiNさんの最後の書き込みから10日以上経過しており、現状を放置するべきでないとの考えからです。なお。Littlefoxさんのコメントはこだわりはありませんとのことですので、いずれかを選定する意見ではないと見做させていただきます。ご承知置きください。1週間を目途に新たな反論がなされない場合、改名を実行致します。--U8WC078ef5ch 2011年6月11日 (土) 03:32 (UTC)
改名に反対ありません。空母、重航空巡洋艦いずれの改名案にも賛成します--Littlefox 2011年6月13日 (月) 17:10 (UTC)--Littlefox 2011年6月14日 (火) 12:30 (UTC)
- 報告改名を実行しました。皆さまのご参加に御礼申し上げます。--U8WC078ef5ch 2011年6月18日 (土) 11:30 (UTC)
- コメント 私事ですが、先月から実生活の方が忙しく、こちら(ウィキペディア全般)にコミットできませんでした。議論を途中で抜けてしまう形になってしまい、またその結果議論がきちんと詰められることなく終了したことに対し、申し訳なく思います。
- 当分ウィキペディア(特にこの手の議論)に割ける時間が作れませんので、また時間ができましたら改めて検討致します。今回はどうもご迷惑をお掛け致しました。途中からご意見くださったLittlefoxさんとPanda 51さんにお礼申し上げるとともに、回答できなかったこと、お詫び申し上げます。--PRUSAKiN 2011年6月26日 (日) 06:06 (UTC)