ノート:アナログ計算機
アナログ計算機への改名
[編集]「アナログ計算機」への改名を提案します。現在、コンピュータという語はしばしば、電子式という意を暗黙の裡に含んで使われます(たとえば「世界最初のコンピュータはENIACだ」)。ですので、機械式を含む本記事の内容的には、「~計算機」としたほうが親切であり、内容に即すると考えます--MetaNest(会話) 2012年9月6日 (木) 10:53 (UTC)
- 条件付反対 単にこの記事を改名するだけの措置には反対します。
- 仮にそのような問題があるとしても、「コンピュータ」を「計算機」に変えることで改善されるか疑問です。「計算機」も普通は「電子計算機」の意味で使われるのではないでしょうか。
- 一方、他の記事との関係で新たな問題が発生します。「アナログ計算機」に改名した場合、記事名からは、それと対になる記事は「計算機」のように思えます。しかし実際は、「計算機」は calculating machine の記事で、「コンピュータ」が対になるべき computer の記事です。これはわかりにくく、「Wikipedia:記事名の付け方」の「首尾一貫している」に照らしても不適切です。
- コンピュータ→計算機の改名が非現実的なためうまい対処法が思い浮かびませんが、たとえば、「デジタル計算機」(英語版にはありませんがドイツ語版にはde:Digitalrechnerがあります)を「アナログ計算機」と対になる独立記事として作成することで問題が緩和されるかもしれません。--Greeneyes(会話) 2012年9月7日 (金) 19:15 (UTC)
- どうしたいのかよくわかりません。現実が対になっていないわけですから(たとえばノイマン型のアナログコンピュータなんて存在しません)、その現実を反映して、対称的にはなりえないわけです。現実が非対称なのに、記事には一貫性と称して対称性を求めるのは不自然です。--MetaNest(会話) 2012年9月9日 (日) 23:22 (UTC)
- 私の意見は「条件付反対」であり、「こうしたい」というコメントではなく、「このようなのは困る」というコメントです。もし対案がまったく出なければ、現状維持を希望となります。
- 完全に首尾一貫させられないということは、一貫性を気にしなくてよいという理由にはなりません。できる範囲で首尾一貫させるべきです。
- 「ノイマン型のアナログコンピュータが存在しない」ことがどのように本件に関係するのか、もう少しわかりやすくお願いできないでしょうか。--Greeneyes(会話) 2012年9月12日 (水) 12:53 (UTC)
- では対案です。『「アナログ計算機」に改名した場合、記事名からは、それと対になる記事は「計算機」のように思えます。しかし実際は、「計算機」は calculating machine の記事で、「コンピュータ」が対になるべき computer の記事です。』とのことですが、そもそもアナログコンピュータ(アナログ計算機)は計算機の一種類で、(ディジタル)コンピュータも計算機の一種です。各記事がそのように書かれていないことが問題だというのでしょうか? でしたら、それがわかるように各記事を修正するということでどうでしょうか?--MetaNest(会話) 2012年9月18日 (火) 03:50 (UTC)
- 反対 「Computer」の訳は確かに「計算機」というものがありますが、では「Camera」は「写真機」としてWikipediaの記事名にありますか?「デジタル写真機」という記事があるでしょうか。違いますよね。「アナログコンピュータ」へのリダイレクトに「アナログ計算機」のページがあるので、それで十分だと思います。--みゃー(会話) 2012年9月21日 (金) 12:23 (UTC)
- 例が不適切です。「カメラ→写真機」「写真機→カメラ」は、ほぼいつでも置き換え可能でしょうが、計算機の場合はcalculatorという語の指すものとも重なっておりたとえば、タイガー計算器(商標のため「キ」が「器」ですがそれはともかく)はコンピュータではありません。反論になっていません。--MetaNest(会話) 2012年9月24日 (月) 11:46 (UTC)
- とりあえず、「Computer」の意味を正しく知っていますか?http://ja.wiktionary.org/wiki/computerみゃー(会話) 2012年9月27日 (木) 15:10 (UTC)--みゃー(会話) 2012年9月27日 (木) 15:12 (UTC)編集
- 何をおっしゃりたいのでしょうか? とりあえず、ここで問題にしているのはカタカナの「コンピュータ」であり、「Computer」ではありません。--MetaNest(会話) 2012年10月3日 (水) 08:43 (UTC)
- 「コンピュータ」の意味をどうぞ。「計算するもの」「計算機」という意味が広義で、「“電子”計算機」という意味は狭義なのですが。つまり、ページの改名は必要ないということです。http://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF --みゃー(会話) 2012年10月10日 (水) 08:30 (UTC)
- それは由来・歴史的な変遷であって、狭義・広義ではありません。なんでそれで「つまり」となるのかわかりませんが、この記事で説明している機器については、フィードバック制御のような機構のないものまで含まれているのですから「計算機」とするのが適切だ、ということです。--MetaNest(会話) 2012年10月19日 (金) 02:01 (UTC)
- では記事名の変更ではなく記事の分割を提案なさってはいかがでしょうか。もしくは「デジタル計算機」の記事を執筆され(例えばIC電卓のようなものの説明)、その対になる記事として本記事の一部を分離し、「アナログ計算機」の記事を作られては?--みゃー(会話) 2012年10月19日 (金) 15:41 (UTC)
- 私がどのように分離することを意図されているのでしょうか? どのように分割分離しようとも、白紙委任ということで良いのでしょうか?--MetaNest(会話) 2012年10月25日 (木) 09:33 (UTC)
議論が停滞した後に改名が実行されて久しいようですが、一応、この用語を冠した論文・本はどちらのものも存在し、件数だけを見るならば「計算機」が若干多いでしょうか。「アナログ計算機」を含む論文250件、 「アナログコンピュータ」を含む論文108件、 「アナログ計算機」を含む書籍24件」、 「アナログコンピュータ」を含む書籍2件(検索結果の片方は他方の改題)。 もっとも、件数だけで議論できるものではありませんし、多少のニュアンスの違いもあるでしょうが、「アナログ計算機」という記事名にそれほどの問題があるとは思えませんでした。--朝彦(会話) 2013年1月29日 (火) 09:08 (UTC)
合意も得られていないのに移動を強行したんですか?なぜ?126.111.236.162 2013年4月14日 (日) 08:33 (UTC)
主たる利用は?で合意を図り、標題も記述順も決まるべき
[編集]「アナログ計算機入門」長森淳三・木地和夫共著(日本電気)1961/03/30オーム社刊によりますと、冒頭で歴史的な様々の構造の存在を認めながら、執筆時点では「微分解析を主目的とした電子管式の関数相似方式のアナログ計算機を指す」として限定を付けています。 日本に入ってきたのが1953年(s.28年)頃で、電機各社で製品化されており、それは当時からアナログ・コンピュータ、アナコンと呼び習わされていまして、デジタルでもコンピュータと呼ぶのか、電算機と呼ぶのか、流行り物の語感としてどちらがモットもらしいか程度の違いで、実質的な内容の争いではない模様です。 その手のものは先取優先を原則で良いのではないでしょうか。片側が圧倒的になったらそこで合意を得て変えると云うことで。すなわち、不合意の変更強行反対!結果はどっちでも可。 私は学生時代から、ず~~~~っと「アナコン」派。
1963年(s.38年)に教育用としてヒースキットから3演算増幅器搭載のアナコンが発売されて、「無線と実験」誌グラビアに大きく紹介されていましたが、微分方程式を解くという作業が、普通高校数学教科書では数行、工業高校の応用数学教科書でも1ページそこそこで、2階の線形微分方程式を扱って、単振動だの減衰振動だの臨界制動状態を扱える数学力の水準ではなく、ごく一部の工業高校に「自動制御」(=帰還制御)でラプラス変換を教えて、そこから2階の線形微分方程式を解く授業をした例が有った程度で、理工系大学&工業高専水準の課題として研究機関以外にはあまり広がらなかった様です。--Tetsuo00(会話) 2017年4月10日 (月) 21:11 (UTC)
- 「なぜ?」とか書かれていたことに今頃気付いたんですが、合意もなにも難癖付けばかりで、議論になってなかったと思います。あと最近考えたのですが、日本において「コンピュータ」という語が「電子式」を暗黙のうちに含んでいる、とする強力な傍証としては、日本において、海外についてENIACを・国内はFUJICを「最初のコンピュータ」とされがちなこと、が挙げられるように思います。さる資料によれば、富士通のリレー式のFACOMで計算請負業務を始めた際に「電算」という語を使い始めたそうですが、プログラム内蔵式でないものを含めるべきでないのならENIACは外されるべきですし、逆にプログラム内蔵式でなくともそれなりの規模であれば含めるべきであれば、FACOMの他ETL Mark IとIIなどもありますが、リレー式計算機を含めるべきです。つまり結論として「ENIACとFUJIC」が「最初のコンピュータ」とされがちなのは、両機が電子式だから、というのが結論になるかと思います(多くの人がそこまで知識を持ち、意識しているものとは思いませんが)。--MetaNest(会話) 2017年4月11日 (火) 14:31 (UTC)
- 「言葉」「概念」は、多数決正義で流れるものが強く有り、純理論とは捻れを生じて世間一般に説明法を改めることもあるわけですが、
そうした歴史的推移やあいまいさを抜きに記事を書くと一般向けとしては却って分かりにくくなることもママあります。
「コンデンサー」を英文直に「キャパシター」に直す編集というのは、機能から考えれば正当理由があっても、言葉としての一般流通から みたら多数派である「コンデンサー」としておくのが事典として穏当ではないですか。この「キャパシター」への書き直しには無理があります。 電子部品の「コイル」を「リアクター」と書き換えるのも同様のやり過ぎ。 電子回路屋が両方使う、あるいはキャパシター&リアクターを使うというのとと、娑婆一般とは違うでしょう。
また、機械式を含んでの「アナログ計算機」という言われ方は、コンピュータが世に広まって、デジタルに対する電子式のアナログ計算機が明確になり、歴史的に遡って機械式もアナログに分類されるようになった経過があるはず。計算尺全盛時代にそれを「アナログ計算機」に分類することはありませんでした。
多数決原則でいいますと、微分方程式を解いて図示するアナログ・コンピュータが工業製品化されて市場を席巻して、真空管式演算増幅器とCRなど受動素子を使って(加算)積分器、(加算)符号反転器、諸関数発生器などを構成する「電子式」が圧倒的多数であります。「半導体方式のアナコン」というのは製品としては聞きませんねぇ。デジタルで足りるからでしょうが。
こういう実普及数の重み付けを欠いた平板な解説記事というのは一般向け事典としては問題がある様に思います。
また、アナコンの高速型、低速型の分類説明の「修正」は、後付けの「作文」になっています。 アナコン出現当時の出力器を考えますと、自記記録計など高価に過ぎて雲の上の存在!手近なオシロスコープ画面上に方程式の解を表示させるには25Hz程度以上の繰り返し頻度が必要ですから、その速度範囲に時間軸変換をして演算していたものを「高速型」、自記計器でそのまま出力できるものを「低速型」と呼んだもので、一体のもの、すなわち、高速型≡CRT出力表示、低速型≡自記計器表示の、それぞれの別の呼び方であり、書き直したような独立のものではありません。 但し、繰り返し型ですと演算増幅器が低感度でも、コンデンサーに特にリークの少ないものを使わなくても演算可能という実構成上の違いとなって現れます。教育用ヒースキットのオペアンプが60dBそこそこの利得なのに対して、実用の低速型の演算増幅器は120dB~130dBの利得でしたから1000倍以上も違う格違いの製品です。
ミラー積分回路も、広く使われる重要なアナログ技術で、記事化されるべきもの。削除は適切ではありません。
見解に幅のあり、それなりの根拠のあるものは合意を待たずに強引に弄るべきではないと思います。 みや氏らは「難癖を付けている」様には見えませんが
おまけ!日立製作所系は工高教員執筆の「アナログ計算入門」若山伊三雄著1962/11/20コロナ社刊\240.があり、100%微分方程式解法、ラプラス変換、過渡現象解析、自動制御(帰還制御)で埋められて居て、圧倒的に運動方程式(微分方程式)を解く機能が注目されて普及したものであることが分かります。この微分方程式解析表示器が多くの人の「アナコン=アナログ計算機」の記憶です。
東芝も製品化しているハズですが、現在、東芝の書籍は見つけられませんでした。 同社のシンクロスコープ本はあるのですが・・・・・・。 --Tetsuo00(会話) 2017年4月13日 (木) 03:15 (UTC)
「コンデンサー」か?「キャパシター」か?
[編集]言葉は流通量の多数決で押し流されていくもので、「本来」と「常用」が次第に変わってくることも多いですし、国外から流入した概念ですと、当初が誤訳のママ普及してしまうモノさえ有ります。 「事典」としては、根拠のあるニュートラルなものを採用したいところですから、今回の「コンデンサー」から「キャパシター」への 書き換えの妥当性は、社会一般への出所を辿れば分かるはず。
皆に共通した出所は高校物理学教科書の電磁気学の章と思い、本屋で最新の高校物理学習参考書を漁りますと、100%が「コンデンサー」表記で、「キャパシター」の方は括弧表示の注記にも見られません。日本語領域では全く使われていない言葉でしょう。
「コンデンサー」が、その機能に即した名称かどうかというのは、実使用のところの論議で、少数側を括弧表示で並記するのはありですが、それらの論議の中道を行くはずの事典記事に特別の方向性を持たせてはいけません。ここは圧倒的多数派の「コンデンサー」でしょう。 電気関係者がその内部で「キャパシター」と呼んでも支障ありませんが、一般対象の「事典」ですからダメです。 少しでも世間に伝わっていれば、芸人ルー大柴型の日米混合語もギャグとして通りますが、ここは事典記事!やはり金田一春彦型でいきませんと適切ではありません。ルー大柴型ノー!で元の「コンデンサー」表記に戻すべきです。--Tetsuo00(会話) 2017年4月14日 (金) 01:17 (UTC)
流通量・利用量の重み付けが必要:アナコン=微分方程式解析表示器
[編集]「アナログ・コンピュータ」が日本で脚光を浴びたのは、1953年頃に「微分方程式解析表示器」として入ってきて電機各社で製品化されて研究所や学校に納入されてのことで、「アナログ計算(機)」関連の書籍が多数出版されましたが、その主要内容はどれも「微分方程式解析表示器」でした。汎用機として大量生産の商品になったのはその「微分方程式解析表示器」だけでしたから、事典の記事としては真っ先に書くべき内容です。言葉の意味を説明する「辞典」ですと、使用頻度の大きい順に①②③④・・・・と書かれている通りで、主要なものほど詳しく述べられるでしょう。
そうした主要部を真っ先に記述しているのが前提で、埋もれかけた歴史を述べるというのが事典として順当な書き方。辞典表記と同じです。アナログコンピュータの説明も、これまでの圧倒的利用量からすれば、微分方程式の解法が抜けているのは適切ではありません。 ハード製品としては絶滅状態でも、そのソフトはデジタル計算機で丸ごと生きている訳で、単なる埋もれてしまった歴史とは違います。 歴史主体に書きたいということであれば、閲覧需要との関係で別項に分離してアナログコンピュータ項(電子式アナログ計算機項)を復活させてアナログ計算機(歴史編)と並立させることが実際的かも知れません。 並立する新項を建てるのに合意は無用ですよね?--Tetsuo00(会話) 2017年4月14日 (金) 01:38 (UTC)
電子式アナログコンピュータを書いてみました。歴史的、博物的内容はここ「アナログ計算機」に委ねます。
公知である回路図、構成図自体がそれをソ-スとして特性を計算導入できるので、特定の書籍などを出典として記述することには却って問題があるでしょう。
ここ「アナログ計算機」への転送が宣言されていた「アナログコンピュータ」ページをそのまま独立させて相互リンクとしました。
--Tetsuo00(会話) 2017年5月4日 (木) 01:31 (UTC)
ヒースキットEC-1
[編集]ヒースキット教育用アナログコンピュータEC-1型についての、元の記述が、「9基のオペアンプ」となっているのは、誤訳か見誤りかなのは、EC-1写真をクリックして最大画像で見れば分かり、「3基の演算増幅器」が正しいと思います。 写真からは、初期設定が右上3ツマミ、定数設定ポテンショメーターが左上5ツマミ、入力端子と入力ジャックが9、は写真からおおよそ読み取れますから、各演算増幅器が総て「符号反転加算機能」があって、帰還側定数により、抵抗だと「符号反転加算係数器」、コンデンサーだと「符号反転加算積分器」となるわけで、演算要素それぞれの複数の入力端を、個々のオペアンプ:演算増幅器と誤認して9演算増幅器とされたのではないでしょうか。9は入力端の数でしょう。
1963年当時のEC-1定価$199は、1ドル360円の時代で\71,600.ですが、高卒初任給は、1963年募集で\6,900.~1964年募集で10,000.で、安価とは言え給料10.4ヶ月分に相当するものでしたが、工業高校ではアナログコンピュータは正規のカリキュラムからははみ出している非公式の特別授業ですから、購入予算はまず付けられず、アマチュアがおいそれと買うわけにはいかない値段でした。 1963年夏頃の「無線と実験」誌グラビア誌掲載のEC-1に触発された腕に覚えの工業高校生たちは、そのEC-1の回路を起こして、アナログコンピュータを自主設計・開発・試作して2階の微分方程式を解かせているので、EC-1のオペアンプが3基であることは良く知っていました。3オペアンプ式アナコン試作機の製作費用は当時の材料費で\10,000.余だろうと思います。 それ以上の規模となると、たとえば2重振り子の解析には演算増幅器が8基必要で、取り敢えずは2階微分方程式を解く上で最低限必要な3演算増幅器のアナログ計算機セットを試作してみたということで、これはヒースキットEC-1のコンセプトです。 力学や電気回路の過渡現象は微分方程式を解いて解析するものですから、その物理量をアナコンの電圧に対応させて入力し、出力を得て元の物理量に読み替えます。その辺がアナコン(アナログコンピュータ)≒微分方程式解析表示器として広がった経過でしょう。
EC-1は54年も前の製品で、教育用として売れた範囲はかなり限られて居たにもかかわらず、その写真がWikipediaにアプロードされていた!というのは驚きでしたし、それだけの価値あるエポックの製品だったのか!と感無量の思いではあります。
そういう流れで、一般向けに製品化されて広まり、単行本まで多数出て、そのユーザーのいる「アナログ・コンピュータ」といいますと、「微分方程式解析表示器」なので、
この記事の、様々な歴史的な計算機中心の記述とは大きなズレを生じている・・・・・・記述の重み付け、順序にかなりの違和感を持たざるを得ない記事になっているということです。
アナコンのハードは製品としてはとっくに無くなりましたが、ソフト=微分方程式解法はデジタルコンピュータに受け継がれて、拡張されて生きている訳ですから、「影響のない過去」とは違う重みで書く必要があると思いました。--Tetsuo00(会話) 2017年4月15日 (土) 12:34 (UTC)
原説明の誤訳?&原説明の不足
[編集]It was programmed using patch cords that connected nine operational amplifiers and other components.
の意味は、「オペアンプや様々な素子を9つまでパッチコードで接続してプログラムした」でしょう。これを演算増幅器9基と誤訳した。
すなわち、原説明に接続総数9は述べられているのに、計算機の機能レベルに直結する演算増幅器の搭載数3基が述べられていないことの問題です。
注記#17の記事:
Although Heath analog computers had been available to the scientific community since 1956,
a small version containing less expensive components was introduced in 1960.
It could be purchased fully assembled or as a kit for $400.
Numbers were represented as voltages and displayed on a front panel meter.
It was programmed using patch cords that connected nine operational amplifiers and other components.
Schools commonly used the EC - 1 to educate electrical engineers in analog techniques.
--Tetsuo00(会話) 2017年4月16日 (日) 05:24 (UTC)
「3基」は勘違い?9基が正しそう! アナログコンピュータ heathkit EC-1 の内部写真が見つかりまして、そこには、5極3極管6U8と思われるやや太めの真空管9本が正面パネルの後に一列に並び、 その陰にそれぞれなにやら小さい陰が見えまして、それが待機時クランプの双2極管6AL5だとしますと、EC-1の演算増幅器は9基ありそうです。 長い間、全くの私の記憶違いだった様です。 アナログコンピュータの試作を試みて、物理現象を最低限シミュレートできる2階の微分方程式を解くには3基の演算増幅器が必要で、 演算増幅器5極3極管6BL8+待機時短絡SW双3極管12AU7or待機時クランプ6AL5の3組で試作してみたことを、heathkit EC-1までが演算増幅器3基と記憶転換してしまったものでしょうか?自作品は3演算増幅器!これは間違いありませんが。 お騒がせしました。済みません。 --Tetsuo00(会話) 2017年5月3日 (水) 18:53 (UTC)
矛盾発見!EC-1発売時期&価格
[編集]EC-1がラジオ雑誌グラビアで紹介された時期が1963年、そのキットの価格が$199. に対して、
- 17提示の資料を辿ると、1960年で$400.となっており、その辺の経過を調べて整理する必要があります。
1960年の製品で$400.、1963年のキットで$199.ということでしょうか? 「kit」ってのは、付属品のC、R、コード、電源等も揃ってるという意味なのか、当時よく見られた「組み立てキット」なのか? 実は今まで「組み立てキット」とばかり思ってきましたが、実際はどうなのでしょう?(記事の主部には影響ありませんが) --Tetsuo00(会話) 2017年4月16日 (日) 04:07 (UTC)
教育用アナログコンピュータEC-1紹介記事発見!
[編集]教育用アナログコンピュータEC-1紹介記事の紹介記事が国会図書館のマイクロフィルム資料として残っていました。 今はDeep AUDIO専門誌の感が有り不定期刊行になっている「ラジオ技術」誌の1963年11月号グラビア(p120~121'63/9中旬頃?発売)と、 1964年1月号~3月号(発売は63/11~64/01、毎月中旬前後)の連載記事「アナコン技術入門」1~3で、もう著作権保護期間50年は過ぎていますから、引用制限も緩いモノでしょう。
その紹介記事で明らかになったのは、
- 1).構成:5極3極管6U8単管演算増幅器×9基、演算制御リレー接点×4組、係数ポテンショメータ×5の製品と、組み立てキットが日本で1963年に発売されたこと('64/02p153C3)
- 2).発売金額はマイクロフィルムが潰れていて全く読み取れず。(400ドルと199ドルの二重価格は、完成品と組立キットの違いの模様。組立に30時間前後要す:'64/02p157C1)
- 3).解説・プログラミング例では主が「(真空管式)微分方程式過渡解解析表示機」で、積分演算を中心に、加算係数器や、極性反転器の動作を述べていて('64/01p173~)、
付帯的に2元一次連立方程式解法も述べている('64/03P168C1~170)。
- 4).ヒースキットEC-1アナログコンピュータの全回路図:'64/02p155
これら実用普及量、教育内容などからみれば、アナログコンピュータの主たる側面は圧倒的に「真空管式微分方程式解表示装置」であり、 歴史的な様々の試作品アナログ計算機は従でしょう。並列的な歴史記述に留まらず、現在に繋がる要素に重み付けした記事が必要でしょう。 http://www.geocities.jp/jtqsw192/REF/_radioteq1964/ragi64.htm =「ラジオ技術」誌、「アナコン技術入門」1~3&グラビア
--Tetsuo00(会話) 2017年9月4日 (月) 03:01 (UTC)
図の誤記訂正差し換えがうまくできません
[編集]直しますが、成功まで暫くお待ちを。 下記の差し換えを試みてるのですが、何故か誤記のある旧図の方が再登録されてしまう!?
どの操作に問題があるのか原因を調べてます。
間違いは、2階微分の独立変数「t」を「x」と誤記しています。申し訳ありません。 --Tetsuo00(会話) 2017年4月30日 (日) 15:53 (UTC)
お騒がせして済みません!分かりました!キャッシュに古い絵が残っていて更新が反映されなかった模様で、変更されていました。--Tetsuo00(会話) 2017年4月30日 (日) 23:25 (UTC)
外部リンク修正
[編集]編集者の皆さんこんにちは、
「アナログ計算機」上の3個の外部リンクを修正しました。今回の編集の確認にご協力お願いします。もし何か疑問点がある場合、もしくはリンクや記事をボットの処理対象から外す必要がある場合は、こちらのFAQをご覧ください。以下の通り編集しました。
- http://www.lyricsemiconductor.com/にアーカイブ(https://web.archive.org/web/20120615013233/http://www.lyricsemiconductor.com/)を追加
- http://scs.org/history/SimCouncilNewsletters/Default.htmにアーカイブ(https://web.archive.org/web/20132121541200/http://www.scs.org/history/SimCouncilNewsletters/Default.htm)を追加
- http://technology.open.ac.uk/tel/people/bissell/bletchley_paper.pdfにアーカイブ(https://web.archive.org/web/20070616085159/http://technology.open.ac.uk/tel/people/bissell/bletchley_paper.pdf)を追加
編集の確認が終わりましたら、下記のテンプレートの指示にしたがってURLの問題を修正してください。
ありがとうございました。—InternetArchiveBot (バグを報告する) 2017年10月29日 (日) 15:34 (UTC)
「アナログ計算機」と「ディジタル計算機」との違いの記述について
[編集]アナログ計算機とディジタル計算機の違いとして計算尺とそろばんを具体例として挙げるのには賛成ですが、その前の説明が回りくどすぎます。
「ディジタル計算機」では対象は数[* 1]に抽象化されており、歯車や電子回路で離散化された物理量の状態、たとえば電圧の0Vと5Vといったようなもので数を取り扱って計算する。対して「アナログ計算機」は計算対象をアナロジカル(analogical)に物理量に対応させ、演算を量の扱いにより行うという違いがある。
との記述では『数』を再定義してまで説明を続行する有様です。元の文の『代数的』というのは平たく言えば□の箱を描いた式の演算であり、これは小学校でも一部を学習する内容です。少なくともアナログ計算機を読む読者が微分・積分を知りながら代数学を知らないことはまずないと思います。代数学に入るものとして2進数ならばブール代数を用いて加算器を実現できることは周知の事実。もう少しなんとかなりませんかねぇ?--Licsak(会話) 2020年3月10日 (火) 05:59 (UTC)
- 「□の箱を描いた式の演算(小学校でも一部を学習する内容)」がディジタル計算機の仕組みだとする説明は初耳です。もう少し詳しくお願いできますか?--MetaNest(会話) 2020年3月10日 (火) 06:20 (UTC)
- 「□の箱を描いた式の演算」は、で示されるような1次方程式にほかなりません。 そろばんで計算するということはn進法の解説を読んでいただけば分かりますが、10進法で(N+1)桁の数を、各桁をとして、
- と表したものについて各桁ごとに算術的に計算するのと同義です。代数学では変数を用いて式を立て、それを解くわけですからその解き方は算術的なものであり、それ故に私はディジタル計算機は代数的に解く、と書いたのです(こう書けば2進法に限定されず、例えば3進法を用いたディジタル計算機も含まれます)。またこの「代数的」という表現はアナログ計算機における演算素子が微積分の要素ともなっており、「解析的に問題を解く」とも符合するものです--Licsak(会話) 2020年3月10日 (火) 07:30 (UTC)
- それは「その類の問題を、ディジタル計算機ではどうやって解いているか」という話であって、「ディジタル計算機とはいかなるものか」という説明としては単に議題をずらしているだけで全く説明になっていないとしか思えません。例えばタイガー計算器ではどうでしょうか? それとも、位取り記数法を利用するものはなんであれ「代数的だ」と強弁されるのでしょうか?--MetaNest(会話) 2020年3月10日 (火) 10:11 (UTC)
- 私も『代数的に解く』という表現には問題があることは承知しています。アナログ計算機で加算は電圧の足し合わせであり、回路的にも重ねの理が成り立ち、結果「代数的」に解いてしまうように見えてしまいます。これはわたしもしくじったと思います。--Licsak(会話) 2020年3月10日 (火) 14:23 (UTC)
- 提案 違いを際立たせる肝として、ディジタル計算機は数値を離散量として保持し計算すること、と計算の内実を語らずに、何も飾らず表現するのはいかがでしょう? これなら、アナログ計算機は数値を連続量で保持し計算すると書け、計算の内部に立ち入ることが避けられます。タイガー計算機も量子コンピュータもれっきとしたディジタル計算機でありそのどちらも一般的な電子計算機とは動作原理が異なるので下手に計算手法を書くと墓穴を掘る、と思いました。--Licsak(会話) 2020年3月10日 (火) 14:23 (UTC)
- ((余談)量子コンピュータはわざわざ「Qubit」という単位が提案されるくらいには計算としての質が違うものという扱いが一応ありますが)当該部の全体としては『「ディジタル計算機」は数値を離散量として保持し計算するのに対して、「アナログ計算機」は数値を連続量で保持し計算する。』ですかね。--MetaNest(会話) 2020年3月11日 (水) 06:52 (UTC)
- それが妥当かと思います--Licsak(会話) 2020年3月11日 (水) 08:32 (UTC)
当節の脚注
[編集]- ^ ここでいう「数」は、整数とか実数といったような数値に限られない。たとえば文字も文字コードによって「数」扱われる。