ノルン水上スキー場
表示
ノルンみなかみスキー場 | |
---|---|
| |
所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町寺間479-139 |
座標 | 北緯36度44分36.2秒 東経138度56分32.7秒 / 北緯36.743389度 東経138.942417度座標: 北緯36度44分36.2秒 東経138度56分32.7秒 / 北緯36.743389度 東経138.942417度 |
標高 | 1,220 m - 820 m |
標高差 | 400 m |
最長滑走距離 | 2,000 m |
最大傾斜 | 30度 |
コース数 | 5本 |
コース面積 | 28 ha |
索道数 | 4本 |
テレインパーク | キッカー、レール、ウェーブ、ボックス |
公式サイト |
www |
ノルンみなかみスキー場(ノルンみなかみスキーじょう)は、群馬県利根郡みなかみ町寺間にあるスキー場である。運営会社は群馬スノーアライアンス株式会社。吾妻邪山と大峰山の鞍部の東斜面に開けている。
概要
[編集]関越自動車道水上ICから約3kmの位置に所在する。降雪量が少ないため、人工降雪機に頼るところが大きい。
バブル期後半に開場したスキー場で、効率的な高速リフトとコース配置になっており、どのコースを滑ってもセンターハウスにたどりつける。コース数は5コースで、長さ1400mの第1クワットリフト1本で標高差400mのコースを滑ることができる。またコース上からは浅間山、赤城山、妙義山、武尊山、日光白根山、至仏山などの日本百名山の名峰を見ることができる。
スペックからはコース・リフト数の少なさ、交通の便利さから小規模のファミリー向けスキー場のように思い込まれがちだが、機動力の高い高速クワッドリフト1本で滑れるD・Eコースは短すぎない適度な長さと斜度バリエーションで飽きさせず、夜遅くまでのナイターにも対応しており、規模のわりに滑りごたえのあるスキー場である。
センターハウスにレストラン、レンタル、更衣室、売店などを集約するオールインワン方式をとっている。土曜・日曜は7時から営業。10時までの早朝券がある。D・Eコースでナイター営業をする。グリーンシーズン用に、2008年4月に20万株のスイセンを植え、2009年4月には40万株に拡大した。現在は100万株。
ゲレンデ
[編集]- Aコース(840m。最大斜度30度、平均斜度22度)
- 上級。コブ斜面。Aコースのみ、土日祝日はスノーボード滑走不可。Aコースはリフト降り場からのスタートではなく、Bコース途中からの分岐となる。
- Bコース(920m。最大斜度26度、平均斜度13度)
- 中上級。スタート後すぐ不整地斜面。その後Aコースへの分岐地点がある。その下は比較的平坦な斜面となり、第4ペアリフト乗り場またはDコースへの接続となる。
- Cコース(870m。最大斜度21度、平均斜度14度)
- 中初級。最初の中斜面の後に緩斜面が続き、その後Dコースに接続する。第4ペアリフトは平日は通常稼動しておらず、その場合B・Cコースのみを繰り返し滑ることはできない。
- Dコース(1,080m。最大斜度19度、平均斜度13度。ナイター営業あり)
- 初級コースとなっているが、斜度がある部分ではスピードが出やすく初心者は注意。パークが設置される。
- Eコース(1,030m。最大斜度23度、平均斜度14度。ナイター営業あり)
- 上中初級。斜度変化が3回ほどある。バーンが左→右方向に若干傾斜あり。
施設
[編集]- ゲートハウス
- リフト券売り場
- センターハウス
- レストラン「トロル」
- レンタルショップ(2015-16シーズンにセンターハウス1Fに移動)
- スキースクール(2015-16シーズンにセンターハウス1Fに移動)
- スノーボードスクール(2015-16シーズンにセンターハウス1Fに移動)
- ショップ スノーホリック
- ショップ テレマーク
- 更衣室
- 駐車場
- 1200台・全日無料
- ノルンみなかみスノーランド
- 2014-15シーズンより第2駐車場横に併設された雪遊び施設。スキー場とは別に入場料が必要。40mのムービングベルトを使用したソリ遊びのほか、バギー体験乗車など各種アトラクション(別途料金が必要)が用意されている。
アクセス
[編集]- 鉄道 (18:00過ぎのナイター営業時間にはシャトルバスは無いので注意)
- 車
経営・沿革
[編集]- 1994年(平成6年) - 赤城ゴルフ倶楽部と利根郡水上町(当時)の出資で設立された第三セクター、水上リゾート開発株式会社により開業。初年度入り込み数18万7千人。この年はリレハンメルオリンピック(ノルウェー)が開催された年であり、本スキー場にはリレハンメル市と提携したスポーツバーがあった。
- 2006年(平成18年) - 5月、主要株主の赤城ゴルフ倶楽部が経営破綻。同年8月、水上リゾート開発も民事再生を申請、破綻。負債額約69億円。同年11月、スキー場の再生売却を目的としたOPEスノーアライアンス株式会社(現ジェイ・マウンテンズ・グループ株式会社)により設立された群馬スノーアライアンス株式会社が事業譲渡を受ける。
- 2007年(平成19年) - ジェイ・マウンテンズ・グループ傘下でグループスキー場となった川場スキー場との共通シーズン券を発行(2010-2011シーズンまで販売されていた)。
- 2008年(平成20年) - 駐車場を全日無料。
- 2009年(平成21年) - 川場スキー場とたんばらスキーパークとの間でシーズン券の乗り入れ(各スキー場のシーズン券保持者は他のスキー場でリフト券が割引となる)を開始。
- 2010年(平成22年) - 1月、みなかみ町寺間運動公園の指定管理を受託。2014年 4月再受託。2024年3月まで。
- 2011年(平成23年) - 8月、クロスプロジェクトグループが群馬スノーアライアンス株式会社を買収。
- 2013年(平成25年) - 2013-2014シーズンからホワイトバレースキー場の運営会社である谷川温泉観光開発株式会社と群馬スノーアライアンス株式会社が運営協力を開始。
- 2014年(平成26年) - 2014-2015シーズンよりナイター照明設備を全面LED化した(前年度から一部に試験導入していた)。第2駐車場横にノルン水上スノーランドを開設。
- 2015年(平成27年) - 2015-2016シーズンは第1クワッドリフト隣にゲートハウスを新築。リフト券売り場をゲートハウスに移動するなど施設を改装し、メインレストランの席数を増やした。
- 2023年(令和5年)-9月、ノルン水上スキー場の名称を「ノルンみなかみスキー場」へ改名。
関連項目
[編集]- ホワイトバレースキー場 2013-2014シーズンから群馬スノーアライアンス株式会社が運営協力
- 日本のスキー場一覧
外部リンク
[編集]- ノルンみなかみエリア
- ノルン水上スキー場
- ノルンみなかみ
- ならまた
- みなかみ町寺間運動公園
- 川場スキー場 - 2009-2010シーズンまでグループスキー場
- ホワイトバレースキー場