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ノルウェージャン・エスケープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノルウェージャン・エスケープ
基本情報
経歴
進水 2015年8月15日[1]
竣工 2015年10月22日[2]
要目
総トン数 165,157 トン[2]
全長 325.9 m[2]
41.4 m[2]
喫水 8.6 m[2]
主機関 ディーゼル・エレクトリック[2]
出力 104,416馬力[2]
速力 22.5ノット[2]
旅客定員 4,248名[2]
乗組員 1,651名[2]
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ノルウェージャン・エスケープNorwegian Escape)、またはノルウィージャン・エスケープ[2]は、NCL(ノルウェージャン・クルーズ・ライン)が運航しているクルーズ客船

概要

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ブレイクアウェイ・プラス級の1番船として2015年10月22日、ドイツのマイヤー・ヴェルフトで竣工した[2]。 船価は7億ユーロ[3]ノルウェージャン・ブレイクアウェイ級(全長325.6m、幅39.7m、総トン数145,655トン)と比べて全長、幅の拡大は僅かだが、前部最上部キャビンエリアの1層追加等、総デッキ数は2デッキ分増加して総トン数は165,157トンとなり、それまでNCLの最大船であったノルウェージャン・エピック(総トン数155,873トン)を抜いて新たにNCL最大船となった[2]。船体にはジャマイカの海洋生物画家ガイ・ハーベイによるメカジキ、ウミガメ、エイ等のイラストが描かれている[1][2]。11月9日にマイアミで行われた命名式にて、歌手・音楽プロデューサーのピットブルによって命名され[2]、11月11日よりマイアミ発バハマ3泊クルーズを行った後、東カリブ海クルーズに就航した[2]。また同型の2番船が2017年、3番船が2018年、4番船が2019年に竣工予定で建造中である[3][2]

2019年3月5日、アメリカ東海岸沖を航行していた際にハリケーン並みの暴風に遭遇。船体が急激に傾いた際に、乗客と乗員数人が負傷した[4]

同型船

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ノルウェージャン・ジョイ 高知新港にて
  • 2番船 「ノルウェージャン・ジョイ(Norwegian Joy)」
2017年竣工
  • 3番船 「ノルウェージャン・ブリス(Norwegian Bliss)」
2018年4月から運用開始。竣工時の総トン数は16万8,028トンで、過去造船された船舶で9番目の大きさを誇る規模となった。また、2018年5月にパナマ運河を通過し、同運河を通過した船の最大記録を更新した[5]
  • 4番船 「ノルウェージャン・アンコール(Norwegian Encore)」
2019年から運用開始。竣工時の総トン数は16万9,116トンで、ノルウェージャンクルーズライン最大の船舶となった。

参考文献

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  • 海人社『世界の艦船』2015年7月号 No.818
  • 海人社『世界の艦船』2015年11月号 No.825
  • 海人社『世界の艦船』2016年1月号 No.828

脚注

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  1. ^ a b 『世界の艦船』2015年11月号、p.145
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『世界の艦船』2016年1月号、p.171
  3. ^ a b 『世界の艦船』2015年7月号、p.151
  4. ^ 大型客船にハリケーン級の暴風、突如傾き数人が負傷”. CNN (2019年3月6日). 2019年3月10日閲覧。
  5. ^ パナマ運河で過去最大 16万8000トン誇るクルーズ船が通過”. AFP (2018年5月16日). 2018年5月19日閲覧。

外部リンク

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