ノシメマダラメイガ
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ノシメマダラメイガ | ||||||||||||||||||||||||
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成虫
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Plodia interpunctella | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Indian Meal Moth Waxworm |
ノシメマダラメイガ(漢字: 熨斗目斑螟蛾,学名:Plodia interpunctella)は、鱗翅目(チョウ目)メイガ科に属する昆虫。ノシメコクガとも表記される[1]。体長は7~8mm程度の小さな蛾である。幼虫は植物油脂が豊富な種子を食害する害虫として知られ、玄米の胚芽部と糠層を食害したり、チョコレート、トウガラシをも食害する。なお、幼虫は何を食べても暗赤色の粒状の糞をするが、そのメカニズムはいまだ解明されていない[2]。
名称の由来
[編集]成虫の羽の模様が着物の熨斗目に似ていることから名づけられた[3]。
利害
[編集]保存してある米を食害することが知られる。毒性はないため、中身を陰干しまたは天日に干し、精米すれば、多少食味は落ちているが、十分食べることができる。
地方によって、これを「こくぞうむし(穀象虫)」ともいうが、コクゾウムシは鞘翅目であり別種。
ギャラリー
[編集]-
卵
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穀物を食害する幼虫
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成虫
関連項目
[編集]参考資料
[編集]- ^ 松沢寛 , 福永隆子 (1968)『香川県におけるノシメマダラメイガ(ノシメコクガ)の発生経過について(予報)』香川生物 4, 8-9
- ^ 安富和男『へんな虫はすごい虫』講談社、1995年6月、24-25頁。
- ^ http://www.nfri.affrc.go.jp/yakudachi/gaichu/zukan/28.html