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ノシメマダラメイガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノシメマダラメイガ
成虫
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目(チョウ目) Lepidoptera
上科 : メイガ上科 Pyraloidea
: メイガ科 Pyralidae
: Plodia Plodia
: ノシメマダラメイガ
P. interpunctella
学名
Plodia interpunctella
英名
Indian Meal Moth
Waxworm

ノシメマダラメイガ(漢字: 熨斗目斑螟蛾,学名:Plodia interpunctella)は、鱗翅目(チョウ目)メイガ科に属する昆虫ノシメコクガとも表記される[1]。体長は7~8mm程度の小さな蛾である。幼虫は植物油脂が豊富な種子を食害する害虫として知られ、玄米の胚芽部と糠層を食害したり、チョコレートトウガラシをも食害する。なお、幼虫は何を食べても暗赤色の粒状の糞をするが、そのメカニズムはいまだ解明されていない[2]

名称の由来

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成虫の羽の模様が着物熨斗目に似ていることから名づけられた[3]

利害

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保存してある米を食害することが知られる。毒性はないため、中身を陰干しまたは天日に干し、精米すれば、多少食味は落ちているが、十分食べることができる。

地方によって、これを「こくぞうむし(穀象虫)」ともいうが、コクゾウムシ鞘翅目であり別種。

ギャラリー

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関連項目

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参考資料

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  1. ^ 松沢寛 , 福永隆子 (1968)『香川県におけるノシメマダラメイガ(ノシメコクガ)の発生経過について(予報)』香川生物 4, 8-9
  2. ^ 安富和男『へんな虫はすごい虫』講談社、1995年6月、24-25頁。 
  3. ^ http://www.nfri.affrc.go.jp/yakudachi/gaichu/zukan/28.html