コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アル=ヌスラ戦線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヌスラ戦線から転送)

アル=ヌスラ戦線(アル・ヌスラせんせん、アラビア語: جبهة النصرة لأهل الشام‎)は、シリアで活動するサラフィー・ジハード主義反政府武装組織。2017年1月28日以降は4つの反政府武装勢力を吸収したタハリール・アル=シャームと名称を変えて活動している。

概要

[編集]

シリア[1][2][3]レバノン[4][5]におけるアルカーイダの関連組織であり、時に「シリアのアルカイダ」、「レバントのアルカイダ」と呼ばれることもある[6]シリア内戦における一連の軍事行動において反政府側に立つスンニ派ジハード主義組織。正式名称は「アッ=シャームの民のアン=ヌスラ戦線」などと訳される[7]日本メディアでは、「ヌスラ戦線」と表記されることが多い。戦線は結成を2012年1月23日、シリア内戦の最中としている[8]

2012年、ワシントン・ポストはヌスラ戦線をもっとも成功した自由シリア軍の同盟組織と評価した[9]。その10日後、アメリカはヌスラ戦線をテロ組織と認定している。加えて国連安保理[10][11]フランス[12]オーストラリア[13]イギリス[14][15]カナダ[16]サウジアラビア[17]ニュージーランド[18]アラブ首長国連邦[19]ロシア[20]トルコ[11][21]も戦線をテロ組織と認定している。

2013年4月、イラクとシャームのイスラーム国の指導者アブー・バクル・バグダーディーは、ヌスラ戦線をISILシリア支部であると発表[22][23]。対してヌスラ戦線のリーダー、アブー・ムハンマド・アル=ジャウラーニー(Abu Mohammad al-Jawlani)はいかなる合併も行われていないとしてそれを否定、組織はアルカイダのリーダー、アイマン・ザワーヒリーに忠誠を誓っていると断言した[24]。しかしながら2013年5月、ヌスラ戦線からISILに同調する一派がISILを名乗り活動を始めた[25][26][27][訳注 1]

現在、ヌスラ戦線は他のイスラム主義組織やジハード主義組織、時には自由シリア軍系の組織と協力してシリア政府軍と戦っている。

2016年7月28日、指導者のアブー・モハメド・アル=ジュラーニは、アルカイダからの離脱と、新しい組織名を「レバント征服戦線英語版」(英語: Jabhat Fateh al-Shamアラビア語: جبهة فتح الشام‎)とすることを発表した[28]

主義思想

[編集]

ヌスラ戦線は主にシリアのスンニ派イスラム教徒で構成されている[29][30]アサド政権の転覆を目的とし、シャリーアに基づくパン=イスラーム主義英語版国家の成立[31][32]イスラム帝国の復権を目指している。戦線は早い段階から包括的な意味でのジハードよりも、近い目標としてシリア政府の転覆に主眼を置いてきた[33]。シリア国内のメンバーは、戦線はアサド政権と戦っているのであり、欧米諸国に攻撃を仕掛けるべきではないと主張している[34]。一方で戦線の掲げる方針にはアメリカとイスラエルはイスラムの敵であるという文言を保持しており[35]、さらには欧米諸国のシリアへの介入に警告を与えている[34]。ヌスラ戦線の指導者ジャウラーニーは「我々は政府とその手先達、すなわちヒズボラやその他の組織を屈服させるためにここにいる」と語っている[36]

2014年、戦線のシャリーア事務官、ダル・サーミ・アル・オライディ(Dr Sami Al Oraidi)は戦線がアブー・ムサブ・アル=スリ(Abu Musab al-Suri)の影響を受けていることを明らかにした。戦線の基本戦略はアブー・ムサブの示した地元のムスリムコミュニティの心をつかむための4つの指針に由来している。すなわち、人々にサービスを提供すること、過激派と認識されることを避けること、コミュニティや他の反乱組織との強固な関係を維持すること、政権との戦闘だけに集中すること、の4つである[37]

歴史

[編集]

前史

[編集]

シンクタンクのキリアム(Quilliam)は、戦線のメンバーの大半はイラクにおいて米軍との戦闘を繰り広げていた英語版アブー・ムスアブ・アッ=ザルカーウィーイスラム主義ネットワークに参加していたシリア人だと報告している。多くのシリア人は米軍の撤退後もイラクにとどまったが2011年シリア内戦が起こるとISI(現ISIL)はシリア人ムジャヒディーン、そしてイラク人のゲリラ戦エキスパートをシリアに送り込んだ。2011年10月、2012年1月と複数回にわたる会合がリーフ・ディマシュクホムスにて行われ、グループの目標が定められた[38]

結成

[編集]

2012年1月24日にアル=ヌスラ戦線として最初の声明が発表され、その中でシリア政府への徹底抗戦が呼びかけられた。のちに2月のアレッポの爆弾事件英語版1月のアルミダンの爆弾事件英語版3月のダマスカスの爆弾事件英語版[8] 、ジャーナリスト、ムハンマド・アル=サイード(Mohammed al-Saeed)の殺人[39]についてそれぞれ犯行声明をだした。

イラクの外相ホシャル・ジバリ(Hoshyar Zebari)はISILメンバーがヌスラ戦線に参加するためにかつて彼らが武器や支援を受けたシリアへと向かったと語っている[40]。現在彼らがシリア国内で最も訓練と経験を積んだ戦士となっている[41]。かれらの攻撃性はイスラム教の定めた祝日にさえ休戦を拒んだことからもうかがえる[42]

成長

[編集]

アメリカの諜報部は早い段階からアレッポとダマスカスの爆弾事件の犯人としてアルカイダを疑っていたと伝えられている[43]。イラク内相代理は2月前半、イラクから武器とイスラム主義の民兵が続々とシリア入りしていると語った[44]。戦線はシリアの首都ダマスカスでの自爆テロの実行犯としてアル=ザフラ・アル=ズバイディ(al-Zahra al-Zubaydi)[訳注 2]の名をあげた[45]。亡命したシリアの元外交官ナワフ・アル=ファレス(Nawaf al-Fares)はデイリー・テレグラフインタビューに対し、かつてファレス自身が手引きし米軍と戦うためにイラクに送り込んだジハーディストたちが、今は反乱軍を非難する口実を得るためにシリア政府からの直接の命令でシリア市民に対して自爆攻撃を行っていると語った[46]

2012年6月27日、首都ダマスカスのすぐ南に位置する街、ドロウシャ(Drousha)の政府寄りテレビ局を反政府勢力が制圧[47]。ヌスラが犯行声明をだした[48]

2012年の後半、ヌスラ戦線はシリアの武装勢力の中でも特に訓練された部隊として頭角を現した[49]。2012年の10月にはイード・アル=アドハー(祝日)の4日間の休戦を拒んでいる[50]ことからも彼らの攻撃性をうかがい知ることができる。

2012年10月から12月にかけ、特にアメリカがヌスラ戦線をテロ指定して以降、ヌスラ戦線は不特定の反乱組織や[50]アレッポ自由シリア軍スポークスマン[51]、29の武装・非武装勢力[52][53]シリア国民連合の指導者から賞賛された[54]。一方で自由シリア軍の複数の指導者が匿名で[50][34]、またシリア北部の世俗武装勢力も同様に[34]、ヌスラの目標としている宗教に束縛された社会は受け入れがたいと不快感を示した。

2012年11月、ハフィントン・ポストはヌスラ戦線を、シリアの反政府勢力のうちで最も良く訓練され、最も経験を積んだ部隊であると紹介した[55]。自由シリア軍穏健派のスポークスマンは2012年11月の時点でヌスラは6千から1万の人の戦闘員を抱え、自由シリア軍の同盟組織全勢力の7-9パーセントを占める、と発言している[9]。ワシントン・ポストのデヴィッド・イグナティウス(David Ignatius)はヌスラ戦線を最も攻撃的で成功した自由シリア軍のメンバーであると評価している[9]アメリカ合衆国国務省は、自由シリア軍の中でも勇敢で常に最前線にいるヌスラ戦線が最も死傷者を出していると報告を受けている、と語っている[9]

2012年12月10日、アメリカはヌスラ戦線と、その同盟関係にあるイラクの聖戦アル=カーイダ組織をテロ組織に認定した[56]。同月23日には、ヌスラがアレッポ上空を飛行禁止空域と宣言。民間機の飛行も禁止した[57]

2013年1月までにヌスラはシリアで高い人気と支持を集めており[49]、その後数ヶ月にわたり組織は成長を続けた[58]

2013年1月28日、アレッポ市内で多数の市民が拉致され、翌日射殺体となって市内のクワイク川から発見された。78人以上が死亡[59]

ISILへの対抗

[編集]

2013年の4月8日、イスラミック・ステイト・オブ・イラク(ISI、すなわち後のISIS)の指導者アブー・バクル・アル=バグダーディーはオーディオ・メッセージを公開し、その中でヌスラ戦線は彼の組織の一部であると発表した[60]。さらに彼はヌスラ戦線とISIを合併し、彼の指揮のもとでISISを組織するとした[49][61]。その翌日、ヌスラ戦線の指導者、アブー・ムハンマド・アル=ジャウラーニー(Abu Mohammad al-Jawlani)が合併を拒否し、戦線がアルカイダとその指導者アイマン・ザワーヒリーに忠誠を誓っていると公言[49]、バグダーディーからはいかなる提案も受けていなかったことを明らかにした[62]。しかしその後にヌスラから一部の構成員(主に外国人戦闘員)がバグダーディーに同調してISISに加わった[49][63][64]

2013年4月24日、アレッポ市内で行われた戦闘の中で、ウマイヤド・モスクのミナレットが爆破される。ヌスラと政府軍との間で責任をめぐり非難の応酬があった[65]

2013年5月ロイターは、バグダーディーがイラクからシリアのアレッポに入り、ヌスラ戦線の戦闘員に対して勧誘を始めたと報じている[66]

2013年11月、アルカイダのザワーヒリーはISILの解散を命じ、ヌスラ戦線がシリアにおける唯一のアルカイダ支部であると発表[67]、そしてヌスラに「Tanzim Qa'edat Al-Jihad fi Bilad Al-Sham」の称号を与え、正式にアルカイダのネットワークへ組み込んだ[6]

ISISがシャーム自由人イスラム運動(Ahrar ash-Sham)の司令官(Abu Khaled al-Souri)殺害に関与した疑いから、ヌスラとISISの確執が表面化した。2014年2月、ヌスラの指導者ジャウラーニーは公正を期すため5日以内に無実である証拠をそろえて著名な聖職者3名に送るようにとISILに対して警告を与えた[68]

2014年4月16日、ISISはヌスラのイドリブ県の司令官、アブー・ムハンマドアル=アンサリ(Abu Mohammad al-Ansari)とその家族を殺害した[69]。2014年の5月にはISISとヌスラとの間に武力衝突がおき、双方から数百名の死者が出た[70]

2014年8月28日、戦線のメンバーがフィジー国連平和維持軍45名をゴラン高原にて誘拐。ゴラン高原は国際連合兵力引き離し監視軍の活動地域である[71]。ヌスラは人質の解放の条件として国連にテロ組織の指定の解除を求めた。平和維持軍に加え、戦線は日常的に国連の車を拿獲しては自動車爆弾に使っている[72]

2015年3月から5月にかけて展開され成功を収めたイドリブ県での攻勢では、ヌスラ戦線は自由シリア軍、穏健派・過激派のイスラム主義組織、その他の独立したジハード主義組織と共闘し大きな貢献をした[73]

2015年からのロシア連邦航空宇宙軍によるシリア空爆は、ヌスラ戦線をターゲットにしたという報告がある[74]。ヌスラはロシア兵の捕縛に賞金をかけた[75]

支配地域

[編集]

2013年7月の時点でヌスラはハサカ県のアル=シャダダー(Al-Shaddadah、人口およそ1,600)を支配していた[76]。2014年12月にはイドリブ県の大部分を支配しているが、県都はシリア政府軍が押さえていた[77]

国際的支援

[編集]

少なくともアラブ地域の一政府のカタールがヌスラ戦線を支援していると非難している[78]。アメリカ政府は遅くとも2013年、早ければ2011年の騒乱初期の段階からシリアの反乱組織に武器を送っていた。これらの武器はヌスラやISILといった過激派組織の手に渡ったと伝えられている[79][80]

ヌスラはまた外国のメンバーからも物質的な支援を受けている。これらの支援は基本的に彼らとのネットワークの強いヨーロッパやアラブ地域からのものが大部分を占める[81]。しかし2013年11月、アメリカの国籍や永住権を持つ者がヌスラの活動に加わった、あるいは加わろうとしたケースが2013年だけで6件あると公表された[82]

また、Malhama Tactical社という民間軍事会社を雇っている。Malhama Tactical社は、ウズベキスタン出身のAbu Rofiq (2017年2月7日に空爆で死亡)を中心に最大でも10人と小規模で活動しているが、射撃や戦術に関する高度な訓練をヌスラおよび後続組織の戦闘員に行っている[83]

関連項目

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ISILはアルカイダの関連組織であるが、2013年5月にザワーヒリーが解散を命令して以降、アルカイダ関連組織としての正当性を失っている
  2. ^ フォーラムで活動していた有名なムジャヒディーン。

出典

[編集]
  1. ^ Zawahiri disbands main Qaeda faction in Syria”. GlobalPost (2013年11月8日). 2013年11月15日閲覧。
  2. ^ Zawahiri disbands main Qaeda faction in Syria”. The Daily Star (8 November 2013). 2013年11月15日閲覧。
  3. ^ Al-Qaeda leader orders main branch in Syria disbanded”. Russia Today. 9 November 2013閲覧。
  4. ^ Al-Nusra Front claims responsibility for Lebanon attack Press TV, 16 January 2014
  5. ^ Al Qaeda-linked group Al Nusra Front claims deadly car bombing in Lebanese capital Beirut [[ABC (Australia) |ABC]], 21 January 2014
  6. ^ a b “Al-Qaeda Upgrades Its Presence in Syria”. MEMRI. (25 November 2013). http://www.memri.org/report/en/0/0/0/0/207/0/7589.htm 24 August 2015閲覧。 
  7. ^ 青山弘之. “2013年4月9日のシリア情勢”. シリア・アラブの春(シリア革命2011)顛末記. 2013年6月8日閲覧。
  8. ^ a b “Islamist group claims Syria bombs 'to avenge Sunnis'”. Al Arabiya. (21 March 2012). http://english.alarabiya.net/articles/2012/03/21/202177.html 23 March 2012閲覧。 
  9. ^ a b c d Ignatius, David (30 November 2012). “Al-Qaeda affiliate playing larger role in Syria rebellion”. The Washington Post. http://www.washingtonpost.com/blogs/post-partisan/post/al-qaeda-affiliate-playing-larger-role-in-syria-rebellion/2012/11/30/203d06f4-3b2e-11e2-9258-ac7c78d5c680_blog.html 28 August 2015閲覧。 
  10. ^ “UN blacklists Syria's al-Nusra Front”. アルジャジーラ. (2013年5月31日). http://www.aljazeera.com/news/americas/2013/05/201353021594299298.html 2015年9月2日閲覧。 
  11. ^ a b “Turkey lists al-Nusra Front as terrorist organization”. Hürriyet Daily News. (3 June 2014). http://www.hurriyetdailynews.com/turkey-lists-al-nusra-front-as-terrorist-organization.aspx?pageID=238&nid=67322 3 September 2015閲覧。 
  12. ^ ‘Liste unique de gels’. République Française, Trésor Direction Générale, Sanctions financières internationales. Published 28 August 2015. Retrieved 3 September 2015. (Click on ‘liste consolidée de gel d'avoirs’; then click on ‘liste unique’:) “Nr. 314: Al-Nusrah Front. [translated:] Designated by the regulation (European Union) nr. 583/2014 of 28 May 2014. Previously, Al-Nusrah was inscribed on the list, between 30 May 2013 and 13 May 2014, in its quality of alias of Al-Qaida in Iraq. Category: terrorism. Rule: Resolution 1989.”
  13. ^ Australian Government lists anti-Assad Syrian group as terrorist organisation - ABC News (オーストラリア放送協会)”. Australian Broadcasting Corporation (2013年6月29日). 2013年11月15日閲覧。
  14. ^ “Britain bans Syria's al-Qaida-linked Nusra Front on terrorism grounds”. FOXニュース. (2013年7月19日). http://www.foxnews.com/world/2013/07/19/britain-bans-syria-al-qaida-linked-nusra-front-on-terrorism-grounds/ 2013年11月15日閲覧。 
  15. ^ List of Proscribed organisations UK government, 27 March 2015. Retrieved 2 September 2015. Page 6: "The Government laid an Order, in July 2013, which provided that the al-Nusrah Front (ANF) and Jabhat al-Nusrah li-ahl al Sham should be treated as alternative names for the organization which is already proscribed under the name Al Qa'ida."
  16. ^ ’Public Safety Canada. Currently listed entities.’”. Publicsafety.gc.ca (2014年11月20日). 2015年9月3日閲覧。
  17. ^ “Saudi Arabia lists terrorist groups - Xinhua | English.news.cn”. 新華社. (2014年3月8日). http://news.xinhuanet.com/english/world/2014-03/08/c_133169759.htm 2014年8月18日閲覧。 
  18. ^ (List of) “Designated individuals and organisations” in New Zealand as “terrorist entities”. police.govt.nz, (presumably) 26 Nov. 2014. Retrieved 2 September 2015. See page 135: “associated with Al-Qaeda”; page 151: Al-Nusrah Front, “Listed on 14/5/2014”.
  19. ^ “UAE to try nine for recruiting militants to fight in Syria: agency”. Reuters. (2014年5月19日). http://www.reuters.com/article/2014/05/19/us-security-emirates-trial-idUSBREA4I0JH20140519 2014年8月18日閲覧。 
  20. ^ Russia calls on all states to put Islamic State, Jabhat al-Nusra on terrorist lists”. Russian News Agency "TASS". 2014年12月29日閲覧。
  21. ^ Dorian Jones (2014年6月4日). “Turkey Designates Al-Nusra Front as a Terrorist Organization”. ボイス・オブ・アメリカ. 2014年8月18日閲覧。
  22. ^ Qaeda in Iraq confirms Syria's Nusra is part of network”. Agence France-Presse (9 April 2013). 9 April 2013閲覧。
  23. ^ “シリア反体制派にイスラム過激派、武装勢力が明かす”. フランス通信社 (フランス通信社). (2013年4月10日). https://www.afpbb.com/articles/-/2938033?pid=10560953 2013年4月28日閲覧。 
  24. ^ “Al-Nusra Commits to al-Qaeda, Deny Iraq Branch 'Merger'”. Agence France Presse. (10 April 2013). http://www.naharnet.com/stories/en/78961-al-nusra-commits-to-al-qaida-deny-iraq-branch-merger/ 18 May 2013閲覧。 
  25. ^ “Insight: Syria's Nusra Front eclipsed by Iraq-based al Qaeda”. Reuters. (2013年5月17日). http://www.reuters.com/article/2013/05/17/us-syria-crisis-nusra-idUSBRE94G0FY20130517 2013年5月18日閲覧。 
  26. ^ Spencer, Richard (2013年5月19日). “Syria: Jabhat al-Nusra split after leader's pledge of support for al-Qaeda”. London: The Telegraph. http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/10067318/Syria-Jabhat-al-Nusra-split-after-leaders-pledge-of-support-for-al-Qaeda.html 2013年5月21日閲覧。 
  27. ^ Iraqi al-Qaeda chief rejects Zawahiri orders”. Al Jazeera (2013年6月15日). 2013年6月15日閲覧。
  28. ^ “Syrian Nusra Front announces split from al-Qaeda”. (28 July 2016). http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-36916606 28 July 2016閲覧。 
  29. ^ New Enemies Across Syrian Border” (Aug 26, 2014). 2018年7月2日閲覧。
  30. ^ The Syrian rebel groups pulling in foreign fighters” (24 December 2013). 2018年7月2日閲覧。
  31. ^ al-Khatieb, Mohammed (July 18, 2014). “Jabhat al-Nusra, IS compete for foreign fighters”. Al-Monitor. オリジナルの2017年10月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171019143517/http://www.al-monitor.com/pulse/originals/2014/07/jabhat-al-nusra-announce-islamic-emirate.html 
  32. ^ Al-Nusra Front not yet dead as its emir devises "Islamic Emirate of the Levant"”. al-akhbar (July 12, 2014). 2018年7月2日閲覧。
  33. ^ Al-Nusra Front” (2012年). November 2014閲覧。
  34. ^ a b c d Sherlock, Ruth (2 December 2012). “Inside Jabhat al Nusra - the most extreme wing of Syria's struggle”. The Daily Telegraph (London). http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/9716545/Inside-Jabhat-al-Nusra-the-most-extreme-wing-of-Syrias-struggle.html 2 December 2012閲覧。 
  35. ^ “Profile: Syria's al-Nusra Front”. BBC News. (15 May 2012). http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-18048033 31 July 2012閲覧。 
  36. ^ Nusra leader: No end to conflict with ISIL in Syria”. Al Jazeera (4 June 2015). 5 June 2015閲覧。
  37. ^ Hassan Hassan (4 March 2014). “A jihadist blueprint for hearts and minds is gaining traction in Syria”. The National. http://thenational.ae/thenationalconversation/comment/a-jihadist-blueprint-for-hearts-and-minds-is-gaining-traction-in-syria 
  38. ^ “Jabhat al-Nusra A Strategic Briefing”. Quilliam Foundation. (8 January 2013). http://www.quilliamfoundation.org/wp/wp-content/uploads/publications/free/jabhat-al-nusra-a-strategic-briefing.pdf 2013年3月31日閲覧。 
  39. ^ Syrian TV presenter executed - Doha Freedom Centre”. dc4mf.org (August 4, 2012). 2014年6月26日閲覧。
  40. ^ Karam, Zeina (07/6/2012). “Iraq: Al-Qaeda migrates to Syria”. Associated Press 
  41. ^ “Syria Conflict: Rebels, Army Battle Over Taftanaz Airbase”. Huffington Post. (3 November 2012). http://www.huffingtonpost.com/2012/11/03/syria-conflict-taftanaz_n_2068861.html 2013年5月7日閲覧。 
  42. ^ “With wary eye, Syrian rebels welcome Islamists into their ranks”. The Times of Israel. (25 October 2012). http://www.timesofisrael.com/with-wary-eye-syrian-rebels-welcome-islamists-into-their-ranks/ 2012年11月28日閲覧。 
  43. ^ Unknown Islamist group claims suicide attacks in Syria”. Al Arabiya (29 February 2012). 25 March 2012閲覧。
  44. ^ Jihadists, weapons 'moving from Iraq to Syria'” (2012年2月11日). 2012年3月25日閲覧。
  45. ^ Elizabeth O'Bagy (September 2012). “Jihad in Syria” (PDF). Institute for the Study of War. 2013年5月7日閲覧。
  46. ^ Sherlock, Ruth (20 January 2014). “Exclusive interview: why I defected from Bashar al-Assad's regime, by former diplomat Nawaf Fares”. Telegraph (London). http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/9400537/Exclusive-interview-why-I-defected-from-Bashar-al-Assads-regime-by-former-diplomat-Nawaf-Fares.html 20 January 2014閲覧。 
  47. ^ Seven killed in attack on Syrian TV station”. Mail & Guardian (27 June 2012). 7 May 2013閲覧。
  48. ^ “Jihadists claim Syria attacks”. Associated Press. (4 July 2012). http://bigstory.ap.org/article/monitor-group-says-jihadists-claim-syria-attacks 15 November 2013閲覧。 [リンク切れ]
  49. ^ a b c d e Abouzeid, Rania (23 June 2014). “The Jihad Next Door”. Politico. 13 January 2015閲覧。
  50. ^ a b c “With wary eye, Syrian rebels welcome Islamists into their ranks”. The Times of Israel. (25 October 2012). http://www.timesofisrael.com/with-wary-eye-syrian-rebels-welcome-islamists-into-their-ranks/ 28 November 2012閲覧。 
  51. ^ “Islamist groups gaining prominence in Syria fight”. USA Today. (14 December 2012). http://www.usatoday.com/story/news/world/2012/12/13/syria-bombing-assad/1766029/ 14 December 2012閲覧。 
  52. ^ “Syrian rebels defy US and pledge allegiance to jihadi group”. The Telegraph (London). (10 December 2012). http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/9735988/Syrian-rebels-defy-US-and-pledge-allegiance-to-jihadi-group.html 14 December 2012閲覧。 
  53. ^ “Syrian protesters slam U.S. blacklisting of jihadist group”. Daily Star. Agence France-Presse. (14 December 2012). http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-14/198527-syrian-protesters-slam-us-blacklisting-of-jihadist-group.ashx 26 August 2015閲覧。 
  54. ^ “For newly recognized Syrian rebel coalition, a first dispute with US”. The Christian Science Monitor. (12 December 2012). http://www.csmonitor.com/USA/Foreign-Policy/2012/1212/For-newly-recognized-Syrian-rebel-coalition-a-first-dispute-with-US-video 26 August 2015閲覧。 
  55. ^ “Syria Conflict: Rebels, Army Battle Over Taftanaz Airbase”. The Huffington Post. (3 November 2012). http://www.huffingtonpost.com/2012/11/03/syria-conflict-taftanaz_n_2068861.html 7 May 2013閲覧。 
  56. ^ “U.S. Places Militant Syrian Rebel Group on List of Terrorist Organizations”. New York Times. (10 December 2012). http://www.nytimes.com/2012/12/11/world/middleeast/us-designates-syrian-al-nusra-front-as-terrorist-group.html?_r=0 4 March 2015閲覧。 
  57. ^ “Syria 'secures chemical weapons stockpile'”. Al Jazeera. (23 December 2012). http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2012/12/201212221532021654.html 29 December 2012閲覧。 
  58. ^ “Free Syrian Army rebels defect to Islamist group Jabhat al-Nusra”. The Guardian (London). (8 May 2013). http://www.theguardian.com/world/2013/may/08/free-syrian-army-rebels-defect-islamist-group 
  59. ^ “シリア・アレッポの川から78人の処刑遺体、頭部に銃弾1発”. フランス通信社 (フランス通信社). (2013年1月30日). https://www.afpbb.com/articles/-/2924388?pid=10189545 2013年4月28日閲覧。 
  60. ^ “Qaeda in Iraq confirms Syria's Nusra is part of network”. Agence France-Presse. (9 April 2013). http://www.globalpost.com/dispatch/news/afp/130409/qaeda-iraq-confirms-syrias-nusra-part-network 9 April 2013閲覧。 
  61. ^ ISI Confirms That Jabhat Al-Nusra Is Its Extension In Syria, Declares 'Islamic State Of Iraq And Al-Sham' As New Name of Merged Group”. MEMRI (8 April 2013). 10 April 2013閲覧。
  62. ^ “Al-Nusra Commits to al-Qaeda, Deny Iraq Branch 'Merger'”. Agence France-Presse. (10 April 2013). http://www.naharnet.com/stories/en/78961-al-nusra-commits-to-al-qaida-deny-iraq-branch-merger/ 18 May 2013閲覧。 
  63. ^ Spencer, Richard (19 May 2013). “Syria: Jabhat al-Nusra split after leader's pledge of support for al-Qaeda”. The Telegraph (London). http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/10067318/Syria-Jabhat-al-Nusra-split-after-leaders-pledge-of-support-for-al-Qaeda.html 21 May 2013閲覧。 
  64. ^ Iraqi al-Qaeda chief rejects Zawahiri orders”. Al Jazeera (15 June 2013). 15 June 2013閲覧。
  65. ^ “ウマイヤド・モスクの光塔、戦闘で崩壊 シリア北部アレッポ”. AFPBB News (フランス通信社). (2013年4月25日). https://www.afpbb.com/articles/-/2940572?pid=10639319 2013年4月28日閲覧。 
  66. ^ “Insight: Syria's Nusra Front eclipsed by Iraq-based al Qaeda”. Reuters. (17 May 2013). http://www.reuters.com/article/2013/05/17/us-syria-crisis-nusra-idUSBRE94G0FY20130517 18 May 2013閲覧。 
  67. ^ Zawahiri disbands main Qaeda faction in Syria”. GlobalPost (8 November 2013). 15 November 2013閲覧。
  68. ^ Syria: al-Nusra Front declares war on ISIS”. Al Akhbar English (26 February 2014). 18 August 2014閲覧。
  69. ^ “Al-Nusra chief killed by rivals in Syria”. (16 April 2014). https://uk.news.yahoo.com/al-nusra-chief-killed-rivals-syria-171410189.html 3 June 2015閲覧。 
  70. ^ “Hundreds killed as ISIL insurgents gain ground in east Syria”. Reuters. (10 June 2014). http://www.reuters.com/article/2014/06/10/us-syria-crisis-rebels-idUSKBN0EL10R20140610?irpc=932 12 July 2014閲覧。 
  71. ^ “UN official defends Indian general in Syrian peacekeeping controversy”. Zee News. IANS. (4 September 2014). http://zeenews.india.com/news/world/un-official-defends-indian-general-in-syrian-peacekeeping-controversy_1465066.html 13 September 2014閲覧。 
  72. ^ Kais, Roi. "Qaeda-rebels: UN Peacekeepers to be judged according to God." Ynetnews. 5 September 2014. 5 September 2014.
  73. ^ Why Assad is losing”. Foreign Policy (5 May 2015). 31 August 2015閲覧。
  74. ^ “Russia launches media offensive on Syria bombing”. BBC News. (1 October 2015). http://www.bbc.com/news/world-europe-34411653 
  75. ^ "Al-Qaeda Affiliate Issues Bounty for Capture of Russian Soldiers in Syria". Newsweek. 2 October 2015.
  76. ^ “Syria's al-Nusra Front – ruthless, organised and taking control”. The Guardian. (10 July 2013). http://www.theguardian.com/world/2013/jul/10/syria-al-nusra-front-jihadi 19 December 2013閲覧。 
  77. ^ Syria rebels capture key Idlib army bases”. Al Jazeera English (15 December 2014). 31 August 2015閲覧。
  78. ^ How Qatar seized control of the Syrian revolution Financial Times, 17 May 2013
  79. ^ http://www.longwarjournal.org/threat-matrix/archives/2014/04/the_murky_flow_of_us_weapons_i.php
  80. ^ http://m.washingtonpost.com/world/national-security/cia-begins-weapons-delivery-to-syrian-rebels/2013/09/11/9fcf2ed8-1b0c-11e3-a628-7e6dde8f889d_story.html
  81. ^ American and International Militants Drawn to Syria”. Anti-Defamation League. 2014年6月26日閲覧。
  82. ^ North Carolina Arrest Marks 6th American In 2013 Associated With Al Qaeda In Syria”. Access ADL. Anti-Defamation League. 13 November 2013閲覧。
  83. ^ The Blackwater of Jihad”. 2017年8月3日閲覧。