ほっと関西
ニュースほっと関西 ↓ ほっと関西 | |
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ジャンル |
報道番組 地域情報番組 |
出演者 |
小山径 嶋田ココ 田中麻耶(気象予報士) 垂水千佳(気象予報士) |
製作 | |
制作 | NHK大阪放送局 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2015年3月30日 - |
放送時間 | 平日 18:00 - 19:00 |
放送分 | 60分 |
公式サイト |
『ほっと関西』(ほっとかんさい、英語:NEWS HOT KANSAI)は、NHK大阪放送局が2015年3月30日より放送を開始した、『NHKニュース』の関西地域向けローカルワイドニュース番組である。
歴史
[編集]ニュースほっと関西 (2015 - 2021)
[編集]7年にわたって放送した『ニューステラス関西』の放送枠を引き継ぎ、新しく関西地域に向けたローカルニュース番組として再出発するもので、2015年3月5日にNHK大阪放送局の定例局長会見にて発表された[1]。
コンセプトは「深く、鋭く、そして親しみやすい」で、関西2府4県のその日に入ってきた「ホット」なニュースに加え、「ほっと」する話題も取り入れる。また枠内でのコーナー割りが見直され、最初の20分間は関西2府4県向けの放送で、その後は各局別の放送となり、残りの30分間は大阪府域向けになる[2]。
2021年5月24日放送分から放送常時同時配信・見逃し番組配信サービス「NHKプラス」で、大阪府ローカルの部分も含めた番組全編の見逃し配信を開始。これにより、日本全国で本番組を視聴が出来るようになった[3]。
ほっと関西 (2022 - )
[編集]2022年3月28日からタイトルを『ほっと関西』に改め、タイトルロゴ・スタジオセットがリニューアルされた[4][注 1]。さらに、同年4月1日からは放送時間を18時 - 19時に拡大した[注 2][5]。2022年度の番組名から「ニュース」を外したことについて、司会の二宮が自ら提案したという[6]。また、同月9日から土曜日の18時5分 - 18時59分にも姉妹番組として『ほっと関西 サタデー』を開始し、鹿島綾乃がメインキャスターを務める[注 3]。
なお2022年度は一部祝日で、『ほっと関西 ホリデー』と題した祝日特別版も放送していく予定[9]であると発表されていたが、実際には放送されず(東京発の全国放送の祝日編成と、18時45分以降のローカルニュースが放送)、形骸化された。
18時24分頃の「全国のニュース」コーナー(18時 - 18時10分の放送センター発全国ニュースから数項目を時差ネット)のニュースリーダーについて、2023年6月までは番組キャスターが伝えていたが、翌7月からは放送センターの映像を使用するようになった。
放送時間
[編集]- 平日 18:00 - 19:00
- 18:00 - 18:30(近畿2府4県ブロックネット)
- 18:30以降、大津局は『おうみ発630』、京都局は『京いちにち』、神戸局は『リブラブひょうご』(2023年度までは『Live Love ひょうご』)、奈良局は『ならナビ』、和歌山局は『ギュギュっと和歌山』をそれぞれ放送。
- 祝日・年末年始と重なる場合は休止となり、18:45 - 18:59(年末年始は18:50 - 19:00)に『NHKニュース』(番組表上の表記タイトルは『ニュース・気象情報(関西)』)として近畿地方のニュース・気象情報を放送したあと、『NHKニュース7』を放送する。また、通常の平日編成日でも稀に特設ニュースや大相撲中継の延長などにより短縮・休止となる場合がある[注 4]。
- NHKプロ野球で、阪神タイガース、オリックス・バファローズが関係する試合を放送する場合は基本的にサブチャンネルで中継するため、休止となることはないが、2023年度は18:30までのブロックパートを休止して野球中継を行ったのち[注 5]、大阪ローカルの後半のみの放送としている[注 6]。
- 放送休止や短縮・繰り下げなどの事例は次の通り。
- 2022年12月21日は京都局のみ当番組を放送せず18時 - 18時10分に放送センターから全国のニュースをネット受けし、18時10分から『京いちにちスペシャルin伏見』を放送した。
- 2024年1月5日から2月2日まで、1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」関連ニュースを中心に18時 - 18時10分に放送センターから全国のニュースをネット受けし、18時10分から放送開始[注 7](首都圏局の『首都圏ネットワーク[注 8]』、札幌局の『ほっとニュース北海道 [注 9]』も同じ)となり、そのため番組コーナー内の「全国のニュース(18時24分頃時差ネット)」は放送されなかった。
- 2024年2月28日は、2024年パリオリンピック女子サッカーアジア最終予選 日本 対 北朝鮮 第2戦(国立競技場)の生中継のため、18:00開始(18:25終了)の短縮放送となった。神戸局と奈良局は当番組を放送せず、18時 - 18時10分に放送センターから全国のニュースをネット受けした後、18時10分から県別放送を行った[10]。
- 2024年3月1日は、国会中継(第213回国会 衆議院政治倫理審査会 自民党派閥政治資金問題関連質疑)を放送したため、18:30開始の府県別放送のみとなった[11]。
- 企画
- 18:00 関西のニュース
- 18:24 全国のニュース
- 18:28 気象情報
- 18:30 ええやん!
- 18:35 大阪府のニュース
- 18:40 Hot Sports
- 18:45 関西のニュース
- 18:52 まやの天気/たるみん天気[12]
- ほっと関西サタデー 土曜日(祝日など特定日除く)18:05 - 18:59[注 10]
出演者
[編集]出演者 | 年度 | 担当 |
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小山径 | 2023 - 現在 | キャスター |
嶋田ココ | 2023 - 現在 | キャスター |
田中麻耶 | 2024 - 現在 | 気象情報(月曜日) |
垂水千佳 | 2024 - 現在 | 気象情報(火曜日 - 金曜日) |
廣由梨 | 2020 - 現在 | リポーター(2020 - 2022)、スポーツ(2023 - ) |
2021 - 現在 | リポーター | |
北川玲子 | 2023 - 現在 | リポーター |
鹿島綾乃 | 2022 - 現在 | サタデー・キャスター |
石井元樹 | 2022 - 現在 | サタデー・気象情報 |
森田洋平 | 2015 | キャスター |
眞田佳織 | 2015 | リポーター |
青井実 | 2016 | キャスター |
赤木野々花 | 2015 - 2016 | キャスター |
中山奈奈恵 | 2015 - 2016 | スポーツ |
石田鮎美 | 2015 - 2016 | リポーター、代理キャスター |
塩見泰子 | 2016 - 2017 | リポーター、代理キャスター |
有田早紀 | 2017 | リポーター |
近田雄一 | 2017 - 2018 | キャスター |
石橋亜紗 | 2017 - 2018 | キャスター |
山下美咲 | 2016 - 2018 | リポーター |
國生千代 | 2018 - 2019 | リポーター |
川﨑理加 | 2019 - 2020 | キャスター |
山本賀保子 | 2017 - 2020 | スポーツ |
櫻井有里沙 | 2018 - 2020 | リポーター |
二宮直輝 | 2019 - 2022 | キャスター |
牛田茉友 | 2021 - 2022 | キャスター |
森本万里奈 | 2021 - 2022 | スポーツ |
堀井洋一 | 2022 - 2023/6 | サタデー・ニュースリーダー |
坂下恵理 | 2015 - 2023 | 気象情報 |
南利幸 | 2023 | 気象情報(坂下休演中の月曜) |
表中の「現在」とは、2024年度を示す。 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ EPGでは2022年4月1日までは『ニュースほっと関西』表記、同年4月4日以降は『ほっと関西』表記になっている。
- ^ 同年4月4日から関東地方の『首都圏ネットワーク』(2023年度まで・2024年度からは18時10分に変更)、2023年4月3日からは北海道地方の『ほっとニュース北海道』を18時 - 19時に拡大された。関東地方(2023年度まで)、近畿地方、北海道地方以外は『NHKニュース』を裏送りで放送するが、近畿向け、首都圏向け(2023年度まで裏送りで放送・2024年度からは同時ネット)、北海道向けはこの放送センターからの裏送り全国ニュースは緊急時を除き放送せず、番組中盤で数項目、全国ニュースを時差ネットで扱う。
- ^ 『NHKプロ野球』などのスポーツ中継や春の大型連休・お盆期間・年末年始などに伴う全国向けの特別番組を関西でも同時ネットで放送する場合は休止となり、代替として、18時45分から関西向けのローカルニュースを編成する[7][8]。
- ^ その際、18:30以降開始の短縮放送となる場合は大阪以外の近畿5府県ではネット返上となる。
- ^ 18:00 - 18:10は東京から全国ニュースを臨時でネット受けするためサブチャンネルで野球中継を放送。
- ^ プロ野球中継が中止となった場合も18:30までは野球解説者のトーク等で穴埋めするため、当番組は短縮放送となる。
- ^ 1月9日は「新潟県中越地方で震度5弱」関連ニュースのため18時20分
- ^ 2024年2月22日まで。『首都圏ネットワーク』は2月26日から通常の時間帯(18時番組開始)に戻した。
- ^ 2024年2月1日まで。『ほっとニュース北海道』は2月2日から通常の時間帯(18時番組開始)に戻した。
- ^ 近畿以外では18:53 - 18:55に東京から全国放送される「全国の気象情報」も、近畿では放送せず左記番組で補完する。特別編成で休止となる場合は18:45 - 19:00に「関西のニュース・気象情報」(この場合東京からの「全国の気象情報」も放送)を編成する。なお、これにより全国放送で、18:05 - 18:43に放送されている『これって攻めすぎ!?世界旅行』、『3分ドキュメンタリー』は、毎週火曜日のミッドナイトチャンネル枠内・23:50 - 24:30(=水曜日0:30)に振り替えて放送するが、2022年4月から当面、ロシアのウクライナへの侵攻により、BS1で当日放送された『週刊ワールドニュース』に差し替えられており、報道番組の性質上差し替えの代替放送ができないため(この関係で『週刊ワールドニュース』は原則17時台=特番やスポーツ中継日などは10時台に前倒して放送)、2022-2023年度は『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』の再放送がネットされている。結果的に『これって攻めすぎ⁉世界旅行』は2023年3月でレギュラー放送が終了したため一度も放送されなかった。(2022年前半期定時番組の部門種別・近畿地方(P3))
2023年度は過去に放送された「100カメ」などのアンコール放送に充当したが、これも近畿地方では放送がなかった。
2024年度(2024年度放送番組時刻表)は「所さん!事件ですよ」の初回放送がこれに当たり、同番組は他地区で再放送に当たる若年層ターゲットゾーン木曜日(同23:00-23:30)が初回放送扱い(2024年度前半期 定時番組の部門種別(近畿ブロック・総合テレビ))となった。
出典
[編集]- ^ “NHK話題の美人アナ キャスター起用”. デイリースポーツ. (2015年3月5日) 2015年3月6日閲覧。
- ^ “2015年度(平成27年度)NHK関西向けの番組”. 2015年3月10日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “NHKプラス@nhk_plusのツイート”. Twitter (2021年5月24日). 2021年5月25日閲覧。
- ^ nhk_bknewsのツイート、2022年3月30日閲覧。
- ^ “2024年度前半期 定時番組の部門種別(各地域)” (PDF). NHKオンライン. 日本放送協会. pp. 1,3,13. 2024年2月27日閲覧。
- ^ “NHK大阪 アナウンサー発案で夕方ニュースが番組名変更 「ニュースほっと関西」から「ニュース」を外す”. スポーツニッポン (2022年3月3日). 2022年3月3日閲覧。
- ^ NHK広報局 (2022年4月20日). “「君の声が聴きたい」放送ラインナップ”. 日本放送協会. p. 1. 2022年6月4日閲覧。
- ^ “NHKベースボール@nhk_baseballのツイート”. Twitter (2022年6月3日). 2022年6月4日閲覧。
- ^ “NHK大阪:「ほっと関西」4月からタイトル変更 二宮直輝アナの発案で”. まんたんウェブ (2022年3月3日). 2022年3月5日閲覧。
- ^ NHK神戸放送局 [@nhk_kobe_] (2024年2月28日). "きょう(2月28日)のリブラブひょうごは午後6時10分から!…". X(旧Twitter)より2024年3月4日閲覧。
- ^ NHK神戸放送局 [@nhk_kobe_] (2024年3月1日). "きょう(3月1日)のリブラブひょうごは…". X(旧Twitter)より2024年3月4日閲覧。
- ^ “NHK大阪 報道部@nhk_bknewsのツイート”. Twitter (2021年1月29日). 2021年5月25日閲覧。
外部リンク
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