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トールド・アンド・アントールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『トールド・アンド・アントールド』
バッド・カンパニースタジオ・アルバム
リリース
録音 テネシー州ナッシュビル ザ・トラッキング・ルーム、ウッドランド・デジタル
テネシー州フランクリン ザ・サウンド・キッチン
イングランド サンベリー アストリア・スタジオ
ジャンル ハードロック
時間
レーベル イースト・ウェスト・レコード
プロデュース ジョシュ・レオ
専門評論家によるレビュー
バッド・カンパニー アルバム 年表
カンパニー・オブ・ストレンジャーズ
(1995年)
トールド・アンド・アントールド
(1996年)
バッド・カンパニー・アンソロジー
(1999年)
テンプレートを表示

トールド・アンド・アントールド』(原題:Stories Told & Untold)は、バッド・カンパニー1996年に発表した通算12作目のスタジオ・アルバム。ロバート・ハート加入後としては2作目に当たる。

解説

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ポール・ロジャース在籍時に発表された曲のセルフ・カヴァー7曲、ロバート・ハート加入後に作られた新曲6曲、それにカントリー・ミュージシャンのヴィンス・ギルが1992年にシングル・ヒットさせた曲「アイ・スティル・ビリーヴ・イン・ユー」のカヴァーから成る。CDブックレットに記載された手書きのトラック・リストには、セルフ・カヴァーに「Told」、その他の曲に「Untold」と記載されている。レコーディングは主にアメリカのテネシー州で行われたが、ミック・ラルフスのギター・パートのレコーディングはイングランドで行われた[1]

本作の「オー・アトランタ」にはヴィンス・ギルとアリソン・クラウスがゲスト参加しており[2]、クラウスは本作に先駆けて、自身のアルバム『Now That I've Found You: A Collection』(1995年)で同曲をカヴァーしている[3]。更にベッカ・ブラムレット英語版キム・カーンズリッチー・サンボラ等がゲスト参加した[4]

セールス的には大きな成功に結び付かず、アメリカではBillboard 200入りを逃した[5]

収録曲

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  1. ワン・オン・ワン - "One on One" (Robert Hart, Dave Colwell) - 4:01
  2. オー・アトランタ - "Oh, Atlanta" (Mick Ralphs) - 3:41
  3. ユア・ネヴァー・アローン - "You're Never Alone" (R. Hart, D. Colwell) - 4:37
  4. アイ・スティル・ビリーヴ・イン・ユー - "I Still Believe in You" (Vince Gill, John Barlow Jarvis) - 4:37
  5. レディ・フォー・ラヴ - "Ready for Love" (M. Ralphs) - 4:36
  6. ウェイティング・オン・ラヴ - "Waiting on Love" (R. Hart, Simon Kirke) - 4:32
  7. キャント・ゲット・イナフ - "Can't Get Enough" (M. Ralphs) - 3:41
  8. イズ・ザット・オール・ゼア・イズ・トゥ・ラヴ - "Is That All There Is to Love" (R. Hart, S. Kirke) - 3:33
  9. ラヴ・ソー・ストロング - "Love So Strong" (R. Hart, D. Colwell, S. Kirke) - 3:49
  10. シルヴァー・ブルー・アンド・ゴールド - "Silver, Blue and Gold" (Paul Rodgers) - 3:38
  11. ダウンポア・イン・カイロ - "Downpour in Cairo" (R. Hart, S. Kirke) - 3:47
  12. シューティング・スター - "Shooting Star" (P. Rodgers) - 5:17
  13. シンプル・マン - "Simple Man" (M. Ralphs) - 4:36
  14. ウィープ・ノー・モア - "Weep No More" (S. Kirke) - 3:57
    • 本編終了後に隠しトラックあり。

日本盤ボーナス・トラック

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  1. ステイ - "Stay (One More Night)" (R. Hart, D. Colwell)

参加ミュージシャン

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アディショナル・ミュージシャン CD英文ブックレットに記載されたクレジットを元に作成。

  • ヴィンス・ギル - エレクトリック・ギター・ソロ(on #2)
  • アリソン・クラウス - フィドル(on #2)、バックグラウンド・ボーカル(on #2, #5)
  • マット・ローリングス - ピアノ(on #2, #8, #10, #14)
  • バリー・ベケット - エレクトリックピアノ(on #2)
  • ジム・キャパルディ - パーカッション(on #2)
  • ビル・クオモ - シンセサイザー(on #3, #4, #6)
  • ティモシー・B・シュミット - バックグラウンド・ボーカル(on #3, #4, #5, #6)
  • ジェフ・ボヴァ - シンセサイザー(on #4, #8)
  • カール・マーシュ - シンセサイザー(on #4, #8)
  • マックス・カール - バックグラウンド・ボーカル(on #4, #5, #11)、パンプ・オルガン(on #14)、ハモンドオルガン(on #14)
  • ゲイル・メイズ - クワイア指揮(on #4)
  • Yvonne Hodges, Cedric Sesley, Armirris Palmore, Juanita L. Edwards, Gavin Sesley, Anastasia Walker, Ann McCrary, Reginald Reid, Duawne Starling, John Primm, Demetna Slayden, Angela Primm, Teresa Verge, Shonte Johnson - クワイア(on #4)
  • ジョン・ホブス - ハモンドオルガン・ソロ(on #6)、ピアノ・ソロ(on #11)
  • ベッカ・ブラムレット - バックグラウンド・ボーカル(on #7)
  • ファッツ・カプリン - アコーディオン(on #10, #11)
  • キム・カーンズ - バックグラウンド・ボーカル(on #10, #12)
  • ジョシュ・レオ - ギター・ソロ(on #12)
  • リッチー・サンボラ - 12弦アコースティック・ギター(on #12)
  • ディーン・ハワード - ギター(on #14)
  • クリス・ダン、ダグ・モフェット、デニス・ソウルズ、ヴィンセント・チェセールスキー、ウィリアム・ファニング - ホーン・セクション(on #14)

脚注

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  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ Moseley, Willie G. (2002年4月). “Vince Gill”. Vintage Guitar. 2015年4月22日閲覧。
  3. ^ Alison Krauss - Now That I've Found You: A Collection (CD) at Discogs
  4. ^ Stories Told & Untold - Bad Company | Credits | AllMusic
  5. ^ Bad Company - Awards”. AllMusic. 2015年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月15日閲覧。