トーマス・ラマール
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人物情報 | |
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生誕 |
1959年(64 - 65歳) アメリカ合衆国 |
出身校 | シカゴ大学 |
学問 | |
研究分野 | アニメ メディア |
研究機関 | シカゴ大学 |
学位 | 博士(歴史学)(シカゴ大学・1992年) |
主要な作品 | 『アニメ・マシーン』 |
主な受賞歴 | ヨーロッパ日本研究学会(EAJS)著作賞 |
トーマス・ラマール(英: Thomas Lamarre、1959年 - )は、アメリカ合衆国の日本文化研究者。
略歴
[編集]1985年、エクス=マルセイユ第2大学にて博士号(海洋学)取得。1992年、シカゴ大学にて博士号(東アジア言語文化)取得。
マギル大学(カナダ)教授などを経て、現在、シカゴ大学教授。
『アニメ・マシーン』によって、ヨーロッパ日本研究学会(EAJS)の出版賞を受賞し、映画メディア研究学会(SCMS)でも表彰された[2]。
著書
[編集]- Can Writing Go on Without a Mind? Orality, Literacy, Ideography, Japanology (1994)
- Uncovering Heian Japan: an Archaeology of Sensation and Inscription (2000)
- Project Insider (2000)
- Impacts of Modernities (2004)
- Shadows on the Screen: Tanizaki Jun'ichirō on Cinema and "Oriental" Aesthetics (2005)
- The Anime Machine: A Media Theory of Animation (2009)〔邦訳:『アニメ・マシーン──グローバル・メディアとしての日本アニメーション』藤木秀朗監訳、大﨑晴美訳、名古屋大学出版会、2013年〕
- The Anime Ecology: A Genealogy of Television, Animation, and Game Media (2018)〔邦訳:『アニメ・エコロジー──テレビ、アニメーション、ゲームの系譜学』上野俊哉監訳、大﨑晴美訳、名古屋大学出版会、2023年〕
参考文献
[編集]- トマス・ラマール+石岡良治/門林岳史=司会「対談『アニメ・マシーン』から考える」『表象』07、月曜社、2013年。
- 藤木秀朗「トーマス・ラマール:アニメを通して思考するメディアの理論化」、伊藤守編『メディア論の冒険者たち』東京大学出版会、2023年。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Thomas Lamarre” (英語). シカゴ大学. 2023年8月30日閲覧。
- ^ トーマス・ラマール著『アニメ・マシーン』の監訳者あとがきより