トーマス・サドスキー
トーマス・サドスキー Thomas Sadoski | |
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2013年 | |
生年月日 | 1976年7月1日(48歳) |
出生地 | アメリカ合衆国・コネチカット州ニューヘイブン |
国籍 | アメリカ合衆国 |
職業 | 俳優 |
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 |
活動期間 | 1998年 - |
配偶者 |
キンバリー・ホープ(2007-2015) アマンダ・サイフリッド(2017-) |
主な作品 | |
テレビドラマ 『ニュースルーム』 |
トーマス・サドスキー(Thomas Sadoski、1976年7月1日 - )は、アメリカの舞台や映画、テレビの俳優。HBOのドラマシリーズ『ニュースルーム』のドン・キーファー役や、『Life in Pieces』のマット・ショート役などで知られる。
私生活
[編集]コネチカット州ニューヘイブン生まれ、テキサス州カレッジステーション育ち[1]。
北テキサス大学に1学期だけ在籍して退学後、1998年にニューヨークのサークル・イン・ザ・スクエア演劇学校を卒業。
2007年、キャスティングディレクターのキンバリー・ホープと結婚、2015年に離婚する[2] 。俳優のアマンダ・サイフリッドと2016年に交際を始め[3] 同年9月12日に婚約[4] 、2017年3月12日に結婚した[5] 。同月24日には娘が生まれた[6]。2020年9月には二人目の子供として息子が生まれた[7]。
来歴
[編集]オフブロードウェイ公演『This is Our Youth』でマーク・ラファロの代演を務めたことで注目を浴び[8] 、ニューヨークの、ブロードウェイやオフブロードウェイの舞台に数多く出演。 2008年には、後にドラマ『ニュースルーム』で共演するアリソン・ピルと共に、ニール・ラビュート作の舞台『reason to be pretty』に出演。同作がオフブロードウェイで高評価を得て興業としても成功するようになると、2009年4月にブロードウェイへ場を移し、2009年にはトニー賞3賞(最優秀主演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀作品賞)でノミネート。ドラマ・デスク・アワード(最優秀主演男優賞、最優秀演出賞、最優秀作品賞)や[9] アウター・クリティクス・サークル賞(最優秀主演男優賞、最優秀新作賞)[10] 、ドラマリーグ賞(最優秀作品賞、パフォーマンス賞)[11] の各賞でもノミネートされた。2011年、ジョン・ロビン・ベイツ作公演『アザー・デザート・シティーズ』のトリップ役でオビー賞やルシル・ローテル賞を受賞[12] 。アウター・クリティクス・サークル賞は同作を新しい傑出した作品とたたえた[13] 。またブロードウェイ公演では、ジョン・グアル作『House of Blue Leaves』ベン・スティラーやイーディ・ファルコ、ジェニファー・ジェイソン・リー、アリソン・ピルとも共演している[14]。
映画
[編集]長編映画デビューは2000年のロマンティック・コメディー作品『Loser』(エイミー・ヘッカーリング監督、邦題『恋は負けない』)[15]。
テレビ
[編集]2011年、アーロン・ソーキン作のHBO製作ドラマシリーズ『ニュースルーム』に出演[16] 。『ロー&オーダー』や『アズ・ザ・ワールド・ターンズ』にもゲスト出演している。
テレビ | |||
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年 | タイトル | 役割 | 注記 |
2005年 | ロー&オーダー Law & Order |
ロバート・バーンズ | 1話(シーズン16第9話『刑法』) |
2007年 | アズ・ザ・ワールド・ターンズ As the World Turns |
ジェシー・カルフーン | 8話 |
2007年 | LAW & ORDER:犯罪心理捜査班 Law & Order: Criminal Intent |
パトリック・カーデル | 1話(シーズン7第4話『美しい顔』) |
2009年 | アグリー・ベティ Ugly Betty |
パトリック | 1話(シーズン3第11話『奪われたドレス』) |
2009年 | LAW & ORDER:性犯罪特捜班 Law & Order: Special Victims Unit |
ジョー・サガード | 1話(シーズン11第11話『移民』) |
2012-2014年度 | ニュースルーム The Newsroom |
ドン・キーファー | 3シーズン、25話(シリーズレギュラー) |
2013-2014 | LAW & ORDER:性犯罪特捜班 Law & Order: Special Victims Unit |
ネイト・デイビス | 2話(シーズン15第9話『巧妙な冤罪』、同第16話『チームに捧げた青春』) |
2015 | The Slap |
ゲイリー[17] | 1シーズン、8話 |
2015年–2019年 | Life in Pieces | マット | メインキャスト |
2020 | Tommy | Mayor Buddy Gray | メインキャスト |
2023 | クラウデッド・ルーム The Crowded Room |
マット・ダン | リカーリング |
音声作品
[編集]2011年に発売された、スティーブン・キングの小説『Mile 81』のオーディオブックでナレーターを務めた[18] 。
オーディオファイル誌は「サドスキーが、モンスターの行動を淡々と語ることで、聴くと恐怖を煽られる作品になっている」と評し[19]、パブリッシャーズウィークリー誌も「ぞっとするような怖いストーリーラインとは対照的に、トーマス・サドスキーはなめらかで淡々とした語り口だ」とした[20]。
オーディオ | |||||
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年 | プロジェクト | 著者 | 注記 | ||
2012年 | Mile 81 | スティーブン・キング | オーディオブック | ||
2013年 | Reasons To Be Pretty | ニール・ラビュート | ラジオドラマ [21][22] | ||
2013年 | Reasons To Be Pretty | ニール・ラビュート | ラジオドラマ | ||
2015 | The Children's Crusade | アン・パッカー | オーディオブック | ||
2016年 | Zero K | ドン・デリオ | オーディオブック | ||
2022年 | The Candy House | ジェニファー・イーガン | オーディオブック |
受賞・ノミネート
[編集]年 | 受賞 | カテゴリ | 作 | 結果 |
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2008年 | ルシル・ローテル賞 | 演劇最優秀主演男優賞 | Becky Shaw |
ノミネート |
2009年 | 第63回トニー賞 | 演劇主演男優賞 | Reasons To Be Pretty | ノミネート |
2009年 | ドラマ・デスク・アワード | 演劇優秀男優賞 | Reasons To Be Pretty |
ノミネート |
2009年 | ドラマーリーグ賞 | 抜群のパフォーマンス | Reasons To Be Pretty |
ノミネート |
2009年 | アウター・クリティクス・サークル賞 | 演劇優秀男優賞 | Reasons To Be Pretty |
ノミネート |
2011年 | ルシル・ローテル賞 | 演劇優秀主演男優賞 | アザー・デザート・シティーズ Other Desert Cities |
受賞 |
2011年 | オビー賞 | 男優による抜群のパフォーマンス | アザー・デザート・シティーズ Other Desert Cities |
受賞 |
参考文献
[編集]- ^ “An Actor Who Earns Praise With One Foot in His Mouth”. The New York Times January 26, 2017閲覧。
- ^ “Newsroom star Thomas Sadoski and wife Kimberly Hope divorcing after eight years”. Daily Mail. (October 16, 2016) September 14, 2016閲覧。
- ^ Miller, Michael (March 3, 2016). “Amanda Seyfried and Her Last Word Costar Thomas Sadoski Are Dating!” September 14, 2016閲覧。
- ^ Mizoguchi, Karen (September 12, 2016). “Amanda Seyfried Engaged to Last Word Costar Thomas Sadoski” September 14, 2016閲覧。
- ^ Campbell, Kathy (17 March 2017). “Amanda Seyfried and Thomas Sadoski Are Married -- After Secretly Eloping!”. US Weekly .
- ^ Mizoguchi, Karen (24 March 2017). “Amanda Seyfried and Thomas Sadoski Welcome First Child”. The Huffington Post. 24 March 2017閲覧。
- ^ Mizoguchi, Karen (September 28, 2020). “Surprise! Amanda Seyfried and Thomas Sadoski Welcome a Son”. People December 15, 2020閲覧。.
- ^ “Catching up with Thomas Sadoski”. Lincoln Center Theater Blog (January 3, 2011). January 26, 2017閲覧。
- ^ “Reasons To Be Pretty”. IBDb.com. January 26, 2017閲覧。
- ^ Cozby, Paul. “Outer Critics Circle Awards Nominations - 2009”. Theater.about.com. January 26, 2017閲覧。
- ^ “2009 Drama League Award Nominees Announced”. Broadway.com (April 21, 2009). January 26, 2017閲覧。
- ^ “Search: Thomas Sadoski”. Lortel Archives. January 26, 2017閲覧。
- ^ “Other Desert Cities - 2011 Broadway Tickets, Reviews, News, Info, Photos, Videos”. Broadwayworld.com. January 26, 2017閲覧。
- ^ “The House of Blue Leaves”. IBDb.com. January 26, 2017閲覧。
- ^ Biancolli, Amy (July 30, 2000). “'Loser' Stars Get Their 'Teeth' In Williamstown”. Times Union (Albany NY) January 26, 2017閲覧。
- ^ “Tony Nominee Thomas Sadoski Will Exit Other Desert Cities in January for Aaron Sorkin HBO Drama”. Playbill.com. November 23, 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。May 19, 2017閲覧。
- ^ “The Slap”. NBC.com. January 26, 2017閲覧。
- ^ “Mile 81”. StephenKing.com. January 26, 2017閲覧。
- ^ “MILE 81 by Stephen King Read by Thomas Sadoski, Edward Herrmann”. AudioFile Magazine January 26, 2017閲覧。.
- ^ “Audio Book Review: Mile 81 by Stephen King, read by Thomas Sadoski and Edward Herrmann”. Publishers Weekly. (March 26, 2012) January 26, 2017閲覧。.
- ^ Ng, David (August 22, 2013). “L.A. Theatre Works season to include Neil LaBute, 'Osage County'”. The Los Angeles Times January 26, 2017閲覧。
- ^ “LATW 1/16/14 Neil LaBute's "Reasons to Be Happy" starring Jenna Fischer & Thomas Sadoski”. Kpfk.org (November 27, 2016). January 26, 2017閲覧。