トゥーキョーゲームス
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒359-0003 埼玉県所沢市中富南4丁目1番地 センタースクエア1-804 北緯35度48分44.2秒 東経139度29分50.9秒 / 北緯35.812278度 東経139.497472度座標: 北緯35度48分44.2秒 東経139度29分50.9秒 / 北緯35.812278度 東経139.497472度 |
設立 | 2017年 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3030003010619 |
代表者 | 代表取締役CEO 小高和剛 |
従業員数 | 7名[1] |
関係する人物 |
高田雅史(創業者) 小松崎類(創業者) 打越鋼太郎(創業者) |
外部リンク |
tookyogames |
トゥーキョーゲームス株式会社(英: Too Kyo Games)は、日本のゲーム会社。
歴史
[編集]スパイク・チュンソフトのダンガンロンパシリーズの脚本を書いた小高和剛は、テレビアニメ『ダンガンロンパ3』(2016年)とゲームソフト『ニューダンガンロンパV3』(2017年)の完成後、新しいことができる自分の開発会社を作りたいと考え始めた。シリーズの作曲を担当した高田雅史やキャラクターデザインを担当した小松崎類に相談したところ、彼らもこのアイデアに興味を示し、高田はすでに他の会社の立ち上げに関わっていたこともあり、2017年に会社を設立した。小高はこのほか、スパイク・チュンソフトの極限脱出シリーズのディレクター兼脚本家の打越鋼太郎、ダンガンロンパのイラストレーターのしまどりる、KIDのinfinityシリーズのディレクター兼共同脚本の中澤工、ダンガンロンパ漫画版のシナリオ担当の小泉陽一朗などを会社に招いた。
小高が代表を務めているが合同会社であるため、会社としての決定は小高・高田・小松崎・打越の中心メンバー4人で行っている。代表の決定は「キャプテンを決める」ような感覚であり、一時は打越になりかけたが、最終的に小高が引き受けた。社名の由来は、彼らが拠点としている東京(とうきょう、Tokyo)と、英語のtoo(トゥー、「~すぎる」)と狂(きょう、kyō)の語呂合わせで、「狂いすぎたゲーム会社」という意味を込めている[1]。
同社は2018年9月に一般公開され、4つのプロジェクトが開発中であることを発表した[2][3][4][5]。内2つはゲーム『ワールズエンドクラブ』とアニメ『アクダマドライブ』として公開されている。この4つのプロジェクトに加えて、FMVゲーム『デスカムトゥルー』を2020年に発表・発売し、「エクストリームベースボール」ゲーム『TRIBE NINE』を発表した。小高によると、同社の目標は、新しい知的財産を創造することや、また、スタッフが独自のインディーゲームのプロジェクトを創造することである[6]。将来的にはいつかダンガンロンパシリーズに戻りたいとも述べた[1]。
作品
[編集]コンピュータゲーム
[編集]発売年 | 発売日 | タイトル | プラットフォーム | 備考 |
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2020年 | 6月25日 | デスカムトゥルー[7][8][9] | Android iOS macOS Nintendo Switch PlayStation 4 Windows |
共同開発:エスカドラ 発売元:イザナギゲームズ |
9月4日 | ワールズエンドクラブ[10] | iOS macOS Nintendo Switch Windows |
共同開発:グランディング 発売元:イザナギゲームズ | |
2023年 | 6月30日 | 超探偵事件簿 レインコード | Nintendo Switch | 共同開発・発売元:スパイク・チュンソフト |
2025年 | 4月24日予定 | HUNDRED LINE -最終防衛学園- | Nintendo Switch Steam |
発売元:アニプレックス |
時期未発表 | TRIBE NINE[11] | iOS Android |
発売元:アカツキゲームス |
テレビアニメ
[編集]開始年 | 放送期間 | タイトル | 備考 |
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2020年 | 10月 - 12月 | アクダマドライブ[12] | 共同原作:studioぴえろ |
2022年 | 1月 - 3月 | TRIBE NINE[11] | 共同原作:アカツキ |
脚注
[編集]- ^ a b c “小高和剛氏、打越鋼太郎氏らによる新会社Too Kyo Games設立! 日本独自のゲームで世界に挑む、新会社設立に迫るインタビュー” (Japanese). Famitsu. Enterbrain (September 12, 2018). September 12, 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。September 13, 2018閲覧。
- ^ Romano. “Mysterious game company Too Kyo Games established, led by noted game creator”. Gematsu. September 12, 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。September 12, 2018閲覧。
- ^ Romano. “Too Kyo Games led by Danganronpa and Zero Escape creators Kazutaka Kodaka and Kotaro Uchikoshi, four projects underway”. Gematsu. September 16, 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。September 12, 2018閲覧。
- ^ Sherman. “Too Kyo Games, Pierrot Collaborate on New Anime”. Anime News Network. September 11, 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。September 12, 2018閲覧。
- ^ Romano, Sal (September 27, 2018). “Too Kyo Games' announced titles likely due out in two to three years”. Gematsu. September 27, 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。September 27, 2018閲覧。
- ^ Valentine, Rebekah (September 11, 2018). “Former Danganronpa, Zero Escape, Fate/Grand Order developers form Too Kyo Games”. Gamesindustry.biz. Gamer Network. September 11, 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。September 13, 2018閲覧。
- ^ “ダウンロードソフト『DEATH COME TRUE』配信開始のお知らせ” (Japanese). Esquadra, Inc. (25 June 2020). 18 July 2020閲覧。
- ^ Brown. “Death Come True is an FMV game from the creator of Danganronpa”. PC Gamer. December 10, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。December 10, 2019閲覧。
- ^ Romano, Sal (December 15, 2019). “Death Come True to be released for PS4, Switch, PC, iOS, and Android”. Gematsu. December 15, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。December 15, 2019閲覧。
- ^ Romano (September 3, 2020). “World's End Club launches September 4 for Apple Arcade, in spring 2021 for Switch”. Gematsu. September 3, 2020閲覧。
- ^ a b Clewis (February 18, 2020). “Akatsuki and Too Kyo Games Team Up to Collaborate on 'Tribe Nine'”. Siliconera. February 19, 2020閲覧。
- ^ Hodgkins (May 14, 2020). “Akudama Drive Anime Delayed to October Due to COVID-19”. Anime News Network. May 31, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。May 14, 2020閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- トゥーキョーゲームス (@TooKyoGames) - X(旧Twitter)