デヴィッド・ブラウン (ギタリスト)
表示
デヴィッド・ユージン・ブラウン (David Eugene Brown, )は、アメリカのロックギタリスト[1][2]。
人物
[編集]グロスター出身。ビリー・ジョエルの作品の多くに参加した事で知られ、長年ビリーのバンドメンバーとして活躍した。同じくバンドでギターを担当したラッセル・ジェイヴァースがリズムギターだったのに対して、ブラウンはリードギターを担当した。
初めてビリー・ジョエルのレコーディングに参加したのは、『ニューヨーク52番街』で、それまでギタリストを務めていたスティーヴ・カーンに代り、次作『グラス・ハウス』から正式にバンドメンバーとして参加している。
『ストーム・フロント』発表前、ビリー・ジョエルはバンドメンバーの入れ替えを行ったが、ドラムのリバティ・デヴィート、サックスのマーク・リヴェラと共に引き続き残留している。但し、同作の前に発表されたソ連公演の様子を収録した『コンツェルト-ライヴ・イン・U.S.S.R.-』には、ブラウンの代役としてケヴィン・デュークスが参加している。
他のアーティストの作品にも参加しており、ポール・マッカートニー、フィービ・スノウ、ジュリアン・レノン、ピーター・ポール&マリー、ボブ・ジェームズらの作品に参加している他、松田聖子が、SEIKO名義発表したアルバム『SOUND OF MY HEART』にもリバティ・デヴィートと共に参加している[3]。
参加作品
[編集]ビリー・ジョエル
[編集]- 『ニューヨーク52番街』 - 52nd Street(1978年)
- 『グラス・ハウス』 - Glass Houses(1980年)
- 『ソングズ・イン・ジ・アティック』- Songs in the Attic(1981年)
- 『ナイロン・カーテン』 - The Nylon Curtain(1982年)
- 『イノセント・マン』 - An Innocent Man(1983年)
- 『ザ・ブリッジ』 - The Bridge(1986年)
- 『ストーム・フロント』 - Storm Front(1989年)
脚注
[編集]- ^ “David Brown (6)”. Discogs. 2022年10月11日閲覧。
- ^ Metason. “David Brown” (英語). ArtistInfo. 2022年10月11日閲覧。
- ^ (英語) Seiko - Sound Of My Heart 2022年10月11日閲覧。