デュアン・ビロウ
デトロイト・タイガース時代(2012年7月14日) | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ミシガン州レンアウェイ郡ブリットン |
生年月日 | 1985年11月15日(38歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 220 lb =約99.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り |
2006年 ドラフト19巡目(全体562位)で デトロイト・タイガースから指名 |
初出場 |
MLB / 2011年7月20日 KBO / 2013年8月8日 NPB / 2015年9月16日 |
最終出場 |
KBO / 2013年10月4日 NPB / 2015年9月16日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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デュアン・アーサー・ビロウ(Duane Arthur Below, 1985年11月15日 - )は、アメリカ合衆国・ミシガン州レンアウェイ郡ブリットン出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。現在はフリーエージェント(FA)。
経歴
[編集]プロ入りとタイガース時代
[編集]地元のブリットン・メイコン高校からレイクミシガン・カレッジ(コミュニティ・カレッジ)に進学、2006年のMLBドラフト19巡目(全体562位)でデトロイト・タイガースに指名された。同年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガースで15試合、A-級オネオンタ・タイガースで2試合の合計17試合(先発6試合)に登板し、防御率は2.09であった[1]。
2007年は、A級ウェストミシガン・ホワイトキャップスで26試合に先発し、13勝5敗・防御率2.97、145.2回を投げて160奪三振を挙げた[1]。
2008年はA+級レイクランド・フライングタイガースで27試合(先発26試合)に登板し、9勝7敗・防御率4.46だった[1]。
2009年はA+級レイクランドで6試合、AA級エリー・シーウルブズで2試合に先発登板し、防御率2.70だった[1]。また、この年の6月5日にはトミー・ジョン手術を受けた[2]。
2010年はAA級エリーで28試合に先発登板し、7勝12敗・防御率4.93だった[1]。
2011年、メジャーに昇格し、7月20日のオークランド・アスレチックス戦(コメリカ・パーク)で先発し、5回を投げて自責点1、勝敗は付かなかった[3]。この試合では6回に先頭の松井秀喜に日米通算500号となる本塁打を打たれた[4]。この年は14試合に登板し、0勝2敗であった。
2012年は、タイガースの開幕25人枠に残った[5]。4月7日のボストン・レッドソックス戦でダグ・フィスターをリリーフし、メジャー初勝利をあげた。翌日も延長11回に登板し、2勝目を挙げた[6]。
2013年、スプリングトレーニングで不振となり、開幕ロースターには入ったものの、メジャーでの登板はなく、AAA級トレド・マッドヘンズで4試合に登板した。4月23日にDFAとなった[7]。
マーリンズ時代
[編集]2013年4月25日にウェイバー公示を経てマイアミ・マーリンズへ移籍し、傘下のAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズへ配属された[8]。マーリンズでは2試合に登板し、0勝1敗・防御率10.12だった。
起亜タイガース時代
[編集]2013年7月31日、退団した元福岡ソフトバンクホークスのアンソニー・レルーの代役として、韓国プロ野球の起亜タイガースと契約を結んだ[9]。同年限りで、起亜タイガースを退団した。
タイガース復帰
[編集]2013年12月11日、タイガースとマイナー契約を結んだ。2014年シーズン開幕前、左ひじの故障が判明した[10]。2014年は、AAA級トレドで116.2回を投げて8勝5敗、右打者には.306 打たれたが、左打者を.219 と抑えた[11]。
メッツ傘下時代
[編集]2015年2月7日、ニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ[11]。開幕から傘下のAAA級ラスベガス・フィフティワンズに所属し、5月には週間最優秀投手に選ばれた[12]。
DeNA時代
[編集]2015年6月27日、身体検査合格を条件として横浜DeNAベイスターズと契約することに合意したことが球団より発表され[13]、7月3日に正式に契約をした[14]。背番号は42。9月6日に出場選手登録され、16日の対東京ヤクルトスワローズ戦で初登板・初先発したが、5四球と乱れ、1.1回で降板した。一軍登板はこの1試合だけに留まり、10月7日に戦力外通告を受けた[15]。
DeNA退団後
[編集]2015年12月12日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結ぶ。2016年は傘下のAAA級ラスベガス・フィフティワンズでプレー。
2017年からは独立リーグ・アトランティックリーグのサマセット・ペイトリオッツと契約し、2019年まで3年間在籍した[16]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011 | DET | 14 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 127 | 29.0 | 28 | 2 | 11 | 2 | 1 | 14 | 2 | 0 | 16 | 14 | 4.34 | 1.35 |
2012 | 27 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | .667 | 189 | 46.1 | 49 | 6 | 8 | 0 | 1 | 29 | 1 | 1 | 25 | 20 | 3.88 | 1.23 | |
2013 | MIA | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 15 | 2.2 | 6 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 3 | 10.13 | 3.00 |
起亜 | 11 | 8 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 1 | 0 | .600 | 208 | 47.0 | 45 | 1 | 26 | 1 | 1 | 38 | 2 | 0 | 26 | 21 | 4.02 | 1.51 | |
2015 | DeNA | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 11 | 1.1 | 2 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 | 33.75 | 5.25 |
MLB:3年 | 43 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | .333 | 331 | 78.0 | 83 | 8 | 21 | 3 | 2 | 45 | 3 | 1 | 44 | 37 | 4.27 | 1.33 | |
KBO:1年 | 11 | 8 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 1 | 0 | .600 | 208 | 47.0 | 45 | 1 | 26 | 1 | 1 | 38 | 2 | 0 | 26 | 21 | 4.02 | 1.51 | |
NPB:1年 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 11 | 1.1 | 2 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 | 33.75 | 5.25 |
- 2020年度シーズン終了時
記録
[編集]- MLB
- 初登板・初先発:2011年7月20日、対オークランド・アスレチックス戦(コメリカ・パーク)、5回0/3 3失点
- 初奪三振:同上、3回表にジョシュ・ウィリンガムから見逃し三振
- 初勝利:2012年4月7日、対ボストン・レッドソックス戦(コメリカ・パーク)、4回表2死に2番手で救援登板、2回1/3を無失点
- NPB
- 初登板・初先発:2015年9月16日、対東京ヤクルトスワローズ24回戦(明治神宮野球場)、1回1/3を2被安打5失点で敗戦投手
背番号
[編集]- 64 (2011年 - 2013年)
- 44 (2013年・起亜)
- 42 (2015年)
脚注
[編集]- ^ a b c d e “Minor League Statistics & History”. baseball-reference.com. 2015年6月27日閲覧。
- ^ Major League Baseball Pitchers Who Have Undergone Tommy John Surgery
- ^ “Athletics 7, Tigers 5”. detroit.tigers.mlb.com (2011年7月20日). 2015年6月27日閲覧。
- ^ 樋口浩一 (2011年7月21日). “松井らしく打ち建てた金字塔=日米通算500号本塁打達成”. スポーツナビ. 2015年6月27日閲覧。
- ^ James Schmehl (2012年4月5日). “Opening Day lineup: Prince Fielder makes Detroit Tigers debut, Justin Verlander takes mound”. MLIVE. 2015年6月27日閲覧。
- ^ Chris Iott (2012年4月8日). “Detroit Tigers reliever Duane Below earns second career victory one day after earning his first”. MLIVE. 2015年6月27日閲覧。
- ^ Chris Iott (2013年4月24日). “Detroit Tigers designate left-hander Duane Below for assignment to make room for Jose Valverde”. MLIVE. 2015年6月27日閲覧。
- ^ James Schmehl (2013年4月25日). “Miami Marlins claim left-hander Duane Below off waivers from Detroit Tigers”. MLIVE. 2015年6月27日閲覧。
- ^ Kurt Mensching (2014年2月28日). “Pitching in Korea an eye-opening experience for Tigers' Duane Below”. デトロイト・ニューズ. 2015年6月27日閲覧。
- ^ James Schmehl (2014年3月3日). “Detroit Tigers' Duane Below out with sore elbow; Casey Crosby throws bullpen without discomfort”. MLIVE. 2015年6月28日閲覧。
- ^ a b Adam Rubin (2015年3月23日). “Mets add Duane Below to lefty inventory”. ESPN. 2015年6月27日閲覧。
- ^ Owen Condon (2015年5月26日). “Mets minor leaguer Duane Below named Pacific Coast League Pitcher of the Week”. amazinavenue.com. 2015年6月27日閲覧。
- ^ “選手獲得のお知らせ”. 横浜DeNAベイスターズ (2015年6月27日). 2015年6月27日閲覧。
- ^ “デュアン・ビロウ選手 入団記者会見”. 横浜DeNAベイスターズ (2015年7月3日). 2015年7月3日閲覧。
- ^ “DeNA 左腕ビロウが戦力外 7月加入も登板1試合のみ”. スポニチ Sponichi Annex (2015年10月7日). 2015年10月7日閲覧。
- ^ “Patriots Re-Sign Two-Time All-Star LHP Duane Below”. Atlantic League Professional Baseball (2019年3月13日). 2021年6月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 選手の各国通算成績 KBO
- 個人年度別成績 デュアン・ビロウ - NPB.jp 日本野球機構