デオンテイ・ワイルダー 対 ロバート・ヘレニウス戦
開催日 | 2022年10月15日 | |
認定王座 | WBC世界ヘビー級挑戦者決定戦 | |
開催地 | アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク | |
会場 | バークレイズ・センター | |
リングアナ | ジミー・レノン・ジュニア | |
放送局 | FOX | |
実況・解説 | ブライアン・ケニー(進行役) ガス・ジョンソン(実況) ジョー・グーセン(解説) レノックス・ルイス(解説) ヘイディー・アンドロル(インタビュアー) | |
主催 | トム・ブラウン(TGBプロモーションズ) デオンテイ・ワイルダー(ブロンズ・ボンバー・プロモーションズ) | |
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デオンテイ・ワイルダー 対 ロバート・ヘレニウス | ||
The Bronze Bomber(銅の爆撃機) | The Nordic Nightmare(北欧の悪夢) | |
比較データ | ||
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36歳 | 年齢 | 38歳 |
アラバマ州タスカルーサ | 出身地 | ストックホルム |
44戦 41勝 (40KO) 2敗 1分 | 戦績 | 34戦 31勝 (20KO) 3敗 |
201cm | 身長 | 200cm |
214 lb (97 kg) | 体重 | 253 lb (115 kg) |
211cm | リーチ | 201cm |
オーソドックス | 特徴 | サウスポー |
マリク・スコット | 指導者 | ヨハン・リンドストロム |
元WBC世界ヘビー級王者、WBC世界ヘビー級1位 | 評価 | 元WBA世界ヘビー級ゴールド王者、WBC世界ヘビー級4位 |
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結果 | ワイルダーの1回2分57秒KO勝ち | |
主審 | マイケル・グリフィン | |
副審 | トム・カルスーン エリック・マリンスキー ジョセフ・パスクァレ |
デオンテイ・ワイルダー 対 ロバート・ヘレニウス戦(デオンテイ・ワイルダー たい ルイス・ロバート・ヘレニウス、別名Heavyweight Showdown)は、2022年10月15日、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークのバークレイズ・センターで開催されたプロボクシングの試合。元WBC世界ヘビー級王者でWBC世界ヘビー級1位のワイルダーと元WBA世界ヘビー級ゴールド王者でWBC世界ヘビー級4位のヘレニウスがWBC世界ヘビー級挑戦者決定戦としてタイソン・フューリーへの挑戦権を懸けた一戦。試合はFOXがペイ・パー・ビューで放送、今回の放送を最後にFOXとプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)との2019年からの4年契約が満了となりFOXがPBC興行として最後の放送となった[1]。日本の動画配信サービスで、2022年9月21日にアメリカのCSI SPORTSと同社が運営する格闘技専門チャンネルFIGHT SPORTSの日本における独占配信契約を締結したU-NEXTでも日本語実況付きの番組『世界プロボクシング』の一回目として配信された。
試合成立まで
[編集]ワイルダーのこれまでの流れは「デオンテイ・ワイルダー 対 ルイス・オルティス第2戦」「デオンテイ・ワイルダー 対 ルイス・オルティス戦」「デオンテイ・ワイルダー 対 タイソン・フューリー第1戦」「デオンテイ・ワイルダー 対 タイソン・フューリー第2戦」「タイソン・フューリー 対 デオンテイ・ワイルダー第3戦」を参照。
2021年10月9日、ワイルダーが約1年7カ月ぶりの試合をラスベガスのT-モバイル・アリーナにてWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリーとダイレクトリマッチで第3戦目を行い、11回1分10秒KO負けをした。ワイルダーはこの試合の6回ぐらいに右手を骨折して手術を受けた[2]。
2019年7月21日、ミネソタ州ミネアポリスのミネアポリス・アーモリーでヘレニウスがジェラルド・ワシントンと対戦し、8回2分32秒KO負けを喫した[3]。
2020年3月7日、バークレイズ・センターでヘレニウスがアダム・コウナッキとWBA世界ヘビー級ゴールド王座決定戦及びWBA世界ヘビー級挑戦者決定戦を行い、4回1分8秒TKO勝ちを収めマヌエル・チャーもしくはアンソニー・ジョシュアへの挑戦権及びゴールド王座を獲得した[4]。
2021年10月9日、T-モバイル・アリーナでのフューリー 対 ワイルダー第3戦の前座でヘレニウスがアダム・コウナッキとダイレクトリマッチで対戦し、6回2分38秒コウナッキのローブローによる失格勝ちを収めたが[5]、興行終了後にコウナッキの負傷によるTKO勝ちに変更された[6]。
2022年8月17日、ワイルダーとヘレニウスによるWBC世界ヘビー級挑戦者決定戦での対決を正式に発表した[7]。
試合
[編集]2022年10月15日、ワイルダーとヘレニウスによるWBC世界ヘビー級挑戦者決定戦が行われ、距離を詰めて攻めるヘレニウスにワイルダーが右フックを放つとヘレニウスがダウンしそのまま失神、ワイルダーが初回2分57秒KO勝ちを収めフューリー第4戦への挑戦権を獲得した[8]。
尚FOXのペイ・パービュー放送前に行われたFOX Sports 1の放送ではヴィト・ミエルニキ・ジュニア 対 リムバース・ポンセによるWBAが新たに設立したWBAアメリカ大陸スーパーウェルター級初代王座決定戦をメインにした放送(他にマイケル・リベラ 対 ジェリー・ペレスとグルゲン・ホブハニスヤン 対 マイケル・コフィーも放送した)が行われFOXより一足先にスタート当初の毎週火曜時代から続く7年に及んだ放送に幕を下ろした[1]。
脚注
[編集]- ^ a b “Full undercard for Deontay Wilder vs. Robert Helenius heavyweight fight”. DKnation.com 2022年10月15日閲覧。
- ^ “Deontay Wilder broke his right hand during 11th-round KO loss to Tyson Fury, co-manager says”. ESPN.com (2021年10月15日). 2021年10月24日閲覧。
- ^ Donovan, Jake. “Gerald Washington Drills Robert Helenius With a Bomb in Eight”. BoxingScene.com. 2021年5月13日閲覧。
- ^ “Kownacki vs Helenius results: Robert Helenius shocks Adam Kownacki, wins fourth round TKO”. Bad Left Hook (March 7, 2020). March 8, 2020閲覧。
- ^ Idec, Keith. “Robert Helenius Beats Down Adam Kownacki, Who Gets Disqualified in Sixth”. BoxingScene.com. 2021年10月10日閲覧。
- ^ “Robert Helenius Resurrects Title Hopes With Second Straight Stoppage of Kownacki”. BoxingInsider.com (2021年10月11日). 2021年10月24日閲覧。
- ^ “Deontay Wilder to return against Robert Helenius in Brooklyn on October 15”. skysports.com. 17 August 2022閲覧。
- ^ “Slow-motion footage shows Deontay Wilder's one-punch KO of Robert Helenius in all its glory”. talksport.com. October 18, 2022閲覧。