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ディーン・マレンコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ディーン・マレンコ
プロフィール
リングネーム ディーン・マレンコ
ディーン・ソルコフ
本名 ディーン・サイモン
ニックネーム 千の技を持つ男
サブミッション・シューター
ジ・アイスマン
身長 176cm - 178cm
体重 96kg - 100kg
誕生日 (1960-08-04) 1960年8月4日(64歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州の旗 フロリダ州
ヒルズボロ郡タンパ
スポーツ歴 レスリング
トレーナー ボリス・マレンコ
カール・ゴッチ
デビュー 1980年
引退 2001年
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ディーン・マレンコDean Malenko1960年8月4日 - )は、アメリカ合衆国の元プロレスラー、本名はディーン・サイモンDean Simon)。フロリダ州タンパ出身。2001年の引退後はWWEのロード・エージェントを長らく務め、2019年5月からはAEWのシニアプロデューサーを務めている。

父は名門スクール "Malenko School of Wrestling" (マレンコ道場)を設立し、「チェーン・デスマッチの鬼」の異名を持つボリス・マレンコ。兄は全日本プロレス世界ジュニア王座を獲得したジョー・マレンコ

来歴

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少年期から兄のジョーと共に父親からプロレスのトレーニングを受ける。その後、カール・ゴッチの道場でも鍛え上げられた。

1985年2月、当時顧問を務めていたゴッチの勧めでUWFに初来日を果たす。1988年には全日本プロレスにも数シリーズ参戦し、当時兄が保持していた世界ジュニア王座に挑戦した。その後、渕正信の同王座にも挑戦したが敗れている。

1992年からは新日本プロレスにも参戦[1]し、IWGPジュニア王座にも挑戦した。また、ここでのクリス・ベノワエディ・ゲレロとの邂逅は、彼の後のキャリアに深く影響することとなった。

1994年、ベノワ、エディと共にECWに参戦。そのレスリング技術で高い支持を受け、同年11月には2・コールド・スコーピオを破りTV王座を獲得[2]

1995年2月にはベノワとのコンビでサブゥー&タズから世界タッグ王座を奪取した[3]。その後、エディと共にWCWに移籍することになり、ECW最後の試合では、観客から "Please don't go !" (「行かないで!」)のコールが起こるほどであった。

WCWには1996年より登場し、5月にWCWクルーザー級王座を獲得。以降もクルーザー級の中心選手となり、レイ・ミステリオ・ジュニアクリス・ジェリコとタイトルを争った[4]1997年3月にはエディ・ゲレロを破りUSヘビー級王座を獲得[5]1999年3月にはベノワとのコンビでウエスト・テキサス・レッドネックスカート・ヘニング&バリー・ウインダムから世界タッグ王座を奪取した[6]

しかし、盟友のベノワと対立していたブッカーのケビン・サリバンによってWCWを解雇され、2000年1月よりWWFに移籍。同時に移籍したベノワ、エディ、ペリー・サターンと共にラディカルズを結成し、WWFのトップ選手と抗争する。その後は女たらしのキザなキャラクターに扮し、ジェームズ・ボンドを気取るヒールを演じた。途中リタに惚れ、シャワー中の彼女を覗こうとするなどストーカーまがいのキャラにもなったが、2001年秋にプロレスラーを引退し、WWEのエージェントに就任。復活版のECWではシニア・プロデューサーを担当していた。

2019年4月、WWEとの約18年に渡るロード・エージェントとしての契約を解消[7]。翌5月、AEWのシニア・プロデューサーに就任した[8]

得意技

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獲得タイトル

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WCW
ECW
WWF / WWE
DDT
その他
  • ハードコア殿堂:2015年

脚注

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  1. ^ ベースボールマガジン社「週刊プロレス」2020年6月27日号No.2067 56頁
  2. ^ ECW Television Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年12月2日閲覧。
  3. ^ ECW Tag Team Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年12月2日閲覧。
  4. ^ WCW Cruiserweight Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年12月2日閲覧。
  5. ^ NWA-WCW United States Heavyweight Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年12月2日閲覧。
  6. ^ WCW World Tag Team Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年12月2日閲覧。
  7. ^ ディーン・マレンコ、WWEを退職との報道。18年間裏方として貢献”. D-Generationx.com (2019年4月26日). 2019年10月30日閲覧。
  8. ^ ディーン・マレンコ、AEWとの複数年契約を締結。プロデューサー兼コーチに就任”. D-Generationx.com (2019年5月25日). 2019年10月30日閲覧。

外部リンク

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