出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
『デアデビル: ボーン・アゲイン』（原題、Daredevil: Born Again) は、マーベル・コミックの同名キャラクターを基にマーベル・テレビジョンにて製作されたウェブテレビジョン（英語版）シリーズである。
マーベル・シネマティック・ユニバースに属する作品であり、2015年よりNetflixにて配信が開始された『デアデビル』の正統な続編であり、制作はNetflixからディズニーとなったが、出演する俳優なども変更がなされていない。Netflix版『デアデビル』の5年後を舞台としていると出演者のウィルソン・ベセルは語っている[2]。
本作にホワイト・タイガー（英語版）役として出演しているカマル・デ・ロス・レイエス（英語版）は昨年12月24日に癌により死去しているため、彼の遺作となる[3]。
- マット・マードック / デアデビル
- 演 - チャーリー・コックス
- 昼は盲目の弁護士、夜は犯罪と戦うクライムファイター。
- ウィルソン・フィスク / キングピンとは何度も戦いを繰り返しており、最大の宿敵である。
- カレン・ペイジ（英語版）
- 演 - デボラ・アン・ウォール
- 法律事務所「ネルソン&マードック&カレン」で働く秘書。
- マットとは一度恋仲になるも結局親友関係に戻る。フィスクに狙われた時はデアデビルが死守した。
- フランクリン・“フォギー”・ネルソン（英語版）
- 演 - エルデン・ヘンソン
- マットと大学時代に同室となって以来の付き合いで、一緒に法律事務所を開いた親友兼パートナー。
- ウィルソン・フィスク / キングピン
- 演 - ヴィンセント・ドノフリオ
- ヘルズ・キッチンを拠点とする犯罪王でありデアデビルの最大の宿敵である。
- デアデビルと何度も戦っては刑務所に入れられてたが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』での出来事によって世界中の人が消えた隙を狙い刑務所から出所後、再び犯罪王に返り咲きホークアイやエコーと対立するも後にニューヨークの市長となる。
- フランク・キャッスル / パニッシャー
- 演 - ジョン・バーンサル
- 元海兵隊出身で家族と過ごしていた時に偶然ギャングの抗争が起き家族を失い、後にギャングや犯罪者を始末する処刑人パニッシャーになった。その後家族の死に政府の人間たちが関わっていることを知り、政府の闇を暴いた。
- ブルズアイ（英語版）
- 演 - ウィルソン・べセル（英語版）
- 幼い時から精神的に問題を抱えてる元陸軍出身のFBI捜査官でその後フィスクの部下になったが、最終的にブルズアイになった
- ユスフ・カーン
- 演 - モハン・カプール（英語版）
- カマラ・カーンの父親。
- ヴァネッサ・フィスク（英語版）
- 演 - アイェレット・ゾラー
- フィスクの最愛の妻。
- デアデビルシーズン3ではフィスクの犯罪事業に加担し、レイ・ナディームの殺害を命じた。
- ホワイト・タイガー（英語版）
- 演 - カマル・デ・ロス・レイエス（英語版）
- 魔法のお守りを身につけ犯罪と戦うストリートヒーロー。
- 殺人の罪で告発され有罪となりマットの弁護を受ける。
- ミューズ
- 演 - ハンター・ドゥーハン（英語版）
- 一般人を殺してはその死体でアートを作る猟奇殺人鬼。
- スタントコーディネーター：フィリップ・シルベラ[4]
2022年7月23日（米国時間）にマーベル・スタジオがサンディエゴ・コミコンにて2024年春にDisney+で配信されると発表した[5]。Netflixによる『Marvel デアデビル』よりデアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックスとウィルソン・フィスク/キングピン役のヴィンセント・ドノフリオが同役で続投する。シリーズは全18話構成となる[6]。
2023年9月下旬、ケヴィン・ファイギ含むマーベル・スタジオの幹部陣は、完成した映像を評価し、作品として満足できる出来ではないと判断し、脚本・製作総指揮を務める予定であったマット・コーマン&クリス・オードと、今後のエピソード監督を含む監督陣を一斉解雇した[7]。撮影が2023年3月ごろから開始されたのち、全米映画俳優組合（SAG-AFTRA）のストライキを受けて6月中旬から中断されているが、すでに全18話の半分以下が撮り終わっていたという。
2024年10月、ニューヨーク・コミコンにて、アメリカでのDisney+配信開始日が2025年3月4日になることが発表された[1]。
- ^ a b 中谷直登 (2024年10月21日). “「デアデビル：ボーン・アゲイン」2025年3月4日配信決定、あらすじも判明”. THE RIVER. 2024年10月21日閲覧。
- ^ O'Rourke, Ryan (2024年12月3日). “Wilson Bethel Teases 'Daredevil: Born Again' Five Year Time Jump From the Original Series: "Little Extra Bit of Life in There"” (英語). Collider. 2024年12月4日閲覧。
- ^ Ayako, Sada (2023年12月26日). “ワン・ライフ・トゥ・ライブの俳優で『コール オブ デューティ』の声優を務めたカマル・デ・ロス・レイエス氏が56歳で死去”. kenmin-souko.jp. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “「デアデビル：ボーン・アゲイン」Netflix時代のスタント・コーディネータ再起用、フォギー＆カレンも無事再登場か | THE RIVER”. theriver.jp (2024年1月22日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “「デアデビル：ボーン・アゲイン」製作決定、2024年春配信 ─ チャーリー・コックスらNetflix版から続投 | THE RIVER”. theriver.jp (2022年7月24日). 2024年8月10日閲覧。
- ^ Boccella, Maggie (2022年7月24日). “'Daredevil' Will Be 'Born Again' in New Disney+ Series” (英語). Collider. 2024年8月10日閲覧。
- ^ “「デアデビル：ボーン・アゲイン」脚本家・監督チームが全員解雇 ─ 新チームで企画刷新へ | THE RIVER”. theriver.jp (2023年10月12日). 2024年11月3日閲覧。
|
|---|
| 作品 |
| 長編映画 |
| フェイズ1 | |
|---|
| フェイズ2 | |
|---|
| フェイズ3 | |
|---|
| フェイズ4 | |
|---|
| フェイズ5 | |
|---|
| フェイズ6 | |
|---|
|
|---|
| 短編映画 | |
|---|
テレビ
シリーズ |
|
|---|
| 関連作品 |
スパイダーマン
シリーズ |
| スパイダーマン三部作 | |
|---|
| アメイジング・スパイダーマン | |
|---|
| SSU | |
|---|
|
|---|
X-MEN
シリーズ |
|
|---|
|
|---|
|
|---|
| 音楽 | |
|---|
| テーマパーク |
|
|---|
| キャラクター |
|
|---|
| 関連項目 | |
|---|
|
|
