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テングノハナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テングノハナ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : モクレン亜綱 Magnoliidae
: クスノキ目 Laurales
: ハスノハギリ科 Hernandiaceae
: テングノハナ属 Illigera
: テングノハナ
I. luzonensis
学名
Illigera luzonensis
(Presl) Merrill
和名
テングノハナ

テングノハナIlligera luzonensis)は、ハスノハギリ科テングノハナ属つる植物

概要

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日本では沖縄県石垣島に、日本国外では台湾及びフィリピンに分布する。海岸林等に生育する。

つる植物で、は淡紫色で、他の物にからまり、長さ10mに達する。は互生、長い葉柄を持つ三出複葉小葉は、卵形または卵状楕円形、時に円形で、長さ6~9cm、先端は急に尖り、基部は円形または心脚、葉縁は全縁。葉枕を持つ。花期は7~8月。花序散房花序で、葉腋に長さ8~20cmの花梗が付き、その先に花を数個つける。両性花で、長さ8~10mm、色は淡紅色または紫赤色。果実は楕円形で、翼が発達し、長さ2~3cm。

保護上の位置づけ

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絶滅危惧IA類 (CR)環境省レッドリスト

生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックに掲載されている。

参考文献

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  • 立石庸一・松村俊一 「テングノハナ」 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、沖縄県文化環境部自然保護課編 、2006年、77頁。
  • 環境庁自然環境局野生生物課編 『改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物8 植物I(維管束植物)』 財団法人自然環境研究センター、2000年、ISBN 4-915959-71-6
  • 島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧【改訂版】』 九州大学出版会、1997年、180頁、ISBN 4-87378-522-7
  • 多和田真淳監修・池原直樹著 『沖縄植物野外活用図鑑 第7巻 シダ植物~まめ科』 新星図書出版、1989年、204頁。

外部リンク

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