ツマグロバッタ
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ツマグロバッタ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Stethophyma magister (Rehn, 1902) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ツマグロバッタ ツマグロイナゴモドキ ツマグロイナゴ |
ツマグロバッタ(褄黒飛蝗、Stethophyma magister または Mecostethus magister[1])は、バッタ目(直翅目)バッタ科の昆虫。ツマグロイナゴモドキあるいはツマグロイナゴ[1]ともいう。
形態
[編集]成虫の体長はオスが33-42mm、メスは45-49mm。オスは鮮やかな黄色で、翅端と後脛節の黒色部分がよく目立つ。メスは褐色で個体により濃淡がある。ごく希に赤っぽい個体もいる。オスほど黒い部分は目立たない。
後脚の踵部分で翅端を蹴るようにして、オスもメスも発音する。
生態
[編集]主に山間部のやや湿った草原、ヨシ原などに生息する。コバネイナゴと好む環境がやや似ており、時に混生する。7-9月に成虫が見られる。
オスは良く飛翔する。メスは飛翔能力に乏しいが、跳躍力がある。
良く飛び跳ねて逃げるが、イナゴに比べると歩行などの動作はやや緩慢である。
脚注
[編集]関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 宮武頼夫・加納康嗣編著 『検索入門 セミ・バッタ』 保育社、1992年、ISBN 4-586-31038-3。
- 福田晴夫ほか 『昆虫の図鑑 採集と標本の作り方 - 野山の宝石たち』 南方新社、2005年、ISBN 4-86124-057-3。