チャールズ・スペンサー=チャーチル (第12代マールバラ公)
第12代マールバラ公爵 チャールズ・スペンサー=チャーチル Charles Spencer-Churchill 12th Duke of Marlborough | |
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Your Grace(呼びかけ) His Grace(呼びかけ以外) | |
1989年 | |
マールバラ公 | |
在位 | 2014年 - |
配偶者 |
レベッカ・フュー・ブラウン エドラ・グリフィス |
子女 | 長男ブランドフォード侯爵他 |
全名 |
一覧参照
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称号 | 第12代マールバラ公爵、第12代ブランドフォード侯爵、第14代サンダーランド伯爵、第12代マールバラ伯爵、ウォームレイトンの第16代スペンサー男爵、サンドリッジの第12代チャーチル男爵 |
家名 | スペンサー=チャーチル家 |
父親 | 11代マールバラ公ジョン |
母親 | スーザン・ホーンビー |
出生 | 1955年11月24日(68歳) |
第12代マールバラ公爵、チャールズ・ジェイムズ・スペンサー=チャーチル(英語: Charles James Spencer-Churchill, 12th Duke of Marlborough、1955年11月24日 - )は、イギリスの貴族。
誕生から父が爵位を継承する1972年までサンダーランド伯爵 (Earl of Sunderland) 、1972年から自身が爵位を継承する2014年までブランドフォード侯爵 (Marquess of Blandford) の儀礼称号で称された[1]。愛称はジェイミー(Jamie)。
経歴
[編集]1955年11月24日、後に第11代マールバラ公爵を継承するマールバラ公爵家の法定推定相続人ブランドフォード侯爵(儀礼称号)ジョン・スペンサー=チャーチルとその妻スーザン・メアリー(旧姓ホーンビー)の間の次男として、オックスフォードに生まれる。長兄サンダーランド伯爵(儀礼称号)ジョンは早世していたため、嫡男としての出生だった[2][3]。マールバラ公爵家の法定推定相続人の法定推定相続人として生誕時よりサンダーランド伯爵の儀礼称号で称される[1]
1972年3月11日に祖父の10代マールバラ公ジョン・スペンサー=チャーチルが死去し、父が第11代マールバラ公爵位を継承した。それに伴ってブランドフォード侯爵の儀礼称号で称されるようになる[1]。
薬物中毒者として著名で[5]、1995年には偽造処方箋を使った廉で1か月投獄された[6]。2007年には危険運転とロード・レージ行為を行った廉で6か月の懲役刑の有罪判決を受けた[7]。
2014年10月16日に父が死去し、第12代マールバラ公爵位を継承した[1]。
栄典
[編集]爵位
[編集]2014年10月16日の父の死により以下の爵位を継承した[2]。
- 第12代マールバラ公爵 (12th Duke of Marlborough)
- 第12代ブランドフォード侯爵 (12th Marquess of Blandford)
- (1702年12月14日の勅許状によるイングランド貴族爵位)
- 第14代サンダーランド伯爵 (14th Earl of Sunderland)
- 第12代マールバラ伯爵 (12th Earl of Marlborough)
- ウォリック州におけるウォームレイトンの第16代スペンサー男爵 (16th Baron Spencer, of Wormleighton in the County of Warwick)
- ハートフォード州におけるサンドリッジの第12代チャーチル男爵 (12th Baron Churchill, of Sandridge in the County of Hertford)
家族
[編集]1990年にレベッカ・フュー・ブラウンと最初の結婚をし、彼女との間に以下の1子を儲けた[1]。
- 第1子 (長男) ジョージ・ジョン・スペンサー=チャーチル(1992年 - )爵位の法定推定相続人。儀礼称号でブランドフォード侯爵。
1998年にレベッカと離婚し、2002年にエドラ・グリフィスと再婚。彼女との間に以下の2子を儲けている[1]。
- 第2子 (長女) アラミンタ・クレメンティーン・メーガン・スペンサー=チャーチル(2007年 - )
- 第3子 (次男) キャスパー・サーシャ・アイバー・スペンサー=チャーチル(2008年 - )
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g Lundy, Darryl. “Charles James Spencer-Churchill, 12th Duke of Marlborough” (英語). thepeerage.com. 2016年1月19日閲覧。
- ^ a b Heraldic Media Limited. “Marlborough, Duke of (E, 1702)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年1月19日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “John George Vanderbilt Henry Spencer-Churchill, 11th Duke of Marlborough” (英語). thepeerage.com. 2016年1月19日閲覧。
- ^ Emma Brockes (2002年12月10日). “Cream of the crop”. The Guardian 2015年4月2日閲覧。
- ^ Ffrench, A. (2014年10月17日). “Son inherits 12th Duke of Marlborough title but Blenheim Palace stays with trustees”. Oxford Mail 2014年10月17日閲覧。
- ^ “Marquess of Blandford admits 'road rage'”. The Daily Telegraph. (2007年8月7日) 2015年4月2日閲覧。
- ^ “BBC News - "'Road Rage' Marquess Sent to Jail”. BBC News. (2007年9月10日)
イングランドの爵位 | ||
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