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JPML WRCリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
JPML WRCリーグ
開催概要
開催時期 1月-7月(前期)
8月-翌年2月(後期)
初回開催 2016年
参加資格 日本プロ麻雀連盟員のみ
方式 予選リーグ+トーナメント
ルール 連盟WRCルール
優勝賞金 60万円
主催 (株)JPML
公式サイト https://www.ma-jan.or.jp/title-fight/champions-league.html
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JPML WRCリーグは、日本プロ麻雀連盟の関連団体である(株)JPMLが主催する競技麻雀のタイトル戦[1]

2022年に創設された赤牌ありのリーグ戦については、JPML WRC-Rリーグを参照のこと。

概要

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旧「内外タイムス」を起源とするリーグ戦で、2001年度前期までは「王座杯」という名称だったが、2001年度後期より「チャンピオンズリーグ」へ改称され、2016年後期からルールや大会形式を変更のうえ、連盟WRCルールで打つ機会を増やす大会として[2]、現行のタイトルとなった。

大会システム

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日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士のみが参加できる。鳳凰戦所属リーグを問わないため、A1リーグ所属の雀士とEリーグ所属の雀士が対戦することも発生しうる[1]

予選リーグ[2][3]
1節4日間のリーグ戦を5節行う。50分超過時点でその次の局が最終局となる。
各節終了時点でポイントがマイナス150ポイントを超えるとその時点で失格。
5節終了時点で成績を比較し、順位に応じて以下のトーナメントに進む。
  • 総合首位→ベスト16にシード
  • 総合2位-10位(9名)→2次トーナメントにシード
  • 総合11位-26位(16名)→1次トーナメント進出
なお、シード選手の参加辞退等によりトーナメント参加者が不足する場合は順位を繰り上げる。
予備予選トーナメント[3]
地方支部代表12名(足りない場合は予選リーグ敗退者から補充)を3卓に分け、各卓で半荘2回戦を実施。
各卓の上位2名、計6名が2次トーナメント進出。
1次トーナメント[2][3]
シードの女流桜花、プロクイーンと、予選勝ち上がり16名、予備予選トーナメント勝ち上がり6名を加えた24名を6卓に分け、各卓で半荘3回戦を実施。
各卓の上位2名、計12名が2次トーナメント進出。
2次トーナメント[2][3]
シードの王位、麻雀マスターズ、麻雀グランプリと予選シード9名、1次トーナメント勝ち上がり12名を加えた24名を6卓に分け、各卓で半荘3回戦を実施。
各卓の上位2名、計12名がベスト16進出。
ベスト16[2][3]
シードの前期WRC優勝者、鳳凰位、十段位と予選最上位シード、2次トーナメント勝ち上がり12名を加えた16名を4卓に分け、各卓で半荘4回戦を実施。
各卓の上位2名、計8名がベスト8進出。
ベスト8[2]
ベスト16勝ち残りの8名を2卓に分け、各卓で半荘4回戦を実施。
各卓の上位2名、計4名が決勝進出。
決勝[2]
ベスト8勝ち残りの4名で半荘4回戦を実施し、成績上位が優勝。
第13期からは優勝賞金として60万円が授与される[4]

他のタイトル戦と異なり、前回優勝者はベスト16シードとなる(決勝まで2回の勝ち上がりが必要)ため、システム的に連覇の難しい大会となっている[5]

なお、チャンピオンズリーグ時代は、予選リーグは半荘4回戦×5節。1半荘は時間制限ありの50分+1局で打ち切り。準々決勝からは現チャンピオンズリーグの1名を加えた16名で行う。決勝は準決勝勝ち上がりの4名で半荘5回戦。その半荘5回戦のトータルトップ者が優勝者だった。

2020年の第8期は新型コロナウイルスの影響による3ヶ月間の中断があったため1年通じての開催となり、リーグ戦も7節にわたって行った。

ニコニコ生放送などでは、決勝トーナメント(ベスト16以降)から配信される。

歴代優勝者

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チャンピオンズリーグ
JPML WRCリーグ

脚注

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  1. ^ a b JPML WRCリーグ”. 日本プロ麻雀連盟. 2022年9月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 開催概要 - JPML WRCリーグ”. 日本プロ麻雀連盟. 2024年8月19日閲覧。
  3. ^ a b c d e 第14期JPMLWRCリーグ予選~トーナメントレポート”. 日本プロ麻雀連盟. 2024年8月19日閲覧。
  4. ^ 日本プロ麻雀連盟2024年度タイトル戦賞金一覧”. 日本プロ麻雀連盟. 2024年4月7日閲覧。
  5. ^ a b 福光聖雄 (2023年4月7日). “第258回:プロ雀士インタビュー 石立 岳大  インタビュアー:福光 聖雄”. 日本プロ麻雀連盟. 2023年8月10日閲覧。