チチブモドキ
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チチブモドキ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Eleotris acanthopoma Bleeker, 1853 | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
チチブモドキ |
チチブモドキ(Eleotris acanthopoma)は、カワアナゴ科に属する魚の一種。動物食であり、南日本の汽水域を中心に生息する。
分布
[編集]日本国内では、千葉県以南の本州・四国・九州の、太平洋側に注ぐ河川、五島列島、南西諸島(与那国島・西表島以北の琉球列島、大隅諸島)、伊豆・小笠原諸島。国外では、台湾以南の西・南太平洋~南アフリカ以北のインド洋[1][2][3]。
形態
[編集]全長は10-15センチメートル[1]。他のカワアナゴ属に似るが胸鰭の基底上部に1つ[3]中部に2つの黒色斑があり、尾鰭基底に2つの黒色斑がある[1][2]。他のカワアナゴ属と比べずんぐりした印象を受ける。胸鰭軟条はの上縁は遊離しない。眼下域にうろこがなく、体色の変化は著しいが、頭部背面に白点は生じない。やや眼が大きい。頭部背面には暗色斑がない[1]。
生態
[編集]渓流域を除く河川のあらゆる環境に生息可能だが[2]、多くの場合、河川河口・下流に生息する[1]。岩が転石するところ、磯、死サンゴ塊、水生植物の陰[2]、岸際に倒木に沈んでいるような隠れ家がある環境に多く[3]、泥底を好む[3][1]。
カワアナゴと同じく夜行性で、暗くなると隠れ家から出てきて餌をあさる。主に小型のエビなどの[3]甲殻類や小魚を食う。両側回遊を行う[1]。