チア・アップ!
チア・アップ! | |
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Poms | |
監督 | ザラ・ヘイズ |
脚本 |
ザラ・ヘイズ シェーン・アトキンソン |
製作 |
アンディ・エヴァンス ローズ・ガングーザ ケリン・ジョーンズ ショーン・マーレイ ケリー・マコーミック アレックス・サックス エイド・シャノン |
製作総指揮 |
ダイアン・キートン ウィル・グリーンフィールド キャスリーン・イハスツ ニコール・イハスツ ニック・マイヤー マーク・シャバーグ |
出演者 |
ダイアン・キートン ジャッキー・ウィーヴァー リー・パールマン パム・グリア |
音楽 | デボラ・ルーリー |
撮影 | ティム・オアー |
編集 | アネット・デイヴィー |
製作会社 |
エンターテインメント・ワン シエラ/アフィニティ マッド・アズ・バーズ ローズ・ピクチャーズ |
配給 |
STXエンターテインメント アルバトロス・フィルム=クロックワークス |
公開 |
2019年5月10日 2020年7月3日 |
上映時間 | 91分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $10,000,000[2] |
興行収入 | $16,418,218[3] |
『チア・アップ!』(Poms)は、2019年のアメリカ合衆国のコメディ映画。監督はザラ・ヘイズ、主演はダイアン・キートン。 平均年齢70歳以上のチアリーディングチームが周囲の反対にあいながらも大会出場に向けて奮闘する姿を描いている[4]。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
高齢者向けのコミュニティに引っ越してきたマーサは、シェリルの歓迎を受けた。マーサが「昔、チアリーダーを目指していたことがある」とこぼしたところ、シェリルに「今からでも遅くない」と焚き付けられ、近所のお婆ちゃんたちを集めてチアリーディング・クラブを結成することになる。
若い頃のように体が動かないことに悩まされながらも、マーサたちは練習に打ち込む。やがて、彼女たちは地元のチアリーディングの大会に出場することを決意する。
キャスト
[編集]- マーサ: ダイアン・キートン
- シェリル: ジャッキー・ウィーヴァー
- アリス: リー・パールマン
- オリーヴ: パム・グリア
- ヴィッキー: セリア・ウェストン
- クロエ: アリーシャ・ボー
- ベン: チャーリー・ターハン
- ヘレン: フィリス・サマーヴィル
- ルビー: キャロル・サットン
- イヴリン: ギニー・マッコール
- フィリス: パトリシア・フレンチ
- カール: ブルース・マッギル
- ゲイル: シャロン・ブラックウッド
- バーバラ: カレン・ビヴァリー
製作
[編集]2016年7月27日、シエラ/アフィニティが本作に出資すると報じられた[5]。2017年5月5日、ダイアン・キートンとジャッキー・ウィーヴァーの出演が決まったとの報道があった[6]。7月12日、パム・グリアとリー・パールマンがキャスト入りした[7]。本作の主要撮影は同月中にジョージア州アトランタで始まった[8]。
公開・マーケティング
[編集]2018年11月4日、STXエンターテインメントが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[9]。2019年2月21日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[10]。
当初、本作は2020年4月10日に日本で公開される予定だったが、新型コロナウイルスの流行が拡大していることを受けて、3月31日、配給元のクロックワークスは本作の公開延期を発表した[11]。
興行収入
[編集]本作は『名探偵ピカチュウ』、『ザ・ハッスル』、『トールキン 旅のはじまり』と同じ週に封切られ、公開初週末に850万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが[12]、実際の数字は予想を大きく下回るものとなった。2019年5月10日、本作は全米2750館で公開され、公開初週末に536万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場6位となった[13]。
評価
[編集]本作に対する批評家からの評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには82件のレビューがあり、批評家支持率は34%、平均点は10点満点で4.82点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「出演者は拍手を受けるべきなのだろうが、『チア・アップ!』は使い古されたネタが満載のコメディ映画であり、名女優たちの才能を浪費している。同作には、高齢女性に対する敬意が感じられない。」となっている[14]。また、Metacriticには17件のレビューがあり、加重平均値は36/100となっている[15]。なお、本作のCinemaScoreはB+となっている[16]。
出典
[編集]- ^ “チア・アップ!”. 映画.com. 2020年1月11日閲覧。
- ^ Anthony D'Alessandro (2019年5月12日). “‘Pokemon Detective Pikachu’ Grabs $58M In ‘Endgame’ Dominated Universe; Marvel Pic 3rd Highest Domestic With $723M+ – Sunday Update” (英語). Deadline.com 2019年5月12日閲覧。
- ^ “Poms” (英語). Box Office Mojo. 2020年1月11日閲覧。
- ^ “チア・アップ!”. WOWOW. 2021年7月31日閲覧。
- ^ Patrick Hipes (2016年7月27日). “Comedy Pic ‘Poms’ In Works With Sierra/Affinity Aboard” (英語). Deadline.com 2019年5月12日閲覧。
- ^ Diana Lodderhose (2017年5月5日). “Diane Keaton & Jacki Weaver Cheerleading For Sierra/Affinity In ‘Poms’ — Cannes” (英語). Deadline.com 2019年5月12日閲覧。
- ^ Mia Galuppo (2017年7月12日). “Pam Grier, Rhea Perlman Join Diane Keaton in 'Poms'” (英語). The Hollywood Reporter 2019年5月12日閲覧。
- ^ “Diane Keaton’s ‘Poms’ Atlanta Casting Call for Families” (英語). Project Casting. (2018年7月10日) 2019年5月12日閲覧。
- ^ Andreas Wiseman (2018年11月4日). “AFM Biggie: STX Swoops On U.S. Rights To Comedy ‘Poms’ With Diane Keaton, Jacki Weaver” (英語). Deadline.com 2019年5月12日閲覧。
- ^ Patrick Hipes (2019年2月21日). “‘POMS’ Trailer: Diane Keaton And Company Take Their Cup Of Cheer” (英語). Deadline.com 2019年5月12日閲覧。
- ^ 石井百合子 (2020年3月31日). “『チア・アップ!』など公開延期相次ぐ”. シネマトゥデイ 2020年4月3日閲覧。
- ^ Brad Brevet (2019年5月9日). “'Detective Pikachu' Looks for Strong Opening While 'Avengers: Endgame' Set to Top $700M” (英語). Box Office News 2020年4月24日閲覧。
- ^ “Domestic 2019 Weekend 19 / May 10-12, 2019” (英語). Box Office Mojo. 2020年4月24日閲覧。
- ^ “Poms (2019)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年4月24日閲覧。
- ^ “Poms Reviews” (英語). Metacritic. 2020年4月24日閲覧。
- ^ Brad Brevet (2019年5月12日). “'Detective Pikachu' Delivers Record Opening for a Video Game Adaptation as 'Endgame' Tops $700M” (英語). Box Office News 2020年4月24日閲覧。