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ダーク・ホース (ジョージ・ハリスンのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョージ・ハリスン > ジョージ・ハリスンの作品 > ダーク・ホース (ジョージ・ハリスンのアルバム)
『ダーク・ホース』
ジョージ・ハリスンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1973年11月/1974年9月-10月
ジャンル ロック
時間
レーベル Apple (UK&US)/アップル/東芝EMI(現:EMIミュージック・ジャパン)(JPN)
プロデュース ジョージ・ハリスン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 4位(アメリカ)
  • ジョージ・ハリスン アルバム 年表
    リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド
    (1973年)
    ダーク・ホース
    (1974年)
    ジョージ・ハリスン帝国
    (1975年)
    テンプレートを表示

    ダーク・ホースDark Horse)は、1974年11月20日に発表されたジョージ・ハリスンオリジナル・アルバムである。日本では翌年2月5日に東芝EMI(当時)からリリースされた。全米4位。

    解説

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    本作は、ソロとしては最初で最後のアメリカ・ツアーに合わせて発表される予定だったが、アルバムの完成が遅れ、アメリカではツアー終了直前に発売された。「ハリズ・オン・トゥアー」「マヤ・ラヴ」「ダーク・ホース」はツアーでも演奏されている。このツアーではジョン・レノンも観客として訪れた。

    「マヤ・ラヴ」「ダーク・ホース」「ファー・イースト・マン」「イット・イズ・ヒー (ジェイ・スリ・クリシュナ)」のレコーディングに参加したビリー・プレストンは、アメリカ・ツアーにも帯同。自分のヒット曲“Will It Go Round In Circles”、“Nothing From Nothing”、“Outta Space”も演奏させてもらえるという好待遇であった。

    アルバム・タイトルは、A&Mを配給元としたジョージの新レーベルの名前でもある。しかし、EMIとの契約が満了していなかったため、本作と『ジョージ・ハリスン帝国』は、引き続きEMI/アップルから発売された。

    多忙なスケジュールや私生活上でのトラブルがあったためか、このアルバムでのジョージの声は荒れてしゃがれており、他のアルバムと比べても別人のようである。

    本作の完成前に妻パティと別居する(法的な離婚は1977年)が、オリヴィア・トリニダード・アライアス(後に2人目の妻となる)と出会う。

    「バイ・バイ・ラヴ」はエヴァリー・ブラザーズのカヴァー。パティと別れた悲しみを反映して取り上げたと言われている。

    「ダーク・ホース」は先行シングルとして発表。また、1991年の来日公演でも演奏された。

    「ファー・イースト・マン」は、共作者のロン・ウッドのアルバム『I've Got My Own Album To Do』(1974年)にも収録された。両テイクとも、ドラマーはアンディ・ニューマーク。ロンは「ディン・ドン」のレコーディングにも参加。

    アメリカでは、『ビルボード』誌アルバム・チャートで最高位4位、『キャッシュボックス』誌でも、最高位第4位を記録し、1975年度年間ランキングで69位を記録。イギリスではチャート・インを果たせなかった。

    収録曲

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    特記なき楽曲はジョージ・ハリスンが作詞・作曲。

    Side A

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    1. ハリズ・オン・トゥアー - Hari's On Tour (Express) (4:44)
    2. シンプリー・シェイディ - Simply Shady (4:38)
    3. ソー・サッド - So Sad (5:00)
    4. バイ・バイ・ラヴ - Bye Bye Love (4:08)
      (Composed by Felice Bryant/Boudleaux Bryant)
    5. マヤ・ラヴ - Maya Love (4:24)

    Side B

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    1. ディン・ドン - Ding Dong, Ding Dong (3:40)
    2. ダーク・ホース - Dark Horse (3:54)
    3. ファー・イースト・マン - Far East Man (5:52)
      (Composed by George Harrison/Ron Wood)
    4. イット・イズ・ヒー(ジェイ・スリ・クリシュナ) - It Is "He" (Jai Sri Krishna) (4:50)

    演奏者

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    外部リンク

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