コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

サークルズ (ジョージ・ハリスンの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビートルズ > 曲名リスト > サークルズ (ジョージ・ハリスンの曲)
サークルズ
ジョージ・ハリスン楽曲
収録アルバムゴーン・トロッポ
英語名Circles
リリース1982年11月5日
A面アメリカ合衆国の旗 アイ・リアリー・ラヴ・ユー
録音
ジャンルヒンドゥスターニー・ブルース[1]
時間3分46秒
レーベルダーク・ホース・レコード英語版
作詞者ジョージ・ハリスン
作曲者ジョージ・ハリスン
プロデュース
ゴーン・トロッポ 収録曲
オ・ラ・イ・ナ・エ
(B-4)
サークルズ
(B-5)

サークルズ」(Circles)は、ジョージ・ハリスンの楽曲である。1982年に発売されたアルバム『ゴーン・トロッポ』にアルバムを締める最後の楽曲として収録された。ハリスンは、1968年のビートルズマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのもとで超越瞑想の修行をしていた時期に本作を書いた。歌詞は転生を題材としたもので、タイトルの「Circles(円)」は人間の存在の周期性を指している。歌詞には老子の『道徳経』の第56章からの影響も見られる。ビートルズ時代に正式なレコーディングは行われなかったが、1968年にサリー州イーシャーにあるハリスンの自宅で、アルバム『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム)』のセッションに向けたデモ音源の録音が行なわれた際に、本作も取り上げられた。

ハリスンは、1979年の『慈愛の輝き』のセッション時に「サークルズ」を再び取り上げ、その後『ゴーン・トロッポ』への収録に向けてレコーディングを行なった。この当時、ハリスンは自身の楽曲におけるスピリチュアルな要素を薄めたのと同時に、音楽活動を休止して自身が立ち上げたハンドメイド・フィルムス映画プロデューサーとしてのキャリアを歩み始めていた。レコーディングは、1982年8月にハリスンの自宅スタジオ「フライヤーパーク・スタジオ英語版」で行なわれ、プロデュースは、ハリスンとレイ・クーパー英語版フィル・マクドナルド英語版の3人で手がけた。レコーディングには、ビリー・プレストンジョン・ロードマイク・モラン英語版をはじめとしたミュージシャンが参加した。

本作について音楽評論家からは、「あまりにも暗い」「見過ごされているがアルバムのハイライトと言える曲」などさまざまな評価を得ている。アメリカでは、1983年2月にアルバムからの第2弾シングル『アイ・リアリー・ラヴ・ユー』のB面曲としてリカットされた。『ゴーン・トロッポ』の最後の曲となった本作は、1987年にハリスンが『クラウド・ナイン』で音楽活動を再開するまで、ハリスンの最後の新曲となっていた。2018年11月、サリー州イーシャーで録音されたデモ音源が『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム)』の50周年記念エディションに収録された。

背景とインスピレーション

[編集]
A photograph of meditation chambers, which are small domes built of small stones, with plants growing out of the cracks and surrounded by thick jungle.
インド・リシケーシュに残るマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの瞑想室(北緯30度6分39.1秒 東経78度18分43.1秒 / 北緯30.110861度 東経78.311972度 / 30.110861; 78.311972 (マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの瞑想室))。ハリスンはこの場所で「サークルズ」を書いた。

「サークルズ」は、ジョージ・ハリスンがインドリシケーシュで書いた楽曲の1つで[2][3]、1968年春にハリスンを含むビートルズのメンバーはマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのもとで超越瞑想の修行をしていた[4][5]。2か月におよぶリシケーシュでの生活で、ラヴィ・シャンカルのもとで2年にわたってシタールを習得していたハリスンは、再びギターと向き合い始めるようになっていた[6]。ハリスンによると、その当時ビートルズの一員として演奏するときはギターのみを使用していたとのこと[7][注釈 1]。ハリスンの伝記作家であるサイモン・レングは、1966年に作曲されたインド風の楽曲「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」や「ブルー・ジェイ・ウェイ」、サウンドトラック・アルバム『不思議の壁』の一部収録曲と同じように、「サークルズ」もオルガンを使用して作曲された楽曲であると見ている[13]。レングは、著書『While My Guitar Gently Weeps: The Music of George Harrison』の中で、本作の「フーガのようなキーボードパート」とヨハン・セバスチャン・バッハの作品を部分的に思い起こさせる「数字付き低音」について言及している[14]

本作のテーマは「転生」[15]で、曲名は人間の存在の周期性を指している[16]。神学者のデール・アリソン英語版は、「転生」という用語を使用するハリスンの唯一の楽曲として「サークルズ」を挙げ、作曲家が「魂」という言葉を「本来の哲学的な意味で」使用していることについても言及している[17][注釈 2]。ヴァースには老子の『道徳経』の第56章からの影響も見られ[20][21]、同時期にハリスンが書いた「ジ・インナー・ライト」も『道徳経』がヒントとなっている[22][23][21][注釈 3]。本作のデモ音源が録音された当時は歌詞が未完成であった[30][31]が、1982年にソロ・アーティストとして正式なレコーディングを行なった際に歌詞が書き加えられた[32][21]

曲の構成

[編集]

音楽学者のウォルター・エヴェレット英語版は、1968年時点の「サークル」の音楽的要素の1つとしてCマイナーからBマイナーへの半音降下での「非常に意味ありげなコモントーンを利用した転調」を挙げている[33]。ハリスンは1982年のレコーディングでキーを変更し[33]Fメジャーのキーで演奏した[1]

作家のイアン・イングリスは、音楽と歌詞の両方の観点から「サークルズ」は、ビートルズ時代にハリスンが書いた「ブルー・ジェイ・ウェイ」や「ロング・ロング・ロング」の「口にしづらいサイケデリアとの直接的なつながり」を示していると述べている[20]。アリソンは、本作の歌詞を「はっきりとした転生についての陳述」と説明し、死後「より良い世界」へ行き、輪廻転生のサイクルから解放されたいというハリスンの願望が「最も露骨に示された例」としている[34]。コーラスには、『道徳経』からの引用である「He who knows does not speak / He who speaks does not know(知る者は言わず、言う者は知らず)」というフレーズが含まれている[20][32]

イーシャー・デモ

[編集]
サークルズ
ビートルズ楽曲
収録アルバムザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) 〈スーパー・デラックス・エディション〉
英語名Circles
リリース2018年11月9日
録音1968年5月
ジャンルロック
時間2分16秒
レーベルアップル・レコード
作詞者ジョージ・ハリスン
作曲者ジョージ・ハリスン
ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) 〈スーパー・デラックス・エディション〉 収録曲
チャイルド・オブ・ネイチャー
(DISC 3-22)
サークルズ
(DISC 3-23)
ミーン・ミスター・マスタード
(DISC 3-24)

1968年5月の最終週、ビートルズはサリー州イーシャーにあるハリスンの自宅で27曲のアコースティック・デモ・バージョン(通称「イーシャー・デモ」[35])の録音を行なった[36]。「サークルズ」は、同日に取り上げられたハリスン作曲による5曲のうちの1つだった[37]。録音にはアンペックス社の4トラック・レコーダーが使用された[38][39]。本作のデモ・バージョンで、ハリスンはオルガンを弾きながら歌い[40][41]、レコーダーに2つのパートをふき込んだ[42]。鍵盤楽器の使用は、イーシャー・デモの大部分で採用されているアコースティック・ギターによる伴奏というアレンジとは対照的であり、音楽評論家のリッチー・アンターバーガー英語版は、本作における鍵盤楽器のサウンドについて「ほこりまみれの使われなくなった教会のクローゼットから引きずり出されたような不気味なオルガン」と表現している[43]。音楽評論家のイアン・マクドナルド英語版は、著書『Revolution in the Head』の中で本作を使用された楽器を「ハーモニウム」とし、ハリスンが1人で演奏したのではなく、「暫定的な」ベースラインをポール・マッカートニーが弾いたと書いている[44]

本作と同じくリシケーシュ滞在時にハリスンが書いた「サワー・ミルク・シー」のデモ・バージョンも録音されたが[45]、2曲とも『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム)』のセッションで取り上げられることはなく[46]、これはハリスンがビートルズのソングライターとしての立場がレノンやマッカートニーよりも下であることを部分的に反映していた[47][43]。また、同じくハリスン作の「ノット・ギルティ」は、ロンドンにあるEMIレコーディング・スタジオでレコーディングが行われたが[48][49]、最終的にアルバムの収録曲から外された[50]

「サークルズ」のデモ・バージョンは、「サワー・ミルク・シー」や「ノット・ギルティ」などのイーシャー・デモとともに、1990年代初頭に海賊盤で流通し始めた[51][注釈 4]。2018年に『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム)』の50周年記念エディションが発売され、本作を含むイーシャー・デモ27曲が収録された[52][53]

レコーディング

[編集]
「サークルズ」でシンセサイザーを演奏したミュージシャンのうちの1人であるジョン・ロード

1978年、ハリスンはソロ・アーティストとしての6作目のアルバム『慈愛の輝き』のためのセッションで、「サークルズ」と「ノット・ギルティ」を再び取り上げた[54][55]。「ノット・ギルティ」はそのままアルバムに収録されたが[56]、「サークルズ」は1982年にハリスンが『ゴーン・トロッポ』の制作に際して再び取り上げるまで未発表のままとなっていた[57]。この当時、ハリスンは自身の楽曲におけるスピリチュアルな要素を薄めていて[58]、1970年後半に入るとクリシュナ意識国際協会から遠ざかっていた[59]。その一方で、ハリスンは1982年9月に行なわれたムクンダ・ゴスワミ英語版とのインタビューで[60]、転生、瞑想、詠唱について自身の考えを語っている[61]

ハリスンは、1982年5月5日から8月27日にかけてオックスフォードシャーにあるフライヤーパーク・スタジオ英語版でのセッションで、「サークルズ」を録音した[3]。楽曲のプロデュースは、レイ・クーパー英語版[62]フィル・マクドナルド英語版[63]の3人で手がけた。レコーディングに参加したミュージシャンには、キーボーディストのビリー・プレストンジョン・ロードマイク・モラン英語版がいる[2]。ハリスンは、ベース[64]に加えてシンセサイザーも演奏した[65]。レングは、本作を「ハリスンにとって初めてのヒンドゥスターニー・ブルース」と表現し、1968年のまばらな演奏とは一転して、プレストンのピアノハモンドオルガンによる「ゴスペルの装飾」や「ハリスンによるユニークなギターの音色」を含む「豊かな楽器法」でアレンジされた楽曲と説明している[1][66]

リリース

[編集]

1982年11月5日にアルバム『ゴーン・トロッポ』が発売され[67]、「サークルズ」は『バンデットQ』のサウンドトラック「オ・ラ・イ・ナ・エ」に続くアルバムの最後の楽曲として収録された[68]。発売時点で、「サークルズ」はビートルズの未発表曲のリストに頻繁に挙がるタイトルとして、ある程度の悪評を得ていた[2]。ハリスンは他のプロジェクトに集中していたことから、『ゴーン・トロッポ』のプロモーション活動をいっさい行なわなかった[69]。音楽評論家のジョン・ハリス英語版は、2011年の『モジョ』誌の中で、『ゴーン・トロッポ』のプロモーション活動を行なわなかったことや、当時のハリスンとワーナー・ブラザース・レコードとの関係性について触れ、「サークルズ」を「ちょっとしたFab4関連の陰謀」と表現している[70]

『ゴーン・トロッポ』の発売を最後に5年にわたって[71]、ハリスンは映画製作に専念し、時折映画に付随するサウンドトラックの制作を行なっていた[72]。これらのプロジェクトのうち、1985年に公開されたハンドメイド・フィルムス制作の映画『レゲエdeゲリラ英語版』の制作には、「サークルズ」のレコーディングに参加したミュージシャンのうち4人が参加しており、モランがサウンドトラックを数曲(一部ハリスンとの共作)を書いているほか[73]、ハリスン、ロード、モラン、クーパーが[74]エリック・クラプトンリンゴ・スターとともに「ザ・シンギング・レベルズ・バンド」(The Singing Rebels Band)としてカメオ出演している[75][76][注釈 5]。1983年2月、「サークルズ」はアメリカで『ゴーン・トロッポ』からの第2弾シングル『アイ・リアリー・ラヴ・ユー』のB面曲としてリカットされた[80]

評価

[編集]

チップ・マディンガーとマーク・イースターは、著書『Eight Arms to Hold You』の中で『ゴーン・トロッポ』について議論し、「ハリスンの最もくだらないアルバムの中で深刻な問題を反映した」唯一の楽曲として「サークルズ」を挙げ、「悲しいことに、80年代初頭の急速に変化を遂げた市場の混乱の中で失われた魅力的なアルバム」と結論づけた[81]。『ゴーン・トロッポ』に感銘を受けたデイヴ・トンプソン英語版は、2002年の『ゴールドマイン英語版』誌で「サークルズ」について「オ・ラ・イ・ナ・エ」とともに「ハリスンのあまり知られていない名曲の数々と並ぶ」と書いている[82]

音楽評論家のリッチー・アンターバーガー英語版は、1968年に録音されたデモ・バージョンと、後にハリスンが録音したバージョンを比較して、「はるかに大いなる魅力を発揮する」バージョンと見なしている[43]。伝記作家のジョン・C・ウィンは「サークルズ」を「『ブルー・ジェイ・ウェイ』をリトル・リチャードの幻覚体験のように聞こえさせる気のめいるような曲」と評し[42]、音楽評論家のイアン・マクドナルド英語版は「例によって知覚的で、ひどく陰気なカルマについての曲」と表現している[44]。ハリスンの伝記作家であるエリオット・ハントリーは、1982年にハリスンが録音したバージョンを「史上最悪の曲」と却下し、「重いスピリチュアルな哀歌で、なんとなく『ブルー・ジェイ・ウェイ』を思い出させるが、良い曲とはとても思えない」と付け加えている[31]

伝記作家のサイモン・レングは、「サークルズ」を「ハリスンの最も複雑な作品の1つ」として称賛している[1]。『オールミュージック』のリンジー・プレーナーは、本作を「陰気で瞑想的な」曲とし、コーラスの歌詞で老子の言葉を引用することで「この曲により力強く、この世のものとは思えない品質をもたらしている」と評している[32]

クレジット

[編集]

※出典[83][64]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ハリスンは、1968年のほとんどの時間をシタールの習得に費やしていた[8]が、6月にシャンカルから「自分のルーツを探せ」と伝えられ[9]、その後ニューヨークでクラプトンやジミ・ヘンドリックスとの出会いをきっかけにギターを主体としたロック路線への回帰を決めた[10][11]。1968年の後半に入ると、ハリスンはシタールを演奏しなくなっている[12]
  2. ^ ハリスンは、1966年に書き始めた「アート・オブ・ダイイング英語版」で初めて「転生」をテーマとして扱った[18]。以降、ソロ・アーティストとなってからのハリスンの多数の楽曲、とくに1973年に発売の「ギヴ・ミー・ラヴ」のテーマであり続けた[19]
  3. ^ ハリスンは、ケンブリッジ大学サンスクリット研究家であるジュアン・マスカロ英語版から「老子の言葉に音楽を付けると面白いかもしれない」とすすめられ、『道徳経』から一部を引用して「ザ・インナー・ライト」を作曲[24][25]。マスカロは、ハリスンの「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」のメッセージ性に感銘を受け[26]、1967年10月[27]にハリスンやジョン・レノンと超越瞑想について議論を交わした[28][29]
  4. ^ イーシャー・デモが初めて収録された海賊盤は、1991年に流通した『Unsurpassed Demos[51]。その後「サークルズ」は、『From Kinfauns to Chaos[32]に音質が改善されたうえで収録された[51]
  5. ^ 当時のハリスンの数少ない音楽活動の1つとして[77]、1984年12月にシドニーで開催された[78]ディープ・パープルのライブに参加したことが挙げられる[79]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d Leng 2006, p. 236.
  2. ^ a b c Madinger & Easter 2000, p. 464.
  3. ^ a b Badman 2001, p. 300.
  4. ^ Everett 1999, pp. 199, 202–203.
  5. ^ Shea & Rodriguez 2007, p. 301.
  6. ^ Leng 2006, p. 34.
  7. ^ Kahn 2020, p. 220.
  8. ^ Harrison 2017, p. 55.
  9. ^ Lavezzoli 2006, pp. 184–185.
  10. ^ Leng 2006, p. 36.
  11. ^ Scorsese 2011, DVD2: between 0:00:59 and 0:01:55.
  12. ^ Shea & Rodriguez 2007, p. 158.
  13. ^ Leng 2006, pp. 32, 34, 50, 236.
  14. ^ Leng 2006, pp. 232, 236.
  15. ^ Allison Jr. 2006, pp. 44–45, 79–80.
  16. ^ Havers, Richard. “ジョージ・ハリスン『GONE TROPPO』”. uDiscover. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2022年3月3日閲覧。
  17. ^ Allison Jr. 2006, p. 82.
  18. ^ Leng 2006, p. 98.
  19. ^ Allison Jr. 2006, pp. 79–80, 136.
  20. ^ a b c Inglis 2010, p. 83.
  21. ^ a b c White Album 2018, p. 38.
  22. ^ Lavezzoli 2006, pp. 183–184.
  23. ^ Tillery, p. 63.
  24. ^ Allison 2006, p. 38.
  25. ^ Harrison 2017, p. 116.
  26. ^ Lavezzoli 2006, pp. 182–183.
  27. ^ Winn 2009, p. 130.
  28. ^ Everett 1999, p. 152.
  29. ^ MacDonald 1998, p. 240.
  30. ^ Everett 1999, p. 163.
  31. ^ a b Huntley 2006, p. 186.
  32. ^ a b c d Planer, Lidsay. Circles - George Harrison | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2022年3月3日閲覧。
  33. ^ a b Everett 1999, p. 349.
  34. ^ Allison 2006, pp. 82, 139.
  35. ^ Sheffield, Rob; =Smokva Tokyo(翻訳) (2018年8月5日). “ビートルズ『ホワイト・アルバム』の原点となった音源「イーシャー・デモ」制作秘話”. Rolling Stone Japan. CCCミュージック・ラボ. 2022年3月7日閲覧。
  36. ^ White Album 2018, p. 6.
  37. ^ MacDonald 1998, p. 244.
  38. ^ Everett 1999, pp. 163, 202.
  39. ^ Unterberger 2006, p. 197.
  40. ^ Quantick 2002, p. 160.
  41. ^ Womack 2014, p. 185.
  42. ^ a b Winn 2009, p. 170.
  43. ^ a b c Unterberger 2006, p. 198.
  44. ^ a b MacDonald 1998, p. 244fn.
  45. ^ Womack 2014, p. 857.
  46. ^ Unterberger 2006, pp. 198, 349.
  47. ^ Quantick 2002, pp. 108, 110–111.
  48. ^ MacDonald 1998, pp. 267–268.
  49. ^ Miles 2001, pp. 305–306.
  50. ^ Goldmine staff (2008年10月16日). “Cover Story  – The White Album: Artistic zenith or full of filler? Part II”. Goldmine. Project M Group. 2022年3月10日閲覧。
  51. ^ a b c Winn 2009, p. 171.
  52. ^ Marinucci, Steve (2018年9月24日). “The Beatles’ 50th Anniversary ‘White Album’ Box Set: Details”. Billboard. 2022年3月10日閲覧。
  53. ^ Fricke, David (2018年11月8日). “Beatles White Album Super Deluxe 50th Anniversary Album Review”. Rolling Stone. 2022年3月10日閲覧。
  54. ^ Madinger & Easter 2000, pp. 457, 464.
  55. ^ Badman 2001, pp. 221, 300.
  56. ^ Clayson 2003, p. 368.
  57. ^ Shea & Rodriguez 2007, p. 302.
  58. ^ Lavezzoli 2006, p. 197.
  59. ^ Tillery 2011, p. 128.
  60. ^ Allison Jr. 2006, p. 47.
  61. ^ Chant and Be Happy 1992, p. 2.
  62. ^ Inglis 2010, p. 79.
  63. ^ Madinger & Easter 2000, p. 462.
  64. ^ a b Gone Troppo 2004.
  65. ^ Leng 2006, p. 235.
  66. ^ Inglis 2010, pp. 84–86.
  67. ^ Madinger & Easter 2000, p. 636.
  68. ^ Inglis 2010, pp. 83, 151–152.
  69. ^ Havers, Richard. “ジョージ・ハリスン『GONE TROPPO』”. uDiscover. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2022年3月11日閲覧。
  70. ^ Harris, John (November 2011). “Beware of Darkness”. Mojo: 83. 
  71. ^ Romanowski & George-Warren 1995, pp. 419–420.
  72. ^ Leng 2006, pp. 239–241, 243.
  73. ^ Leng 2006, pp. 239–240.
  74. ^ Inglis 2010, p. 85.
  75. ^ Badman 2001, p. 351.
  76. ^ Huntley 2006, p. 195.
  77. ^ Clayson 2003, p. 397.
  78. ^ Badman 2001, p. 347.
  79. ^ Leng 2006, p. 239.
  80. ^ Madinger & Easter 2000, p. 633.
  81. ^ Madinger & Easter 2000, pp. 462–463.
  82. ^ Thompson, Dave (25 January 2002). “The Music of George Harrison: An album-by-album guide”. Goldmine: 53. 
  83. ^ Leng 2006, pp. 235–236.

参考文献

[編集]
  • Allison Jr., Dale C. (2006). The Love There That's Sleeping: The Art and Spirituality of George Harrison. New York, NY: Continuum. ISBN 978-0-8264-1917-0 
  • Badman, Keith (2001). The Beatles Diary Volume 2: After the Break-Up 1970-2001. London: Omnibus Press. ISBN 0-7119-8307-0 
  • Chant and Be Happy: The Power of Mantra Meditation. Los Angeles, CA: Bhaktivedanta Book Trust. (1992). ISBN 978-0-89213-118-1 
  • Clayson, Alan (2003). George Harrison. London: Sanctuary. ISBN 1-8607-4489-3 
  • Doggett, Peter (2011). You Never Give Me Your Money: The Beatles After the Breakup. New York, NY: It Books. ISBN 978-0-0617-7418-8 
  • Everett, Walter (1999). The Beatles as Musicians: Revolver Through the Anthology. New York, NY: Oxford University Press. ISBN 0-1950-9553-7 
  • Harrison, George (2017). I, Me, Mine - The Extended Edition. Taylor, Derek & Harrison, Olivia. Guildford, UK: Genesis Publications. ISBN 978-1-9056-6240-1 
  • Gone Troppo (CD booklet). produced by George Harrison, Ray Cooper & Phil McDonald. Dark Horse Records. 2004.
  • Huntley, Elliot J. (2006). Mystical One: George Harrison - After the Break-up of the Beatles. Toronto, ON: Guernica Editions. ISBN 1-5507-1197-0 
  • Inglis, Ian (2010). The Words and Music of George Harrison. Santa Barbara, CA: Praeger. ISBN 978-0-3133-7532-3 
  • Kahn, Ashley, ed (2020). George Harrison on George Harrison: Interviews and Encounters. Chicago, IL: Chicago Review Press. ISBN 978-1-6416-0051-4 
  • Lavezzoli, Peter (2006). The Dawn of Indian Music in the West. New York, NY: Continuum. ISBN 0-8264-2819-3 
  • Leng, Simon (2006). While My Guitar Gently Weeps: The Music of George Harrison. Milwaukee, WI: Hal Leonard. ISBN 1-4234-0609-5 
  • MacDonald, Ian (1998). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties. London: Pimlico. ISBN 978-0-7126-6697-8 
  • MacFarlane, Thomas (2019). The Music of George Harrison. Abingdon, UK: Routledge. ISBN 978-1-1385-9910-9 
  • Madinger, Chip; Easter, Mark (2000). Eight Arms to Hold You: The Solo Beatles Compendium. Chesterfield, MO: 44.1 Productions. ISBN 0-6151-1724-4 
  • Miles, Barry (2001). The Beatles Diary Volume 1: The Beatles Years. London: Omnibus Press. ISBN 0-7119-8308-9 
  • Quantick, David (2002). Revolution: The Making of the Beatles' White Album. Chicago, IL: A Cappella Books. ISBN 1-5565-2470-6 
  • Romanowski, Patricia; George-Warren, Holly, eds (1995). The New Rolling Stone Encyclopedia of Rock & Roll. New York, NY: Fireside/Rolling Stone Press. ISBN 0-6848-1044-1 
  • Scorsese, Martin (dir.) (2011). George Harrison: Living in the Material World (2 DVDs). Roadshow Entertainment/Grove Street Productions. R-112294-9。
  • Shea, Stuart; Rodriguez, Robert (2007). Fab Four FAQ: Everything Left to Know About the Beatles … and More!. New York, NY: Hal Leonard. ISBN 978-1-4234-2138-2 
  • Tillery, Gary (2011). Working Class Mystic: A Spiritual Biography of George Harrison. Wheaton, IL: Quest Books. ISBN 978-0-8356-0900-5 
  • Unterberger, Richie (2006). The Unreleased Beatles: Music & Film. San Francisco, CA: Backbeat Books. ISBN 978-0-8793-0892-6 
  • ハウレット, ケヴィン (2018). ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム) (スーパー・デラックス・エディション) (ブックレット). ビートルズ. アップル・レコード.
  • Winn, John C. (2009). That Magic Feeling: The Beatles' Recorded Legacy, Volume Two, 1966-1970. New York, NY: Three Rivers Press. ISBN 978-0-3074-5239-9 
  • Womack, Kenneth (2014). The Beatles Encyclopedia: Everything Fab Four. Santa Barbara, CA: ABC-CLIO. ISBN 978-0-3133-9171-2 

外部リンク

[編集]