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ダヴィト・セルゲエンコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Davit Sergeenko
დავით სერგეენკო
ジョージア首相顧問
就任
8 September 2019
首相Giorgi Gakharia
任期
18 June 2019 – 3 September 2019
首相Mamuka Bakhtadze
Minister of Internally Displaced Persons from the Occupied Territories, Health, Labour and Social Affairs
任期
14 July 2018 – 18 June 2019
大統領Giorgi Margvelashvili
Salome Zourabichvili
首相Mamuka Bakhtadze
前任者Position established
後任者Ekaterine Tikaradze
労働・保健・社会保障相
任期
25 October 2012 – 14 July 2018
首相ビジナ・イヴァニシヴィリ
イラクリ・ガリバシヴィリ
ギオルギ・クヴィリカシヴィリ
前任者Zurab Tchiaberashvili
後任者Position abolished
個人情報
生誕 (1963-09-25) 1963年9月25日(61歳)
トビリシ グルジアSSR
配偶者レイラ・ミグリアウリ
子供2女
出身校トビリシ国立医科大学英語版
モスクワ継続医学教育研究所
兵役経験
所属国ジョージア (国)の旗 ジョージア
所属組織軍医部(ジョージア空軍
軍歴1992年–1993年

ダヴィト・セルゲエンコ (დავით სერგეენკო1963年9月25日 – )は、ジョージアの医師、医療管理者。2012年10月から労働・保健・社会保障大臣を務めた。

生い立ちと医療経歴

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1963年にトビリシで誕生。1987年にトビリシ国立医科大学英語版を卒業し小児科学の学位を取得。1991年にモスクワ継続医学教育研究所で集中治療専門医の課程を修了。その後ジョージアに戻り、1987年から1992年までスフミルスタヴィ新生児学に従事。1992年から1993年までジョージア軍に入り、空軍で医師として勤務。1995年から1997年までスポーツ省で医務局長を務めた。

1997年から2006年までトビリシのジョー・アン医療センター英語版にてICU医師として勤務。2002年から2006年まで診療所メディクラブ・ジョージア英語版で医務局長を務めた[1]。2006年、実業家のビジナ・イヴァニシヴィリが地方都市サチヘレグルジア語版に医療センターを設立。この医療センターはイヴァニシヴィリが1990年代にロシアで築いた財産をもとに作られたものであり、セルゲエンコはここでセンター長に就任した[2]

政治経歴

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2012年の総選挙ビジナ・イヴァニシヴィリ率いるジョージアの夢連合が勝利し、新政権を発足。セルゲエンコはイヴァニシヴィリ政権で閣僚入りし、労働・保健・社会保障大臣に就任した。セルゲエンコは続くガリバシヴィリ政権でも留任した[3]

セルゲエンコは政府出資による2013年2月のユニバーサルヘルスケア制度設立を主導[4]。2013年5月、セルゲエンコは違法薬物取引への対策戦略の一環として、大麻の合法性についての検討可能性を提案[5]。また処方箋医薬品の規制強化について、2014年8月の法案採択議論に関与[6]

ジョージア政府は2014年ウクライナ騒乱に際してロシアと対立するウクライナを支持し、セルゲエンコは2014年8月にジョージア政府の閣僚としてキエフを訪問した。セルゲエンコは2014年9月にウクライナに対する100万ラリ(約57万米ドル)相当の人道支援を指揮した[7][8]

参考文献

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  1. ^ Minister of Labour, Health and Social Affairs of Georgia: David Sergeenko”. Ministry of Labour, Health and Social Affairs of Georgia. 2014年12月30日閲覧。
  2. ^ “Ivanishvili's Incoming Cabinet”. Civil Georgia. (2012年10月16日). http://civil.ge/eng/article.php?id=25355 2014年12月30日閲覧。 
  3. ^ “New PM Wins Confidence Vote”. Civil Georgia. (2013年11月20日). http://civil.ge/eng/article.php?id=26705 2014年12月30日閲覧。 
  4. ^ “Irakli Gharibashvili: “Health care has become accessible for everyone.””. FactCheck. (2014年2月3日). http://factcheck.ge/en/article/health-care-has-become-accessible-for-everyone/ 2014年12月30日閲覧。 
  5. ^ Rukhadze, Okropir; Synovitz, Ron (2013年5月20日). “Georgia Considers Taking Softer Approach To Marijuana”. Radio Free Europe/Radio Liberty. http://www.rferl.org/content/georgia-marijuana-decriminalization/24991351.html 2014年12月30日閲覧。 
  6. ^ “Georgia tightens regulation of prescription drugs”. Democracy & Freedom Watch. (2014年8月14日). http://dfwatch.net/georgia-tightens-regulation-of-prescription-drugs-32721 2014年12月30日閲覧。 
  7. ^ Jgharkava, Zaza (2014年9月4日). “Georgian Government Shows Ukraine Two Faces”. Georgia Today (731). オリジナルの2014年12月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141231223428/http://georgiatoday.ge/article_details.php?id=12637 2014年12月30日閲覧。 
  8. ^ “Georgia Sends Humanitarian Aid to Ukraine”. Civil Georgia. (2014年9月12日). http://civil.ge/eng/article.php?id=27660 2014年12月30日閲覧。