ダニエル・スタリッジ
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リヴァプールでのスターリッジ (2014年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
ダニエル・アンドレ・スターリッジ Daniel Andre Sturridge | |||||
愛称 | ダニー | |||||
ラテン文字 | Daniel Sturridge | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
イギリス ( イングランド) ジャマイカ | |||||
生年月日 | 1989年9月1日(35歳) | |||||
出身地 | バーミンガム | |||||
身長 | 188cm[1] | |||||
体重 | 76kg[1] | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | FW (CF, WG) | |||||
利き足 | 左足 | |||||
ユース | ||||||
1995-1996 | キャドバリー・アスレティック | |||||
1996-2000 | アストン・ヴィラ | |||||
2000-2003 | コヴェントリー・シティ | |||||
2003-2006 | マンチェスター・シティ | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2006-2009 | マンチェスター・シティ | 21 | (5) | |||
2009-2013 | チェルシー | 63 | (13) | |||
2011 | → ボルトン (loan) | 12 | (8) | |||
2013-2019 | リヴァプール | 116 | (50) | |||
2018 | → WBA (loan) | 6 | (0) | |||
2019-2020 | トラブゾンスポル | 11 | (4) | |||
2021 | パース・グローリー | 6 | (0) | |||
代表歴2 | ||||||
2004-2005 | イングランド U-16 | 5 | (6) | |||
2005-2006 | イングランド U-17 | 9 | (7) | |||
2007 | イングランド U-18 | 1 | (2) | |||
2008 | イングランド U-19 | 3 | (1) | |||
2009 | イングランド U-20 | 1 | (1) | |||
2009-2011 | イングランド U-21 | 15 | (4) | |||
2011-2017 | イングランド | 26 | (8) | |||
2012 | イギリス | 5 | (2) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2022年3月2日現在。 2. 2019年1月4日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ダニエル・スタリッジ(Daniel Sturridge)ことダニエル・アンドレ・スタリッジ(Daniel Andre Sturridge [ˈstʌrɪdʒ], 1989年9月1日 - )は、イギリス (イングランド)・バーミンガム出身の元サッカー選手。元イングランド代表。ポジションはフォワード。
経歴
[編集]クラブ経歴
[編集]マンチェスター・シティ~チェルシー時代
[編集]アストン・ヴィラFCの下部組織からキャリアをスタートさせ、2000年にコヴェントリー・シティFC、2003年に、マンチェスター・シティFCの下部組織に引き抜かれた。2006–07シーズンからファーストチームに昇格。シティでは32試合出場6得点を記録した。シティの大量補強により出場機会を失い、2009年6月に契約満了を機にチェルシーFCに移籍した。
2011年1月まで41試合出場9得点を記録した。2011年1月にボルトン・ワンダラーズFCにレンタル移籍。ボルトンではデビュー戦から4試合連続でゴールを挙げ、12試合に出場し8ゴールと才能を開花させた。2011-12シーズンにチェルシーに復帰した。復帰したチェルシーでは昨シーズンの最終戦でレッドカードを受けたため開幕から3試合は出場停止となったが出場停止明けの第4節から復帰し右ウイングのレギュラーとして定着。
リヴァプール
[編集]2013年1月2日、 リヴァプールFCへの移籍が発表された[2]。移籍金は約1200万ポンド。
2012-13シーズン後半戦のみの出場であったが、かねてから希望していたCFでの起用により得点力を発揮し、公式戦16試合出場11ゴールを記録。2013年5月12日のフラムFC戦ではリヴァプールでの初のハットトリックを達成した。
2013-14シーズンは開幕から4試合連続ゴールの好調な滑り出しを見せ、以降もシーズンを通してゴールを量産。最終的にはリーグ2位の21ゴールを挙げ、クラブのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献し、PFA年間ベストイレブンに選出された。プレミアリーグ8試合連続ゴールを達成。プレミアリーグの新記録樹立とはならなかったが、リヴァプールでは史上初となった。ダイヤモンド型の4-3-1-2で2トップを組んだルイス・スアレスとのコンビは「SAS(『スアレス&スタリッジ』の略)」と称された。
2014-15シーズンはスアレスが退団し、エースとしての活躍を期待されたが怪我での離脱が多くリーグ戦での先発出場はわずか7試合、UEFAチャンピオンズリーグには1試合も出場できずチームはグループステージで敗退した。公式戦18試合出場5ゴールと昨シーズンから数字を落とした。
2015-16シーズンでも引き続き怪我で試合出場が叶わない状態が続いた。しかし、試合に出場すれば結果を残しリーグ戦では14試合8ゴールを記録。UEFAヨーロッパリーグ準決勝2ndlegのビジャレアルCF戦で得点を記録し、決勝進出に貢献。決勝のセビージャFC戦でも先制点を奪ったが、チームは逆転負けを喫しタイトル獲得とはならなかった。2016-17シーズンはサディオ・マネの加入やロベルト・フィルミーノの好調もあり、怪我の影響がなくてもベンチスタートやベンチ外となることが増え、19試合で3ゴールを決めるに留まった。
2018年1月29日、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンへシーズン終了までのレンタル移籍が発表された[3]。
リヴァプールに復帰し迎えた2018-19シーズンの開幕戦、ウエストハム戦では後半42分から交代出場すると僅か24秒でゴールを決め[4]、第7節のチェルシー戦では1-0と敗戦が濃厚になっていたなか、後半残り時間僅かななかで途中出場すると、89分に劇的な同点ゴールを決めチームを助けた[5]。チャンピオンズリーグ決勝のトッテナム・ホットスパー戦ではベンチ入り、チームは優勝したが、出番は訪れなかった。同シーズン限りでのリヴァプールからの退団が発表された。
トラブゾンスポル
[編集]2019年8月21日、トラブゾンスポル・クラブへの加入を発表した。契約期間は1年間の延長オプション付きの3年間[6]。2020年3月、賭博規約違反で2020年6月までの出場停止と罰金15万ポンドを科され、同日双方の合意による契約解消が発表された[7]。
パース・グローリー
[編集]トラブゾンスポル退団後はしばらく無所属であったが2021年10月1日、1年契約でAリーグのパース・グローリーFCに加入した[8]。
代表経歴
[編集]2011-12シーズンはゴールを着実に重ね、ファビオ・カペッロの下イングランド代表にも招集された[9]。
2014 FIFAワールドカップに出場し、グループリーグ初戦イタリア戦で同点ゴールを決めた。
2016年、UEFA EURO 2016ではグループリーグ第2節のウェールズ代表戦に途中出場して、アディショナルタイムに決勝ゴールをあげる活躍を見せた[10]。
人物
[編集]叔父のサイモン・スタリッジとディーン・スタリッジもサッカー選手である。
祖父母がジャマイカ人である。親戚に同国の元卓球王者がいる[11]。
個人成績
[編集]- 2020年3月2日現在
クラブ | シーズン | リーグ | カップ | リーグカップ | UEFA | その他 | 通算 | ||||||
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出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||
マンチェスター・シティ | 2006-07 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | — | — | 2 | 0 | ||
2007-08 | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | — | — | 4 | 2 | |||
2008-09 | 16 | 4 | 1 | 0 | 1 | 0 | 8 | 0 | — | 26 | 4 | ||
通算 | 21 | 5 | 2 | 1 | 1 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 | 32 | 6 | |
チェルシー | 2009-10 | 13 | 1 | 4 | 4 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 20 | 5 |
2010-11 | 13 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 5 | 2 | 1 | 0 | 21 | 4 | |
2011-12 | 30 | 11 | 4 | 1 | 2 | 1 | 7 | 0 | — | 43 | 13 | ||
2012-13 | 7 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 12 | 2 | |
通算 | 63 | 13 | 9 | 7 | 5 | 2 | 17 | 2 | 2 | 0 | 96 | 24 | |
ボルトン(loan) | 2010-11 | 12 | 8 | — | — | — | — | 12 | 8 | ||||
リヴァプール | 2012-13 | 14 | 10 | 2 | 1 | — | — | — | 16 | 11 | |||
2013-14 | 29 | 21 | 2 | 1 | 2 | 2 | — | — | 33 | 24 | |||
2014-15 | 12 | 4 | 4 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | — | 18 | 5 | ||
2015-16 | 14 | 8 | 1 | 0 | 2 | 2 | 8 | 3 | — | 25 | 13 | ||
2016-17 | 20 | 3 | 3 | 0 | 4 | 4 | — | — | 27 | 7 | |||
2017-18 | 9 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | — | 14 | 3 | ||
2018-19 | 18 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 7 | 1 | — | 27 | 4 | ||
通算 | 116 | 50 | 13 | 3 | 9 | 9 | 22 | 5 | — | 160 | 67 | ||
WBA (loan) | 2017-18 | 6 | 0 | 0 | 0 | — | — | — | 6 | 0 | |||
トラブゾンスポル | 2019-20 | 11 | 4 | 2 | 3 | — | 2 | 0 | — | 15 | 7 | ||
総通算 | 229 | 80 | 26 | 14 | 15 | 11 | 49 | 7 | 2 | 0 | 321 | 112 |
試合数
[編集]国際Aマッチ 26試合 8得点(2011年- )
イングランド代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2011 | 1 | 0 |
2012 | 3 | 0 |
2013 | 5 | 2 |
2014 | 7 | 3 |
2016 | 9 | 3 |
2017 | 1 | 3 |
通算 | 26 | 8 |
代表での得点
[編集]# | 開催日 | 開催地 | 対戦国 | スコア | 結果 | 大会 |
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1 | 2013年3月22日 | セラヴァッレ、サンマリノ・スタジアム | サンマリノ | 8–0 | 8–0 | 2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選 |
2 | 2013年10月25日 | ロンドン、ウェンブリー・スタジアム | モンテネグロ | 4–1 | 4–1 | 2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選 |
3 | 2014年3月5日 | ロンドン、ウェンブリー・スタジアム | デンマーク | 1–0 | 1–0 | 国際Aマッチ |
4 | 2014年5月30日 | ロンドン、ウェンブリー・スタジアム | ペルー | 1–0 | 3–0 | 国際Aマッチ |
5 | 2014年6月24日 | マナウス、アレーナ・アマゾニア | イタリア | 1–1 | 1–2 | 2014 FIFAワールドカップ |
6 | 2016年6月16日 | ランス、スタッド・フェリックス・ボラール | ウェールズ | 2–1 | 2–1 | UEFA EURO 2016 |
7 | 2016年10月8日 | ロンドン、ウェンブリー・スタジアム | マルタ | 1–0 | 2–0 | 2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選 |
8 | 2016年11月11日 | ロンドン、ウェンブリー・スタジアム | スコットランド | 1–0 | 3–0 | 2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選 |
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- UEFAチャンピオンズリーグ:1回 (2011-12)
- プレミアリーグ:1回 (2009-10)
- FAカップ:2回 (2009-10, 2011-12)
- FAコミュニティ・シールド:1回 (2009)
- UEFAチャンピオンズリーグ :1回 (2018-19)
個人
[編集]- PFA年間ベストイレブン:1回 (2013-14)
- プレミアリーグ月間最優秀選手:2回 (2013年8月, 2014年2月)
脚注
[編集]- ^ a b “Daniel Sturridge”. Liverpoolfc.com. 2015年9月20日閲覧。
- ^ Liverpool FC sign £12m Daniel Sturridge from Chelsea on three-and-a-half year deal echo.co.uk、2013年1月2日
- ^ Pardew: 'This is a major coup' www.wba.co.uk、2018年1月30日
- ^ “復活のリバプールFW、出場24秒高速弾 クロップ監督も大はしゃぎ「なんだいあれは!?」”. 2018年9月30日閲覧。
- ^ “チェルシーとリヴァプールの無敗対決は引き分け…89分に劇的同点弾”. 2018年9月30日閲覧。
- ^ スタリッジ、新天地はトルコに決定…トラブゾンスポルが3年契約で獲得 2019年8月22日 サッカーキング
- ^ 元リバプールのスターリッジ、4か月の活動禁止処分 賭博規則違反で 2020年3月3日 AFPBB News
- ^ Gareth Morgan (1 October 2021). "Glory in sensational swoop for former Liverpool and England star Sturridge" (Press release). パース・グローリーFC. 2021年10月1日閲覧。
- ^ Jack Rodwell and Daniel Sturridge in England squad BBC Sport、2011年11月6日
- ^ “イングランドに勝利をもたらしたスタリッジ 「最高の気分」も「浮かれすぎてはいない」”. GOAL.com (2016年6月17日). 2016年10月20日閲覧。
- ^ “Daniel Sturridge discovers sporting roots in Jamaica before Liverpool”. dailymail (2014年7月16日). 2016年10月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Daniel Sturridge profile at the Chelsea website
- ESPN Profile
- イングランドのサッカー選手
- サッカーイングランド代表選手
- オリンピックサッカーイギリス代表選手
- 2012年ロンドンオリンピックサッカー出場選手
- マンチェスター・シティFCの選手
- チェルシーFCの選手
- ボルトン・ワンダラーズFCの選手
- リヴァプールFCの選手
- ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCの選手
- トラブゾンスポル・クラブ (サッカー) の選手
- パース・グローリーFCの選手
- FIFAワールドカップイングランド代表選手
- 2014 FIFAワールドカップ出場選手
- UEFA欧州選手権イングランド代表選手
- UEFA EURO 2016出場選手
- UEFA U-21欧州選手権イングランド代表選手
- 在アメリカ合衆国イギリス人
- バーミンガム出身の人物
- ジャマイカ系イングランド人
- 1989年生
- 存命人物