ダニエル・カスタノ
マイアミ・マーリンズ時代 (2023年3月26日) | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州オーランド |
生年月日 | 1994年9月17日(30歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 231 lb =約104.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2016年 MLBドラフト19巡目 |
初出場 |
MLB / 2020年8月8日 KBO / 2024年3月26日 |
最終出場 |
MLB / 2023年9月11日 KBO / 2024年7月23日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ダニエル・アレクサンダー・カスタノ(Daniel Alexander Castano , 1994年9月17日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランド出身の元プロ野球選手 (投手) 。左投左打。
経歴
[編集]プロ入りとカージナルス傘下時代
[編集]2016年のMLBドラフト19巡目(全体586位)でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入り[1]。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級ジョンソンシティ・カージナルスでプロデビュー。12試合(先発11試合)に登板して2勝5敗、防御率6.19、34奪三振を記録した。
2017年はA-級ステート・カレッジ・スパイクスで14試合に先発登板して9勝3敗、防御率2.57、81奪三振を記録した[2]。
マーリンズ時代
[編集]2017年12月13日にマーセル・オズナとのトレードで、サンディ・アルカンタラ、マグネウリス・シエラ、ザック・ガレンと共にマイアミ・マーリンズへ移籍した[3]。
2018年はA+級ジュピター・ハンマーヘッズ、ルーキー級ガルフコーストリーグ・マーリンズ、A級グリーンズボロ・グラスホッパーズでプレーし、3球団合計で24試合(先発23試合)に登板して9勝12敗、防御率3.93、116奪三振を記録した[2]。
2019年はA+級ジュピターで開幕を迎え、5月にAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプに昇格。2球団合計で13試合(先発11試合)に登板して7勝4敗、防御率3.48、104奪三振を記録した。
2020年8月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[4] 。8月8日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビューを果たした[5]。
2023年シーズンは開幕ロースター入りを果たしたが、初登板となった4月7日のメッツ戦では1回を投げ、フランシスコ・リンドーアとピート・アロンゾに二者連続本塁打を浴びるなど3失点と首脳陣の期待に応えられなかった。その後はマイナーに降格し、復帰登板となった9月11日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でも4本の長単打を浴び5点を失い、ここでも与えられた役割を果たせなかった。翌9月12日にDFAとなり、レギュラーシーズン終了後の10月10日にFAとなった。この年は3イニングを投げて、被安打7、8失点(自責7)、奪三振4、防御率21.00と散々な内容だった。WHIPも3.33と前年から2点以上悪化し、プロ入り後自身初の3点台となった。また、これにより短縮シーズンだった2020年を含む3シーズン連続で続いていたWHIP1点台がここでストップすることとなった。
NCダイノス時代
[編集]2023年12月13日に韓国KBOリーグのNCダイノスと契約を結んだ[6]。
2024年7月28日、ウェーバー公示され[7]、8月4日、自由契約選手となり退団した。
現役引退後
[編集]NC退団後の2024年9月4日、現役引退を表明した[8]。
投球スタイル
[編集]最速93.7mph[9](約150.8km/h)の速球とスライダーを主体とする。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | MIA | 7 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | .333 | 126 | 29.2 | 30 | 3 | 11 | 0 | 0 | 12 | 1 | 0 | 12 | 10 | 3.03 | 1.38 |
2021 | 5 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 92 | 20.1 | 22 | 3 | 8 | 0 | 1 | 13 | 0 | 0 | 12 | 11 | 4.87 | 1.48 | |
2022 | 10 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 156 | 35.2 | 42 | 5 | 9 | 0 | 2 | 20 | 2 | 0 | 20 | 16 | 4.04 | 1.43 | |
2023 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 20 | 3.0 | 7 | 2 | 3 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 8 | 7 | 21.00 | 3.33 | |
MLB:4年 | 24 | 17 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 0 | 0 | .222 | 394 | 88.2 | 101 | 13 | 31 | 0 | 3 | 49 | 3 | 0 | 52 | 44 | 4.47 | 1.49 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2020 | MIA | 7 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1.000 |
2021 | 5 | 2 | 3 | 2 | 0 | .714 | |
MLB | 12 | 2 | 6 | 2 | 0 | .800 |
- 2021年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 72(2020年)
- 20(2021年 - 2024年)
脚注
[編集]- ^ Edwards, Craig (2016年6月14日). “Cardinals MLB Draft Recap and Signings Tracker” (英語). Viva El Birdos. 2020年8月22日閲覧。
- ^ a b “Daniel Castano Stats, Highlights, Bio | MiLB.com Stats | The Official Site of Minor League Baseball” (英語). MiLB.com. 2020年8月22日閲覧。
- ^ “Cardinals trade for Marcell Ozuna of Marlins”. www.mlb.com. 2020年8月22日閲覧。
- ^ “Former Bear Castano Called Up to the Big Leagues” (英語). Baylor Bears.com (2020年8月4日). 2020年9月6日閲覧。
- ^ “Harrison's impact felt in Marlins' defeat” (英語). MLB.com. 2020年8月22日閲覧。
- ^ “NC 다이노스, 새 외국인 투수 대니얼 카스타노 영입”. NC DINOS (2023年12月13日). 2024年1月13日閲覧。
- ^ “外国人選手カスタノ、ウェーバー公示へ”. DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2 (2024年7月28日). 2024年7月28日閲覧。
- ^ “Daniel Castano Announces Retirement”. MLB TRADE RUMORS (2024年9月4日). 2024年10月14日閲覧。
- ^ 2021年5月8日 ブルワーズ戦で計測
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Daniel Castano stats MiLB.com
- Daniel Castano (@Dan_Castano22) - X(旧Twitter)