ダチア・ジョガー
ダチア・ジョガー | |
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フロント | |
リア | |
概要 | |
販売期間 | 2021年- |
デザイン | Alain Muschi[1] |
ボディ | |
ボディタイプ | 5ドアワゴン |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 前輪駆動 |
プラットフォーム | ルノー=日産CMF-B LS |
パワートレイン | |
エンジン | |
最高出力 | 110 ps(81 kw) |
最大トルク | 200 N·m |
変速機 |
6速マニュアル CVT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,898 mm |
全長 | 4,547 mm |
全幅 | 1,784 mm |
全高 | 1,691 mm |
ジョガー (Jogger) は、ルーマニアの自動車製造会社、ダチアが製造するステーションワゴン型小型(Cセグメント)自動車である。
3代目ダチア・ロガンを基にしており、5人乗り仕様と7人乗り仕様がある[2][3][4]。
概要
[編集]2021年ミュンヘンモーターショーで発表された[5]。ポジション的には3列7シーターレイアウトをもったロッジーの後継的なモデルとなる[5]。
プラットフォームはサンデロと同じく、ルノー・日産・三菱アライアンス内の多くのモデルで採用されるモジュラープラットフォーム「CMF-B」をベースにしているが、独自のリアモジュールを採用することで、プラットフォームを共有する車種よりも一回り大きくなっている[5]。
2022年後半には、ダチアがロゴとエンブレムを刷新[6]したことにより、グリルのデザインを小変更した。
スタイリング
[編集]ジョガーのエクステリアは、大胆で幅広なフロントグリルの両端には、サンデロやダスターと同じく最新ダチア車のアイデンティティになりつつあるY字型のLEDデイタイムランニングライトをはじめ、フェンダーやサイドモール部分などの各所を黒色にした樹脂パーツで装飾されている[5]。また、縦型のリアランプを採用したリア部は、ボルボのような立体的な造形になっている[5]。リアドアはロッジーに引き続きヒンジドアで、開口部の広いドアを採用し、3列目シートへの乗降性を向上させている[5]。
パワートレイン
[編集]新開発の「TCe 110ガソリンエンジン」と「ECO-G 100エンジン」の2つのエンジンが設定される[7](水冷直列3気筒ターボ DOHC 12V フロント横置き 気筒休止機構付)。ECO-Gはガソリンと液化石油ガス(LPG)のバイフューエルで、自動車メーカーではダチアが唯一使用しているエンジンである[7]。また、2023年には、ハイブリッドエンジンを追加する予定があり、さらに利用しやすい7人乗りのハイブリッド車になると発表された[7]。
トランスミッションは6速マニュアルトランスミッションとCVT(ガソリン車のみ)が設定される。
脚注
[編集]- ^ “DM/217 295”. WIPO. 2022年4月21日閲覧。
- ^ “2022 Dacia Jogger Name Chosen For New Seven-Seat Family Vehicle” (英語). Motor1.com. 2021年8月30日閲覧。
- ^ “New 2022 Dacia Jogger to be revealed on 3 September” (英語). Auto Express. 2021年8月30日閲覧。
- ^ “New Dacia Jogger 7-Seater Crossover Wagon Teased” (英語). Carscoops (2021年8月30日). 2021年8月30日閲覧。
- ^ a b c d e f “並行輸入 新車|ダチア ジョガー(2021-)に乗る。日本未導入の7人乗りクロスオーバーMPVの概要・スペック・価格の情報。”. ウィズカーズ|新横浜 欧州車の並行輸入 (2022年1月21日). 2022年4月23日閲覧。
- ^ “【シンプルさと堅牢性の象徴】ダチア、ブランドロゴ刷新 環境性能とオフロード性能表現”. AUTOCAR JAPAN (2021年6月20日). 2022年7月29日閲覧。
- ^ a b c “ダチア、新型「ジョガー」5人乗りと7人乗りを設定したCセグメントファミリーカー”. Car Watch (2021年9月13日). 2022年4月23日閲覧。