タンニン酸ベルベリン
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タンニン酸ベルベリン(タンニンさんベルベリン、Berberine Tannate)は、止瀉薬の1種。ベルベリンを約30%含む黄色の粉末で、無味無臭。水やエタノールにはほとんど溶けない。経口投与すると、腸内で分解されてベルベリンとタンニン酸に分かれ、ベルベリンの殺菌・抗炎症作用とタンニン酸の収れん作用を示す[1]。タンニン酸およびベルベリンは単独ではそれぞれ強い渋味、苦味があるが、タンニン酸ベルベリンにすることでこれらがほとんどなくなる。
出血性大腸炎、細菌性下痢には原則禁忌である。
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