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タナアバン駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
R
01
C
10

タナアバン駅
駅舎
Tanah Abang
所在地 インドネシアの旗ジャカルタ首都特別州中央ジャカルタ市インドネシア語版タナアバン区カンプン・バリインドネシア語版ジャティバル・ジャヤ通り
南緯6度11分7.9秒 東経106度48分38.4秒 / 南緯6.185528度 東経106.810667度 / -6.185528; 106.810667
所属事業者 KAIコミューター
管理者 インドネシア国鉄
電報略号 THB0410[1]
駅構造 地上駅
ホーム 4面6線
開業年月日 1899年10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 チカラン環状線
キロ程 40.2 km(チカラン起点)
所属路線 ランカスビトゥン線
キロ程 0 km(タナアバン起点)
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タナアバン駅(タナアバンえき、インドネシア語Stasiun Tanah Abang)はインドネシアジャカルタ首都特別州中央ジャカルタ市インドネシア語版タナアバン区にあるKRLコミューターライン

概要

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線路としてはインドネシア鉄道会社ジャカルタ線インドネシア語版メラク-タナアバン線インドネシア語版上の駅であるが、路線系統として通勤列車であるKRLコミューターラインチカラン環状線ランカスビトゥン線が乗り入れる。

ランカスビトゥン線は当駅を始発でスマトラ島との連絡港の有るメラクインドネシア語版英語版までつながっているが、電化されているのは途中のランカスビトゥンインドネシア語版63kmだけのため、メラクから直通するPT.KAIの機関車牽引の客車や貨物列車も乗り入れている(参考文献「インドネシア鉄道の旅」130-134頁『都市近郊鉄道へ脱却へと進む先には、スマトラを目指すローカル線』より)。

通勤列車は平面交差を避けて系統が分離されているが、中長距離列車のうちアンケ駅インドネシア語版パサール・スネン駅を発着する列車は当駅で転線が必要となるため、運行上のネックとなっている。

歴史

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1899年10月1日に、オランダ領東インドの鉄道会社であるStaatsspoorwegen Westerlijnen(SS-WL)により、ジャカルタ-アンケ-ランカスビトゥン鉄道の運行に合わせて開通した[2]

駅構造

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コンコース

4面6線を有する地上駅。駅舎は橋上駅舎で、駅構内に機関車の車両基地が併設されている(「インドネシア鉄道の旅」83頁より)。

駅周辺

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「タナ・アバン市場」はアラブ風デザインの巨大な繊維市場で繊維博物館が併設されている(「インドネシア鉄道の旅」83頁より)。

隣の駅

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KRLコミューターライン
チカラン環状線
ドゥリ駅インドネシア語版 - タナアバン駅 - カレット駅インドネシア語版
ランカスビトゥン線
 タナアバン駅 - パルメラ駅英語版

参考文献

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  • 古賀俊行著『インドネシア鉄道の旅 魅惑のトレイン・ワールド』潮書房光人社

脚注

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  1. ^ Buku Informasi Direktorat Jenderal Perkeretaapian 2014 (PDF). Jakarta: Direktorat Jenderal Perkeretaapian, Kementerian Perhubungan Indonesia. Diarsipkan dari versi asli (PDF) tanggal 1 Januari 2020.
  2. ^ Staatsspoorwegen (1921–1932). Verslag der Staatsspoor-en-Tramwegen in Nederlandsch-Indië 1921-1932.. Batavia: Burgerlijke Openbare Werken 

関連項目

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外部リンク

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