タイ・プレミアリーグ1997
シーズン | 1997 |
---|---|
優勝 | ロイヤル・タイ・エアフォース(1回目) |
降格 |
ロイヤル・タイ・ポリス ロイヤル・タイ・ネイビー |
ACC 1998-99出場 | テロ・サーサナ |
AWC 1998-99 | シンタナ |
得点王 |
ワラウート・スリマカ (17得点) |
← 1996-97 1998 → |
タイ・プレミアリーグ1997は、1996-97シーズンに創設されてから2シーズン目のタイ・プレミアリーグである。スポンサーであるジョニー・ウォーカーの名を冠し、大会名はジョニー・ウォーカー・タイランド・サッカーリーグ(タイ語: จอห์นนี วอล์กเกอร์ ไทยแลนด์ ซอกเกอร์ ลีก, 英語: Johnnie Walker Thailand Soccer League)。
概要
[編集]1997年シーズンは、新規参入や昇格したチームはなく、昨年のタイ・プレミアリーグ1996-97で残留した12チームで争われた。
ロイヤル・タイ・エアフォースが初優勝を果たした。ロイヤル・タイ・エアフォースはアジアクラブ選手権1998-99の出場権を獲得したが、経済的な理由により辞退した。同様の理由で3位のバンコク・バンク、4位のポート・オーソリティ・オブ・タイランドも辞退したため、最終的に5位のテロ・サーサナが出場権を獲得した。2位のシンタナはシンハーFAカップ1997で優勝し、アジアカップウィナーズカップ1998-99の出場権を獲得した。
最下位のロイヤル・タイ・ネイビー、入れ替え戦でタイ・ディヴィジョン1リーグ2位のオーソットサパーに敗れたロイヤル・タイ・ポリスはディヴィジョン1リーグへ降格する。
テロ・サーサナのワラウート・スリマカが17得点で得点王に輝いた。年間最優秀選手にはシンタナのSeksan Piturat、同最優秀監督にはロイヤル・タイ・エアフォースのピヤポン・ピウオンが選出された。
所属チーム(1997年)
[編集]チーム名の変更
[編集]1 ストック・エクスチェンジ・オブ・タイランドFC(タイ証券取引所FC)は、バンコク・メトロポリタン・アドミニストレーションFC(バンコク首都圏庁FC)に変更した。
2 シンハー・テロ・サーサナFCは、テロ・サーサナFCに変更した。
順位表
[編集]順位 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝点 | 備考 |
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1 | ロイヤル・タイ・エアフォース (C) | 22 | 14 | 3 | 5 | 45 | 23 | +22 | 421 | |
2 | シンタナ | 22 | 13 | 3 | 6 | 32 | 25 | +7 | 42 | アジアカップウィナーズカップ1998-992 |
3 | バンコク・バンク | 22 | 11 | 5 | 6 | 34 | 23 | +11 | 38 | |
4 | ポート・オーソリティ・オブ・タイランド | 22 | 9 | 5 | 8 | 36 | 35 | +1 | 32 | |
5 | テロ・サーサナ | 22 | 8 | 7 | 7 | 32 | 26 | +6 | 31 | アジアクラブ選手権1998-993 |
6 | タイ・ファーマーズ・バンク | 22 | 7 | 9 | 6 | 31 | 31 | 0 | 30 | |
7 | バンコク・メトロポリタン・アドミニストレーション | 22 | 8 | 5 | 9 | 22 | 21 | +1 | 29 | BMA 4-3 TOT |
8 | TOT | 22 | 8 | 5 | 9 | 32 | 33 | -1 | 29 | |
9 | ロイヤル・タイ・アーミー | 22 | 7 | 4 | 11 | 31 | 45 | -14 | 25 | |
10 | UCOMラパチャ | 22 | 6 | 6 | 10 | 26 | 32 | -6 | 24 | |
11 | ロイヤル・タイ・ポリス | 22 | 4 | 10 | 8 | 19 | 25 | -6 | 22 | TPL・DIV1入れ替え戦 |
12 | ロイヤル・タイ・ネイビー | 22 | 3 | 6 | 13 | 20 | 41 | -21 | 15 | ディヴィジョン1リーグ降格 |
1 ロイヤル・タイ・エアフォースはスパンブリー県でシンタナ戦を行うことを拒否したため、勝ち点3剥奪。
2 シンハーFAカップ1997優勝。
3 ロイヤル・タイ・エアフォース、バンコク・バンク、ポート・オーソリティ・オブ・タイランドが経済的な理由で辞退したことによる繰り上がり。
TPL・DIV1入れ替え戦
[編集]11位のロイヤル・タイ・ポリスとタイ・ディヴィジョン1リーグ2位のオーソットサパーが対戦した。第1戦は1998年2月17日、第2戦は同20日に実施された。ロイヤル・タイ・ポリスはディヴィジョン1リーグに降格し、オーソットサパーはタイ・プレミアリーグに昇格する。
チーム1 | 結果 | チーム2 |
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ロイヤル・タイ・ポリス | 0 - 1 | オーソットサパー |
表彰
[編集]- 得点王 : ワラウート・スリマカ (テロ・サーサナ)
- 年間最優秀選手賞 : Seksan Piturat (シンタナ)
- 年間最優秀監督賞 : ピヤポン・ピウオン (ロイヤル・タイ・エアフォース)
FAカップ
[編集]タイFAカップ1997は、チュラ・シンタナが優勝した。シンタナはアジアカップウィナーズカップ1998-99出場権を獲得した。
コー・ロイヤルカップ
[編集]コー・ロイヤルカップ1997は、プレミアリーグ2位のチュラ・シンタナが同優勝のロイヤル・タイ・エアフォースに勝利した。
タイ・ディヴィジョン1リーグ
[編集]タイ・ディヴィジョン1リーグ1997-98は、クルン・タイ・バンクが優勝した。2位のオーソットサパーはTPL・DIV1入れ替え戦でロイヤル・タイ・ポリスに1-0で勝利した。クルン・タイ・バンク、オーソットサパーは来シーズンのプレミアリーグに昇格する。