タイ・エアアジア X
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法人番号 | 2700150015329 | |||
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設立 | 2013年9月18日 | |||
ハブ空港 | ドンムアン空港 | |||
マイレージサービス | AirAsia BIG | |||
親会社 | エアアジア X | |||
保有機材数 | 8機 | |||
就航地 | 8 | |||
本拠地 | タイ王国・バンコク | |||
代表者 | Tassapon Bijleveld (CEO) | |||
外部リンク |
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タイ・エアアジア X (英語:Thai AirAsia X, 泰: ไทยแอร์เอเชียเอกซ์) は、タイの格安航空会社である。
概要
[編集]2013年9月18日にエアアジアの子会社「エアアジア X」が設立。当初はバンコクのドンムアン空港を拠点にしていたが[1]、2022年にスワンナプーム国際空港に拠点を移した。2024年10月以降は、再びドンムアン空港を拠点としている。長距離路線専門のLCCで主に北東アジア、オーストラリア、モスクワ路線へ就航する計画である。
また、エアアジア・グループ各社のネットワークで、クアラルンプール、バンコク、デンパサール(バリ島)の3つのハブ空港のネットワークにより、豊富に各社の以遠地点への乗り継ぎが可能としている。
沿革
[編集]- 2013年9月18日 : 設立。
- 2013年10月8日 : タイ航空当局から航空事業許可 (AOL) を認可[2]。
- 2014年1月15日 : 初号機を受領[3]。
- 2014年2月3日 : タイ航空当局から航空運送事業許可 (AOC) を認可[4]。
- 2014年4月7日 : バンコク/ドンムアン - 大阪/関西線 チャーター便 就航開始(関西発は8日から)。
- 2014年6月17日 : バンコク/ドンムアン - ソウル/仁川線 就航[5]。
- 2014年6月27日 : 日本の国土交通省が「外国人国際航空運送事業」の経営許可を認可[6]。
- 2014年9月1日 : バンコク/ドンムアン - 東京/成田・大阪/関西線 就航[7]。
- 2018年10月30日 : バンコク/ドンムアン - 名古屋/中部線 就航[8]。
- 2020年 : 新型コロナウイルス感染症の流行により、すべての便を運休。
- 2022年4月 : 本拠地をスワンナプーム国際空港に移し、6月からソウル/仁川、東京/成田への運航を再開することを表明[9]。
- 2022年5月 : タイの中央破産裁判所に会社更生手続きを申請[10][11]。
- 2022年7月4日 : バンコク/スワンナプーム - 東京/成田線 就航[12]
- 2022年10月2日 : バンコク/スワンナプーム - 大阪/関西線 就航[13]
- 2024年10月1日 : バンコクの拠点をスワンナプーム空港からドンムアン空港に移転予定[14]
定期便就航地
[編集]地域 | 国 | 就航地 |
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東南アジア | タイ | バンコク/ドンムアン |
東アジア | 中国 | 上海浦東 |
大韓民国 | ソウル/仁川 | |
日本 | 東京/成田、大阪/関西、名古屋/中部、札幌/新千歳 |
2023年7月現在
保有機材
[編集]航空機 | 保有数 | 発注数 | 座席数 | 備考 | ||
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P | E | 合計 | ||||
エアバスA330-300 | 6 | 12 | 365 | 377 | ||
2 | 367 | 367 | ||||
合計 | 8 |
サービス
[編集]- プレミアムフラットベッドという、ビジネスクラス相当の座席のサービスが有料で選択できる[17]。
- 足元の広いホットシート、後方窓側2席のツインシート、機体前方のクワイエットゾーンなどが有償で選択できる[18]。
- 機内食は有償販売される、事前予約も可能である[19]。
- ブランケットは有償でレンタルできる。毛布、アイマスク、耳栓のセットが機内販売されている[20]。
- AirAsia BIG という、搭乗回数と支払金額に応じて特典が受けられるサービスがある[21]。
脚注
[編集]- ^ エアアジア・エックス、タイ・エアアジア・エックスの設立で合意 FlyTeam 2013年9月20日付
- ^ タイ・エアアジアX、12月末までにAOC取得見通し 2014年にも運航開始 FlyTeam 2013年10月15日付
- ^ タイ・エアアジア・エックス、初号機A330-300を導入 FlyTeam 2014年1月15日付
- ^ タイ・エアアジア・エックス、航空運送事業許可を取得 FlyTeam 2014年2月5日付
- ^ Thai AirAsia X to take to the skies in June - バンコック・ポスト 2014年4月23日
- ^ 外国人国際航空運送事業の経営許可について 国土交通省 2014年6月27日付
- ^ タイのLCCが初就航 成田から直行便、関西とバンコク間も 産経新聞 2014年9月1日
- ^ タイ・エアアジアX、名古屋(中部)-バンコク線に就航 - エアアジア
- ^ タイ・エアアジアXが、再び空に戻ってきます! スワンナプーム空港発着に変わります! - Airasia.com April 26, 2022
- ^ Thai AirAsia X files for Rehabilitation Process Seeking Business Continuity while Assuring No Impact on Passengers - AirAsia News, May 19, 2022
- ^ 長距離LCCタイエアアジアX、経営再建へ - NNA ASIA 2022/05/23
- ^ sky-budget (2022年7月3日). “タイエアアジアX、本日2022年7月4日より東京/成田~バンコク/スワンナプーム線に就航 | sky-budget スカイバジェット”. 2023年3月19日閲覧。[信頼性要検証]
- ^ sky-budget (2022年10月1日). “タイエアアジアX、本日2022年10月2日に大阪/関西~バンコク/スワンナプーム線に就航 | sky-budget スカイバジェット”. 2023年3月19日閲覧。[信頼性要検証]
- ^ タイ・エアアジア X、2024年10月1日より全てのバンコク発着便の運航をドンムアン国際空港に移転 - AirAsia, July 17, 2024
- ^ Thai AirAsia X fleet details - AirFleets.net
- ^ Thai AirAsia X Fleet Details and History - PlaneSpotters.net
- ^ プレミアムフラットベッド - AirAsia
- ^ Seats - AirAsia
- ^ 機内食 - AirAsia
- ^ エアアジア機内販売カタログ - AirAsia
- ^ BIG Membership - AirAsia