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ソ連操縦士=宇宙飛行士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ソ連操縦士=宇宙飛行士
Летчик-космонавт СССР
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦による賞
種別栄誉称号
受章資格宇宙飛行士
状態廃止
歴史・統計
創設1961年4月14日
総授与数72
関連ロシア連邦操縦士=宇宙飛行士
最初の受賞者であるユーリイ・ガガーリン (1964年撮影)
女性としては初の受賞者であるワレンチナ・テレシコワ (1969年撮影)
3度宇宙へ行ったワレリー・リューミン (1998年撮影)
3度宇宙へ行ったヴィクトル・ゴルバトコ (2011年撮影)
6度宇宙へ行ったセルゲイ・クリカレフ (2004年撮影)

ソ連操縦士=宇宙飛行士(ロシア語: Летчик-космонавт СССР)は、ソビエト連邦栄誉称号

概要

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ソ連操縦士=宇宙飛行士は1961年4月14日ソビエト連邦最高会議幹部会によって制定された[1]。この称号は1991年ソビエト連邦の崩壊まで続き、崩壊後はロシア連邦においてロシア連邦操縦士=宇宙飛行士という形で引き継がれた[2]

ソ連操縦士=宇宙飛行士は宇宙飛行士に対して贈られる最高位の栄誉称号であり、受賞と同時に記章も贈られた。記章は右胸上部に佩用し、他の勲章よりも上位に配置する[1]

受賞者

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以下の者に贈られている[3]

  1. 1961年 — ユーリイ・ガガーリン
  2. 1961年 — ゲルマン・チトフ
  3. 1962年 — アンドリアン・ニコラエフ
  4. 1962年 — パーヴェル・ポポーヴィチ
  5. 1963年 — ヴァレリー・ブィコフスキー
  6. 1963年 — ワレンチナ・テレシコワ
  7. 1964年 — ボリス・エゴロフ
  8. 1964年 — ウラジーミル・コマロフ
  9. 1964年 — コンスタンチン・フェオクチストフ
  10. 1965年 — パーヴェル・ベリャーエフ
  11. 1965年 — アレクセイ・レオーノフ
  12. 1968年 — ゲオルギ・ベレゴヴォイ
  13. 1969年 — ウラディスラフ・ボルコフ
  14. 1969年 — ボリス・ボリノフ英語版
  15. 1969年 — ヴィクトル・ゴルバトコ
  16. 1969年 — アレクセイ・エリセーエフ
  17. 1969年 — ワレリー・クバソフ
  18. 1969年 — アナトリー・フィリプチェンコ
  19. 1969年 — エフゲニー・フルノフ
  20. 1969年 — ウラジーミル・シャタロフ
  21. 1969年 — ゲオルギー・ショーニン
  22. 1970年 — ヴィタリー・セバスチャノフ
  23. 1971年 — ニコライ・ルカビシュニコフ
  24. 1973年 — ピョートル・クリムク
  25. 1973年 — ワシリー・ラザレフ
  26. 1973年 — ヴァレンティン・レベデフ英語版
  27. 1973年 — オレグ・マカロフ
  28. 1974年 — ユーリー・アルチューヒン
  29. 1974年 — レフ・デミン
  30. 1974年 — ゲナジ・サラファノフ
  31. 1975年 — ゲオルギー・グレチコ
  32. 1975年 — アレクセイ・グバレフ
  33. 1976年 — ウラジーミル・アクショーノフ
  34. 1976年 — ビタリー・ジョロボフ
  35. 1976年 — ヴャチェスラフ・ズードフ
  36. 1976年 — ワレーリ・ロズデストベンスキー
  37. 1977年 — ユーリ・グラズコフ
  38. 1977年 — ウラジーミル・コワリョーノク
  39. 1977年 — ワレリー・リューミン
  40. 1978年 — ウラジーミル・ジャニベコフ
  41. 1978年 — アレクサンドル・イワンチェンコフ
  42. 1978年 — ユーリ・ロマネンコ
  43. 1979年 — ウラジーミル・リャホフ
  44. 1980年 — レオニード・キジム
  45. 1980年 — ユーリイ・マリシェフ
  46. 1980年 — レオニード・ポポフ
  47. 1980年 — ゲンナジー・ストレカロフ
  48. 1981年 — ヴィクトル・サヴィヌイフ
  49. 1982年 — アナトリー・ベレゾボイ
  50. 1982年 — スベトラーナ・サビツカヤ
  51. 1982年 — アレクサンドル・セレブロフ
  52. 1983年 — アレクサンドル・アレクサンドロフ
  53. 1983年 — ウラジーミル・チトフ
  54. 1984年 — オレグ・アトコフ
  55. 1984年 — イゴール・ボルク
  56. 1984年 — ウラジーミル・ソロフィエフ
  57. 1985年 — ウラジーミル・ヴァシューチン
  58. 1985年 — アレクサンドル・ヴォルコフ
  59. 1987年 — アレクサンドル・ヴィクトレンコ
  60. 1987年 — アレクサンドル・ラフェイキン
  61. 1987年 — アナトリー・レフチェンコ
  62. 1988年 — ムサ・マナロフ
  63. 1988年 — アナトリー・ソロフィエフ
  64. 1989年 — セルゲイ・クリカレフ
  65. 1989年 — ワレリー・ポリャコフ
  66. 1990年 — アレクサンドル・バランジン
  67. 1991年 — アナトリー・アルツェバルスキー
  68. 1991年 — トクタル・アウバキロフ
  69. 1991年 — ヴィクトル・アファナシェフ
  70. 1991年 — ゲンナジー・マナコフ

基本的には宇宙へ行った宇宙飛行士全員に贈られるが、ソユーズ11号の事故で死亡したゲオルギー・ドブロボルスキービクトル・パツァーエフには贈られることはなく、両名には死後しばらくしてから追贈された[4]。なお、同じく犠牲になったウラディスラフ・ボルコフは事故の前にも宇宙へ行った経験があり、その際に受けている。総受賞者は追贈された2名を含めて72人である。

脚注

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  1. ^ a b Decree of the Presidium of the Supreme Soviet of the USSR of 14 April 1961” (Russian). Legal Library of the USSR (1961年4月14日). 2012年2月21日閲覧。
  2. ^ Law of the Russian Federation of 20 March 1992 No 2555-1” (Russian). Commission under the President of the Russian Federation on state awards (1999年12月15日). 2009年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月21日閲覧。
  3. ^ ru:Шаблон:Лётчики-космонавты СССР[より良い情報源が必要]
  4. ^ http://enc-dic.com/enc_tech/Letchik-kosmonavt-sssr-1754.html

外部リンク

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