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ゼンヒラノ演技スタジオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ゼンヒラノ演技スタジオ(ゼンヒラノえんぎスタジオ)は、40年の歴史を持つ日本俳優訓練機関NYのザ・アクターズ・スタジオ正会員ゼン・ヒラノが創立し、現在ミユキ・ヒラノが芸術監督を務める。日本に初めて「メソード演技」を伝え、現在もアクターズ・スタジオ等米国の俳優養成機関と関係を持っている。

概要

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創立者ゼンヒラノは、ザ・アクターズ・スタジオ並びにリー・ストラスバーグ個人の演技クラスで俳優訓練を積んだ後、リー・ストラスバーグ直筆の日本の文化庁宛の推薦状を携えて帰国、1973年にゼンヒラノ・ゼミナール(現:ゼンヒラノ演技スタジオ)を開講する。

米国演劇人との交流

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2012年11月、NYアクターズスタジオにて「Mr. Lee Strasberg 30th anniversary」を主催した他、ニューヨーク市イーストビレッジで開催された“Japan Art Matsuri"にスペシャルゲストとして招かれるなど、米国でも活動している。

アメリカ現代演劇の父・リー・ストラスバーグポール・ニューマンがゼンヒラノ演技スタジオ生に宛てた手紙が存在している[1]

  • 「私の弟子でもあるゼンの弟子たちへ。未来をつくる若者の両肩にこの世はかかっている。故に、君たちが冒険に満ちた人生を送ることを私は望み、その幸運を願っている。」- リー・ストラスバーグ(1975年)
  • 「ゼンの生徒たちへ。才能は10%を占めるのみであり、残りの90%は懸命な努力によるものである。」- ポール・ニューマン(1988年)

関連著作

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  • マイケル・チェーホフ 著、ゼン・ヒラノ 訳『演技者へ! : 人間-想像-表現』晩成書房、1990年。ISBN 4-89380-127-9 
  • メル・ゴードン『演技エクササイズ306 : スタニスラフスキー・システム : 俳優修業・実践ガイド』ゼン・ヒラノ翻訳・監修、晩成書房、2009年。ISBN 978-4-89380-389-4 
  • ミユキ・ヒラノ『感情の解放 : 演劇表現の本流、ザ・メソード・アクティング』角川学芸出版〈角川学芸ブックス〉、2007年。ISBN 978-4-04-651994-8 
  • 石井達朗『アウラを放つ闇 : 身体行為のスピリット・ジャーニー』PARCO出版〈PARCO picture backs〉、1993年。ISBN 4-89194-345-9  - ゼンヒラノへのインタビュー記載

脚注

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  1. ^ ゼンヒラノ演技スタジオ. “ゼンスタとは”. 2012年5月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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