セガ・ロジスティクスサービス
本社が入居する住友不動産大崎ガーデンタワー | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | SLS |
本社所在地 |
日本 〒141-0033 東京都品川区西品川一丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー11階 北緯35度36分53.8秒 東経139度43分52.2秒 / 北緯35.614944度 東経139.731167度座標: 北緯35度36分53.8秒 東経139度43分52.2秒 / 北緯35.614944度 東経139.731167度 |
設立 | 1995年4月14日 |
業種 | 倉庫・運輸関連業 |
法人番号 | 2010801006176 |
事業内容 |
物流サービス及び付帯業務全般 アミューズメント機器の販売・保守・受託開発 |
代表者 | 代表取締役社長執行役員 山本健 |
資本金 | 1億円(2020年3月31日現在)[1] |
売上高 |
81億5219万1000円 (2020年3月期)[1] |
営業利益 |
1億3597万6000円 (2020年3月期)[1] |
経常利益 |
1億2974万6000円 (2020年3月期)[1] |
純利益 |
3849万4000円 (2020年3月期)[1] |
純資産 |
18億5498万8000円 (2020年3月31日現在)[1] |
総資産 |
33億1341万7000円 (2020年3月31日現在)[1] |
従業員数 |
134名 (2023年4月1日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社セガ フェイブ 100% |
外部リンク |
www2 |
株式会社セガ・ロジスティクスサービス(英: SEGA Logistics Service Co.,Ltd.)は、1995年にセガより物流サービス部門を分離、設立されたセガサミーホールディングスのグループ企業。当企業の主な通称は「SLS」。
概要
[編集]セガ フェイブ(2015年3月までと2020年4月から2024年3月まではセガ、2015年4月から2020年3月まではセガ・インタラクティブ)とカプコンが販売するアーケードゲーム機並びにサミーが販売する七号転用機の物流ならびに保守、サポート業務を主として行っている。カプコンは以前は自社でアフターサービス業務を行っていたが(ALL.Net対応タイトルや一部のメダルゲームの保守並びにサポート業務は当社に委託)[2]、2019年4月1日付でセガ・ロジスティクスサービスへ移管された[3][4]。
他に中古アーケードゲーム機の売買仲介、自社で開発したゲームセンター向け運営支援製品や一般ユーザー向け機器、自動車教習所向けのドライビングシミュレーター並びにライディングシミュレーターの販売、セガのアーケードゲーム機・アミューズメント景品の海外向け販売を行っている[5]。
かつてのアーケードゲーム筐体工場であった矢口事業所には、「デイトナUSA」「バーチャレーシング」などの往年のセガのアーケードゲームがいつでも稼働可能な状況で整備・保存され(社員以外は非公開)、「セガフェス」など、セガサミーグループのイベントで公開されている。レトロアーケードゲームの修理は、最新機器はもちろんのこと、工場が羽田にあった時代の機械まで駆使して行っているという[6]。
2021年5月6日に本社を大田区南蒲田からセガ、サミーなどと同じ住友不動産大崎ガーデンタワーへ移転した他、東日本事業所も同年12月20日に大田区西糀谷から川崎市川崎区へ移転した。これにより、セガ創業の地である羽田から本社・本店、事業所を置くセガの子会社やセガのグループ会社の拠点はなくなった[7][8]。
事業所
[編集]- 本社 - 東京都品川区西品川1-1-1(住友不動産大崎ガーデンタワー11階)
- 東日本事業所 - 神奈川県川崎市川崎区夜光2-4-1 ESR川崎夜光ディストリビューションセンター3階
- 佐倉南総事業所 - 千葉県佐倉市宮本365-1
- 佐倉事業所 - 千葉県佐倉市大作1-3-4(旧:セガ佐倉事業所)
- 矢口事業所 - 千葉県印旛郡栄町矢口神明5-3-2(旧:セガ矢口事業所)
- 西日本事業所
かつては札幌市、仙台市、川口市、伊勢崎市、名古屋市、広島市、熊本市にサービス拠点を置いていたが、名古屋サービスは2021年3月に閉鎖され、同年4月に福岡市にサービス拠点を再設置した[9]。
沿革
[編集]- 1995年 - 設立
- 2004年9月 - パソコン用復刻版セガサターン コントロールパッドを発売。
- 2005年2月 - SNKプレイモア、エクサーと共同開発したPlayStation 2用ネオジオスティック2を発売。
- 2008年4月をもって平和島事業所を完全閉鎖し、同営業所で行われていた業務は先出し・返却及び修理受付業務は2月より佐倉事業所、部品出荷業務は4月末に佐倉南総事業所にて行われる事になる。
- 2009年
- 4月 - 当時インデックス・ホールディングス傘下だったアトラスから、アーケードゲーム機のメンテナンスを受託[10]。
- 9月 - 本社を東京都大田区南蒲田の蒲田東日本ビルから、東京都大田区東糀谷の東邦ビルへ移転。
- 2010年12月 - 日本ユニカ株式会社が破産したことに伴い、日本ユニカとの製品の配送業務の受託契約が終了。日本ユニカの事業はユニカが継承。
- 2013年3月 - セガ・ドライビングシミュレータをモデルチェンジする形で、自社企画の自動車教習所向けドライビングシミュレーター「SLDS-3G」発売。
- 2015年4月 - セガサミーグループ再編に伴い、セガホールディングス(後のセガグループ)の子会社となる[11][12]。
- 2016年8月 - 大阪物流センターと大阪サービスを統合。関西事業所とする[13]。
- 2017年
- 1月 - 本社を東京都大田区東糀谷の東邦ビルから、東京都大田区南蒲田の蒲田東日本ビルへ再移転[14]。
- 3月 - 資本金を2億円から1億円に減資。
- 4月 - 自社企画の自動車教習所向けライディングシミュレーター「SLRS」発売。
- 2019年
- 4月 - カプコンからアーケードゲームのアフターサービス業務を移管[3][4]。
- 10月 - コーポレートロゴを、SLSロゴから、セガホールディングス、セガゲームス、セガ・インタラクティブ、セガ エンタテインメント、セガトイズと同様のSEGAロゴに変更。損害保険ジャパン日本興亜との共同開発で、高齢者講習向けドライビングシミュレーター「SLDS-SJ」発売[15][16]。
- 2021年
- 2024年
- 4月 - セガの事業再編に伴い、セガ フェイブ(セガトイズから商号変更)の子会社となる。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g “第25期(2020年3月期)決算公告” (PDF). 株式会社セガ・ロジスティクスサービス (2020年6月19日). 2020年6月30日閲覧。
- ^ 「マリオパーティ くるくる!カーニバル」ペイアウト率設定手順の変更に伴う手順書と注意ラベル配付のお知らせ 2016年4月 カプコン、セガ・インタラクティブ、セガ・ロジスティクスサービス
- ^ a b カプコン業務用のメンテナンスは、セガロジが引き受ける。 ゲームマシン 2019年4月1日号
- ^ a b 業務用アミューズメント機器のサービス業務移管スケジュールに関するお知らせ カプコン 2019年3月4日
- ^ “海外販売 OVERSEAS SALES”. 株式会社セガ・ロジスティクスサービス. 2023年2月5日閲覧。
- ^ セガを紹介!突撃!!体験レポート【第7回】セガグループが誇る機械整備のスペシャリスト「セガ・ロジスティクスサービス(SLS)」の作業現場に潜入してきました! セガ製品情報サイト
- ^ a b 本社移転のご案内 セガ・ロジスティクスサービス 2021年4月
- ^ a b 事業所移転のご案内セガ・ロジスティクスサービス 2021年12月
- ^ a b 弊社保守サービス拠点について セガ・ロジスティクスサービス 2021年3月
- ^ 株式会社アトラス業務用アミューズメント機器に関するメンテナンス業務、受付窓口開設のご案内 セガ・ロジスティクスサービス 2009年4月
- ^ セガグループの再編及び新会社設立のお知らせ セガプレスリリース 2015年2月12日
- ^ グループ内組織再編とそれに伴う一部子会社の名称変更に関するお知らせ セガサミーホールディングス 2015年2月12日
- ^ 事務所移転のお知らせ セガ・ロジスティクスサービス 2016年8月
- ^ 本社移転のご案内 セガ・ロジスティクスサービス 2017年1月
- ^ この度、弊社は損害保険ジャパン日本興亜株式会社様と共同で高齢者の運転寿命延伸を支援する「運転シミュレーター」を開発致しました。 セガ・ロジスティクスサービス 2019年10月16日
- ^ 高齢者の運転寿命延伸を支援する「運転シミュレーター」の開発 損害保険ジャパン日本興亜、セガ・ロジスティクスサービス 2019年10月16日
- ^ 当社グループにおける組織再編(会社分割及び吸収合併)に関するお知らせ セガサミーホールディングス 2021年1月29日