スプーン (企業)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-2-8 |
設立 | 1988年1月 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 1011301003631 |
事業内容 | 自動車部品の企画開発・製造販売 |
代表者 | 市嶋 樹 |
資本金 | 2,400万円 |
従業員数 | 19名 (2023年12月現在) |
外部リンク | 企業サイト |
株式会社スプーンは、東京都杉並区荻窪に本社を置く、ホンダによって製造・販売される4輪車を専門としたエンジンチューナーおよび、パーツ・メーカー。ブランド名は「SPOON SPORTS」。
概要
[編集]1988年1月に杉並区下高井戸の甲州街道沿い、京王線・桜上水駅近くにホンダ車を専門としたレースチューニングおよびスピードショップとして創業。主にスポーティーカーおよび、スポーツカーを中心に取り扱い、内外を問わず多数のスプリントレース、耐久レースにおいて出走させている。その開発ノウハウを生かし、自社ブランドとしてパーツを開発、製造、販売を行う。1996年2月に杉並区荻窪に自社ビルを竣工し移転。[1]。
会社名であるスプーン(Spoon)は、鈴鹿サーキットのスプーンカーブに由来している(Spoon Sportsカタログから)。
創業者である市嶋もレーシングドライバーであり、過去にはFJ1600やグループAも含め多数のレースに参戦し、現在も自社レースカーをドライブしている。
2001年5月には本社(杉並区荻窪)から程近い場所にアンテナショップでありチューニングを行う整備工場の「スピードショップ タイプワン」をオープンさせている。[2]。
ブランドの展開
[編集]スピードショップ時代は、他社製品やノーブランドのオリジナル品などを販売していた。その後、Spoon Sportsブランドを立ち上げ展開を始める。当初はチューニングパーツの基本であるサスペンション関連やブレーキ関連が中心であったが、後にチューニングされたECUやそれの一部を制御する電子パーツ「VTECコントローラー」をはじめさまざまな部位のパーツを開発。エンジンのアッセンブリー販売も行なっている。その他、ホンダ車に限定せず適合する部品ブランド「リジカラ」を展開している。[3]。
主なアイテム
[編集]- パワーユニット - エンジンASSY、エンジン部品など
- エアインテーク・エキゾースト - サイレンサー、エキゾーストパイプ、エキゾーストマニホールド、エアクリーナー、スロットルバルブなど
- ドライブトレイン - ミッションASSY、ミッション部品、クラッチ部品、LSDなど
- サスペンション - ダンパーキット、スプリング、強化ブッシュなど
- ブレーキシステム - ブレーキパッド、ブレーキローター、キャリパーなど
- リジカラ (リジッドカラー) - サブフレームとフレームを結合するボルト穴へ挿入し、隙間を埋めることで精度を出し剛性を高める。SPOONブランドの他OEMでも供給。
モータースポーツ
[編集]主に参戦したレースや参戦中のレース
- 東京プロダクションカーレース
- 筑波9時間ナイター耐久レース
- マカオグランプリ
- 英国スネッタートン24時間耐久レース
- N1耐久レース - スーパー耐久シリーズ
- シビックワンメイクレース
- CAサンダーヒル25時間耐久レース
- インタープロトシリーズ
脚注
[編集]- ^ 株式会社スプーン公式サイト https://www.spoon.jp/history/、2024年2月9日、History
- ^ 株式会社スプーン公式サイト https://www.spoon.jp/history/#, 2024年2月9日, History
- ^ 株式会社スプーン公式サイト https://www.spoon.jp/history/#, 2024年2月9日, History
関連項目
[編集]- モータースポーツ
- 脇阪薫一
- 伊藤大輔
- 服部尚貴
- 頭文字D Fourth Stage - 東堂塾塾生の愛車ならびに東堂商会デモカーの装着パーツがSPOON製
- グランツーリスモシリーズ
- 山田英二
- 土屋圭一
外部リンク
[編集]公式サイト