ストーキングを扱った作品の一覧
ストーキングを扱った作品の一覧では、ストーキングを主題もしくは部分的に扱った作品のうち、第三者の言及を受けたものを掲載する。断りがない場合、作者や監督が明確であればその五十音順、不明瞭であれば作品名などの五十音順で掲載する。この基準は原作が小説で、映画化したなどの場合も変えないものとする。
サリー大学教授のブラン・ニコルはストーキングについて、フィクションで現実的な事象として描写され[1]、激化と反復という性質からサスペンスに適していると述べている[2]。中でも、受け手に続きを示唆する終わり方の作品に向いている[2]。ただし、「ストーカー」という言葉自体は新しいものの、その誕生以前から類似した行為は指摘されている[3][4]。ある批評家によると、神話や聖書の時代から事例は見られる[5]。これについてニコルは、付きまとわれることが人間の根源的な恐怖であることを理由にしている[5]。そして人々がストーキングをフィクションとして消費するのは、犯罪やホラー作品での悲惨な出来事が受け手が安全な環境下で見られることと、少数の良心的な人間によりその災厄が制御できるという夢物語が楽しめることを理由に挙げている[6]。その一方で、ストーカーの持つ欲望や感情は、そうでない人々のものと大差がないとしている[7]。そして、ストーカーとそれ以外の人々の境界は明確ではないと述べている[7]。武蔵大学准教授の北村紗衣は、批評における精読と異なり、現実世界で相手の意志にそぐわない形で他者の考えを探ることはプライバシーの侵害と断定している[8]。社会学者の伊田広行は『AERA』にて、芸能人のテレビ番組での発言やアニメ・漫画におけるヤンデレの存在など、社会全体が歪な恋愛観を肯定していると警鐘を鳴らしている[9]。
伝承
[編集]文学・小説
[編集]- アイリス・マードック『海よ、海』[12]
- イアン・マキューアン『愛の続き』[13]
- エドガー・アラン・ポー『群集の人』[14]
- エミリー・ブロンテ『嵐が丘』[15]
- エルネスト・サバト『トンネル』[16]
- ガブリエル・ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』[17]
- 川端康成『みづうみ』
- 主人公は気に入った女性を見つけると、追いかけずにはいられない性質を持つ[18]。女性を独占するには殺人しか手段がないことを主人公は認識しているものの、主人公は自制し、殺人を拒絶している[19]。村上は主人公について、エロトマニアに近い心性だと述べている[20]。
- キャロライン・ラム『グレナヴォン』[21]
- 小林信彦『結婚恐怖』[22]
- サミュエル・リチャードソン『クラリッサ、あるいは若き淑女の物語』[23]
- ジェイ・マキナニー『モデル・ビヘイヴィア』[24]
- シャルル・ボードレール「通りすがりの女に」[25]
- セーレン・キェルケゴール「誘惑者の日記」
- 現実でのレギーネ・オルセンをコーデリア・クールという登場人物に置き換えた、著者の小説風告白[26]。
- 主人公である犬塚志乃の許嫁である浜路は、悪役である網干左母二郎に付きまとわれる[27]。
- 『竹取物語』
- 5人の求婚者たちが登場する前にあらゆる男性がかぐや姫の姿を一目見ようと昼夜問わずかぐや姫の家の周りにいた[28]。彼らは勝手に垣根に穴を開けて中を覗き見たり、周囲を徘徊するなどしていた[28]。この様子を川口はストーカーと評している[28]。
- 土居健郎『甘えの構造』では、本作は日本人の甘えを表現したと、精神文学的解釈が行われた[33]。登場人物である「先生」の「K」への強い執着は脅迫的ストーカーのような攻撃性があると村上は評している[34]。これは同性愛のような要素が見られるが、同性を対象とするストーカーは一定数存在し、特にスター・ストーカーには多い[18]。これは歪んだ自己愛の可能性があると日本橋学館大学(後の開智国際大学)教授の村上千鶴子は指摘している[18]。
- ニック・ホーンビィ『ア・ロング・ウェイ・ダウン』[35]
- パトリシア・ハイスミス
- パトリック・ハミルトン『The Siege of Pleasure』[38]
- 『浜松中納言物語』
- 主人公の浜松中納言と相思相愛の姫君が、後に皇太子となる式部卿の宮に付きまとわれている[39]。眠っている姫君の顔に衣類を押し当てて誘拐するも、姫君は浜松中納言を慕い続けていた[39]。困った式部卿の宮は経緯を浜松中納言に話し、浜松中納言は姫君が自身の異母妹と嘘を吐くこととなった[39]。
- マーガレット・アトウッド
- ミュリエル・スパーク『死を忘れるな』[43]
- 村上龍『オーディション』[44]
- 紫式部『源氏物語』
- 川口は本作において葵の上、六条御息所、頭中将をストーカーの代表例として取り上げている[45]。国文学者の林田孝和は葵の上と六条御息所の間で新斎院の御禊の日に起きた「車争い」[注 1]について、後妻打ちの存在に触れている[46]。これによって恥をかかされた六条御息所は生霊として、妊娠していた葵の上を苦しめた[47]。病死後、六条御息所は紫の上や女三の宮を死霊として苛んだ[47]。頭中将は光源氏を尾行し、源典侍の逢瀬の場にて二人を太刀で脅すなどの行動が川口に指摘されている[48]。
- 『物くさ太郎』
- ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』[16]
- ルイーザ・メイ・オルコット『愛の果ての物語』
- 『命懸けの恋愛遊戯』とも称す[55]。ヒロインのローザモンドは夫の過去の凶悪犯罪と重婚を知り、離婚を試みるも夫に追い回された挙句、殺される[56]。ミューレン、パテ、パーセルは、今日のタブロイド紙が本作に新たな意味や現代文化の観念との関係を構築したと述べている[57]。
オペラ
[編集]- 交際していた女性に愛想を尽かされた男性が、逆上して女性を殺すケースとして挙げられている[58]。
- 姫であるトゥーランドットが、ユング派の心理学者の言う「誘惑するアニマ」の原型として取り上げられている[11]。
- 交際していた女性に愛想を尽かされた男性が、逆上して女性を殺すケースとして挙げられている[58]。
能
[編集]- 定家が没後蔦葛となって式子内親王の墓にてその霊を困らせる[59]。
- 四位少将が死後怨霊として、小野小町扮する老婆を悩ませる[59]。
歌舞伎
[編集]古浄瑠璃
[編集]人形浄瑠璃
[編集]舞台
[編集]音楽
[編集]- 阿部真央「ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~」[66]
- オオタスセリ「ストーカーと呼ばないで」[67]
- デッド・オア・アライヴ「ユー・スピン・ミー・ラウンド」[68]
- ポリス「見つめていたい」
漫画
[編集]- キーパーソンである人気アイドルでグループのセンターを務める星野アイは、ストーカーに刺殺される[71]。
- メインヒロインの我妻由乃が主人公・天野雪輝のストーカーとして[72]、雪輝のことを携帯電話の日記に認めている[73]。精神科医の吉田眞はこの様子について、ファン心理として誰にでもある要素だとしつつ、発達障害や人格障害の可能性を指摘している[73]。
- 主人公で早乙女財閥令嬢の愛は、命の恩人で不良の太賀真と共依存の関係を持つ[74]。上智大学教授である福島章の分類における「ナルシスト系」と、架空人物精神分析研究会の山本敦司は愛について述べている[75]。
- 「絶望先生」こと主人公の糸色望は、担任するクラスの生徒である常月まといにストーカー行為をされている[76]。
- 主人公の一之瀬一弥は三堂三姫に付きまとわれ続ける[80]。
- 主人公の白木院凛々蝶はシークレットサービス(SS)という、先祖返りした妖怪のボディガードにあたる御狐神双熾に好意を向けられ、ストーカーと呼ばれても差し支えない行為をされている[81]。
映画
[編集]- アーヴィン・カーシュナー『アイズ』(1978年)[83]
- アーマンド・マストロヤンニ『血ぬられた花嫁』(1980年)[84]
- アルフレッド・ヒッチコック『めまい』(1958年)[52]
- アレン・シャピロ『ダリアン 美しき狂気』(1993年)[85]
- 石井輝男『異常性愛記録 ハレンチ』(1969年)[86]
- ウェス・クレイブン『エルム街の悪夢』(1984年)[87]
- エイドリアン・ライン
- ディズニー・ヴィランズのガストンが主人公でディズニープリンセスのベルをつけまわしている[96]。
- アイドルから女優に転身した主人公の霧越未麻は、マネージャーの日高ルミに唆された内田守にストーキングを受ける[97]。
- ジェームズ・フォーリー『悪魔の恋人』(1996年)[98]
- ジェーン・カンピオン『ピアノ・レッスン』(1993年)[17]
- ジム・ギレスピー『ラストサマー』(1997年)[99]
- ジャック・ターナー『キャット・ピープル』(1942年)[100]
- ジョエル・シュマッカー『フォーリング・ダウン』(1993年)[92]
- ショーン・S・カニンガム『13日の金曜日』(1980年)[87]
- ジョセフ・ルーベン『愛がこわれるとき』(1991年)[98]
- ジョナサン・カプラン『不法侵入』(1992年)[82]
- ジョン・カーペンター『ハロウィン』[101]
- ジョン・シュレシンジャー『パシフィック・ハイツ』(1990年)[98]
- ジョン・ポルソン『プール』(2002年)[85]
- J・リー・トンプソン『恐怖の岬』(1962年)[102]
- 城定秀夫『悦楽交差点』(2016年)[103]
- スティーヴン・スピルバーグ『激突!』(1971年』[101]
- 高橋伴明『DOOR』(1988年)[104]
- スター・ストーカーを扱った作品[88]。職場でも家庭でも居場所がないセールスマンである主人公のギルが、野球のスタープレイヤーであるボビーに人生の夢を掛けるようになる[107]。ボビーがスランプから復調した後ギルは自分がスターに成り代わろうと、妄想からくる一種の復讐に走るようになる[108]。村上はギルについて精神医学的には、反社会性人格障害、妄想性人格障害を持っており、家庭崩壊と失業とボビーへの失望からストーカー行為が悪化したとみなしている[108]。
- トビー・フーパー『悪魔のいけにえ』(1974年)[101]
- ドミニク・モル『ハリー、見知らぬ友人』(2000年)[109]
- ドン・シーゲル『白い肌の異常な夜』(1971年)[92]
- 中前勇児『それぞれの花』(2022年)[110]
- ニコール・カッセル『The Woodsman』(2004年)[85]
- ノーラ・エフロン『めぐり逢えたら』(1993年)[85]
- バーベット・シュローダー『ルームメイト』(1992年)[98]
- フランソワ・トリュフォー『アデルの恋の物語』(1975年)
- 1863年、主人公でヴィクトル・ユーゴーの娘であるアデルは初恋の相手でイギリス騎兵中尉のピンソンを追ってカナダのハリファックスに辿り着く[111]。アデルはピンソンへのつきまといや父に虚偽の婚約の報告を行うも、最後は正常な意識を失いサン・マンデの精神病院にて没する[112]。村上はアデルを恋愛関係の破綻によって発生した精神病型のストーカーと位置付けている[113]。
- フリッツ・ラング『M』(1931年)[100]
- フレッド・ウォルトン『夕暮れにベルが鳴る』(1979年)[84]
- フレッド・ダースト『ファナティック ハリウッドの狂愛者』(2019年)[114]
- ペドロ・アルモドバル『トーク・トゥ・ハー』(2002年)[16]
- ベン・スティラー『ケーブルガイ』(1996年)[85]
- ポール・リンチ『プロムナイト』(1980年)[84]
- ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー『メリーに首ったけ』(1998年)[85]
- ホルヘ・モンテシ『ザ・ストーカー 狂気の愛』(1996年)[115]
- マーク・ロマネク『ストーカー』(2002年)[116]
- マーティン・スコセッシ
- 大店の娘と駆け落ちした奉公人が、旗本に娘を取られた上に娘に刺殺され、娘は旗本に殺される[118]。NPO法人ヒューマニティ理事長の小早川明子は奉公人を指して、拒絶型のストーカーと述べている[119]。
- ミゲル・アルテタ『チャック&バック』(2000年)[120]
- リチャード・エアー『あるスキャンダルについての覚え書き』(2006年)[85]
- リドリー・スコット『テルマ&ルイーズ』(1991年)[92]
- ロジャー・ミッチェル『Jの悲劇』(2004年)
- 作家で大学教授を務める主人公のジョーが、ファンを自称するジェッドに同性愛の恋愛妄想を募らせられる他、ジョーの恋人のクレアが殺されそうになる[88]。越智はジェッドを親密希求型のストーカーと評している[88]。
テレビドラマ
[編集]- スティーブン・J・キャネル「絹の疑惑 シルク・ストーキング」[98]
- 「ジェラシー」[82]
- 「十年愛」[82]
- 「ずっとあなたが好きだった」[82]
- 「ストーカー・誘う女」[122]
- 「ストーカー 逃げきれぬ愛」[122]
- Peter Baynham, Steve Coogan, Armando Iannucci『I'm Alan Partridge』[106]
- 「101回目のプロポーズ」[123]
- 「ホームルーム」[124]
- マイケル・スウィッツァー「ストーカー 異常性愛」(1993年)[82]
- Leigh Francis『Bo' Selecta!』[106]
アニメ
[編集]パフォーマンス・アート
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
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