ストローカーエース
ストローカーエース | |
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Stroker Ace | |
監督 | ハル・ニーダム |
脚本 |
ヒュー・ウィルソン ハル・ニーダム |
製作 | ハンク・ムーンジーン |
出演者 |
バート・レイノルズ ロニ・アンダーソン ネッド・ビーティ |
音楽 | アル・キャップス |
撮影 | ニック・マクリーン |
編集 |
ウィリアム・D・ゴーディーン カール・クレス |
配給 |
ユニバーサル/ワーナー ワーナー |
公開 |
1983年7月1日 1984年1月14日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $13,000,000[1] |
『ストローカーエース』(原題: Stroker Ace)は、1983年に制作されたアメリカ合衆国のアクション・コメディ映画。監督はスタントマン出身のハル・ニーダム。
概要
[編集]主演はバート・レイノルズ、共演にロニ・アンダーソン、ネッド・ビーティ、ジム・ネイバース、ババ・スミスのほか、多くのNASCARドライバー(デイル・アーンハート、リチャード・ペティ、ニール・ボネット、ハリー・ガント、テリー・ラボンテ、カイル・ペティ、ベニー・パーソンズ、ティム・リッチモンド、リッキー・ラッド、ケール・ヤーブロー、アナウンサーにケン・スクワイア、デイヴィッド・ホッブス、クリス・エコノマキ)がカメオ出演している。
原作はウィリアム・ニーリーとロバート・K・オッタムの共著『Stand On It』。架空のレーシングドライバー、ストローカー・エースの自伝という形式を採り、想像しうる様々なハプニングを実在のレース、サーキットの世界と結びつけた内容である。実際、映画のレースシーンもシャーロットモータースピードウェイ(現:ロウズモータースピードウェイ)、タラデガスーパースピードウェイ、アトランタモータースピードウェイで撮影が行われている。
また、音楽はアル・キャップス、主題歌はチャーリー・ダニエルズが担当した。
バート・レイノルズは、この映画へ出演するために『愛と追憶の日々』のギャレット・ブリードラヴ役を蹴っており、そのギャレット役を演じたジャック・ニコルソンは当年のアカデミー賞で主演男優賞を獲得した[2]。
あらすじ
[編集]NASCARの人気ドライバー、ストローカー・エースはクラッシュを起こして、勝ちレースをフイにしてしまう。ストローカーはチームの事務方こそ諸悪の根源と考えており、彼らに対して傲慢、尊大かつ敬意のかけらもない態度で接していた。サーキットの走行中にも現在ついているスポンサーのジム・キャティと揉めて、彼を生コンで埋めてしまう始末。
そこで新たなスポンサーを見つけようとするストローカーのもとへ、フライドチキン・チェーンを経営するクライド・トークル、お抱え運転手アーノルド、マーケティング担当のペンブルック・フィーニーらがやってくる。ストローカーとチーフ・メカニックのラッグス・ハービーは彼らの契約に納得させられてサインをするも、実のところ全く割の合わない契約を結んでいた。何とか契約破棄にこぎ着けようと奮闘するが、そのためには最終的にレースで負けなければならないというジレンマに陥る。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替[3]
- ストローカー・エース - バート・レイノルズ(堀勝之祐)
- ペンブルック・フィーニー - ロニ・アンダーソン(小宮和枝)
- クライド・トークル - ネッド・ビーティ(滝口順平)
- ラッグス・ハービー - ジム・ネイバース(青野武)
- オーブリー・ジェームス - パーカー・スティーヴンソン(水島裕)
- アーノルド - ババ・スミス(玄田哲章)
- ドク・シーグリ - ジョン・バイナー(納谷六朗)
- ドクの父親 - フランク・O・ヒル(藤本譲)
- ジム・キャティ - ウォーレン・スティーヴンス(中庸助)
- 誘惑する女 - カサンドラ・ピーターソン
脚注
[編集]- ^ “Stroker Ace (1983)” (英語). Box Office Mojo. 2008年6月26日閲覧。
- ^ “Terms of Endearment (1983) - Trivia” (英語). Internet Movie Database. 2008年6月26日閲覧。
- ^ 初放送1987年1月24日 フジテレビ 『ゴールデン洋画劇場』 ※DVD収録。