コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ステフカ・コスタディノヴァ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ステフカ・コスタディノヴァ Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム ステフカ・コスタディノヴァ
国籍  ブルガリア
種目 走高跳
生年月日 (1965-03-25) 1965年3月25日(59歳)
生誕地 ブルガリアプロヴディフ
身長 180cm
体重 60kg
自己ベスト 2m09cm(1987年)
獲得メダル
陸上競技
オリンピック
1996 アトランタ 走高跳
1988 ソウル 走高跳
世界選手権
1987 ローマ 走高跳
1995 イェーテボリ 走高跳
編集 テンプレートのヘルプを表示する

ステフカ・コスタディノヴァ(Stefka Kostadinova, ブルガリア語: Стефка Костадинова, 1965年3月25日 - )は、1980年代後半から1990年代にかけて活躍したブルガリアの元陸上競技女子走高跳選手である。

人物

[編集]

1987年世界選手権で当時の世界記録(2.09m)をマークした。この記録は2024年7月7日にウクライナのヤロスラワ・マフチフに更新されたものの、約37年間世界記録として残っていた。

1988年ソウルオリンピックでは大本命と見られていたが、ルイス・リッターアメリカ)と同記録で試技数、跳躍数ともに同じとなった。跳躍競技では珍しいサドンデスによるジャンプオフの末敗れ、銀メダルに終わった。

その後、世界室内選手権では優勝を重ねていったが、オリンピックや世界選手権ではなかなか結果を残せずにいた。

しかし、1995年世界選手権で優勝。更に翌年の1996年アトランタオリンピックでは、念願のオリンピック金メダルを獲得した。これにより、世界記録保持者、世界チャンピオン、オリンピックチャンピオンの3つのタイトルを独占した。これは女子走高跳史上初であり、これを達成したのはコスタディノヴァただ一人である。

1997年の世界室内選手権で5度目の優勝を果たし、以降主要大会に参加することなく1999年に引退した。これにより、引退までに記録した2m以上の跳躍は197回となった[1]

引退後は、ブルガリア陸上競技連盟副会長、オリンピック委員会副会長を務め、2003年から2005年までブルガリアのスポーツ副大臣を務めた経験した。 2005年11月11日からは、ブルガリアのオリンピック委員会会長に選出された(現職)。

主な成績

[編集]
大会 場所 種目 結果 記録
1985 世界室内選手権 パリ(フランス) 走高跳 1位 1m97
1987 世界室内選手権 インディアナポリス(アメリカ) 走高跳 1位 2m05
1987 世界選手権 ローマ(イタリア) 走高跳 1位 2m09
1988 オリンピック ソウル(韓国) 走高跳 2位 2m01
1989 世界室内選手権 ブダペスト(ハンガリー) 走高跳 1位 2m02
1991 世界選手権 東京(日本) 走高跳 6位 1m93
1992 オリンピック バルセロナ(スペイン) 走高跳 4位 1m94
1993 世界室内選手権 トロント(カナダ) 走高跳 1位 2m02
1993 IAAFグランプリファイナル ロンドン(イギリス) 走高跳 1位 1m98
1995 世界選手権 イェーテボリ(スウェーデン) 走高跳 1位 2m01
1995 IAAFグランプリファイナル モンテカルロ(モナコ) 走高跳 4位 1m93
1996 オリンピック アトランタ(アメリカ) 走高跳 1位 2m05
1997 世界室内選手権 パリ(フランス) 走高跳 1位 2m02

記録

[編集]

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]